ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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この世で一番強い人間

「がほっ!ぐえっ!がああああっ!!」

悟飯のエネルギー波を受けて吹き飛んでいく合体ザマス、地面をバウンドしていった

 

「馬鹿なぁ…こんな、こんな馬鹿なぁ…!私は…神なんだぞ…?!神である私が、こ、こんな…ただの人間にぃ……」

 

「いや…ありえぬ!私は正義の神!あのような野蛮に人間に負けるはずが」「あるんだよ」ズグオン!

 

「ブオヘッ!!」

今度は腹に蹴りを入れられる

 

「言っただろ…お前は許さないと!覚悟しろ!」

 

「くう…!私の正義に、人間が楯突けるはずが…ないのだああ!裁きの刃!!」

後ろの光の壁から、赤黒い針のような気弾を大量に発射する

 

「………………………………………………………………」

無言で攻撃を受ける悟飯、体にどんどん突き刺さっていく

 

「ははは!終わりだ!爆ぜ消えるがいい!」

どうやら爆発する気弾のようだ

 

「ふう…はあああっ!!」ズオオオオ!!

 

「はああ?!!」

気合いを入れて、両手を振り上げると突風が巻き起こり、体に刺さっていた裁きの刃は吹き飛んでいった

 

「ば、馬鹿な…私の…悪を裁く刃が…」

がっくしと両膝をつく

 

「…立てよザマス、それとも俺が立たせてやろうか?」

両膝をつくザマスを見下ろすように立っている

 

「っっ!!野蛮なサイヤ人ごときが!調子に乗るなああ!!」

ピッコロの時のように、サイコキネシスのような物でつかみ上げようとするが

 

「…こっちのセリフだ、お前みたいなやつが、俺に敵うと思うな…!」

まったく通用しておらず、変わらずに見下ろしてきている

 

「ぬあああああ!まだだ!まだだぁ!!私はまだ負けていない!正しき私が堕ちるはずがない!!絶対の雷!!」

大量の雷を降らせまくる…が

 

「…この程度か?」

 

「ぬあっ…?!くううう…うおおおおおお!」

今度は飛ぶ斬撃のような攻撃、手からの衝撃波、カッチン鋼の投げつけ…その他、ザマスの持つほぼ全ての攻撃を孫悟飯にぶつけた、だが

 

「……」

 

「ううう…!」

悟飯には通じていない

 

「(こんな…こんなことがあっていいはずが…あっていいはずが…!こうなれば…我が身が崩れようと!)」

ザマスは片手を空に掲げる

 

「正義の光よ!我を撃て!罪を滅せぬ弱き神な「はあああああ!」ぶおふあああああ!」

自身に絶対の雷を当てようとしたようだが、悟飯の飛び蹴りを喰らって吹っ飛ぶ

 

「甘いな…やらせると思ったか?お前は今ここで倒す…!」

 

「くそおおおおお!!」

 

「無駄だ」

ヤケクソ気味に攻撃を放ったが、それすらも弾かれてしまった…そのまま歩き出してくる

 

「ヒッ!!」

ザマスも悟飯のように思い出がフラッシュバックした…ベビーに寄生される直前の、恐ろしい記憶を

 

『ほら、飲み込めよ…なんだ、もう起爆したか?』『お前はもう不要だ…私が直々に始末しよう』

 

「うわああああ!あ、ああああ!」

そのまま逃げ出していく、足はおぼついていて、何度も転びそうになっていた

 

「はあ……終わらせてやる…!」

両手を合わせて腰まで持ってくる…かめはめ波だ

 

「か…め…は…め…!」

 

「ま、待て!やめろ!やめろ!私が!正義が!この世からいなくなるなど!!」

 

「はあああああああああああああ!!!!」

 

「う、うわあああああああああああ!!!」

ザマスは、悟飯のはなったかめはめ波に包まれた……

 

「…………ピッコロさん…仇は、打ちました…!」

 

「ああ、よくやったぞ悟飯!流石だ!」「へ?」

後ろを振り向くと…そこにはピッコロがいた!?

 

「え?!え!?!?わ、輪っかも…ない!?ピッコロさん…!?」

 

「なんだ、死んでたと思ってたのか?まあ、正直俺も死ぬかと思ってたがな…なんとか死なずには済んだんだ」

そうは言いつつ体はボロボロである

 

「いや、え、あの…えと…色々言いたいんですけどその…」

 

「よかった……生きててくれたんですね…」

 

「なんだ、死んでてもドラゴンボールでなんとかなるだろ」

 

「そーゆー問題じゃないでしょ!?!?」

 

「ははは、すまんすまん…しかし、すごかったぞ、悟飯」

 

「!!は、はい!」

 

「さて…とりあえず休むか?」

 

「そうですね、疲れました…か…ら……!?」

 

「ん?なんだ悟飯どうし…なに!?」

振り向くと、先程消し飛ばしたはずのザマスが立っていた

 

「な、なぜ生きている!あの攻撃を喰らって無事でいられるはずがないだろう!」

 

「は、ははは…やはり世界は私を選んだのだ…究極ドラゴンボールの願いが、ここに至っても届いたのだ…!私の不死身になりたいと言う願いが…!」

 

「そう言うことか……!!」

 

「ふ、はは!ふははははは!ふぬはははははははは!!」

そう笑い尽くすザマス、すると体から緑の霧が漏れ出していく

 

「なんだ!?」

 

「私はこれより宇宙となる…この世界のことわりそのものが私となるのだ!!」

 

「なんだと!?」

 

「終わりだ、お前たちは終わりだ!私を操っていた、あの化け物にでさえ、今の私は負けない!!」

そうやら消し飛ばされてから再生成されたことで、寄生されてない意識のようだ

 

「さあ、この世の全ての生命体を駆除し!新たなる美しき世界を!作るのだ!!」ピシッ

そう叫んだ瞬間、煙は消え去った

 

「……は?」




次回「神をも超えていた発明」
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