ラグナクリムゾンに死ねない鬼軍曹がいたら   作:ジールライ

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3話「異なる世界の英雄」

俺は滅んだ街でただ1人大丈夫な大丈夫なレオの頭を抱きしめてブツブツと何か呟いてそれにたかるハエを追い払う。

 

「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!やめろぉ!レオにだがるなぁ!」と俺は振り回しぼとりと燃え落ちたレオの三つ編みの髪が落ちる。俺は、絶望し叫ぶことしか出来なかった。

 

自分の無力に…何も努力しなかった自分に…苛立ちを覚えた。

 

そして、俺は目が覚めると綺麗な部屋にいた。

 

「どこだ?ここ…」と周りを見て「レオは!?」とレオを探し始めた。「すぅ……すぅ……」と静かな寝息が俺の隣で聞こえ俺はそちらに目を向けた。

 

俺の横でレオが静かに寝ていた。レオが生きている。俺は口を手で押さえ溢れそうな涙を必死にこらえようと声を漏らす。

 

「何泣いてんだキメェ野郎だな」といつの間にかサイクスがいた。

 

「サイクス……?なんで…」

 

「さんをつけろ…ケッ…」

 

「何でもなにも俺の家だここは!お前たちが借りている宿が、焼けちまったとかで神童に間借りされてんだよ感謝しろ!」

 

「……ありがとう」

 

「うるせぇよいいご身分だぜこんな状況で丸一日眠りこけやがって」

 

丸一日……!

 

「あれから…どうなった?」と俺はサイクスに俺が倒れた後の説明をお願いした

 

「上位竜がくたばった途端他の竜共は撤退していった…そして…鬼軍曹の周りにいた兵士達は襲っていた竜が逃げた途端人を襲い始めやがった…狩竜人は押さえつけたりしようとしたが、鬼軍曹が銀剣を納めた途端すぐ消えたんだ…そんでアイツはそのまま街の警備に当たってる…街は半壊、死傷者は多数何とか火事は収まって……さてこれからどうする?国を出るか?王都に逃げるか?或いは町に留まるか…そんなところだ」とその選択の中で俺は「国を出るのが正解だ」と答えた。

 

「竜の神はこの国を滅ぼせと言っていたはずだ…神の言葉は絶対だからこの国境を越えれば手出ししてこないこの街は国境に近い…運が良い…すぐに動いたほうがいい…」と俺はその理由も話す。

 

「本当にラグナか?オレの知ってるラグナは才能もねぇ腕もねぇ考える頭もねぇ甘ったれのくそ雑魚野郎だった!なのにっなんだありゃ?アレはもう人間の強さじゃねぇ答えろ!お前は……何者だ?」

 

「オレは……」

 

「あれーラグナ起きてるじゃんーおはよー」とレオが起き上がり喋るそう…

 

「んーまだちょっと熱があるねー戦いの後すごく熱くてうなされていたんだよー」

 

レオが、動いてしゃべっている______!!

 

「レオ」良かった…

 

「うん」

 

「レオ!」ちゃんと守れた

 

「うん!」

 

「大丈夫ほら生きてるラグナのおかげ」違う…それは…

 

「違うんだっ本当に頑張ったのはオレじゃなくて…でもっそいつはもうここには居なくて…」

 

だけどオレは、そいつの人生を知っているから…どれだけレオに会いたかったか知ってるから…生きててくれて良かった!報われてくれて良かった!良かった…とオレは眠りにつく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「寝ちゃった…」

 

「はぁ!?またかよ?」とサイクスは驚いた表情で呆れる

 

「仕方ないよ…あの強さはきっとさ…僕が知らない所でラグナかすごくすごく頑張った結果だと思うんだ…だけど、同時に不安定で負担も大きい…誰かがそばについてあげないと」

 

「なんてそんな事がわかる?」

 

