ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「チッ…なるほど、オレの攻撃を真正面から受け続けてきてたのは、そういう狙いがあってこそか…!」
「ああ、そのとおりだ。狙いでもなければ、お前の攻撃なんぞ避けられるに決まっているだろう?」
「調子に乗るなよ、サイヤ人…!はあああっ!!」
叫ぶと周りに気の衝撃波が放たれた
「ふっ!」
攻撃をガードしながら受けるベジータ
「中途半端な攻撃に意味はないぞ!」
「わかってるよ、さわぐんじゃねえ!(他の猿やピッコロが手出ししてきていないのが気になるな…孫悟空はあの銀色の姿が関係してるか…?まあいい、何より今やるべきことはもう決まっている)」
「まだまだ行くぞベビー!直ぐに死ぬんじゃないぞ!!」
ベビーに殴りかかっていくベジータ
「ふっ…」
「?何がおかし…はっ!!」
不審な笑みを浮かべるベビーに疑問をいだしていると、彼の背中から銀色の液体が流れ出ていることに気がついた
「今更気づいてもおせえんだよ!いい駒のいただきだ!!」
銀色の液体が槍のようになってベジータの体内に侵入しようとしてくる
だが
ドゥオン!
「っ!?」「なっ?!」
「…ベジータ、油断しすぎだぞ…あれを喰らっちまったら、どこまで強くなっても意味ねえだろ…オラと変われ」
「カカロット…チッ、悪かった」
「やっぱりベビーさん相手に1vs1は流石に無理がありましたか…」
「搦手が多いからな…まあ、そうは言ってもあいつらは変わらんだろうがな」
「ぬうううううううううう…!!」
寄生されかけたベジータの方に、味方が集まっていく
「くくく、集団戦か?いいじゃねえか、早くかかってこい」
「ああ…いくぜ」
悟空はゆっくりと腰を落とした
「(来る!!)リベンジブラス」
「遅え!」
身勝手の極意特有の攻撃体勢が目に入り、辺りを攻撃する技を選択したが、どうやら間に合わなかったようだ
「あいつ…身勝手の極意の攻撃を読んでいたのか?」
「間に合っていませんでしたが…その可能性はありますね」
「そういえば、あいつ、俺達の癖や弱点を見抜いているようなことをしていたな」
「(やはり…あの姿は厄介か…!だが、銀色のあいつなら、攻撃なら大したことはない…!ならば…!)ぬああああああああ!」
ベビーが大声で叫び上げると、身体中から大量に紫の気弾が放たれた
「っ…それじゃあ、オラには届かねえぞ」
しかし悟空はそれをものともせずに避けていく、最小限にとどめつつ、完全に回避を見せていた
「ははは!流石は天使の技だな!じゃあもっと楽しもうじゃねえか!!」
そう言うと、ベビーに黒い気が集まりだして、放たれる気弾の量と範囲が上がる
「っ……?!」
身勝手の極意からしてみれば些細な変化だったが、悟空からしてみればそれは微かな変化ではない
「(こいつ…まさか、オラの身勝手の極意が切れるのを狙ってきてやがる…?)」
次回「上がっていくボルテージ」