ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
フリーザを見つけた悟空は、歩いて近づく…するとフリーザが悟空の腹に一撃を喰らわせた
「おや失礼、手が滑ってしまいましたよ」
「ぐ……はっ!」
今度は、逆に悟空がフリーザの腹に一撃を喰らわせる
「フッ…わりい、今度はオラが手を滑らせちまった…」
「く、くくく…!」
不気味に笑い合う二人…そしてそれを見ている俺とギニュー
「流石フリーザ様…!なんという力強さ…!」
「血気盛んな奴らだなあ…まったく…」
呑気に感想を話し合っていた
「…どうだギニュー、俺たちもあんな感じのことするか?」
「何を言うか!俺たちがフリーザ様の真似事など、許されるはずがないだろう!」
「ははっ、相変わらず筋金入りだな」
「勿論だ!」
すると占いババが、さっさと行けと言ってきた、そう言うわけで瞬間移動で行こうとするが、謎の刺客が超大量に来ていた…
ああ、そういえば他の宇宙からの刺客とかいたな…懐かしすぎるだろ
そいつらは悟空の質問のほとんどに「言えぬ!」と返していた…そして、そんな刺客をフリーザがデスビームで打ち抜こうとする、しかし
「フリーザ様!その必要はございません!」
「おや、隊長…邪魔をするのですか?」
「とんでもない!こんなものたちに、フリーザ様のお手を煩わせるなどと思っただけでございます!」
「ふふっ…まあ、相変わらずだね…いいでしょう、貴方の力…見せてもらいましょうか…きっと強くなっているのでしょう?」
「勿論です!では…行かせていただきます…ギニュー!ファイトー…オーーー!」
ギニューは叫びながらポーズを取り、刺客たちをどんどん蹴散らして行く…いや、強くね?
「…強くないかあいつ」
「ああ…こりゃ、予想以上の戦力かもな!」
側から見ただけだが、地球人よりかは明らかに上…18号より強いまであるかもしれないレベルだ
「地獄での修行を欠かしてなかったのか…さすがってとこだな」
ナメック星の時に悟空にお見舞いした突進攻撃や、ミルキーキャノンなどで敵はどんどん倒れて行くのだった
「ぐうう…こ、こいつ…!はっ!」
ギニューに敵わないと見た刺客たちは、占いババたちを盾にしようとした
「お、おい!こいつがどうなって」ピュンッ
脅そうとしたようだが…言い切る前に、紫のレーザーが体を貫いていた
「おやおや…申し訳ありません、手が滑ってしまいましたよ、オーッホッホッホ!」
高笑いするフリーザ
「あーあ…何にもしなければ、ギニュー相手なら死なずに済んだかもしれないものを…」
呆れたように貫かれた死体を見る
「べ、ベビーおめえ…」
「ん?なんだよ、実際そうだろ…ギニューなら命までは取らなかっただろうしな」
そんな会話をしていると、隠れていた犬のような刺客が、ギニューを狙っていた…禍々しい、紫色の気弾で
「どうした!俺たちの命を狙っていた割には、随分お粗末な奴らではないか!フリーザ様の元につけば、俺が鍛え直してやったっていいぞ!」
高らかに話しているギニュー…そしてそれを狙っている犬の刺客…
「今だ!消えろ!!」
そう叫んで投げようとした…しかし、なぜか体が動かない
「が…な、なんで…!!」
「ふふん、不意打ちを狙ったのは悪くなかったが…声を出したのは間違いだったな!」
何故だか犬の刺客は、体が指一本動かなくなってしまった
あれ…あれって、グルドの金縛りの術…?
「フリーザ様!どうですか!実はこのギニュー、他のメンバーの技を使えるようにしてきたのですよ!」
「おお、素晴らしいですねえギニューさん!」
まじか…普通にすげえな…と言うか、グルドの技使える時点で並の相手に勝てるんじゃ…
だなんて油断をしていたが…あの犬の真の狙いは違ったのだ!海中から破壊のエネルギーが詰まった気弾が発射された!
「あっ!ギニュー!下だ!!」
いち早く悟空が気づいたが、もう避けれるような位置にはいない…しかし
ニュオオオオオオン
「なあっ?!」
破壊のエネルギーが詰まった気弾は、時空の歪みのようなものに吸い込まれてしまった…
「ふう…驚いた…大丈夫かよギニュー」
「き、貴様…!ま、まさか俺を助けたのか…?!」
「ん?ああ、まあな」
「な、何故だ?」
「何故だって言っても…これからはチームメイト…だろ?違うか?」
「き、貴様…!」
プルプルと震える
おや…怒るルートなのか…?
「なんといい奴…!」
「え?」「はい?」「お?」
ここにいた全員から、驚嘆の声が漏れる
「貴様は、仲間を痛めつけた俺を恨んでいたはず…だが、今は緊急な事態だと飲み込み、俺のことを助けたのだな!」
「ああ、まあ…うん、そうはなる…かなぁ…?」
「いいだろう!ベビーよ!貴様のその心意気はよくわかった!俺様も、心からお前たちに協力してやる!」
「は、はあ…どうも…?」
何かよくわからないが、俺のことを認めてくれたようだ…?
「よし、ではそんなお前のために、俺とのポーズを…」
「やってる場合じゃないですよ、ギニュー隊長」
ここはしっかりとツッコミを入れてくれるフリーザだった
うーむ…ギニューがいると、なんか平和な空気が流れるな、誘ってよかったぜ
そんなこんなで、刺客は帰って行ったし、悟空とフリーザは、例の恨みっこなしのぶつかり合いをしてた…
「あれもかっこいいよな…くう、やってみて〜」
そして、全員がブルマたちのいるところへ揃ったのだった…!
よお、俺カミン!ギニューも心の底から仲間って感じか…嬉しいな
次回!「開幕!力の大会!」