ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「くっ…な、なんだかよくわからない技を使うようだが…トリオ・デ・デンジャーズの敵ではない!叩きのめしてやれ!」
ジャネンバの体の意味のわからない動きの慄くが、まだ自信は崩れない様子の第九宇宙の界王神
「くっくく…では、ディメンション・マジシャンの力……お見せしてやろうかな…!」
(なんだディメンション・マジシャンって)
前の世界のジャネンバのあだ名みたいなもんです、お気になさらず
「今のすごかったね!」
「不思議だねー!」
おっ、全王様も盛り上がってる…ではこのまま盛り上げていくかな!
「ふんっ!」
ベビーは手を前に突き出す、すると手が謎の空間の歪み?のような部分に入っていく
「(な、なんだ?また変なことを…)」
周りを警戒するバジル、しかし予想外の地点から攻撃される
ドュオン!
「ぐあっ?!」
後ろから気弾が飛んでくる、腕だけをバジルの後ろに移動させたようだ
ギュイン!ドゥオン!
「ぬあああっ?!」
移動させた手が周りを囲むように現れながら、気弾を放っていく
「ギアアアアアアッ!」
今度は足を空間の歪みに入れて、バジルの頭に足を出現させて踏み潰す
「ぐあああああっ?!」
バジルは訳も変わらぬ間に地面に倒れ伏した
「ふふん…トリオ・デ・デンジャーズだかなんだか知らんが…この程度か?」
「うおー!すっげえなベビーのやつ!あっちのベビーとも、戦ってみてー!!」
「いいぞベビー!その調子で叩きのめしてやれー!」
バジルを圧倒するベビーに応援の声を贈る悟空やビルス
「ぐぬぬぬ…あいつら…我々第九宇宙を舐めやがってぇ…!」
「おいバジル!あのとっておきを見せてやれ!」
「ああ、もうそのつもりだ!!」
馬鹿にされたと感じたのか、怒り出す第九宇宙、そしてバジルが何かとっておきを出すつもりのようだ
お、確かあれは…くくく、いいこと思いつきましたよ
(最近貴様も悪い顔するようになったな)
最近…まあ、そうですねえ
「ぬああああああああ!!」
気を高めるバジル、炎のようなオーラをまとい周囲には暴風が吹き荒れた…そして、足にも炎のようなオーラが出現し、足を包む…
さあ、くるぞ〜…
防御の構えをしながら待っておくベビー…すると、バジルが高速で蹴り込んで来る!
「うおらあああああ!らああっ!」
連続で蹴りの攻撃を仕掛け、一気に蹴り飛ばす…そして足に気を集中させて…!
「シャイニングブラスト!!」
両足から気弾を発射してきた!
「その技、カッコよくて嫌いじゃない…だが…お前らに教えてやろうと思ってな」
「俺に対して気弾を放つと、どうなるかを…!」
そういうとベビーは、両手を顔の前に持ってきて、手の甲を相手に向ける少し特殊なポーズを取る
「はっはは!なんだあの変なポーズ!あいつもう諦めて…!」
おかしなポーズを取るベビーを馬鹿にする界王神、しかし
ニュオオオオオオン
気弾は、手の間に吸い込まれるように消えてしまった!
「……え?」
自身の自慢の技が虚空に消えて、困惑が隠せない様子のバジル
「さて、今俺の手の間に消えた気弾…一体どこへ現れるのか…そう!ここです!」
指をパチンと鳴らすと、バジルの背後からシャイニングブラストが現れて、吹き飛ばす
ズドーン!
「ぐあああああああああ!!」
「くくっ…どうだ?楽しめるだろう、バジル君…!」
「こ、こんな…こんな馬鹿なことが…うあああああああ!」
シャイニングブラストをもう一度放ってくる
「その気持ちはよくわかるが…冷静にならなければダメだったな」
またもや例のポーズで気弾を吸収して、バジルを吹き飛ばす
「うわああああ!」
今度は場外まで吹き飛ばされたのだった…
「ふう…まあ、こんなところだろうな」
吹き飛んでいったバジルを見ながら呟く、すると
「どうしたんですか?第7宇宙さん。全王様方はまだご満足されておられませんよ」
大神官が言う
「へ?いや、場外に吹き飛ばしたんで…」
「それは第七宇宙のルール、この大会では全王様が満足するまで試合が行われます」
「あ、ああ…わ、わかりました」
そういえばそうだったな…忘れてた忘れてた…
そうしていると、バジルが場外から帰ってきた
「はあ…はあ…あ、あの野郎…!!」
「バジル!負ける事は許さんぞ!」
ロウがボロボロのバジルに叫ぶ
「キャンキャンうるせえよ!あれだ!あれ、よこせ」
バジルがそう言うと、ロウが謎の食物を投げ、それを食べると体が膨れ上がる…そうやらパワーアップしたようだ
「おい待て!反則だろそれ!」
「はあ?反則などではない!そもそもそいつも意味のわからないことを繰り返していたじゃないか!」
「それはそいつの能力!お前みたいに不正した訳じゃ…」
あーあー…喧嘩が…
言い争いに発展したが、大神官が、今回は全王が満足するまで終わらないし、なんでもアリ!次の時はしっかりルールを決めるとのことで納得させられたのだった
「ははは…これで終わりだぞ貴様!!」
「…楽しそうだなあ、フルパワーでやってみろよ」
「言われなくたってやってやる!散々コケにした恨みを晴らしてやるぞ!ウオオオオオン!」
ものすごいスピードで連続攻撃を入れてくる、蹴りだけでなく、気弾も絡めてきた
「トドメだ!ヴォルフガング……プレッシャー!!!」
今度は足から超連続でエネルギー弾を放つ…ものすごい威力で会場はえぐれ…爆破の霧が晴れたところには、もうベビーは跡形もなくなっていた
「べ、ベビーさん!!」
「う、嘘だろ……」
「これが我が第9宇宙の力よ!」
「ギャーハッハッハッ!」
「楽しそうだなあ、バジル君」「は?」
跡形もなくなったはずのベビーが、後ろに回り込んできていた
「では…最後のお楽しみと行こうか」
両手で頭を挟むように殴り…
「ぬあああっ!」ドュオン!
口からエネルギー波を発射する
「ぐえあっ?!」
吹き飛んでいくのを確認して、瓦礫を手に取ってバジルに向けると…
ギュオオオオオオン!
なんと持っていた瓦礫が伸びてバジルをどんどん押していく
「ぐええええ?!」
腹からどんどん押されていって、悲痛な叫びを上げる
「それではバジル君…さようなら」
ベビーが空に指を滑らすと、一本の線が誕生する…そしてそれがひび割れて…
「…ディメンション・レイ」
ガラス片のようなエネルギー波が、バジルをズタズタに切り裂いていったのだった
よお、俺カミン…結構ジャネンバの体使いこなしてないか?
次回「誰が出る?誰を出す?力の大会!」