ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「うおおおお!?」
放たれたエネルギーの強力さ故か、周りに強い風が吹いている
「お、おいベジータ!今のベビーのやつ…!」
「ああ、間違いなく言っていた…ブルーツ波と!」
「あれが全てブルーツ波だというのか!?」
「わかりません!でも、ものすごいエネルギーを感じます!!」
「んぎぎぎぎ!!」「と、飛ばされる〜!!!」
各々が必死にこらえていると…やがて風が凪いだ
「はあ…はあ…風が治った…」
そう言って目線を上げる、そこには…
「ククク…フハハハハハ!!フハハハハ!どうだ!恐れろ!慄け!!お前らが俺たちを滅ぼした力で、お前らは滅ぼされるんだ!!!」
黄金に輝く体を持った大猿だった…!
「あ、ありゃあ一体…!?」
「間違いない…大猿だ…!やはりアレはブルーツ波だったのか…しかしなぜあの星から…!?」
「ほう?気になるか…いいぜ、教えてやるよ」
「あの星はな、俺たちで作り出した人工惑星なんだよ!!」
「人工惑星!?」
「ガンマ達、リルドと戦ったなら知っているだろう?こちらに惑星を創り出す技術があることを」
「っ…!確かに、惑星の予定を変更したと言っていた…」
「そしてフューは元々ブルーツ波を与える装置を持っていた、だからそれを組み込んだ惑星を作り出しておいたんだ!そこからブルーツ波を発射するためにな!」
「くっ…ならばあの星を!」
「おっと、やめておいた方がいいぞ?そもそもあの星は小型だから狙いをつけるのは厳しかろうし、素材はメガキャノン部隊やリルド将軍と同じ物だからな」
「くそっ…!!アレを相手に戦うしかないのか…!」
「皆さん!気をつけてください!あの状態でもベビーさんは問題なく戦えます!」
「面倒なことになりやがった…!!だが、あの姿ならスピードは落ちている筈だ」
「おいお前ら!俺様がなんとかあいつの尻尾を切ってやる!お前らはせいぜいあいつの注意を引いていろ!!」
そう言いながらベビーの前から姿を消す
「ベジータ…頼むぜ!」
「作戦会議なんぞ、している場合かあ!!」
そう叫びながら腕を振って攻撃し始める黄金大猿になったベビー
「うおお!?」
なんとか紙一重で回避していく
「ぬううううう!はあああ!」
口から火球を吐き出して周りを攻撃する
「かめはめ波!!」
悟空はかめはめ波で対応するが
「ぐっ…や、やべえ!10倍だあああ!」
10倍の界王拳でなんとか掻き消せたようだ
「戦闘力10倍、やはり馬鹿にならんな…」
物陰からカミンを見ていたベジータが呟いた
「ふはは!どうしたお前ら、さっきまでの威勢は!!こんなに人数がいるなら、俺程度余裕じゃなかったのかぁ!?」
大暴れを続けながらそう叫ぶカミン
「くっ…こうなったらやっぱり、アレをやるしか…」
「やめろ!セルマックスの時とは訳が違うんだ、例え私たちが命をかけても、ダメージになるとは思えん…」
「でも!」「今はベジータが隙を見つけるのを待つんだ…攻撃を続けるぞ!」
「っ……わかった…」
飛び上がり、カミンの周りでエネルギー攻撃を撃ち続ける
「チッ…邪魔だぞ!!」
カミンはそんな2人を見て攻撃を振るうが
「はああ!」
ガンマ達は回避していく
「よし…やはり機敏さは数段落ちているな…!」
物陰から見ていたベジータが呟く
そしてガンマ達の回避を見て
「っ!そうだ!あれだ!セルマックスと同じ、あの方法で攻撃すれば、ベジータが尻尾を切る隙を作れるんじゃないか!?」
攻撃方法の連絡をする
「確かに…あの時のセルマックスみたいな攻撃はない筈ですし…それしかありませんね」
同意すると、同じように飛び回って攻撃し始めた
「ぐっ!うう!お前ら、ちょこまかと…!いい加減にしやがれ!!」
そう言うとカミンは悟飯に飛び掛かっていった
「そこだっ!でりゃあああああああ!!」
するとそこを逃さずベジータが現れて、カミンの尻尾に対して気円斬のような攻撃を放った!
シュオオオオオオオオオオオ!
「(来た!この位置!確実にあたって…)」
シュインッ!
「…は?」
「あ、あいつ…消えて…」
「そういえばベジータ、さっき言っていたな」
「なっ…き、貴様…な、なぜ…!」
震えながら後ろを振り向くと…カミンがいた
「誰のスピードが…落ちてるってぇ?!」ズゴオン!
そのままベジータをはたき落として地面に叩きつけた
「がふっ…ぐあっ…」
「ベジータ!!!」
ククク、お前らの常識で、俺を吐かれると思ったか?
次回「夢を叶えるために」