悪食クソ女の暴食日記   作:リィン教官対ゴミカス蛆虫宮沢鬼龍

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前回間違えて下書き投稿して申し訳ありません


みんな忘れてるだろうけど俺様は大盗賊だからな!!

 村から出て30分後。俺達は例の、俺とクソ女の出会った森へ来ていた。目的地である王都へ行くには此処を通らないといけない、のだが……

 

 静かすぎる。

 

 本来ならば、鳥のさえずりや虫の羽音、あるいは草木を揺らす獣の気配が満ちているはずの原生林。それがまるで墓場のように静まり返っている。いや、比喩ではない。ここは文字通りの墓場だ。

 

 俺ことジローは、鬱蒼と茂る木々の間を歩きながら、背筋に冷たい汗が伝うのを感じていた。

 

 隣を歩くのは、黒髪黒目の小柄な少女。見た目はどこにでもいそうな、少し痩せすぎな普通の女の子だ。だが、この異常な静寂の原因が彼女にあることを、俺は嫌というほど理解していた。

 

「あーあ。お腹空いたわぁ……」

 

 少女──クロエが、あくび混じりに呟く。その言葉と同時に、彼女の腹の虫が雷鳴のように轟いた。

 

 ぐぅううううううううううううううううううう

 

 その音は、もはや可愛らしい生理現象などではない。周囲の空間そのものを威圧するような、猛獣の咆哮にも似た飢餓のシグナル。

 

「……ねえ、髭のおじさん」

「ひぃっ!? あ、いや、何かなクロエたん!?」

 

 不意に声をかけられ、俺様は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。いかんいかん、大盗賊としての威厳が。だが、昨日の戦闘で見せた彼女の異常性を思い出せば、無理もないことなのだ。

 

 この森に生息していた魔獣、野生動物、果ては通りがかった不運な盗賊団。

 それらは一週間前、彼女がこの森を通った際、文字通り「すべて」食い尽くされた。

 

 木々の幹には、夥しい量の血痕がスプラッシュアートのようにこびりつき、足元には砕かれた骨片すら残っていない。

 

 彼女が通った後は、ペンペン草も生えないとはよく言ったものだが、彼女の場合は物理的に生命反応が消滅する。

 

「おじさん、脂乗ってそうよね。美味しそう」

 

「デュフフ!? そ、それは誤解でござるよクロエ氏〜! 拙者の体は夢と希望と萌えで構成されているので、実質カロリーゼロ! 食べても美味しくないでござるよ!?」

 

 俺様は必死に手を振って否定する。

 今まで猫を被っていた(というか、真面目な大盗賊兼非常食モードを演じていた、そういうシチュエーションしかなかっただろうが!)が、背に腹は代えられない。あまりの恐怖とプレッシャーに、ついつい素の「オタク・口調」が漏れ出してしまった。

 

 クソ女は俺様の突然のキャラ変に驚く様子もなく、むしろ品定めするような無機質な瞳で俺様の二の腕あたりを凝視している。

 

「ふーん。変な喋り方。でもまあ、中身が詰まってるなら何でもいいわ。いただき・ます──なんてね、うふふ」

 

「ジョ、ジョークがきついでござる……!」

 

 彼女はケラケラと陽気に笑うが、その瞳は笑っていない。

 

 彼女の腰には、俺の父さんから譲り受けた立派な剣がぶら下がっている。あれで豆腐のように魔獣を切り裂き、返り血を浴びながら肉を貪る光景は大盗賊の俺様ですら「ドン引き」するレベルの光景だった。

 

(村のみんなはは人質として確保されている状態。ここで俺様がクソ女の機嫌を損ねれば、次の食事は俺様になるが、逃げるのは論外だ)

 

 戦力的には、俺様が本気を出せば2割くらいは勝機があるかもしれない。

 

 だが、彼女の食えば食うほど強くなる【存在捕食】の特性を考えると、その勝率もどんどん下がる。

 

