試験終了後、俺は全力で応戦したからかすぐに眠りこけてしまった。あと起きたら試験は
終わってた。畜生。
「見たかった.....」
「いやレディ・ナガンと一対一で一番最初に試験終わったの化け物だからね???」
そんなことを言っていると、相澤先生が話し始めた。
「演習試験お疲れさん。結果は後日発表するから、今日はもう終わりだ。いまここにいる奴らも後でしっかりリカバリーガールの所に行くように....天呑は行かなくて良いぞ。」
「Watts????」
『当たり前。』
だから何で満場一致なんだよ.....あ。
「そう言えば先生、試験結果っていつ出るんですか?」
「あぁ...採点の方が終わり次第だ。遅くても週末までには出す。」
「分かりました....だってよお前ら。」
「てめぇだって落ちてるかも知んねぇだろぉ!?!」
「.....先に通達しておく。天呑、お前は満場一致の合格だ。」
「ッシャ!!!!」
「クソが!!!!」
「先生!!何故彼の合否だけは先に通達したのですか?」
相も変わらず天哉は真面目だな...でも確かに気になりはする。
「....筆記試験は出席番号順に採点する。だから天呑は三番目に採点が終わる。」
.......あ、これやらかしたな俺。*1
「天呑.....
「地道な勉強。『それで片づくと思うな!!!!!』
わぁ怒声。....って言っても本当に勉強ずっとやってただけなんだよな.....
「その上、遠距離からの攻撃として"ダミー"、"意識の誘導"等をやってのけた....これが合格じゃ
無いわけ無いだろ?」
「....伝える必要性は?」
「お前ら今の結果聞いてどう思った?」
『化け物じみてるけど腹が立ったので勝ちたいです。』
「...な?こうなるんだよ。」
「....なるほど、向上心ですか。」
確かにヤバい奴が腹立つこと言ってたらそりゃこうなるか。
「ま、結果が出るまでは希望を持ってろ。それぐらいには皆出来ていた。それじゃあ解散。」
『あざっしたァ!!!』
これにて試験は終わりを告げた。....返事、考えないとな.....
試験日から数日後、上鳴、芦戸、砂藤、鋭児郎の四人が絶望した顔をしていた。
話を聞くと条件を達成できなかったそうだ。
「そ、そんな顔しないでさ、ほら、どんでん返しがあるかも」
「緑谷、それ口にしないほうが良いパターン」
「そうだぞ出久、今のこいつらには火に油を注ぐ言葉でしか無い。」
「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄!そして俺ら実技クリアならず!これでまだ分からんのならば貴様らの偏差値はサル以下だ!!キエエエ!」
「ギャアアア!!!」
「いや何で出久が目つぶし喰らうことになるんだよ....ってか赤点の基準まだ分からないだろ?」
「同情すんなら色々くれ!!!」
「上鳴君指どかしてええ!」
「予鈴が鳴ったら席につけ。」
...あえて言っておく、相澤先生が入ってくる前に全員席に戻っていた....適応って怖いな。
「さて、今回の期末試験だが、残念ながら赤点がでた。」
うわぁ...四人の顔が真っ青だ.......
「よって林間合宿は......全員行きます。」
『どんでん返しだあ!!!』
....うん、だとは思った。どうせ.....
「『そもそも林間合宿は強化合宿だ、赤点取ったやつこそここで力をつけてもらわなきゃならん、合理的虚偽ってやつさ。』......ってところですか?」
『!?』
あ、先生の発言と被った....まぁ良いだろ。
「....よく分かったな。」
「まぁ....先生が将来性のある連中を切り捨てたりはしないだろうって言う考えと...あとはまぁ、先生の考え方ならこんな感じで言うかな、と。」
「....それが当たるならもう尋問用の個性がいらないな....」
俺もそう思います....
「ついでに、赤点組は別で補習時間があるからな?」
....先生、四人程膝から崩れ落ちたかのような顔してます....
「ねぇねぇ!!折角だし皆で必要なもの買いに行かない!?」
透がそんなことを言い出した。
「行かねぇよ馬鹿が!!!」
「母さんの見舞いに行かなくちゃいけねぇから...すまん。」
....比較すると爆豪の断り方ひっでぇな。
「俺は良いぞ。」
「ウチも大丈夫。」
『こっち全員大丈夫です!!!』
「赤点組は特別補修な。」
『災我の鬼!悪魔!人でなし!!』
どうとでも言え、お前らの成績がどうなろうが知らんぞ。
とまぁ、そんなこんなで買い物に行くことになりました。
今回はここまで、次回は買い物...久しぶりの死柄木弔登場です。