もう前日にはできていたのですが…
疲れて投稿するの忘れてました(笑)
そして、題名のネタバレ感(笑)
それでは、ど~ぞ(*^ー゜)
「じゃぁ、またなの~」
今日はなのは達は塾があるため、僕と別ルートで帰った。
「さて、今日は…うん、図書館に行こう」
本を見るのも目的の1つだか本命は、はやてに会うためである。
初めて会った時に、ジュエルシードのせいで、はやてをその場にほっといたままであったので、もし、今日図書館にいたら謝ろうと思っている。
「…いるといいな、はやて」
「私なら後ろにいるで?」
「あっ、そうなんだぁ~って、えっ?」
後ろを振り向くと僕が会おうとしていた車椅子の少女がいた。
「い、いつの間に…」
「いつっていうと、だいたい「さて、今日は…うん、図書館に行こう」って千百合ちゃんが言うてたあたりかなぁ~」
「まじすか…あっ、はやて、この間は…その…ごめん」
僕ははやてに頭を下げた。
「?…なんで千百合ちゃんは謝ってんの?」
はやては首を傾げる。
「いや、その、あの後、僕、はやての元に行かなかったし…」
「あのなぁ~私はそんなに弱くはあらへんし、千百合ちゃんには大事な用事があったんやろ」
「…えっ、えぇっと…」
僕ははやてにどう言葉を返せばいいか戸惑っていた。
「だから私は気にしてへん。それよりも今日また、千百合ちゃんに会えて嬉しいねん、だから、本探すの手伝ってくれるか?」
はやては微笑みながら僕に言う。
「ああ、任せてよ、力仕事は得意だ」
僕はそう言い、はやての車椅子を押すのだった。
「んじゃぁ…これとこれとこれとこれと…後、そっちの棚にあるあれとあれとあれとあれを取ってくれるか?」
「…はい?」
「だから… これとこれとこれとこれと…そっちの棚にあるあれとあれとあれとあれを取ってくれるか? 」
「…なんでそんなに」
「私は車椅子やから、届かへんのや、せっかく千百合ちゃんがおるなら高い所に置いてある読みたい本は読もうと思うてな」
「…まぁ…いいけど」
「ほんまにおおきにな」
僕ははやての言っていた本を片っ端から取っていくのだった。
「ほな、おおきにな」
「いや、それよりもこの量の本、全部1人で持ち帰るつもりなのか?」
僕ははやてに質問する。
「そやけど」
車椅子の少女が持ち帰るには少し移動が困難ではないかというくらいの量をはやては膝の上に乗せる。
(あれでは前が見えにくそうだ)
「僕が本をもってあげるから、はやての家はここから近い?遠い?」
「近いけど、ほんまにええんか?」
「病人はそんなことを気にしてはいけません」
「はぁ…じゃぁ、おとなしく恩に着るで」
そして、僕は大量の本を持ちながらはやての家に向かった。
「いやぁ~千百合ちゃん、ほんまにおおきになぁ~」
「いや、どういたしまして…そうだ、はやて」
「?」
僕はポケットから1枚の紙切れを取り出す。
「はい、これ」
それをはやてに渡す。
「なんや、これ?」
「僕のケータイの電話番号とメールアドレスが書いてある、本を返す時とか、必要な時に連絡してねっ…って、はやて?」
はやての目には涙が浮かんでいた。
「…あれ、おかしいなぁ~…私、今まで1人やったからかなぁ~…千百合ちゃんの優しさに思わず涙流してもうたわ…」
うっすら輝く涙の雫をはやてはふきとる。すると、はやては最高の笑顔を見せて、
「ほな、遠慮なく連絡…させてもらうな!」
と、言ったのであった。
僕がはやての家を出ると既に夜になっていた。
(早く帰ろう…あっ、ここ、近道になっていたな…)
僕は早く帰るために裏道を通り始めた。次の角を曲がった時、僕は何かと衝突した。
「「!!!!」」
反動でしりもちをつく。僕は急ぎ足で移動していたから注意不足で気がつかなかったのだ。
「…っ痛…すみません、大丈夫ですか?」
痛みをこらえながら、ぶつかった人の方を見る。
「…はい…!!…あなたはっ!!」
そして、その人…いや、先日なのはと一緒に対峙した金髪の少女は僕から距離をとる。
「フェイトに何しているんだい!!ぼーや!!」
そして交代するかのように犬耳の女性が僕に殴りかかる。だが、僕はそれを片手で受け止める。そのまま、