 仮にガチ交戦すれば俺の腕の一本でももぎ取って即全力逃走。そして喰って喰って喰いまくってより高位の化け物になってから確実に殺しにかかってくる。

 

 こいつの全力逃走を止める術は俺には無い。

 

 もっとも別アプローチのこいつの処理方法は3つ程考えているが。

 

「あーあ。ここ通った時の熊さん、美味しかったなぁ。左前脚の筋肉の締まり具合が最高だったわ。でも、ちょっと量が足りなかったのよね。もっとこう、森ごと全部胃袋に詰め込めればいいのに」

 

 クロエは道端の石を蹴飛ばしながら、空腹を紛らわすように独り言を続ける。

 

「でもぉ、骨の髄までしゃぶり尽くした時のあの音……ポリポリって響く感じ、たまらないわよねぇ? うふ、思い出しただけで涎が出てきちゃう」

 

 じゅるり、と彼女が口端を舐める。

 その仕草は本来なら蠱惑的なのかもしれないが、今の状況では捕食者が獲物を前に舌なめずりしているようにしか見えない。いや、実際そうなのだが。

 

「そ、そうでござるな! 食事は大事! 拙者もフィギュアを愛でる時は時間を忘れて没頭するタイプゆえ、その執着心、シンパシーを感じるでござるよ!」

 

「フィギュア? それって美味しいの?」

 

「い、いや、それは鑑賞するもので……あ、いえ、何でもないでござる」

 

 会話が噛み合わない。

 

 彼女にとっての価値基準は「食えるか」「食えないか」、そして「美味いか」「不味いか」の二軸しかないのだ。

 

 金や宝石には興味を示すが、それも結局は「美味い飯に換金できるから」という理由に過ぎない。

 

 ふと、前方の茂みがガサリと揺れた。

 この死に絶えた森で、奇跡的に生き延びていた猪のような魔獣が、俺たちの気配に怯えて飛び出してきたのだ。

 

「あ」

 

 クロエの表情が、瞬時にして「捕食者」のそれへと切り替わる。

 陽気な笑顔はそのままに、瞳の奥に宿る狂気がどろりと溢れ出した。

 

「みーつけた」

 

 ドォッ!! 

 

 地面を蹴る音と同時に、彼女の姿が掻き消える。

 次の瞬間には、逃げ出そうとした魔獣の背後に彼女は踊るように着地していた。

 

「いただき・ます!」

 

 振るわれた肉切り剣が、分厚い魔獣の皮を紙のように切り裂く。

 鮮血が舞い、悲鳴を上げる暇もなく魔獣は絶命した。

 

 そこからの光景は、まさに悪夢だ。

 彼女は解体などというまどろっこしい手順を踏まない。

 

「んんっ! はぐっ! んぐっ、むぐ、あむっ!」

 

 肉を、骨ごと。

 自分の口のサイズに合わせて噛みちぎり、租借し、飲み込んでいく。

 物理的に丸呑みなどはできないため、彼女は猛烈な勢いで顎を動かし続ける。その速度、そして正確無比な咀嚼運動。

 

 一口ごとに、およそ150グラムほどの肉塊が彼女の胃袋へと消えていく。

 本来なら数人がかりで食べるような巨体の魔獣が、見る見るうちに質量を失っていく。

 

「うふ、うふふっ! ちょっと筋っぽいけど、噛みごたえがあって悪くないわ! 鮮度も抜群!」

 

 口の周りを赤く染めながら、クロエは恍惚とした表情で肉を貪る。

 

 返り血が彼女の白い肌と黒髪にコントラストを描き、その姿は背徳的なまでに美しい──などと見惚れている場合ではない。

 

 俺様は、その凄惨な食事風景から目を逸らさないようにしつつ、内心で冷や汗を流し続けていた。

 

(こ、こいつ……スキルか何か知らんが、食うたびに魔力炉まで活性化してやがる……!)

