最近、分島花音さんの「killy killy JOKER」にハマってます(笑)
雑談はこれくらいで…
今回は短めです。
それでは、どーぞ(っ´ω`c)
県大会を優勝した次の日…
翠屋で祝勝会が開かれた。
「…今度こそ…合わせてね…」
麻奈佳先輩が真剣な表情で僕達に言った。
「それじゃぁ…乾杯!!」
「「「「乾杯!!(まじ引くわ!!)」」」」
…
…静寂が場を包む…
その後、僕は静寂を作った根源にツッコんだ。
「いい加減にしてください!!美衣先輩!!美衣先輩は、まじ引くわ以外の言語を話せないんですか!!」
「まじ引くわ!!」
「ここは協調性をもちましょうよ!!」
「まじ引くわ!!」
「ふざけてるんですか!!」
「まじ引くわ!!」
「………………」
「まじ引くわ!!」
「…参りました…」
「まじ引くわ!!」
美衣先輩がガッツポーズを取りながら決まり文句をまた言う。
「いやいや、千百合ちゃん!!負けちゃダメでしょ!!」
麻奈佳先輩から思わずのツッコミが入れられた。
「無理ですよ…もういいですよ…早くコップを合わせましょう」
僕はジュースの入ったコップを前に突き出す。それに麻奈佳先輩と亜衣麻衣美衣トリオ先輩方が合わせると、コップは軽く甲高い音を立てる。
そして、全員ジュースを一気に飲み干す。その後、
「…ふぅぅ…千百合ちゃん…亜衣麻衣美衣トリオ…ありがとね…」
と、麻奈佳先輩は言った。
「どうしたんですか?急に?そう、改められると恥ずかしいですよっ」
僕は、らしくない麻奈佳先輩に明るく言った。
「そうですよ」
「麻奈佳先輩はどっしり構えている方が似合ってますよ」
「まじ引くわ~」
それに亜衣麻衣美衣トリオが続く。
「いや、本当にありがとう…これで…全国に…行ける…」
麻奈佳先輩はどこか遠くを見るような顔をしていた。その様子を見て、僕は不思議に思った。だから、その疑問をそのまま口にしたのだ。
「…麻奈佳先輩はどうして、そんなに全国に行きたかったのですか?麻奈佳先輩は結果とかを求めているタイプじゃないと思ったのですが…」
「千百合ちゃん…」
麻奈佳先輩は少し俯くと何かを決心したように顔を上げる。
「…話すよ…私が全国に行きたい理由…亜衣麻衣美衣は知っていると思うけど私は千百合ちゃんと同じで三ヶ月前に聖祥小に転校してきたんだ」
「えっ、麻奈佳先輩も転校生だったんですか!?」
「うん、私は前、硯谷女学園のバスケ部のキャプテンだった…」
「硯谷女学園ってどこかで聞いたような…」
「硯谷女学園は毎年全国大会を連覇している強豪チームだよ」
「ちなみに麻奈佳先輩は三年連続硯谷女学園のエースとして連覇していた。そして去年の全国大会のMVP及び過去最高得点スコアラーになったんだよ」
僕の疑問に亜衣麻衣先輩が答える。
「続けるね…私はバスケが好きだった…けど、去年の大会で私はバスケを嫌いになりかけた…」
「えっ…」
麻奈佳先輩からまさかの言葉を聞き、僕は動揺を隠せないでいた…
「硯谷女学園の監督、コーチ陣は強豪である故に小学生にはシビアなレベルを要求したの…それに答えられたのは当時、私しかいなかった…私はPG(ポイントガード)として…キャプテンとして…いや、それよりも…何よりもチームメイトと楽しくバスケがしたかった…だけど…監督やコーチ陣は私にこう言った…「…お前が最強で有ることを示せ…」と…その言葉通り、私は去年、それを体現した…チームプレーを捨てて…ワンマンプレーで…当然…他の選手は快く思わなかった…そして、優勝した…その後からだ…練習はチームプレーを考えたものではなく個人技に力を入れたものになった…そして、チームはバラバラになって私はそれをまとめることができなくなった…そのことを監督やコート陣に言うと「そんなもの気にすることはない、弱い者は報われず、強い者は優遇されるなんてよくあることだ」と…」
「…ひどい…」
「私は納得できなかった…その時、同時にお母さんが転勤することが分かり、お父さんとお姉ちゃんと離れてここに転校したの…そして、私は証明したいと考えた…私の好きなバスケで硯谷女学園の監督やコーチ陣の考えを変えたいと!!」
