魔法少女と僕の物語   作:fruttiano

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どーも、fruttianoです

今回は短め…

それでは…どーぞ


…あなたは…だれ?…

…PT事件(プレシア・テスタロッサ事件)全容…

 

… 本事件の引き金は魔道工学の研究開発者娘と二人でミッドチルダ郊外に住んでいた新たなプロジェクトとして《酸素から魔力を抽出する新機軸の大型魔力駆動炉の開発》であった…

 

…事実上部下としていたはずの主任補佐が、いつの間にか実権を握り、プレシアは安全基準責任者にされてしまった…

 

…しかしプレシアの立てた安全項目は、

《効率化》という言葉の元、そのほとんどを無視されていた…

 

…当然の事ながら事故が起こった…

 

…しかしそれは誰もが想像し得ない程、驚異的な規模で発生した…

 

…爆散した魔力は空気中に充満し、酸素という酸素を食い尽くした結界を張っていた中央部の被害を抑えた…

 

…結界外にいた娘は、何が起きたかも知らず、眠るようにこの世を去った…

 

…プレシアは自分の命にも変えがたい大切な家族を失った…

 

…その頃からプレシアは謎の病に患う…

 

…自信の死期を悟り、プレシアは、失った物、失った時間、その全てを取り戻すべく、太古の超技術が眠ると謂われる幻の都アルハザードを目指す…

 

…伝説上では次元の向こうにあるとされていた…

 

…しかし、たとえ大魔導師プレシアであっても次元を引き裂くことは容易ではない…

 

…大規模な次元震を引き起こし、時空に亀裂を生じさせ都への道を開くべく、アリシアを基として作られたクローンであるフェイト・テスタロッサにジュエルシードの回収を命じる…

 

…同時期に、ジュエルシードを回収するために管轄外世界にユーノ・スクライアが到着…

 

…しかし、暴走するジュエルシードを自身の力だけでは回収することが困難であった…

 

…ユーノは才能のある人物に助けを求めた…

 

…そこで出会ったのは、現地住民であり…今回の事件の解決にあたる貢献者である…

 

…高町なのは…

 

…高町なのはは、ユーノが所持していたデバイス、レイジングハートを使用、そして、数々のジュエルシードを封印することに成功する…

 

…そして、ジュエルシードを回収する中、高町なのはとフェイト・テスタロッサは交錯する…

 

…始めはフェイトに完敗するなのはであったが魔導士としての実力を伸ばし、フェイトについに勝利する…

 

…高町なのはの活躍により、全てのジュエルシードを回収されることはなかったが、それでも9個のジュエルシードがプレシアの手に渡ってしまった…

 

望んでいた数には満たなかったが、それでも死を目前に控えたプレシアは、構わず次元震を起こそうと試みる…

 

…しかし、それをアースラ艦長リンディ・ハラオウン、執務官クロノ・ハラオウン、そして現地協力者の高町なのはを筆頭にプレシアの計画を阻止する事に成功…

 

…その後、プレシアの身柄確保に成功、プレシアはその後の取り調べに応答する意志を見せる…

 

…今回の事件は悪意があるとは判断されず、プレシア自身も法の裁きを受ける意志があるため、罪は軽くなるだろう…

 

…余談であるが、プレシアの謎の病は事件後に大きく回復傾向にある、しばらく、寿命を心配することはないだろう…

 

…これがプレシア・テスタロッサ事件の全容である…

 

 

「はぁぁ~クロノく~ん、終わったよ」

エイミィが肩を伸ばしながら話す。

「分かった…今、見るよ」

そしてクロノはエイミィが作成した事件の報告書に目を通した。

「あぁ…よくできている」

「えへへ…そうでしょ!!」

エイミィはクロノに褒められ、嬉しそうだ。

「だけど…なんか足りない気がするんだ…」

「えっ!?私に何か書き漏らした!?」

クロノの言葉にエイミィが立ち上がる…ここまでエイミィが驚いているということは、かなり自信があったのだろう…エイミィを落ち着かせるためにクロノは弁解する。

「あぁ…すまない…エイミィ…書き漏らした点なんてないんだ…ただ…なんか…スッキリしないんだよな…」

「…そう言えば…私もなんか書き足りない気がするけど…何度見直しても我ながらよくできた報告書なんだよね…」

「とりあえず…これは上に僕が送るよ」

「うん…よろしく~」

 

