千紘の従兄弟は妖刀の声が聞こえるがフル無視をしています。   作:トウフグラタン

1 / 3
物心ついた時からどこからか聞こえる声。

その声が聞こえたのは、4歳になったばかりの夏の終わりー熱を出して寝込んでいた時だった。

「ヒラク、だいじょうぶか?」

「・・・うん・・・だいじょうぶゴホ!!」

黒髪、赤い目の同い年ぐらいの男の子ー従兄弟である六平千紘に答えるのは、青みがかかった黒髪、赤い目をした男の子千紘の従兄弟である六平拓は、赤ん坊の頃から体が弱く寝ている事が多かった。この日も夏風邪を引いてしまい寝込んでいた。

「チヒロ、ヒラクは熱があるんだからあんまり無理させるなよ。」

「とうさん。」

千紘の父親であり伯父である国重は、ゼリーと子供用の風邪薬を持ってきた。

「ゼリー食べれるか?」

「うん・・・」

拓は頷くと国重が拓にゼリーを食べされるが

「おじさん、もうおなかいっぱい・・・」

一口しか食べなかったので

「熱また測るか。」

体温計で拓の熱を測ると

「高くなっているな。

 

柴に電話するか。」

国重がそう言って部屋を出たので拓は、その様子を見た。

『ーこっちだ』

「え?」

拓は周りを見るが誰も居ない

『ー早くこっちに来いーーよ。』

違う声が聞こえて来た。

「・・・」

拓は布団から出る

 

何故か声の方に行かないといけないと思った。

「おじさんいないよね。」

拓は声の方に行くと

 

六本の刀と一本の刀があった。

『やっと来たかーよ。』

「かたながしゃべった!!ゴホ、ゴホ!!!!」

驚いて激しくその場に倒れて目を覚ますと

「ヒラク君、起きたみたいやな。」

「しばさん?」

住んでいる家の部屋ではなくベッドの上で手には点滴がされていた。

「ぼく・・・・」

「夏風邪拗らせて危なかったんやで?六平も慌てていたわ。」

「おじさん・・・しばさん、ぼくはー」

 

「六平の代わりに俺が入院中面倒見る事になったからな。」

入院する事になったらしい。

 

「う、うん・・・」

刀が妖刀なのを知るのはもう少し大きくなった時だった。そして俺は

「よし、無視が一番だ。無視が。」

声を無視するのを決めた瞬間だった。

 

 

「ヒラク君が?」

「嗚呼、体が弱いのは仕方ないが夏風邪にしちゃう咳も苦しそうだし、熱も上がったんだよ。」

国重の言葉に

「なら早う俺か薊でも呼ばんか!!」

柴登吾は、国重に言う

「・・・悪いな。」

「この場にレイノちゃんが居たら殺されていたで、」

 

「言うな・・・」

怜乃とは、六平怜乃といい国重の一つ下の妹であり拓の母親だが彼女はもうこの世に居ない。

「ヒラク、柴と病院にー居ない!?」

「何やって!!」

拓がおらず柴と国重が拓を探すと・・・妖刀がある部屋の中で倒れている拓の姿があり、柴が急いで病院に連れて行くと

肺炎になりかけていたのが分かりそのまま入院となったのだ。

 

それから十数年後、15歳になった千紘と拓は運命の時を迎える。




オリ主
六平拓(ろくひらひらく)
(年齢)15歳→18歳
(性別)男
(容姿)青みがかかった黒髪、赤い目で顔の線がシャープで中性的な綺麗な顔立ちだが女顔なので気にしている。
(身長)千紘と同じぐらい
(誕生日)8月18日
千紘の従兄弟で物心ついた時には、国重と千紘と暮らしていた。赤ん坊のころから病弱で幼い頃はよく寝込んでいたが今は丈夫だが風邪は引きやすい体質
人間離れした身体能力を持っているが本人は荒事よりは将来は薬剤師になりたいと考えていたが、国重の死により千紘を支えるため毒などに精通する。

親の顔は知らないが母親に似ているらしい(父親は不明)

妖刀の声が聞こえる他に能力と体内にある物があるが封印されている
出生に大きな秘密がある
後に国、神奈備や昆灼に狙われる羽目になる
病弱だったのはーとーが不安定な状態だった為



オリ主の母
六平怜乃(ろくひられいの)
国重の妹、拓の母親であり故人。戦時中は「狂血姫」と恐れられた女傑剣士でもあり戦時中の英雄。雫天石の扱いに長けていた。
終戦間際に姿を消していたが終戦後、瀕死状態で赤ん坊の拓を抱いて現れ国重に
「自分の歩む道が過去酷な道だろうが修羅の道だろうとあろうが自分の歩み道を切り拓くという意味で拓・・・」と言い息絶えた。享年21歳
世間的には消息不明となっている(亡くなっているのを知っていたのは国重、柴、薊のみだったが拓はもう親がこの世に居ないのは勘づいていた)
黒髪、赤い目

剣聖に近い存在であり妖刀の産み出すのにも協力していた

彼女を知っている人間曰く「いや女としては見た目だけは完璧だったやけど、中身はアレやった。」「ああ、彼女・・・色んな意味で強い子だったよ・・・」
「アイツに手を出すって事は死を覚悟する男が居たのか・・・」などと言われる性格をしていた。妊娠していたのに戦場に立っていた事は確か(妖術で妊娠を隠していたのが後に判明)

彼女専用の妖刀があったらしいが詳細は国家重要機密となっている
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。