巻き込まれ体質の冒険日記   作:ヤストモ

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楽しんで貰えたら幸いです。


第1話

 

 

01

 

 

うむ、今日もいい天気だ。愛すべきアホ弟達なら「絶好の船出日和だ!!」とか言いそうである。

 

弟と言えば、明日は弟の1人であるルフィと、妹同然に可愛がってきたウタの船出の日だ。

 

……………不安だ。スーパー不安である。ウタはともかく、ルフィは戦闘力以外皆無の超○○○人ならぬ超バカだ。2人きりで海に出させたらウタの苦労が計り知れない。

 

……………10年間断ってきた「オレの船の副船長になれよ!!」という勧誘?真面目に考えるべきだろうか。

 

しかしこれまで海賊になるの、2回断っているんだよな~。1回目はシャンクス。2回目はエースだ。

 

どちらに着いていくのも楽しそうだったが、最終的に面倒臭くなり断った。2人ともガキみたいに駄々をこねていらっしゃったが。

 

シャンクスの時はベックさんが引きずっていってくれたから楽だったが、エースの時は面倒見のいい第三者がいなかったから「勝負して勝ったら船に乗れ!!」とか言い出したから、ガープさん直伝の拳骨で黙らせた。

 

正直エースも心配ではあったが、ルフィよりは僅かに、ホントに僅かにしっかりしてる???かもしれないので1人で送り出した。

 

うーん……………とりあえず2人に会いに行くか。せっかくだからたっぷりの肉料理とウタの好物のホイップクリームましましパンケーキを持っていってあげよう。

 

まず森で肉と果物を調達するか。

 

おっ。早速元気な猛獣たちが出てきた。よし、ここで皆さんに楽で簡単?な食料調達の方法をお教えしよう。

 

まずは覇王色で気絶させます。続いて刀で止めを刺す。はいおしまい。

 

続いて果物。まずは見聞色で気配を探る。普通にとれる果物はそのまま採取、手が届かない場所にある果物は傷つかないように手加減した飛ぶ指銃を放ち、落ちてきた所をキャッチ。または月歩で空を歩き採取。

 

ね?簡単?でしょ。

 

肉と果物は大量に手に入れた。これだけあればルフィのブラックホール腹とウタ、フーシャ村の皆も満足させられるだろう。

 

続いては料理だ。贅沢に作る。

 

作ったのは肉と野菜トロトロのビーフシチュー、肉たっぷりの餃子、山盛りの唐揚げ、メンチカツ、ハンバーグ、中にいろんな味付けの肉と魚を入れたおにぎり、クリームたっぷりのパンケーキ、クリームたっぷりのパンケーキ、フルーツタルトだ。

 

大量の料理を巨大な鍋や皿に乗せ、持ち上げながら月歩でフーシャ村まで移動、マキノの酒場に着地した。

 

店の中にいたマキノと村長にルフィとウタの出航の前祝いをすると説明したら、村長からは「相変わらずのお人好しめ…………」、マキノからは「流石皆のお兄ちゃんね」とか「素直じゃないんだから」とか言われた。解せぬ。

 

ん?少し遠くから2つの気配が猛ダッシュで近付いてくる。相変わらず元気だなぁ……………。

 

いつもと変わらずルフィとウタが猛ダッシュで抱きついてきた。大きくなってもこういう所は変わらない。

 

しかしウタはもう19歳。正直出るとこ出てるのでそろそろ女性としての危機感持って欲しいモノだ。

 

昔シャンクス達と共にフーシャ村に着てから、何故か懐かれていたが1度だけシャンクス達の冒険に付き合った時、エレジア王国でトットなんとかって言う古の魔王とやらを倒して助けたらさらに懐かれた。シャンクスにはしばらく親の敵みたいな目で見られたが、まぁ悪い気はしない。

 

ルフィも大きくなり力も強くなった。シャンクスから預かった麦わら帽子も昔より似合うようになった。後で特訓に付き合って欲しいそうなので仕方なく了承した。

 

ただその前に飯を食えって事で、大量の料理を見せたら目を輝かせ、早速食い始めた。

 

ウタや皆も美味しそうに食べているので、作った側からしたらやはり嬉しいモノだ。

 

そして1時間後、ルフィの特訓に付き合っている。ウタは近くのベンチで休憩しながら見学している。

 

あれだけ腹パンパンにしてたのに、少し走っただけで元に戻り、攻撃を繰り出してくる。

 

この光景を見る度にマジで人間か?と思う。

 

さて、攻撃を弾くのも飽きてきたし、そろそろ反撃するか。

 

ルフィの「ゴムゴムの銃」を左手で受け止め、手加減した武装色を纏わせた拳で吹っ飛ばした。

 

ルフィは目を回して気絶している。…………少しやり過ぎたか。

 

だが中々強くなった。シャンクス達にはまだまだ敵わないが、東の海の海賊くらいなら余裕で倒せるだろう。

 

…………やっぱりコイツとなら冒険に付き合ってもいいかもな。再び抱きついてきたウタの頭を撫でながら思う。

 

目を覚ましたルフィと抱きつきっぱなしのウタに船に乗ってもいいと言うと、少し引くくらい喜ばれた。大袈裟な…………。ウタ、キスしようとするのは止めなさい。

 

そして次の日、ダダン達に挨拶し、マキノ達に見送られながら3人で出航した。思えば長い間世話になった。

 

さて、どんな冒険が待ってるのかな?少し楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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