「…っよいしょっ!!」
一本背負いで投げ飛ばした。そして、四の字固めの態勢にはいり、犬耳の女性を締め上げる。
「っ痛、痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!降参します!!だ、だから!!や、やめっ!!」
「やめないよ♪だって、さっき、僕のこと…ぼーやって言っていたよね?」
僕はひどい笑顔で犬耳の女性に話しかける。すると、
「アルフ、この人、女性だよ!!」
金髪の少女が叫んだ。
「「…へっ?」」
僕と犬耳の女性は同時に疑問の声を漏らす…
しかし、僕と犬耳の女性の疑問点は異なるものだろう…
犬耳の女性はきっと僕の性別のことだろう…
だが、僕の疑問点は…
「なんで、僕が女の子って分かったの!?」
僕は金髪の少女に聞く。
「えっ…直感だけど…」
「…君はいい子だね…」
犬耳の女性の四の字固めを解き、僕は金髪の少女の頭を撫でる。
「なっ、何するんですか!!」
金髪の少女は脅えるように僕の手を振り払う。
「あっ…ご、ごめん…嬉しくてつい…僕、見た目からよく男と勘違いされるから…ってなんで杖だしてるの!」
僕が言い訳している間に金髪の少女はバリアジャケットに変身しており、戦闘態勢ばっちりである。
「あなたに問います。今、あなたはジュエルシードをいくつ持っていますか?」
「持ってないよ…僕はね」
僕は素直に質問に受け答える。
「なら、あの白い魔導士ですか…あの魔導士の居場所を教えてください」
「それを知ってどうするの?」
「持っているジュエルシードを全て渡してもらいます」
僕はため息をつき、
「ごめん、それはできない、君たちにも事情があると思うけどこっちにも事情があるんだ」
「…そうですか…どうやら話し合いはできないようですね」
金髪の少女は黒い杖を握りしめる。僕も身構える
「それでは…いきまっ…」
言葉を言いかけたところで、金髪の少女は急に前のめりに倒れた。
「…えっと?どうしたの?」
金髪の少女の元に駆け寄る。意識を失っているようだ。
「なんで急に…」
…キュルルぅ~
僕が言いかけた時、金髪の少女のお腹から聞こえた…
「…まさか…空腹で倒れたのか?」
「フェイト!!」
犬耳の女性が金髪の少女に近寄る。
「…フェイト…最近…ご飯食べてないんだよ」
「…この年の少女が…ご飯を食べていない…だと…!!…」
(ご飯は体を作る…重要な事だ…これは…)
「…しかたない…一肌脱ぎますか」
僕は金髪の少女をおんぶする。
「おい!!えっと…」
「佐倉 千百合、千百合でいいよ」
「へぇ~千百合って言うんだね…あたしはアルフだよ、あたしも呼び捨てで構わないよ…って、そうじゃなくて!!」
アルフは僕のボケに対してノリツッコみした。
「フェイトをどこへ連れて行く気だい!!」
「僕の家」
「何するつもりだい!?」
「何って、ご飯食べさせるつもりだけど」
「…へっ?」
アルフから声が漏れた。
「だからご飯を彼女に食べさせるつもりだけど…」
「それはあたし的には嬉しいけど…千百合は、敵であるあたし達に塩を送るようなことをしていいのかい?」
アルフは真面目な顔をして、聞いてきた。
「敵同士っていうのが、空腹で倒れている女の子を助けることの邪魔にはならないよ」
それを聞いたアルフは震えていたのに僕は気づいた。
「どうしたの?アルフ」
「千百合…あんたは…あんたは…」
少し間が開き…
「なんていいやつなんだ!!」
と言って僕に抱きついてきた。
「うわっ!!っと、この子が落ちたら危ないだろ!!」
アルフが抱きついたせいで、僕はバランスを一度崩し、おんぶしていた金髪の少女を危うく落としそうになったのを必死に支える。
「ご、こめんよ!!フェイト!!」
「聞きそびれていたけど、この子ってフェイトっていうの?」
僕はアルフに聞く。
「うん、そうだよ、フェイトはあたしのご主人様なんだ~」
「ご主人様?」
(ご主人様ってどういう関係だよ…誰がどう見てもアルフがフェイトの保護者と思うけど…深く考えるのは止めよう…)
そして、僕は家に向かった。
「おかえり、ちぃ君…おや、そちらの方々はどちら?」