 

 ものの数分もしないうちに、そこには何も残らなかった。

 血の一滴、骨の欠片すら、彼女は丁寧に指ですくって舐め取ったからだ。

 

【猪型魔獣 完食!】

 

 どこからともなく、システムメッセージのような幻聴が聞こえた気がした。

 

「ごちそうさま。うふ、少しだけ落ち着いたかも」

 

 クロエは満足げに腹をさするが、その腹部は全く膨らんでいない。

 食べた質量はどこへ消えたのか。すべて彼女の血肉となり、力へと変換されたのだ。

 

「さてと。行きましょ、髭のおじさん。次のご飯が待ってるわ」

 

 彼女は再び歩き出す。

 先ほどよりも、その足取りは軽く、そして纏う気配はより濃密で危険なものへと変貌していた。

 

「ヒィィ……了解でござる、クロエお嬢様……」

 

 俺様は引きつった笑みを浮かべながら、彼女の後を追う。

 

 どの怪物よりも、目の前の空腹な少女の方がよほど恐ろしい。そう確信しながら、俺様はオタク全開の情けない悲鳴を心の中で上げるのだった。

 

「(どうか次の食事が、拙者になりませんように……!)」

 

 ぐぅううううううううううううううううううう

 

 そして再び、彼女の腹の虫が森に響き渡る。

 どうやら、神(あるいは悪魔)は俺様に試練を与え続けるつもりらしい。

 

 静寂の森を抜け、開けた街道に出た我々を待ち受けていたのは、埃っぽい風と、そして──下品な笑い声を上げる薄汚れた男たちだった。

 

「ヒャッハー! 運がねえなァ、お前ら! ここを通りたければ金目の物を全部置いてけ! あとそっちの嬢ちゃんは置いてってもらうぜェ!」

 

 典型的な、実に典型的な盗賊団である。

 

 総勢6名。薄汚れた革鎧に身を包み、手入れの行き届いていない剣や斧を構えている。だが、俺様と隣の『暴食の化身』が注目したのは、彼ら自身ではない。

 

 彼らの背後に繋がれた、二頭の立派な馬だ。

 

 その瞬間、俺様とクソ女の思考が奇跡的なシンクロを見せた。

 

「「足が来た!!」」

 

 意味合いは致命的に異なるが、結論は同じだ。

 俺様にとっては、この地獄のようなクソ女との移動時間から解放してくれる「移動手段(足)」。

 そしてクロエにとっては、新鮮で筋肉質な「食材(足)」。

 

「あはっ! あはははは! すごーい! 神様ってば気が利くぅ! ちょうど小腹が空いて死にそうだったのよ!」

 

 ぐぅううううううううううううううううううう

 

 クロエの腹が、まるで地獄の底が開いたかのような重低音を響かせる。

 その音に、盗賊たちの卑猥な笑みが凍りついた。

 

「あ? なんだ今の音……」

「ねえねえ、お兄さんたち。そのお馬さん、脂乗ってて美味しそうねぇ。運動量豊富な筋肉って、噛むと甘みが出るのよ? 知ってた?」

 

 クロエが肉切り包丁をぶら下げたまま、ゆらりと前に出る。

 

 その瞳は、もはや人間のそれではない。完全に「肉屋のショーケース」を眺める客の目だ。

 

「ヒィッ!? な、なんだこいつ……!?」

「それに、お兄さんたちも……うん、ちょっと筋張ってて臭そうだけど、質より量よね。いただき・ます」

 

 クロエが地面を蹴る。

 いや、それは移動ではない。獲物との距離をゼロにする『捕食行動』の開始合図だ。

 

「さてと……俺も久々に運動不足を解消するとするかァ!」

 

 俺様もまた、短剣を抜き放つ。

 これ以上クロエを空腹にさせておくと、ターゲットが馬から俺様にシフトする危険性が極めて高い。

 

 ここは迅速に、かつ徹底的に「餌」を提供し、馬を確保しなければならない! 

