そして遂に耳郎さんが行動に移ります。ヤッタネ☆!
相澤先生の結婚式から時は流れ、期末テストまで残り一週間を切っていた。
「全く勉強してねー!!」
「体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー!!」
....早速うるせぇなこいつらは。
「まぁ、確かに勉強は出来てないな.....」*1
「そうだね...色々あったし。」*2
「勉強してる暇は無いね...」*3
普段なら一日十時間は勉強するが...それが出来てないならクラスのワースト一位二位にはキツいか?*4
ここで説明を入れよう!!元々雄英高校は文武両道のエリートが集まる学校。つまり、ワーストの
二人も世間では良い評価を貰える人間なのである。故に、筆記
やりようはあるのだ。彼らは何をそんなに恐れているのかと言うと....
「演習試験もあるのが辛ェとこだよな」*5
「あんたは同属だと思ってた!」*6
「お前みたいなやつは馬鹿で初めて愛嬌が出てくるもんだろ……!どこに需要あんだよ!」*7
「世界……かな」
「いや世界にも需要無いだろ。」
「んだとゴラァ!!!」
さてさてツッコミはさておき演習試験。ざっくり言うなら実技が一番分かりやすいだろう。座学の内容を筆記でテストされ、訓練の内容を実技でテストされる。文字通りの文武両道を求められて
いる、と言う事だ。
出来れば筆記に時間を割きたい二人だが、何も対策をしないまま実技に挑むというのも流石に
怖い。万全の体制で臨みたいなら、数少ない自由時間を努力という名前に変えなければならない
のだ。
「がんばりましょう?全員揃って
「うむ!!!」*9
「普通に授業受けてりゃ赤点は出ねえだろ」*10
「言葉には気をつけろ!!!???」*11
......モチベーションが林間合宿なところは普通の学生なんだよな.....
繰り返すが、雄英高校に合格した以上は馬鹿では無い。しかしそれ相応に雄英高校の授業が難しい為、努力が不足すれば篩い落されることになる。
故に頼るべきは友人....と、言うことで。
「「何でもしますから勉強教えてください!!!」」
「...いやそんな言われても....まぁ良いけども。」
「「ありがとうございます!!!!」」
「ウチも教えて貰って良い?」
「良いぞ....て言うか最早響香の家の方が広いしそっちでやるか?」
「確かに....ちょっと親に確認取ってみるね。」
(((((ほんっと仲良いなぁ....)))))
こうして、今度の休日に響香の家で勉強会をすることになった...のだが。
「...増えてね?」
「教えたら来ちゃった....」
どうやら出久が教えたらしく、玄関前には件の二人といつもの職場体験の七人が集まっていた。
「おや、聞いていた話より増えたみたいだね?」
「はい...すいません
「あぁ、全然大丈夫さ。君のことだから周りに好かれているのは知っていたし。」
「....そんなに分かります?」
「結構分かるよ、大人だからね。」
何故か説得力があるな...
「初めまして。耳郎響徳と言う。家の響香と仲良くしてくれてありがとう。」
「あら、もう来てたの?」
「あ、お母さん。」
「初めまして、響香の母の耳郎美香です。娘がお世話になってます~」
ほんわかしてるんだよな.....
「さて、さっさと勉強するか?それとも.....」
『それとも????』
「...少し雑談してからやるか?」
『雑談してからで!!!!』
「良いのかい?」
「飴を与えておいた方が逃さないので。」
『....あれ?』
このとき、耳郎夫妻はこう思った。
((この子策士だな....))と。
「さて...進展はあったか?出久。」
「結局内容はそれなの!?」
「まぁ気になるしね。」
「「そうだそうだ!!!!」」
「君ら何も知らないよね!?」
「さて、出久は一体
「....どっちって何?」
「さぁな。少し自分で考えてみたらどうだ?」
「良いねぇ...青春だねぇ....!!!」
「そうねぇ...」
.....がっつり聞いてるなあの二人。ま、良いか。*12
「....そう言う災我君はどうなのさ。」
「....何でこの手の話題を俺に振る?」
俺に振っても面白い話なんて無いと思うんだが......
「「それが一番気になる!!!!!」」
....何故に大人が気になってるんだ?
「雄英入学から半月....なのに、なのに....!!」
「見ていて何も進展してないように見えるから聞く!!」
「「ぶっちゃけ響香をどう思ってる(の)?」」
「うわぁ爆弾がぶち込まれた。」
これを親が聞くのは違う気がするんだが.....?
「どうと言われても....仲の良い友達とか、相棒とか...そんな感じですけど....」
『嘘だぁっ!!』
「何でだよ、何で嘘って言われなきゃいけないんだよ。」
「.......」
ほら響香も黙って......「ごめん勉強そっちで進めててくれない?」*13
.......Watts?今何言ったこの人?
「....響香さん?何故俺の襟つかんで引っ張ってるんです?」
「....黙ってついてきて。」
言われるがまま、俺は二回へと姿を消した。
『.......』
「散々煽ったけど...まさか本当に進展するなんて.....」
『くぅっ...!!!』
「自滅してる奴何人かいるんだが....」
((孫は何人かなぁ~~))*14
「....ちなみに、他の人はいい人いないの?」
「「いない。」」
『こっちも嘘だぁ。』
「「何故??」」
哀れ。上鳴、人使。
「「..........」」
凄い気まずいんだが....どうすれば良いんだこれ?
「....災我。」
「何だ?」
「さっきの皆の会話....どう思ってる?」
「....どう、と言われてもな....」
実際、響香の事は仲の良い友人、果ては相棒だと俺は思ってる。
「さっき言ったとおり、と言ったところなんだが....?」
「...そっか。なら聞き方を変える。」
聞き方を変える....?どう変えるんだ?
「....ウチのこと、異性としてどう思う.....?」*15
「...........」
答えようがねぇ~!!!!!
えっマジでどう答えれば良いの!?同年代の女子との関わり個性のせいで全部壊れたから
わかんねぇよ!?*16
「.....少し時間をくれるか?」
「......うん。」
.......この後、一階に戻って勉強会に入ったが、このときの内容は全く頭に入らなかった。
そして、家に帰ってからようやく状況を整理できた。
天呑災我、人生で初めて.....告白されました。
遂にキタァ~!と言う事でハイ、今回の日常回で一気に状況を進めさせていただきました。
テスト前で順位を出すためとはいえ注釈を使いすぎてしまったかも知れません。不快でしたら
遠慮無く感想ください。
ダイスロールは答えが出てからです。まぁ察しが良い方はもうおわかりですね?
ヒント:作者はハッピーエンド至上主義。