ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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みんな優しくて嬉しいよお


恨みの本能

「ほう…そんなことが気になるのか?」

 

「は、はい。あなたのサイヤ人ですよね?だから不思議で…」

 

「別に同種だからといって絶対に仲が良いとは限らんと思うがな?まあいいだろう…教えてやる」

 

「っと、それはそれとして、あまり他人には聞かれたくない内容だからな…おーい!ウイス様!ヴァドス様!」

 

「はい、どうしましたか?」

 

「ここを覆ってるヤツを防音にしてくれないか?あんまり外には聞かれたくないないんだ」

 

「それくらいなら簡単にできますが…よろしいですか?ビルス様」

 

「あ?いいよ僕は別に興味ないし」

 

「では…」コンコン

 

シュオオン

 

おお、ここを囲ってる膜?見たいものの色が変わった…これで防音になったってことか

 

(便利なことをするものだな、神とやらは)

 

「まあいいや、よし!じゃあ俺の話が聞きたいんだったか?」

 

「あ、はい」

 

「ふむ…じゃあ、どこから話すとするか…まあ、最初は俺について教えてやろう」

 

「俺はサイヤ人ではない」

 

「…へ?」

 

「俺は誰かの身体に寄生することで生きながらえる寄生生命体何だ」

 

「そ、そんなのが本当にいたなんて…」

 

「くくっ、SFホラーみたいだとでも思ったか?」

 

「え、あ、すいません」

 

「いや、別に怒っちゃいないがな」

 

「お前は此方の世界のサイヤ人がとある星を征服し、その星に移り住んだ…というのは聞いたことがあるんだろ?」

 

「はい、聞いたときは驚きました…まさか他の宇宙とは言え、そんなことをしていたなんて…」

 

「その星の名は、惑星プラント…その星に生きていた人間の名はツフル人…」

 

「そして…この俺、ベビーこそが、ツフル人の遺伝子と恨みので誕生したんだ…」

 

「な…」

 

「驚くのも無理はない…だが、俺のあの悪態にも納得がいっただろう?彼奴等は俺の恨みだ、見るだけではらわたが煮えくり返りそうだ、いつか絶対に滅ぼしてやる……!」

 

「だが、今みたいに関わらざるを得ないことも多い…だからこそ、最近は薬を飲んで憎しみをコントロールしている…というわけだったのさ」

 

「そ、そう…だったんですね」

 

「…俺はあくまでも記憶と恨みを持っているだけだから、この目で惨状をみたわけじゃない…だが、サイヤ人たちの恐ろしさや恐怖の感情は…俺の中に確かに存在する」

 

「まあ、別の宇宙の貴様がどう思うかは…俺の知ったことではないがな」

 

「………」

 

「さ、聞きたいのはこれで最後か?」

 

「…はい」

 

「そうか。おーいウイス様ー!もういいですよー!!」

 

「……?」

 

「ん?ウイス様〜?」

 

「あ、ベビーさん、たぶん防音で聞こえてないんだと思います」

 

「あ、そうか…じゃあちょっと待ってろよ」

 

数分後

 

「えーでは!改めまして!第六宇宙キャベ選手vs…!」

 

「第七宇宙ベビー選手の勝負です!」

 

「くっくく…悪いが俺は容赦はしないぞ?」

 

「…はいっ」

 

「では、そっちから来るといい」

 

「っ…はああっ!」ギューン

 

正面から来る…?あんまりキャベらしくないような…まあ別にキャベにわかだから正確なことは言えないが…

 

「だりゃっ!」ぶんっ!

 

「おっと」パシッ

 

「おいおい、色々分かり易すぎだぞ?その割にはパワーもまだまだだ」

 

「…」

 

「?まあいいだろう、はあっ!」ズオン!

 

「ぐあっ!」

 

「そらそら!」ズオオオズオン!

 

「がっ!うわあっ!」

 

「どうした、避けないのか?だったらさらに行くぞ!」ドゥオオオオン!

 

「気弾の数がどんどん増えて言ってねえか!?」

 

「ぐっ…ぐあっ!」

 

「おいキャベ!何やってんだよ!ちゃんと避けろよ!!」

 

…なんか…やっぱりなんかおかしくないか、キャベ

 

(何を感じているかは知らんが、どうでもいいだろうそんなこと。もっとあいつを痛めつけてやれ!)

 

…はい

 

「おいおいどうしたんだよキャベのやつ!めちゃくちゃ攻撃食らっちゃってるじゃねえかよお!」

 

「はっはっは!いいぞベビー!そのまま残りのヤツらも全員ぶっ飛ばしてしまえー!」

 

「はあ…はあ…」

 

「…はあっ!」ズオオッ!

 

「うっ!」ヒョイッ

 

避けてる…なんだ?避けているものと避けていないものの差がある…?

 

「だららっ!」ピュピュピュン!

 

「ううっ!」スドドン!

 

「……」

 

この攻撃は当たっている………

 

「ぐう…」

 

「お、おい審判!あのベビーってやつもフロストみたいに不正してキャベが反撃とかしないようにしてんじゃねえか?!さっきなんか話してたしよ!」

 

「ふん、変なことを言うなよシャンパ!話すだけでそんなことになると思うか!」

 

「いやっそれは…な、なんかあったんだろ!ズルだズル!ルール違反だ!退場だー!」

 

「…おいお前、なんか言われたい放題だぞ。なんか反撃でもしてこないのか?」 

 

「そ、それは…」

 

 

 

「ちっ…アイツ一体何をやっていやがる!別の宇宙とはいえ、サイヤ人としてのプライドはないのか…!」

 

 

 

…プライド…サイヤ人…………

 

ああ、なるほどな…

 

「…おい、キャベ」

 

「は、はい」

 

「貴様……調子に乗るなよ」

 

「へ?」

 

「貴様のその態度、考えてることは分かった…だからこそ言う」

 

「俺を…ツフル人を馬鹿にするな……!!」




よお、俺カミン!キャベ…あいつめ…!
次回!「伝説にもない戦士」
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