 

「弱者を虐げ強者に媚びる! 今までのムーブと戦った相手があまりにもあれだったので読者様も勘違いしてるかもしれねえがが一般の盗賊なら俺の相手になんねえんだよ!」

 

 俺は隠密能力で姿を消し、ぬるりと背後に回り込み短剣で急所を貫く。

 

 盗賊としての暴力性が火を噴く。手加減など無用。これは生存競争なのだ。そして何よりも楽しい加虐心が満たされる

 

 更に、隣では凄惨な宴が開催されていた。

 

「うふふっ! 動きが鈍い鈍い! お肉が自分から切り分けられに来てどうすんのよ!」

 

 スパパパパンッ!! 

 

 クロエの巨大な剣が、俺でもギリ目で追え無い速度で閃く。

 

 盗賊の振り下ろした剣ごと、その腕が、肩が、豆腐のようにスライスされて宙を舞う。

 

「ギャアアアアアア!! 俺の、俺の腕がァ!!」

 

「うるさいわねぇ。食事中は静かにしてくれない? マナー違反よ?」

 

 クロエは返り血を浴びて真っ赤に濡れながら、切り飛ばした腕を空中でキャッチし──そのまま大口を開けて齧り付いた。

 

「んむっ! ぐちゅ、ごりっ、バキボキッ! んぐぅ!」

 

 骨を噛み砕く硬質な音と、肉を咀嚼する水っぽい音が混ざり合う。

 

 彼女は戦闘中だというのに、食べる手を止めない。いや、食べながら戦っている。

 

「まっず! タバコと酒で肉が臭いわよ! 健康管理くらいしなさいよね、食べる側の身にもなってよ!」

 

 文句を垂れつつも、彼女はその驚異的な顎の力で、成人男性の腕一本を数秒で胃袋に収めてしまった。

 そして、その効果は劇的だ。彼女の肌艶が良くなり、振るう包丁の速度が目に見えて上昇する。

 

【盗賊A(腕) 完食!】

 

「ひ、ひぃぃぃ! バケモノだァァァ!!」

 

 残りの盗賊たちが恐慌状態に陥り、背を向けて逃げ出そうとする。

 

 だが、今のクロエは「食事モード」だ。逃げる餌ほど美味いものはない。

 

「逃がすわけないでしょ? 食べ物を粗末にするのは、私の流儀に反するの」

 

 彼女は満面の笑みで、逃走する盗賊の背中に剣を投擲した。

 

 ドォォン! という衝撃音と共に、盗賊の体が真っ二つに裂ける。彼女はスキップで駆け寄り、その新鮮な死体へと顔を埋めた。

 

「いただき・ます、うふ、うふふふふふ!」

 

 そこからは、一方的な蹂躙と捕食の時間だった。

 

 俺様が二人の盗賊に“インタビュー”して情報やらを“丁寧にお話頂き”ついでにストレスによって暴走した加虐心を満たすため“楽しく遊んで”いる間に、クロエは残りの三人(と最初に食べた一人)を、服と装備を残して綺麗サッパリ平らげてしまったのだ。

 

 うん、あまりにも予想通りの光景すぎて何も言えんわ

 

【盗賊団 完食!】

 

 あたりには、むせ返るような血の臭いと、持ち主を失った衣服だけが散乱している。

 

 クロエは口の周りについた血をペロリと舐め取り、満足げに(しかし腹は全く膨らんでいない)息を吐いた。

 

「ごちそうさま。んー、やっぱり人間は可もなく不可もなくって感じね。質より量だわ」

 

「……く、クロエ殿。食いっぷりが相変わらず見事でござるな……」

 

 俺様は引きつった笑顔で称賛を送る。

 

 さて、問題はここからだ。

 

 戦利品として残された二頭の馬。怯えて震えているこの哀れな草食動物たちをどうするか。

 

 クソ女が、じゅるりと涎を垂らしながら馬に近づく。

 

「ねえ、この子たち。すっごく筋肉質で美味しそう……」

「ま、待たれよクロエ氏!! 早まるな! 早まってはならぬ!!」

 

 俺様は必死で割って入った。

 ここで馬を食われたら、俺様は王国までまた徒歩だ! しかも、移動速度を上げるために俺様がクロエをおぶる羽目になるかもしれない! うなじに化け物の視線なんて感じたくねえんだよおおおお! 