家に入ると、お父さんが僕をフェイトとアルフについて聞いてきた。
「この人達、なんかご飯をろくに食べていないらしいから、何か食べさせてあげて」
「ちぃ君のお願いならしかたないな」
お父さんはニコリと笑うと、すぐにキッチンへ向かった。
「…うっ、うぅ~」
僕の後ろ…つまり、フェイトからうなり声が聞こえた。
「フェイト!!起きたかい!!」
「あ、アルフ…ここは?」
まだ起きたばかりで状況を把握していないフェイトは周りを見渡している。
「僕の家だ」
僕はフェイトの質問に答えた。
「えっ…えっ!?」
すると、フェイトは僕におんぶされていることに気づいてさらに混乱している。
「とりあえず一旦降ろしていい?」
「あっ、うん」
僕はフェイトを背中から降ろす。その後、アルフがここにくるまでの経緯をフェイトに教えた。フェイトは空腹で倒れたことを恥ずかしく思ったのか、顔を真っ赤にした。
「フェイト、待っててね…今、ご飯ができると思うから」
「うん…あれ…なんで私の名前を?」
「アルフから聞いたんだ…あっ、僕は佐倉 千百合、千百合って呼んでくれ」
「…千百合…じゃ、じゃあ、私も改めて紹介させて…私の名前はフェイト・テスタロッサ…フェイトでいいよ」
僕達が自己紹介をちょうど終えると、
「ちぃ君、できたぞ!!今夜は栄養たっぷり野菜ハンバーグだぞ!!」
お父さんは作ったハンバーグをテーブルに並べる。
「…ジュルリ…このハンバーグが不味いわけがない!!いただきます!!」
すると、アルフは我慢できなくてハンバーグを勢いよく食べ始める…そして、アルフの表情はかなり緩まる。
「おいしい!!おいしいよ!!フェイトも食べなよ!!」
「う、うん」
アルフに勧められてはフェイトも一口パクリと食べる…
「…おいしい!」
フェイトにうっすらと笑みを浮かべる。
その後、フェイトとアルフはしっかりと残さずに食べた。
「「ごちそうさまでした」」
「お粗末さまでした」
お父さんは2人が喜んで食べていた姿を見て満足そうに笑っていた。そして、僕は2人に言った
「今後もご飯食べたい時は、僕の家においでよ」
「いいのかい!!」
アルフが僕の話に飛びつく。
「こら、アルフ…」
「フェイトも遠慮しないでね…急に倒れられるよりはマシだから」
僕はニヤリと笑って言った。
「ち、千百合~」
フェイトは顔を真っ赤にした。
泊まっていくかどうか、と聞いたらとあるマンションに住んでいるからいいとフェイトに断られた。
「それじゃあ、気をつけて帰ってね」
玄関先で僕は2人の見送りをする。
「うん」
「ご飯、また食べさせてね~」
2人が靴を履いている時に大切なことだと思って言った。
「ジュエルシードがまた現れた時は、なのはと戦うんだよね…」
「千百合は…あの白い魔導士の味方なの?」
フェイトは聞いてきた。
「味方だよ…なのはとは…友達だから」
「…そう…」
僕の言葉を聞いてフェイトは残念そうにする。
「だけど、フェイトとアルフとも友達になりたいと僕は思っているよ」
その言葉を聞き、フェイトは半分嬉しそうな、でも、もう半分どうしようもなく悲しそうな顔を僕に見せた。
「…ごめん…私は…千百合とは…友達にはなれない…」
フェイトは言葉を詰まらせながらも最後まで言いきった。
「…そっか…でも、ご飯食べたい時はそんなの気にしないできてね、アルフもだよ」
「ああ!!あんなおいしいご馳走が食べれるなら毎日食べにいきたいよ!!」
アルフは元気そうだ。
「うん、それ聞いたら、お父さんが喜ぶよ、じゃあ、またね」
「…うん…」
フェイトは頷き、そしてアルフと共に暗い夜道に姿を消した…
「…さて、これからどうなるのかな…」
そう…ただ、はっきりしていることはこの先ジュエルシードを巡って僕は…いや、僕となのはは間違いなくフェイトとアルフを相手に戦うことになるだろう…
「…とりあえず、今日もいろいろあって疲れたから風呂入って早く寝よう…」
そういって僕は風呂場に向かうのだった…
今回は前半はやて、後半フェイト回でした。
なのはさんの出番は次回以降となるでしょう
感想、誤字報告がありましたらどしどし送ってください
それでは、次回お会いしましょう。