現在、ウィクロスのルールをアニメだけで理解できずに苦しんでおります(笑)
とりあえず…「ばとるぅ~」って言えば通用するのかな(笑)
雑談はここまで…
それではどーぞε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
今日は全国どこでも連休中である。僕達はただいま、温泉に向かっている。高町家は連休の時は翠屋を他の店員に任せて、旅行に行くらしい。その旅行に僕、アリサ、すずか、忍さん、ノエルさん、ファリンさんは誘われた。
旅館に着くと、士郎さんと桃子さんは旅館近くの川でデートに出かけ、なのは達は温泉に向かっていた。
…僕は…というと…
「恭也さん…僕も温泉に入りたいのですが…」
「すまないが…少し一興に付き合ってもらいたい」
僕と恭也さんはそれぞれ右手に卓球用のラケットを握る。
「卓球って普通、温泉に入った後にやりませんか?」
「お遊びの卓球は…な…」
「いやいや、お遊びも何も…僕…卓球に関して素人ですから…」
僕は丁重にお断りしようと思った。しかし、次の恭也さんの言葉にその考えは改められることになる。
「俺に勝ったら、翠屋のケーキ1日食べ放題がかかっているとしてもか?」
「…なん…だと…?」
恭也さんは僕に不適に笑いながら話す。
「父さんと母さんにも話は通してある、まぁ、要らないならやらなくてもいいけど…」
「…翠屋の…ケーキ…1日…食べ放題…」
知らぬ間に僕の喉がゴクリとなる。
「ふっ…いいでしょう…その勝負…受けて立ちます!!」
少し単純過ぎないかと思うが…自分の欲望(翠屋のケーキ1日食べ放題)には逆らえないようだ…
「いい返事だ…さぁ…勝負を始めよう」
それから数十分後…
現在セットカウント2-2。何度もデュースが続く。
「驚いたな…本当に素人なのか?」
「ええ、素人です…よっ!!」
そう言って僕はスマッシュを決める。確かに僕は卓球に関しては素人だ。しかし、今の僕には強い願い(ケーキ)のために戦っている。
「翠屋のケーキ1日食べ放題まで後…一点…」
その時に、なのはから念話が入った。
“千百合ちゃん、今ちょっといい?”
“どうかしたの?”
“…うん、さっき温泉からあがったら、あの黒い服の子のお仲間さんみたいな人が念話で私とユーノ君に話しかけていたの…「ご主人様の邪魔をするな」って…”
(…アルフだな…僕がなのはに言えることは…)
“気にすることは無いよ、今まで通りにジュエルシードを回収しよう”
“…えっ、でも、また、あの子と戦うってなったら私…勝つ自信が無いよ…”
“…その時はその時だ、今のなのははあの子に勝てないかもしれない…けど、なのははユーノの手伝いをしたいんだろ?…その経路であの子に負けてジュエルシードを手に入れることができなくても僕もユーノもなのはを責めるようなことは言わないよ”
“…うん…けど、ありがとう!!千百合ちゃん!!”
“…ああ…どういたしまして”
「…おい、千百合…早く始めてくれないか?」
恭也さんが早く始めろと僕を要求する。
「すみません!」
(なのはのように分割思考(マルチタクス)ができるようになればいいのに…)
そんな事を考えながら僕は卓球を再開した。
…そして…結果的に…
「…ま、負けた…」
長いのデュースの末…恭也さんがいきなり…
「ここまでは…メガ・ラリーだったが俺には一段階上のギガ・ラリーがある」
と言った後から、ラリーの速度がさらに高速になり、僕は押し負けてしまった。
「…僕の…ケーキが…」
「…ふっ…そんなのは…幻想だったんだ(笑)」
僕の発言をあざ笑うように恭也さんは言った。
「いやぁ~いい運動になったなぁ~たいそう温泉に浸かると気持ちいいんだろうなぁ~」
恭也さんは僕に勝った(たとえ卓球でも)ため、いつもよりかなりテンションが高かった。そして、恭也さんは温泉に向かったのであった。
「…さて…僕も温泉に…」
“千百合!!ジュエルシードが現れた!!”
