悪食クソ女の暴食日記 作:リィン教官対ゴミカス蛆虫宮沢鬼龍
ざわめきと共に、四人の野盗が、棍棒やナイフを手に私に近づいてくるのが見えた。 彼らは私の全裸の姿に驚きながらも、明らかに悪意を持ってこちらに近づいてくる。 彼らの言葉は、侮辱と嘲笑に満ちている。
「なんだ、あの女…全裸でなにやってんだ……?」
「体型が貧相過ぎて 売り物にはならないだろうな。まあ俺たちで遊んでから殺してやろうぜ」
「はいはーいまずは俺がお口でご奉仕させまーす」
「最後に僕ちゃんが足元から五分刻みにしながら顔はがしてコレクションにしまーす」
「お前またそれかよ、この前コレクションにカビ生えたばっかじゃねえか」
「「「「ギャハハハハハ!」」」」
野盗たちの言葉は、私には全く響かない。 と言うより、久しぶりの人肉の、お味で頭がいっぱい。
「怯えてるね、震えてるね、大丈夫、俺たちはとっても優しいから」下品な笑みを浮かべながら手を伸ばしてきた大男の手を見ていると涎が止まらなくなった。
「ウフフ、イタダキマス!」
伸ばされた腕を、身体能力に任せて引きちぎった。唖然とした表情を浮かべていた大男が1拍後には悲鳴を上げ場が凍りついた。
「……え?……ああ!俺の!俺の腕があ!」
「ああ、新鮮なタンパク質!ちょっと筋ばってるけどとっても美味しそう!イタダキマス!
」
私は満面の笑みで、全速力で腕を食べ、頬張った。
ゴキグキビキバキメキメキョグチャバキッ……ゴクリ。
ゴキグキビキバキメキメキョグチャ……ゴクン
ゴキグキビキバキメキメキョ……ゴクン
ゴキグキビキバキメキ……
ボリボリと引きちぎった腕を上品に食べている時も、男たちは悲鳴やらをあげているけど邪魔はしてこない。ゆっくり食べられて嬉しいわ。
「ん……ゴックン。ウフフ、不摂生な生活してそうな割にお味は悪くなかったわ。これならいくらでも食べられそうだわ!」
そのまま腕を失った男を必死で助けようとしている男の後ろに回り込みヒョロヒョロの食いでが無さそうな頭をねじりきる。
「食いでがなさそうで残念…はぁ…お腹空いた…」
それでもご飯はご飯
そのまま満面の笑みを浮かべてむしゃぶりつく。
「あーん……う、うまあい! シャッキリポンと脳みそが舌の上で踊るわ!」
「なんなんだよ……なんなんだよお前……」
必死で剣を構えた一番強そうな男が震えながらおしっこを漏らしながらいう。
「クケケ…あなた…弱々しく震えてて、とっても美味しそう。。でもでもせっかくの貴重なお肉を汚物で汚しちゃってるのは頂けないわね。まあどっちにしろ頂くけど。」
私の頂くをかけたとっても面白い冗談ににこりとも笑わず、強そうな男は切りかかってきた。
「アハ、アハハ!遅い!遅い!遅い!よく見えるわ!なにそれ、本気でやってよ!そんなに弱々しい抵抗をされると食欲が抑えられなくなっちゃいそうだわ!」
「殺す!殺す!殺す!」
頭に血の登った大男の単純な剣を受け流して私は懐へ潜り込んだ。
デカい方の足の付け根へ思い切り大口を開けてかぶりつき噛み砕く。
「〜!!!」
声にならない悲鳴を上げ倒れ込んだ男の頭をキャッチし、たぐり寄せその喉元へかじりつき引きちぎった。
口内に新たに入った喉肉のお味を確かめていると引きちぎられた強そうな男がビクンビクンと痙攣し動かなくなった。
そして右の方へ目をやると腕をちぎられたせいで出血多量で死んだ肉。もう頭を食べられた肉が転がっていた。
残る一人、幸いにしてまだ生きている野盗は、震える手で地面に這いつくばっていたわ。 私は、その男の顔を見下ろす。 血まみれの顔、恐怖に歪んだ表情…… だが、私には、それらはただの食材の顔でしかない。
「ああ……涎が出ちゃいそう、それじゃあイタダキマ……」
大口を開けて震える肉塊にかぶりつこうとしたとき天啓が走った
「あなた…料理って出来るの?」
私は、そう告げると、男の腕を掴んで立ち上がらせた。 男は、抵抗しようとしたが、私の力の前には無力だった。 私の視線が、男の身体をくまなく巡る。
「……ふむ、体格はまあまあかしら。包丁の使い方は……?」
私は、男に小さなナイフを突きつけた。 男は、必死に頷いたわ。 生き延びるためなら、何でもするつもりみたい。 私は男にいくつかの指示を出す。 まずは、自分自身の傷の手当て。 それから、三人の野盗の遺体の解体。 そして、火を起こし、調理の準備をすること。 男は、私の言葉通り、震える手で作業を始めた。 その手つきはぎこちないけれど、意外にも、包丁の使い方は上手だったわ。
