ベビーに転生したので、サイヤ人への復讐は一旦忘れ…これ超時空じゃね?(完結)   作:魚川

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完成した極意

「(3度目の身勝手の極意…これが正真正銘最後のチャンスとなるでしょうね…)」

 

悟空はジレンに飛びかかる、激しい爆発が起こりつつ、会場が派手に削れている

 

回避はできているが、どうにも攻撃が成功しない

 

「ケフラさんの時と同様、攻撃の時に無意識になれていないようですね」

 

悟空はケフラを倒した時と同じようにかめはめ波を放つ

 

だがジレンは、先程までの戦いなどを観察していたことで、悟空底力を確認していた…赤い気弾でかめはめ波を抑え込んで、そのまま気弾で吹っ飛ばした

 

なんとかかめはめ波をバリアのように変えて耐え切った

 

「なんともしぶとい…」

 

「だが、守りが完全でも、攻めができねば勝ち目はない」

 

「そして、その守りもいつか力尽きて崩れる」

 

「不完全な身勝手の極意など、敗北を遅らせるだけ…」

 

「そうかな?」

 

「あ?」

 

「不完全…それはつまり、その先があるってことだよね〜」

ベビーの発言にフューも続く

 

「ふん、今までを見ればわかる、あいつが身勝手の極意を習得できるわけが…」

 

「それはどうかな!この試合、色々な戦士が殻を突き破ってきたぞ!」

ギニューも反論した

 

「どうにも、そこの自由の戦士とやらは、殻を破った戦士にやられてしまったようだからな」

リルドは少し挑発するように話した

 

「ぬう…ジレン!今すぐ悟空を落とせ!」

 

「孫悟空!負けるんじゃないぞ!」

 

「貴様の本気を見せてみろ!!」

 

声を聞き、雄叫びを上げる悟空、突撃してきていたジレンを吹き飛ばした…再び激しい攻防が始める

 

「ベビー様…今の雄叫びは…」

 

「くくっ」

 

するとウイスは、悟空とジレンの戦いを見て何かに気がついた

 

「おや…これはもう、心配はいらないのかもしれませんね」

 

「へ?」

 

「今の悟空さんに意識の乱れはなく、純粋な行動で加速する気の高まりを感じます」

 

「まるで、自身を激しく燃え上がらせるようですね」

 

するとジレンが無数の拳打を打ち込み、その衝撃波が雨のように降り注ぐ…防ぐ悟空

 

「…足元が不安ですね」

 

「あの下は完全に場外だからねー」

 

「まさか防ぐので手一杯で、瞬間移動ができないのでは…」

焦る観客席側のメンバーたち、しかし

 

「お前達、黙って見てろ」

 

「へ?」

 

ビルスがそんなことを言ったことに驚きを隠せない様子だった

 

「力尽きるのが先か、足場がなくなるのが先かを見届けるだけですね」

 

マルカリータが呟いた

 

悟空は拳を握りしめた

 

そしてトッポは気がついた

 

「…あ、あいつ…守りから攻めに転じ始めていないか…!?」

 

よく見ると、拳圧がぶつかり合っている…そして悟空の拳圧がジレンに届いた!ジレンはダメージを受ける

 

「「すうごーーい!!」

 

「スーパーギラギラしてるのね!」「スーパー熱いのね!」

喜ぶ全王達

 

「……………」

大きく息を吸い込む悟空…

 

「…オレを倒すために高めたその熱さ…いいだろう、応えてやる…!うおおおおおおお!!」

叫んで赤いオーラをまとうジレン、観覧席のメンバーまで押しつぶされそうな圧力を発生

 

右手に大量の気を圧縮させて…

 

「これで終わりだ!!」

放った!圧倒的な力を持ったエネルギー弾!

 

そして…姿を変える悟空、ジレンのエネルギー弾は一瞬で消えた

 

「なっ」

 

ジレンの背後には全身が銀色に輝く悟空が立っている、ジレンの放ったエネルギー弾を右手に持っている悟空…一瞬で消滅させる

 

ジレンに向かって歩いてくる悟空、ジレンは拳を放つが、あっさりと避けられて

 

ピキキキンッ!!

 

ジレンの体が数箇所光ったと思った瞬間、衝撃がジレンを突き抜ける

 

「がっ!?」

武舞台から落ちるかと思うほどに吹っ飛ばされるジレン、観客の破壊神達も、無言で立ち上がって見守っている

 

ジレンは悟空に突撃する、しかし悟空はすり抜けるように避け…反撃する、それはまるでジレンに無数の衝撃がいきなり放たれたようだった

 

「ウイス…あれは…」

 

「ええ…」

 

「身勝手の極意…完成です」

 

「まったく…本当になんてやつだ……!」




よお、俺カミン!身勝手の極意ですぜ〜?
次回「作戦の真相」
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