ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「み、ミラ!やっと来たのね!さ、さあ、早いところフューを倒しなさい!」
「わかってる、ただ…少し話を聞かせてもらうぞ、フュー」
「へ?僕の?」
「ああ…お前、いつの間にそんなに強くなった?」
「!」
「確かにトワは学者だ、戦闘は得意じゃない…だが、ここまでお前が圧倒するとも思えん、何より…お前は今、俺の目の前から逃れようとしていない」
「なぜだ?いつものお前なら、俺の姿でも見た途端に逃れようとするはずだ、なのになぜ…お前はまだ戦う目をしている」
「…なるほど、そう言われたら確かに不思議かもしれないね」
「今までの僕なら、君たちに戦いを仕掛けることもなかっただろうし」
「だったらなぜ…」
「ふふふ、結構簡単な話だよ?」
「…ほお?」
「友達を助けたい…それだけさ!」
「は、はあ?何をふざけたことを言って…」
困惑しているトワだったが
「くっ、ククク…そうか、それだけか!」
ミラは少し納得した様子だった
「ミラ…?」
「だったら見せてみろ!友達を助けたいというお前の力をな!」
「言われなくたって…僕もここで引くわけにはいかないからね!」
「ふっ、そう来なければ面白くない…はあああ!!」ギュオオオオオオ!
「っっ!!」ガギン!
ミラの拳を武器で受け止めるフュー
「(び、ビリビリ来てる…さすがミラ君だ、トワおばさんとはパワーがまるっきり違う!)」
「ふっ!!」ブンッ!
もう一方の腕で殴りかかる
「くっ!」ヒュッ
バク転しながら拳を回避した
「(防戦一方のまんまじゃ、確実に僕が負ける!)でりゃああ!」ヒュンヒュンヒュン
「!」スッ
フューは手に持っている武器を投げ、ミラはそれを避ける
(武器を投げてきた…あいつに戦闘の心得がないとはいえ、なんの考えもなしにこんなことをするとは考えづらい…だったら)バッ!
横に移動すると、さっきまでミラがいた位置に、フューの武器がブーメランのように戻ってきていた
「やはりそういう狙いだったか、だが俺には通じなかったよう…」
「でりゃあああああああ!!」
返ってきた武器をキャッチすると、そのまま突っ込んできた
「!!」
ミラも咄嗟にガードする
「うっりゃあ!」
するとそのままミラを蹴って後ろに移動して、気弾を乱射する
「くっ、こいつ…!(やはり前までのこいつでは考えられない戦い方だ…ここまで積極的に仕掛けてくるとは)」
(だが…面白い!こうこなくてはな!!)
「まだまだ行くぞフュー!!」
「こっちだって!僕は絶対に、ここで引くわけにはいかないんだ!!」
次回「フューの覚悟」