「勘」と私は言ったものの正直ラグナがボクを必要だと確信して言える…だから…「だから…ボクが必要ないなんてことはないはずだよ…」だから…「あ?何回まいったか?」とサイクスがボクの心の声から出た言葉に反応しボクは「何もーてか何でサイクスがいるの?」と話をそらす。

 

「俺の家だ!」と大声でサイクスはツッコむ。

 

「夜明けか……」とボク達は窓を見る。そしてボク達は思い出す「おい神童…あんな森あ昨日まであったか?」とサイクスの言葉でボクは、まだ戦いは終わってないことに気づく。

 

 

 

 

 

 

 

「デケェ樹だなぁおい…」

 

「へっ!竜共のまやかしなんじゃねぇのか?」と一人の男が森に近づいていく。

 

「おい!やべーよ!近づくなよ!」

 

「ビビってんじゃねーぞ!それでも狩竜人かよ!」と男たちが話していると樹の根が強気にいた男の足を掴みそして「あ?」と気づいたとき男は勢い良く森の中に引っ張られる。

 

「うおっ!?おおおおおおおお!」と連れ去ろうと樹の根は森の中に男を取り込もうとするが、俺はその樹の根を断ち切る。

 

「たすかった!」

 

「速く逃げろ」と俺はすぐにそう言い放ち地面から大量の樹の根が飛び出してくる。

 

「動けるやつは武器をとれぇ!」と狩竜人の叫び声が聞こえ俺は大量の樹の根に捕まり奥へ連れて行かれる。

 

「さて…案内をしてもらおうか…」と俺はこの森を動かしている上位竜(黒幕)の元へと連れて行かれる。

 

「グフッ森が次の食材を見つけたようだねグフフ…」と気色悪い笑みを浮かべるその存在は…上位竜の第八階竜『メルグブデ』だった

 

「そこにいたか」と俺は木の根をきりそのまま奴の方に向かっていく

 

俺は森の木々の攻撃を避けながら奴のほうにひたすら向かっていく

 

そして、奴がいる部屋にたどり着くと同時に俺は奴に食われた

 

 

 

 

 

 

 

「うむ…デザートにしては、少し硬いな…」と咀嚼をしながらメルグブデ様はそう呟く。

 

「やはり、お前の足を食べたほうが美味いな」と私を食べようとした時、メルグブデ様は突然苦しそうな声を出しそして「ぐわぁぁぁぁ!」とメルグブデ様のお腹から黒い銀剣がメルグブデ様のお腹を貫いていた。

 

私でもわかる…この悪寒が走るこの恐怖!

 

一体…何が出てくるのだ?と警戒しながら見てるとメルグブデ様の飽満な体は一気に痩せていってることに気づいた。

 

何がどうなっているのかは分からないが、私達は助かるのか?とそんな希望を持った。

 

メルグブデ様のお腹を突き破り出てきたのは、先程メルグブデ様に食われた黒い軍服を着た狩竜人だった。

 

あんなに咀嚼されていたのにもかかわらず彼の体は無傷だった…

 

狩竜人は立ち上がりそのままメルグブデ様の方に向く。それと同時に大きな音がこちらに向かっていた…一同はそちらを見て何が来てるのか確認をした…そこにいたのは銀色の少年だった…彼は銀経を持たず襲いかかる木の根を凍らせこちらに向かっていた。

 

そして、彼はそのままメルグブデ様の頭を蹴り飛ばしメルグブデ様の頭だけでなく全身凍り粉々に砕け散った。

 

彼は、何を考えてるのかはわからないが、彼の表情には焦りがあったが、決意する顔になり、不安や恐れている顔に変わったりしていた。

 

「あの…大丈夫ですか?」と一人のメイドが少年に話しかける。

 

少年は気づき少女のほうを見て表情を変えた。

 

「な、なんでお前がこんなところにいるんだ?」と少年は考え込む「そうか…この時期はたしか…」と何かブツブツと言ってるが知り合いなのか?と思ったが少女は全く面識がないようだ。

 

「ラグナ!」とピンク色の髪をした少女の狩竜人が来た…私は知ってるその娘は『神童レオニカ』彼女が彼の名前らしき物を呼び「速すぎるよー」と汗を流しながら文句を言った。

