ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
他の参加者と合流したフリーザとギニューだが…ピリついた空気が流れているようだ
「おやおや、顔馴染みの皆さん…って、別に知らない人もいますね」
「久しぶりだな!ベジータにナメック星人、そして孫悟飯!」
挨拶?のようなものを交わしたが、空気は変わらない…
「……おい、フリーザ」
「わかっていますよ、ビルス様」
おそらく、フリーザが何かしでかすのではないかと思ったビルスが牽制として行ったのだろう、フリーザもそれはわかっているようだった
「おい、フリーザ」
ベジータがフリーザに話しかけた、緊張感が一気に高まる
「…なんですか、ベジータさん?」
「フン…なぁに、その輪っかが似合っていると思ってな?」
どう考えても嫌味だろう
「フフフ…そうで「わかるかベジータ!」
「「…え?」」
フリーザも嫌味を返そうとしたようだが、まさかのギニューに話を遮られた…
「そうだよなあ、フリーザ様は本当になんでも似合うのだ!こんな、通常ならば屈辱とも取れる姿をも、自分の物としてしまっている…そこが素晴らしいと言いたいんだろう!!」
「……い、いや…ええと…」
あまりの剣幕に押され気味のベジータ
「……はあ……ま、いいでしょう…」
言い返そうとしていたフリーザも、諦めてしまったのだった
「あ、あの、皆さん…それでは勝つための作戦を…」
界王神が話し始めようとする
「作戦だと?何かあるのか?」
「はい、それは…」
「必要ない!」
「む」
「強いやつなんぞ、俺様たちの力で落とせばいいだけだ!」
「確かに…そこだけは、同意ですね…」
「ベジータ、このまま宇宙が消滅してしまえばトランクスもブラも消えてしまうんだぞ?」
「勝つためにも、チームワークは重要です!」
「何を言うか貴様ら!フリーザ様が必要ないと言ってるんだからいるわけが」
「まあまあ、とりあえず話を聞いてみようぜギニュー」
「むう……まあ、いいだろう」
「え、ええとその…作戦ですが、序盤は皆さんで固まって行動して、体力の消耗を抑えます…そして敵と戦う場合は一対一に拘らずに、一人なら二人で、二人なら三人で対応する…と言う作戦です」
「ふむ、なるほど…チームプレーの基本と言える動き方だな」
「えー…でもさあ、それってちょっと卑怯なんじゃねえかなあ…」
「そうか?よほど余裕のある相手でもない限りは、有効な作戦だと思うが?」
「でも、相手が一人なんだから、こっちも一人じゃねえと…」
「気持ちはわかるが…そう余裕のあることも言ってられんだろう」
「まあ、それもそうか…おめえもそれでオラに負けたみたいなもんだしな…」
「いきなり刺してくるな貴様」
「フン、俺も納得いかん、数に頼った闘い方など…」
「卑怯でもなんでも勝ち残ることが全てだー!!」
「…それじゃあ、提案してもいいか?」
「ベビーさん、何か作戦が?」
「まあ…簡単な話、悟空とベジータ、悟飯とピッコロ、フリーザとギニュー、であまりの俺たちって感じで動けば、かなり安定するんじゃないか?」
「俺はカカロットと協力などせん!」
「ああ…これもだめですか…」
こんなことを言っている間に、とうとう出発の時間が迫ってきた
「では、そろそろ出発しましょうか…では皆さん手を繋いで輪に…」
「ベビー様!」「フリーザ様!」
「はいはい、落ち着けって、リルドとメガキャノン部隊」「ほっほっほ…ではいきましょうか」
「ベビー君の左は僕がも〜らいっ!」
「よっと」
すんなりフリーザと手を繋ぐ悟空
「それでは、いきましょうか」
こうしてワープで向かって行ったのだった…
「ここが会場…流石に広いな」
「おお、他の宇宙の奴らも続々と集まってきてるな」
だが、他の宇宙の奴らは別に手など繋いでいなかったのだった…これはウイスの計らいだと判明した
「なあに、チームの仲をあげたいならまずは全員での素晴らしいポーズ」
「今回は遠慮しましょう、ギニュー隊長」
「武舞台のそと…かなりの暗闇ですね」
「確かに、まあ落ちたら終わりだな」
「ちなみに舞空術は禁止となっていますから、お気をつけくださいね〜」
「あ、それと各人の住んでる星の重力がかかっていますから、過ごしやすいでしょう?」
「…俺たちは…地球…なのか?」
「地球以外は定住してないからね〜そうなんじゃない?」
「まあ、過ごしやすければなんだっていいか…」
そんなことを考えていると、フロストが近づいてきた…フリーザと目が合う
「へえ…」「ほう…」
他のメンバーに目を動かすと…プルプル震えている人間がいる
「ん?」
「な…なんだこいつは…!」
「え?」
「ふ、フリーザ様のパクリ野郎ではないか!許せん!!!」
「ぱ、パクリ?!なんですかいきなり失礼な!」
「パクリでないならなんだ!そのまんまではないか!微妙に色を変えたら許されると思ったか!」
「なんですってえ!?」
(…共闘でもしようかと思いましたが…この程度の人間でしたか…ふむ、まあ一考の余地はありますが…)
うーむ…予想できてた事態……
よお!俺カミン!とうとうか…緊張するぜ
次回!「バラバラ…と言うほどでもないかも?」