僕が温泉に向かおうとした時に、ユーノから念話が入った。
“分かった…場所は何処?…”
“この温泉のすぐ近くだよ”
僕はユーノから詳しい場所を聞き、その場所に足を走らせた。
「あれは…フェイトと…隣の大型犬?っぽいのはアルフか?」
その場所に着くとなのはとユーノ、そして、フェイトとアルフが見えてきた…フェイトはすでにジュエルシードを手に入れていたようだ…そして、アルフがなのは達に飛びかかってきた…それをユーノが防御魔法で防ぐ…
「なのははあの子を!!僕がこの使い魔を引きつける!!」
「させると思うかい!?」
「させてみせるさ!!」
ユーノの足下に魔法陣が浮かぶ。
「これは…移動魔法!!しまった!!」
ユーノとアルフはその場から消えた。
「…いい使い魔を持っているね…」
「ユーノ君は、使い魔ってやつじゃないよ…」
両者デバイスを強く握りしめる。そして魔法少女の戦いが空中で始まった。
僕はなのはに加勢しようとした。その瞬間、移動魔法で消えたユーノとアルフが僕の目の前に現れた。ユーノの方は防御魔法でアルフの突進を防いでいたがアルフに力負けしているのかどんどん後ずさっている。そして、ユーノの張っていた防御魔法が壊れた。このままだと危ないと思い、僕はユーノのフォローに向かった。
「…これって、世間的に言うと、出遅れた…って奴か?」
ユーノの体を手荒ながらに掴み…
…そして、空中に投げた。
「…なんでぇぇぇぇぇ!!!!」
「アルフの突進方向から外すためだよ!!」
僕はそう言い、アルフの突進を受け止めた。
「…えっ!!嘘!!止められた!!!!」
アルフはひどく驚いていた。
「じゃぁ、反撃開始だ」
僕はアルフを寝技で拘束する。
「えっ、ちょ、まっ!!痛い痛い痛い痛い痛い!!参りました!!降参します!!だから離して!!」
「とりあえずなのは達の勝負が終わるまでこのままかな…」
「えぇぇぇぇぇ!!ほんとに!!やめっ…てぇっ…」
「…あっ…気絶させちゃった…」
アルフは激痛のあまり、意識を失った。
「あの使い魔を圧倒している千百合を見ていると、魔法を否定されている感覚がするよ…」
空中に投げられたユーノは着地と同時にぼそりと呟く。
「そうかな?魔法って攻撃以外にも、たくさんあるんでしょ?多方面に便利なのはいいことだと僕は思うけどな…」
そう言って、僕は空を見上げた。ユーノもつられて空を見上げる。なのはの桜色の魔力とフェイトの雷のような魔力がぶつかり合う。
「おお…今回は互角に戦えているのかな?」
「いや…互角なんかじゃないよ…」
ユーノが僕の発言を否定する。
「…えっ…なんで…今回は互角むしろなのはが勝っているように見えるんだけど…」
「確かになのはの魔力量はすごい。センスも高い。けど、なのははまだ魔法を完璧に扱えていない。いや、正確には後先考えずに魔力を使っている節がある。それに対してあっちの魔導士の子は自分の限界の魔力量を把握しながら魔法を使用しているんだ…」
「と言うことは…このままだと…まずいのかな?」
「うん…多分」
そして、次の瞬間…
なのはとフェイトの動きが止まった…いや、バルディッシュがなのはの首に突きつけられていた。
《put out》
レイジングハートからジュエルシードが吐き出された。
「レイジングハート!!何を!?」
なのははレイジングハートを責め立てる。
「マスター思いのデバイスだね…それで、マスターの命は奪わないでくれ…ってことだね」
《…Yes…》
「…それじゃぁ…」
フェイトはジュエルシードに回収しようとする。その瞬間に…
「ちょっと待った!!」
「「!!」」
僕が大声を出して、フェイトを振り向かせる。なのはも驚きながら僕の方を見る。
「取引だ…ここに倒れている奴(アルフ)を見逃してあげるから、なのはとなのはが回収したジュエルシードを見逃してくれ…悪い取引じゃないと思うけどな」
「…アルフ!!」
フェイトがアルフを呼ぶ。
「で、この取引…受けてくれるかな?」
僕は冷酷に取引を押し付ける。
「…うん…分かった…」
フェイトはジュエルシードをなのはに渡すとアルフに駆け寄ってきた。
「アルフ!!大丈夫!!」
「心配するな…意識が無いだけだ…」
「…よかった…」
フェイトはホッと一息をつく。その後、フェイトの足下に魔法陣が浮かぶ。
刹那、フェイトとアルフがいた場所を光が包み込む。その光が消えた時、フェイトとアルフの姿はなかった。
その後…
「…千百合ちゃん…ごめんね…」
なのはが僕に頭を下げた。
「どうしたの?」
僕はなのはに聞く。
「だって、千百合ちゃんが取引してくれなかったら、せっかく集めたジュエルシード取られちゃってた」
「なのはは勘違いしているんじゃないか?」
「えっ?」
なのはから素っ頓狂な声が漏れる。
「僕はジュエルシードよりもなのはを心配して取引したんだよ」
それを聞き、なのはの顔が急に真っ赤になった。その後、ニヤニヤし始めた。
「…千百合ちゃん…が…私を…心配…して…私のために…えへへ…」
「…おーい…なのは…聞こえてる?」
しばらく僕が目の前で手を振っても、なのはは全然気づかなかったのである。
