ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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二つの爆発、銀色の極意

「へっ…き、気が……おめえら一体何を…」

 

「俺様がここまでやってやったんだ、勝たなかったらタダじゃおかないぞ」

そう言ってジレンの方に歩き出していく悟飯とベジータ

 

「…意味のわからないことをする」

 

「どう言う意味だ?」

 

「託すことに意味なんぞない…信頼なんぞ無価値だ…!」

言い切るジレン

 

「僕は…そうは思わない」

 

「なんだと」

 

「信頼されてると思うと…いつもより力が入る、それが憧れている人とかなら、特にだ」

 

「…………」

 

「さあ、いくぞジレン」

 

「貴様らは、孫悟空に気を渡した身だ、俺に敵うはずがない」

 

「どうだかな…ジレン」

 

「俺様も、あの人造人間に倣うことにした」

 

「なんだと?」

 

「不意打ちだとか、そんなものは関係ない…貴様が耐えられないほどの技を食らわせてやる!」

 

「なんだと?」

 

「やるぞ悟飯」「はい、ベジータさん」

ベジータと悟飯が気合いを入れる…すると、2人は黄金の気に包まれた

 

「なっ!?あ、あれはまさか!?」

その光景を見て、フラッシュバックするピッコロ…魔人ブウとの戦い、ベジータが捨て身で魔人ブウにはなった技…それと同じだ

 

「やめろ!!あの時の捨て身の技をやる気か!」

 

「なるほど、命を捨てる気か」

 

「まあな」

 

「もう、父さんに気を分け与えてしまったから…ほとんど残っていないけれど…それでも、少しでもダメージを与えられるなら、それでいい」

 

「やめろ!やめるんだ!死ぬぞ!!」

 

「ピッコロさん」

 

「悟飯!!!」

 

「僕らなら、大丈夫です!」

観客席のピッコロに笑いかける

 

「…さあ…いくぞジレン」

 

「無駄なことだ」

そう言うと、2人に手を向けて気を溜め出した

 

「!!」

 

「そんな隙だらけなものを見逃すと思ったか、そのまま落ち…」ガシッ

 

「!?」

 

「よおジレン!そんな邪魔なんてらしくないなあ!」

なんとベビーが後ろから羽交い締めにしてきた

 

「この程度………ぐっ……!?」

今までなら簡単にはずせたはずの拘束が外れさせられない

 

「命懸けの…仲間の為なら、もう終わってもいいと思った時の行動は、案外強いもんだぜ……!おっと、お前はそんなものに意味はない派閥だったかな?」

 

「なっ…!!」

 

まあ、それはそれとして、リベンジデスボール吸ってドーピングしたのはあるけどな…

 

「ほら!悟飯!ベジータ!早くしてくれよ…!」

 

「ベビー……」「ありがとうございます…!」

 

「離せ!貴様なんぞに!貴様らなんぞに!」

 

「らしくないね!そんな取り乱してさあ!」

 

「いくぞジレン!これで最後だ!!」

 

「はああああああああああ!!」「ぬおおおおおおおおおおお!!」

2人は大きな爆発を起こした

 

へへっ…やった、やりやがったぜあいつら…!

 

爆風に巻き込まれて派手に飛んで行く

 

「さあ…最後の一仕事も終わった…あとは観客席で眺めるとするかね」

カミンはそのまま場外に行き、観客席に落ちていった

 

「あでっ…へへ、とうとう落ちちゃったな」

 

「べ、ベビー様!」

 

「ベビー!あ、あいつらは!悟飯は!ベジータは!!」

 

「…わかるだろ?」

 

「そんな…!」

 

武舞台上…ジレンは…

 

傷一つなく立っていた

 

「…無駄なことを…!やはり、信頼など無価値だ…!」

 

「ジレン!」

 

「孫悟空」

 

「…勝負だ!」

 

ブルーになってジレンと戦い始める悟空、しかし、悟飯とベジータの気を託されて尚、ジレンには勝てていない

 

最終的には吹っ飛ばされてノーマル状態に戻ってしまう

 

息を切らしながら必死に立ち上がった悟空

 

「みんなが…みんながオラに託してくれたんだ…!その思いにかけて…ここで一歩も…一歩も引くわけにはいかねえんだ……!!」

もう一度気合いを入れてジレンに立ち向かう…ジレンは一瞬驚いたが、反撃されてしまう

 

サンドバッグのように何度もジレンに殴られる悟空、意識が朦朧としている

 

あと一発くらったら武舞台から落ちる場所に追い詰められた

 

「終わりだ」

ジレンは赤い気を拳に纏わせて振り落とした

 

「悟空!!!」

 

「そう騒ぐなよ、ピッコロ」

 

「な、何を言って…」

 

「こう言うのを…なんとかしてきたんだろ?あいつは」

 

「ベビー……?」

 

俯き目を閉じている悟空…まるで時間が止まっているようだった

 

そして、ジレンの言葉を思い出し…

 

「誰かを助ける…これも人間らしくていいな」

17号の言葉を思い出した、そして

 

「孫!」

 

「孫悟空さん」

 

「孫悟空」

 

「悟空君!」

ピッコロ、フリーザ、リルド、フューのことを思い出し…

 

「今回ばかりは、貴様とは仲間だなぁ孫悟空!」

ギニュー…

 

「まったくお前は…しょうがないやつだぜ」

ベビー…!

 

「カカロット…あとは頼んだぞ」

ベジータ……!

 

「父さんの本気の力なら、勝てます!」

悟飯!!

 

「はああっ!」

ジレンは拳を振り落とした…しかしその先に、孫悟空はいなかったのだ……

 

「なっ!?」

悟空は背後に移動していた、それに攻撃するように拳を振るうが、全て避けられる…

 

そしてカウンターの一撃、なんでもないはずの攻撃が、ジレンに大きなダメージを与える

 

「…言っただろ?あいつならなんとかするってさ…さあ」

 

「身勝手の極意…その覚醒だぜ?」




よお!俺カミン!さあ、悟空の覚醒だ
次回「完成した極意」
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