…はっきりと事実だけを並べると全て最高の結末…被害も最小限に抑えることに成功している…事件関係者はそれぞれの未来に向かい、新たな一歩を踏み出している…それは今、この場にいない…いや…自身の存在を忘却するという彼女の願いが叶った故に成立した…それに気づく者はいない…

 

 

…海鳴市のとある見晴らしの良い港…

 

 

なのはとフェイトはお互いに見つめ合っていた。

「フェイトちゃん…用って?」

「来てもらったのは、返事をするため…」

「え?」

「…君が言ってくれた言葉…友達になりたいって…」

「うん、うん!!」

「…私に出来るなら…私でいいなら…って…だけど、私…どうしていいか分からない…だから教えて欲しいんだ…どうしたら友達になれるのか…」

フェイトは不安そうな顔をする。

「…簡単だよ」

「え?」

そこになのはがフェイトに微笑んだ。

「友達になるの、すごく簡単!!」

「…」

「名前を呼んで?はじめはそれだけでいいの…君とか…アナタとか…そういうのじゃなくて…ちゃんと相手の目を見て…

はっきり相手の名前を呼ぶの」

「…」

「私、高町なのは、なのはだよ」

「…なのは…」

「うん、そう」

「…な…の…は…」

「…うん…」

「…なのは…」

「…うん…」

「…ありがとう…なのは…」

「…うん…」

「…なのは…」

「…うんっ!」

なのはは自然に涙が出ていた。

「君の手は暖かいね、なのは…」

「っく…う…っ」

「少し分かったことがある。友達が泣いていると、同じように 自分も悲しいんだ」

「…フェイトちゃんっ!!…」

「ありがとう…なのは…今は離れてしまうけど、きっと…また会える…そうしたら…また…君の名前を呼んでもいい?」

「うん…うんっ!!」

「会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ。だから、なのはも私を呼んで。なのはに困ったことがあったら、今度はきっ

と、私がなのはを助けるから」

そして、2人は抱き合い、そして、互いの髪をまとめるためのリボンを交換し、別れた…

 

その日、疲れた高町なのはは夕食と風呂をすませたら、すぐに寝た。そして、夢を見た。

 

 

…その夢では…高町なのはが誰かに泣いて抱きついていた…

 

 

「×××ちゃぁん!!」

「泣かないで…なのは…」

(あれ…なんで…私は泣いているの?)

「…だって…だって!?」

(なんで…私…こんなに取り乱しているの?)

「僕はなのはに会えて嬉しかった…初めて僕を女の子として見てくれた…初めて…僕と友達…いや…今じゃ親友って言ってもいいくらい…僕の中じゃ大きな存在だよ…」

(夢だからかな…顔がはっきりとわからない…)

「それは…私もだよ!!…だから!!…×××ちゃん!!…一緒に帰ろうよ!!」

(いったい…私は誰の名前を呼んでいるの?)

「…ごめん…本当にごめん…」

(なんで…謝ってばかりなの?)

「×××ちゃん!!そんな!!そんなのって…ないよ!!」

「…なのは…僕は…君のことが…」

そこで台詞が途切れ、暗転する。

(えっ…ちょっと…待って!?…私は…知っている…この光景を!?…すごく大切な事なのに…思い出せない…)

 

 

「…あなたは…だれ…なの…?」

 

 

起きた時には…私…高町なのはは涙をポロポロと流していた…

 

 




どうでしたか…

これで…第一章は終わりです…

第二章の前にキャラクター説明回を設けようと思います

それでは、次回お会いしましょう
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