ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結) 作:魚川
「ふう…それじゃあやるか…」
「…消えろ、お前が俺に敵うはずがない」
「だからそんなもん知ってるんだっての、俺は敵わなくても、あいつらが回復するために時間を稼ぐんだ」
「仲間のため…とでも言いたいのか?」
「まあ、ざっとそんなもん」
「無意味なことだ」
「そうかな?」
「…なんかかっこいいね、カミン君」
「…正直半分ぐらいカッコつけながら喋ってる…って、こんな会話してる場合じゃないか、いくぞ」
ブロック状に体を分解する
「じゃあ僕も!流石に一撃でももらったらまずいけどねー」
フューは煙になって消える
「………………」
目を瞑っているジレン、動こうとしているわけではないようだ
さて…それじゃあ早速、裏はいただきだな…!
後ろに体を再生成しながら、相手の頭を挟み込んでダメージを与える、いつもの行動をしようとするが…
「ふんっ!」ドガッ!
読んでいたか如く、後ろに現れたベビーの腹に強烈な一撃を入れる
「ぐげっ!!」
「その程度で俺の背後を取れると思ったのか?」
「へ、へへ…さすが最強クラス、そう簡単に行くわけないか」
強烈なダメージを受けながらも、立って目線を合わせ続ける…そこに
「隙だらけだよ!!」
上から煙状態から元に戻ったフューが、落下しながら攻撃!しかし
「ふんっ」ガシッ
なんと片手で掴んでしまった
「ありゃっ?!ちょ、ちょっとあの…!どうしよう全然動かな…」
「ぬああああ…!」
片手で掴んだ状態で、ぐるぐると振り回し始めた
「あっちょ!?あばばば!め、目がまわる〜〜!」
「ぬああああっ!」
そこそこ回された後、武舞台の外まで向かって投げられた
「フュー!」
今度は腕を伸ばして飛ばされたフューを掴み、こっちへ引き寄せる
「はああ!怖いね!」
「アトラクションみたいな反応しやがってお前…」
「だって、カミン君が焦ってたりしなければ、絶対落ちたりしないでしょ?」
「はあ…科学者だろお前、そんな絶対とか言うなよ」
「ははは!」
「…………」
腕を組みながら見つめてきているジレン
「よ〜し、さてはてじゃあまあ…できるかぎり真正面から…卑怯に行きますか!」
地面の割れた地面から破片を取り出して、相手に向けると
ニュギオオオオン!
小さな石の塊が、いきなりジレンの方に伸びていく
「……」
棒立ちで喰らうジレン
「…うーむ、やっぱりノーダメかあ」
「言っただろう、お前が俺に敵うはずもない」
「知ってる知ってる、ちょっとでも埃がつけばいいって思ってただけだって」
「はあ…もういい」
「へ?」
「悪いがもう消えてもらう」
そう言い放つと腕を引き、突き出す…そうするだけで、赤いレーザーが放たれた
「っ!」
額の前に両方の掌をだす…しかし
「ぐあああ!」
気弾を全て吸って相手に送り返す得意技は失敗してしまった
「ふっ…あの戦士から見ても予想外のようですが、あれはジレンからすればただのパンチ…あれはただの衝撃波、吸収できないのも当然です」
第11宇宙の界王神が解説する
……ベルモッドもジレン大好き野郎だけど、あの界王神も大概だよなあ…
ぶっ飛ばされたあと、むくりと起き上がる
「はぁ…やっぱり規格外だな、全然敵わねえ」
「終わりだ」
「確かにそうだな、俺の出番はこれで終わりだ」
「……何か企んでいるか?」
「俺は何も?だけど…俺の仲間は、考えているみたいだなぁ」
「!!」
後ろを振り向くジレン
「「うおおおおお!!」」ズゴン!!
「ぐうっ!?」
殴りかかる直前でブルーになった、悟空とベジータの登場だ!!
「ふん…遅かったなお前ら」
「悪いな!でももうバッチリだ!」
「あとは俺様たちに任せておけ!」
「そうしとくとく」
現場から離れていくベビーとフューだった
「ジレン!さっきの戦い見てたぞ!おめえやっぱり滅茶苦茶つええ!」
「けんどな…ここで引くわけにはいかねえんだ!」
「カカロットの言うとおりだ!」
「貴様が強いことはよくわかった!しかし、俺様たちは貴様をも超える!!」
「「いくぞ!!ジレン!!」」
「……」
黙って2人の話を聞いている
「はあああああああああ!!」
「界王拳!!!」
青いオーラを包み込むように、赤いオーラが現れる
「うおおおおおおおお!!」
「これが俺の全てだああああ!!」
ベジータは青白い気の内側に、濃い青の気が現れる
よお!俺カミン!まったく、時間のかかる奴らだぜ!
次回!「最速を打ち破れ!」