「ふぅ…やっと…温泉に入れる…」
僕が入ると、先になのはが浴場にいた。
「あれ、なのはって…僕が恭也さんと卓球している間にはいっていたんじゃ…」
「さっきの戦いでたくさん汗かいちゃったからもう一度入ろうと思ったの~後、千百合ちゃんと一緒に温泉入りたいなぁって思ったからかな…」
確かにいくら魔法を使っているとはいえ、あれほどアグレッシブに動いたら汗をかくのは仕方ないだろう。
「千百合ちゃん、背中洗ってあげるよ」
「…いや…自分で洗え…っ!!」
僕が断ろうとした時になのはは僕の耳に息を吹きかけた。
「ひゃっ!!なに…すんの!!なのは!!」
「千百合ちゃんの背中を…ゴシゴシしたいの…フフフ」
「…な…なのは…不適な笑みを浮かべないで!!怖いから!!」
「何事も初めては怖いことだらけだよ…だからこそそれに慣れないといけないと思うの…」
なのはは真剣な顔で言う。しかし…
「なのは…もっともな事を言っているつもりだと思うけど、今の状況では説得力がな…」
「問答無用!!えい!!」
僕の手足に桜色のリングが縛りつく。
「なっ!!体が動かせない!!」
「えへへ…バインドっていう相手を拘束する魔法だよ」
「本当に魔法って便利だな…」
「千百合ちゃん、もう言い残す事は?」
「…ありません…」
「それじゃぁ、遠慮なく♪」
なのははゴシゴシと僕の背中を洗い始めた。他人に洗ってもらうのは多分久しぶりだろう。
(かなり昔にお父さんが洗おうとしたのを昇龍拳で撃退したのは覚えているのだが…それにしても…なんというか…むずがゆい…)
なのはは多分、それなりに力を入れて洗ってくれていると思うけど、多少なりに体を鍛えていたせいか、僕にはとてもむずがゆく感じた。気がつけばバインドという魔法も解けていたので、僕はなのはの手にあるタオルを奪い、僕の座っていた桶に瞬時に座らせた。
「…あっ!!…千百合ちゃん!!タオル返して!!」
「僕は十分に洗ってもらったよ…さぁ…選手交代(反撃開始)だ…なのは♪」
僕はタオルを洗い流し、ボディーソープをつける。そして、なのはの背中にタオルを乗せ、ゆっくりと…なのはの肌を傷つけないように優しく…丁寧に洗い始めた。
「…あっ…」
「お加減はどうですか?…お嬢様?」
僕は皮肉(バインドで拘束された件)の意味を込めながらも感想を聞く。
「…気持ちいい…ずっとこのままでいいかも…なの…」
なのはの表情はとても緩んでいた。そして、背中を洗い流した後に温泉に入った時には、なのはは疲れのせいか、それともさっきの僕とのやりとりのせいなのか温泉の中でウトウトしていて、僕の肩に、もたれかかってきた。
「なのは…寝ちゃ駄目だよ?」
「…ふにゃぁ~…うん…zzz…」
(まるで猫みたいだな…てか、もう寝てる…)
なのはの様子を見てそう思った。そんな時に金髪の少女が入ってきた。
…そう…それは見慣れていた姿だった。
「…あっ…千百合…それに…」
フェイトは僕を見た後、なのはを見た。
「あっ…フェイトも温泉に…」
「うん」
フェイトはお湯で自分の体を洗い流すと僕達の離れて温泉に入る。
「そんなに距離を取らなくてもなのははお疲れで寝ちゃってるから大丈夫だよ?」
「…うん…」
そう言うと、フェイトは僕の隣…正確にはなのはが僕の体に寄りかかっている反対側に座った。
「仲いいんだね…」
「ああ…友達だからね」
「友達…」
「僕としては、フェイトとも友達になりたいんだけどね…だけど駄目なんだろ?」
フェイトは黙りながらも頷く。
「そういえば、アルフは?結構きつめに技かけたけど…」
「うん…もう回復して…今はたくさんご飯食べていると思うよ」
「そう…フェイトも…ちゃんとご飯食べないと駄目だよ?」
僕はフェイトに促す。
「うん、最近は千百合のおかげで、ちゃんとご飯食べているから、体調不良にならなくなったよ」
確かに前よりも顔色が良くなった。しかし…気になることが1つあった。
「…フェイト…その鞭で叩かれたような跡は何?」
「!?」
それに気づいたフェイトは跡がある部分を隠す。
「なにか辛いことがあるなら相談に…」
「千百合には関係ない!!」
僕の言葉はフェイトの怒声にかき消された。
「あっ…ごめん…」
その後、フェイトは即座に僕に謝った。
「いや、僕が軽率だった…人にもいろいろ事情があるよね…無神経に聞いて悪かった…」
「「………」」
しばらく静寂が続いた。
「じゃぁ…僕達は先にあがるよ…じゃぁ…またね…」
「…うん…」
そう言った後、僕はなのはを背負い、浴場の更衣室に向かった。その後は寝ぼけているなのはに服を着せるのに苦戦した。そしてまた、なのはを背負い、今度は部屋に向かうのだった。
どうでしたか…
今回は温泉回です。
R指定はちゃんと守ります(多分)
地道に本編を進めております。このペースだと多分20話~25話くらいで無印を終えることができるのかな(笑)
バスケ回がなければスラスラいったんじゃないか?っというツッコミは無しの方向で(笑)
そんな風に考えております。
感想、誤字脱字の報告、お待ちしております。
それでは、次回お会いしましょう…