「…麻奈佳先輩…」
「硯谷女学園は必ず全国大会に出てくる…どうしても県大会を優勝したいと思っていたの…だから…こんな私のわがままにつきあってくれた聖祥小女子バスケ部にはとても感謝している…本当にありがとう…」
麻奈佳先輩はその場で頭を下げる。
「麻奈佳先輩、まだ、感謝するのは早いと思うなぁ~」
亜衣先輩が口を開く。
「そうですよ、全国に出ても硯谷に当たる前に負けたら意味ないですよ…」
続くように麻衣先輩が言うと、
「…まじ引くわ」
美衣先輩は決まり文句を言う。しかし、それはいつも以上に思いが込められたものだった。
「麻奈佳先輩…僕は…いや、僕達は麻奈佳先輩に会えて本当に良かったと思っていますよ…だから…全国でも勝ちましょう…僕達のバスケで!!」
僕は拳を突き出す。それを見て、亜衣麻衣美衣トリオを拳を突き出す。
「…うん!!…ありがとね…みんな」
最後に麻奈佳先輩が拳を突き出して僕達は拳同士を合わせた。
その後はとても盛り上がった…いや、盛り上がりすぎた…
「うぅ…ケーキ食べ過ぎた…」
「バスケすれば胃の消化ができるんじゃ…いや、その前に吐くか…」
「ま、まじ…引くわ…」
亜衣麻衣美衣トリオは食い過ぎで倒れていた…
麻奈佳先輩はというと…
「もう一杯お願いします!!」
ゴクゴクと、ジンジャエールを飲み干し、まるで飲み会のテンションでオーダーする。その場の空気に酔ったのか…はたまた、ジンジャエールに酔ったのか…理由は分からないが今の麻奈佳先輩に関わるとマズいと僕の本能が告げている…
僕はバレないうちに会計をして帰ろうとした…
しかし…
「あれ?千百合ちゃん、もう帰っちゃうの?」
なのはが麻奈佳先輩の頼んだジンジャエールを持ってきた後に、僕に話しかける。
「な、なのは!!しぃ、しぃぃぃっ!!」
僕は口元で指を一本立てる。しかし…時、既に遅し…
「…千百合ちゃん~どこに~行こうとしているのかなぁ~」
「…!!…い、いつの間に!!」
いつの間にか麻奈佳先輩は僕の背後に立っていた。そして、肩を掴まれる。謎の恐怖で僕の足は木偶の坊(デクノボウ)になっていた…もはや、ホラーだ…
「なのは!!た、助けて!!」
なのはに助けを求める。
「う~と…ご愁傷様かな…」
「そ、そんな!!」
“ゆ、ユーノ!!た、助けて!!”
今度は念話でなのはの肩に乗っているユーノに助けを求める
“きゅ、きゅぅ~”
“狸寝入りするなよ!!”
次の瞬間、僕は麻奈佳先輩に押し倒された。そして、僕の上に馬乗りする。
「麻奈佳先輩、マジで…目が…怖いですって!!」
麻奈佳先輩はそのまま僕に顔を近づける。
「そ、それはダメぇ!!」
だが。そこで、なのはの仲裁が入った。なのはが麻奈佳先輩の体を起こす。
「いくら、千百合ちゃんがイケメンで男の子っぽくても、それはいけないと思うよ!!麻奈佳さん!!」
僕はなのはが麻奈佳先輩の何に対して怒ったのかは理解でなかったが、あのままの状態は何かマズい気がした。
(だけど、麻奈佳先輩はいったい何をしようとしたんだろう…)
そして、麻奈佳先輩の方を見ると…
「(-_-)zzz」
「「寝てる!!」」
そこで、僕となのはの声がハモった。その後、麻奈佳先輩とダウンしていた亜衣麻衣美衣トリオを僕と士郎さんと恭也さんで家まで運ぶのだった…
「とりあえず、一段落か…」
僕は呟く。全国大会は今年は12月に行われる…それまで…多くの期間がある…
(ダンクだけではなく、普通のシュートも打てるようになりたいな…)
そんな事を考えながら家に帰るのだった…
さて、どうでしたか…
麻奈佳先輩の過去はロウきゅーぶ本編では特に描かれていませんので作者が勝手に設定を考えました(笑)
とりあえずキリがいいので、しばらく、バスケ回はお休みでしょう(笑)
もっと、バスケ回が見たい方は教えてください。
頑張って考えます(笑)
多分、次回からジュエルシードを巡る話に戻るでしょう。
ええ、そうです。
原作の流れに多分乗るでしょうね(確定)
それでは、次回お会いしましょう