 

「こ、こやつらは『足』でござる! エランテルという街に行けば、もっとたくさんの、それこそ山のようなご馳走が待っているはずでござる! そのために、こやつらに乗って移動時間を短縮するのが『合理的』というものではござらぬか!?」

 

 俺様は「合理的」という単語を強調した。彼女は食欲の権化だが、より多く食べるための計算はできる女だ。

 

 クロエはピタリと動きを止め、首を傾げて考え込む。

 その視線は馬の太ももあたりに釘付けだが、理性が辛うじて働いているようだ。

 

「……そうね。確かに、ここでこの子たちを食べちゃうのは簡単だけど、歩くのはお腹が減るし。それに街に行けば、もっと美味しいものが食べ放題……」

 

 彼女の中で天秤が揺れる。

 目先の馬肉か、未来の飽食か。

 

「わかったわ。じゃあ、この子たちは非常食として連れて行きましょ」

 

 クロエはにっこりと笑い、震える馬の首筋を優しく(捕食者が品定めするように)撫でた。

 

「名前もつけてあげなきゃね。愛着が湧けば、食べた時の背徳感で味が引き立つかもしれないし」

 

(こ、こいつブレねぇな……)

 

「あなたが『馬刺し1号』」

 

 彼女は手近な方の馬を指差した。

 

「で、私が乗るこっちが『桜肉1号』ね」

 

「……まんまでござるな」

 

 ネーミングセンスが直球すぎて、馬たちの運命が決定付けられている気がしてならない。

 だが、とりあえずは命拾い(?)したようだ。

 

 我々は盗賊団の衣服から使えそうな金品を回収し(これもクロエにとっては飯代だ)、それぞれの馬に跨った。

 俺様が馬刺し1号、クロエが桜肉1号だ。

 

「さあ行くわよ、桜肉1号! しっかり走ってカロリー消費して、身を引き締めなさい! 食べる時が楽しみだわ〜、うふふ!」

 

 クロエが陽気に手綱を振るう。

 桜肉1号は、背に乗せた少女が自分を「乗り物」ではなく「弁当箱」として見ていることを本能で悟ったのか、悲鳴のようないななきを上げて猛然と走り出した。

 

「ちょ、速い! 速いでござるよクロエ氏〜!?」

 

 俺様も慌てて馬刺し1号を走らせる。

 街道を疾走する二騎の影。

 傍から見れば、仲睦まじい旅の道連れに見えるかもしれない。

 だがその実態は、片方はいつ食われるかわからない恐怖に怯える大盗賊(と馬)、もう片方は常に次の食事のことだけを考えている暴食の怪物(と怯える馬)という、地獄の道行きであった。

 

「あーあ。王国ってどんな所かしら? 美味しい人間……じゃなくて、名物料理がいっぱいあるといいわねぇ! お腹空いた!」

 

 風に乗って聞こえる彼女の言葉に、俺様は深く溜息をつく。

 王国……そこは【色欲の王】が統べる大都会

 

 クソ女の馬をみる目がもう既にヤバい上に涎で馬がスリップした

 

「……前途多難でござる」

 

 俺様の呟きは、馬の蹄の音にかき消された。

 

 こうして我々は、新たな『足』を手に入れ、一路王国を目指すこととなったのである。

 

 馬たちの命が尽きるのが先か、目的地に着くのが先か。それは誰にもわからない。

主人公のもっとも強いイメージ

  • 大喰らい
  • 性格が悪い
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