ものづくり中毒属性を付与されたシャープちゃんSS 作:スクワイア
喫煙及び微百合表現があるので嫌な方はスルーしてください。
こっちはXに上げたヤツhttps://x.com/squier_xzy/status/1975038314689519913?t=C29hY2JEonxZPp_pYAnoYQ&s=19
文字数足らんかったので、ホシノツバサ世界の喫煙状況を追記してあります。
あと、シャープちゃんが関係しないSSの投稿先作りました。
暇つぶしにでも見てやってください
https://syosetu.org/novel/388707/
半世紀以上前から騒がれる禁煙。
その風潮は日に日に増し、健康促進の薬と誤解されていた頃が過ぎ、ステータスとなっていた時代が過ぎ、所構わず吸えた時代な過ぎ、百害あって一利なしと唱えられるようになった現代。
それでも煙草を拠り所にする者は絶えなかった。
世界中の人員が集まる坩堝のBABEL。
そんな組織でも世界的風潮により、ここの喫煙所を利用するのは、極わずかとなっていた。
撤去申請がされたこともあるが、無駄に影響力をもっていた1部の人が断固拒否と破り捨て、水際で食い止めていたのだった────
「あれ、無い…」
シャープはジャケットのポケットやレッグポーチを漁り、わざわざ喫煙室に来た目的の品を忘れてしまったことに気づいた。
身体中のポケットを弄るシャープを見ながら、フゥ〜。と紫煙を上に吐く女性がいる。
シャープの上司、デュカリオンだ。
「えぇ…ツレヤニ誘ったのシャープちゃんじゃん…」
デュカリオンはBABEL構内の喫煙室に入るや、自分の煙草を取り出し、既に火をつけていた。
「…1本ください…」
最後のポケットを確認したところで、シャープは諦めてデュカリオンにたかる。
自分の記憶を探って思い出すに自家用車の中だ。
デスクまでならいいが、そこまで歩くのはだるいようだ。
「いいよぉ〜。はい」
デュカリオンは快諾して、ジャケットからハードボックスを取り出した。
片手で蓋を開けて軽く振り、取りすいように煙草数本を箱から伸ばす。
堂の入った、立派なヤニカス仕草だ。
「もらいます。」
煙草1本をツマミ取り、口にくわえる…が、シャープはライターも忘れている。
ちらりと煙草をたかった方を見るとデュカリオンは、ニマニマとシャープを見ていた。
「先輩…」
「え〜?な〜に〜?」
なんとも、人を食った笑顔だ。
火も無いのをわかってやってる顔だった。
「…」
シャープはデュカリオンが口に煙草を運んだタイミングでその口と顎に手を添えた。
「!?」
「…じゃ、勝手に火ぃ貰いますね」
突然の行動に固まるデュカリオン。
その隙にシャープは顔を近づけ、自分の煙草を火種に押し付け、呼気も含めてめいっぱいに吹かした。
火を移したあとは、デュカリオンの顎から手を離して肺にも煙を回す。
「ふぅ〜」
「…」
数回吸って延びた灰をシャープは灰皿に落としたが、ほんのり頬を染めて固まったままのデュカリオンは、ぽとりと床に落としてしまった。
「この銘柄も悪くないですね…」
「…シャープちゃんって…時々大胆だよね」
「いつもからかってくる仕返しですよ」
デュカリオンに向けるにんまりと笑った顔は、クマと合わせて映画の悪役然としていた。
「シガーキスなんて初めてしましたし…するとしても先輩とだけですけどね?」
この言葉は口に出さず、煙に乗せた。
はい、お読みいただきありがとうございました。
職場喫煙が当たり前だった頃程の昔、紙図面が使われており、過去図面見ようとしたらアホ程ヤニ臭かった経験があります。
デュカシャプ…シャプデュカ…この世には増やした方が良いものが沢山あります。
それをブリーカーマンの力で増やします。
喫煙家の経験が生きる数少ないヤツ書いてみました。
お気に召したでしょうか?
俺もシャープちゃんとシガーキスがしてぇよー!!!