私は、男の作業を見ながら、自分の獲物を改めて観察していたわ。 三人の野盗の肉は、見た目こそ悲惨だが、なかなか良い状態ね。 新鮮な人間…… 私は、唇を舐めた。 今日は、豪華な夕食になりそうね。
そう思うと、ギュルとお腹の音が鳴り響いたわ
。「……お腹が空いたわ……」
男は、吐き気を催しながらも、私の命令通りに仲間の遺体を解体し、調理する。 彼の顔色は青ざめ、汗は止まらない。 それでも、私の鋭い視線を感じながら、彼は作業を続けた。 まるで、人形のように、機械のように。
その作業を私は傍らでじっと見ている。 時折、男の動きに不満げな顔をしたり、満足げに頷いたりしながら。
男は、これまでの人生で、こんな恐ろしい経験をしたことはなかったと言わんばかりの顔で 仲間の遺体を捌き、内臓を取り出し、肉を刻む。 その度に、彼の胃はむず痒く、吐き気がこみ上げてくるみたい。
しかし、私の冷酷な視線と、お腹を空かせた私の恐ろしい空腹音を聞くと、彼は刃を動かし続けざるを得なかったようね。 男は、精一杯丁寧に、しかし手際よく、三人の野盗の肉を調理した。
私の指示に従い、火加減、味付けも気を配ったわ。 それは、彼にとって、もはや料理ではなく、生きた心地のしない拷問だったわ。 やがて、野盗たちの肉は、美味しそうな匂いを放ち始めたわ。 男は、それを嗅ぎ、さらに吐き気を催したみたい。
それでも、彼は自分の役割を果たさなければ、自分が次の食材になることをちゃーんと理解していたわ。 そして調理を終えた男は、ぐったりと地面に崩れ落ちた。
彼の体は、汗と涙、そして、仲間の血で汚れて、げっそりとしていた。
「うんうん、悪くない出来栄えだわ」
私は、男の横で満足げに、こんがりと焼けた肉を眺めていた。 「……お腹が……空いたわ」 ぐうぅと地響きの様な音を立て続けるお腹の催促も酷いことになっている。
ソレジャ!イッタダッキマース!
そして私はゆっくりと焼けた肉に手を伸ばした。焼けた肉を、私は凄まじい勢いで食べ始めた。 まるで、何日も何も食べていないかのように。 骨をしゃぶる音、肉を噛み切る音、途切れる暇のない嚥下音、それらが森に響き渡る。 男は、その光景を前に、目を覆って蹲って耳を塞いでいた。 私の食欲はもはや人間のそれではない。 獣のそれ、いや、それ以上に、恐ろしいものだからね。
一塊、また一塊と、肉が消えていく。 料理野盗の目の前では、夥しい量の肉が、瞬く間に無くなっていく。
そのスピードに、男は恐怖を感じると同時に、自分が次に食べられるのではないかと、背筋が凍る思いだったみたい。 まあ、時間の問題なんだけれど。
彼は、自分の仲間たちの最後の姿。そして、それが今、私の腹の中に消えていくのを見ながら涙を流した。
[人間完食!腕力↑]
[人間完食!防御↑]
[人間完食!体力↑]
食べ終えた私は、満足げに、大きく伸びをした。
「もう少し筋肉質な方が私の好みだったけど、まあまあ美味しかったし、悪く無かったわ」
しかし、その満足感は、一瞬のことで、すぐに、また、私の腹からは、ぎゅるるるぐぎゅぎゅるるると音が鳴り響いた。 「お腹が空いたわ……人間三人だとやっぱりおやつにもならないわね…」
男は、その音と、私の言葉に、耐えられなくなったのか、 今まで、吐き気と恐怖で、意識が朦朧としていたが、今度は、本当に吐き気が止まらなくなったみたい、ウフフ。 彼は、私の足元に倒れ込み、今まで我慢していたものを、全て吐き出したわ。 胃液と、半消化されたごはんが、地面に流れ出した。 男は、嗚咽しながら、震える手で地面を掴んでいたわ。
私は、男の吐しゃ物を、ちらりと見たわ。 これはこれで美味しそうね。ヒョイッと吐瀉物の近くにかがみ込み這いつくばってそれをすする。豚肉かしら。ウフフ、柔らかくて結構イケるわ。
「ねえねえ、あなた、私専属の料理人になってみる気はなあい?」
「助けてくださいもう……無理……限界です」
「ん〜♡」指を口の前に持っていきいたずらっぽく微笑む
「別に断っても良いけど……」
料理人の後ろに回り込み、後頭部にお腹を押し付ける。大地が割れそうなぐぅと言う重低音と共に、私の涎が滝のように彼の頭へとかかった。
「ね?」
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