 

「びっくりしたよー途中で木がめちゃくちゃ倒れて来るし…ひょっとしてもう竜狩り終わっちゃった?」とその質問に彼は「うん」と首をコクンと振ると「…そっか、本当に強くなったんだね」と彼女はつぶやきそして「ほらねーボクの言ったとおりだったでしょー?」と年頃の少女相応の表情をし喜んでいた。

 

彼女は彼が強くなると確信してそれが現実になった事を大いに喜んでいるようだ。

 

「レオ…頼みがある」彼が彼女に頼みなんだろうか?塗装思った時「このまま街の人達を国境に連れて行って」と頼んだ。

 

 

 

 

 

 

 

ボクはラグナの頼みを聞いてラグナも一緒に来るよね?とそう思いながら「ラグナは?」と聞く。

 

「オレは…やることがあるから残るよ…終わったらすぐ合流する…だから」とその言葉を聞いた時私は「嫌だ」とすぐに答えた。

 

「ボクも一緒に行く」

 

「オレがこれからやることは危ないんだ!ちょっとの間だけ別行動したほうがいい」

 

「なるだよそれ…」どうして?その言葉が最初にボクの頭を支配した。なぜ?どうして?ボクを置いていくの?

 

「危ないなんて当たり前じゃん!狩竜人だよ!?危ないのが仕事じゃん!なんでそんな事言うの!?なんでボクを置いていこうとするの!?」

 

あぁ…このままじゃ駄目だ…この言葉を言っちゃ駄目だ…

 

「ラグナは、ボクの言う事をきいていればいいんだよ!」と私は言ってはいけない言葉をラグナに言い放ってしまった

 

私はすぐに自分の口を押さえ今の言葉を取り消すように何とかごまかそうとする。

 

「レオ」とラグナが私の名前を呼び私はラグナの顔を見る。「初めて会った時…オレに言ってくれた言葉…覚えてるか?」

 

覚えてる…そうだ…弱いから死ぬんだ…

 

ラグナのその顔は…もう答えを言ってるようなものだった…

 

「あの言葉に救われた…レオに会えて本当によかったって思ってる…だけど…もう一緒には居られない」

 

「ダメだよ…ラグナ…それを行ったら…ボク達はもう…」

 

「レオはよわi「ドゴッ!」」とラグナの後ろから鬼軍曹がラグナの頭を思いっきり殴った。

 

「「「「へ?」」」」とその場にいる人達はボク含めて思考が停止した。

 

「……お前の言いたいことは分かったが…」と鬼軍曹はラグナを睨みながら言う「共に過ごしてきた仲なのにその言葉を言うか!」と怒りに満ちた声でラグナを怒鳴りつける。

 

そこから鬼軍曹はラグナに叱責していた。

 

大切な女の子を一人にするな!とか狩竜人であり続けるなら共に強くなろうという発想はないのかとか…色々言ってた…

 

ボクはその様子を見て少し呆気に取られていた。

 

「……はぁ…レオと言ったな」と鬼軍曹は私の方を向く

 

「え?な、なに?」

 

「……強くなれ…」と鬼軍曹は私にその一言を言い「ラグナに追いつきたいのなら…お前自身が強くなれ…お前が…この少年と隣に立っても生き残れるほどに強くなれ…」と言って鬼軍曹は立ち去っていった。

 

「……分かった…ラグナ…」

 

「なに?レオ?」

 

鬼軍曹…ありがとう…今の私がなにするべきなのかはっきり分かった。

 

「直ぐに追いついてみせるからね」と私はその言葉言い今いる人たちを連れて街に戻る。

 

嗚呼…やっぱり…寂しいな…悔しいな…ラグナを一人にさせないために…私は…強くならないと!

 

ラグナを本気で殺そうとしても今の私じゃ傷一つも着けられない…だから…隣に立てるよう首を洗って待っててね!ラグナ!

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