魔法少女と僕の物語   作:fruttiano

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ど~も、fruttianoです

お気に入りがどんどん増えていき、とても嬉しいです。

この調子で書いていきたいと思います。

前書きはこの辺で…

それでは、本編です!!

どーぞ!!


魔法少女誕生と僕の願い

好奇心のせいか、騒音が聞こえた方向へ僕の足は向かっていた…

 

そこで、僕は自分の目を一瞬疑った…

 

「…なんだ…あれは…」

 

僕の目線の先にあったのは、おそらく動物病院と思わしき破壊された建物…

それを破壊したと思われる黒い触手をうねうねと動かしている謎の生物?いや、化け物…みたいなやつ、

そして、何かを腕に抱えていた少女がいた…

 

…というか、その少女とは…

 

「なのは!!何しているんだ!!」

「千百合ちゃん!!」

 

僕の友達である、高町 なのはだった…

 

「えっと…今日道で倒れていたフェレットさんを動物病院に預けてたの。けど、心配で様子を見にきたらこんな事に~」

「フェレット?フェレットって何?」

「ええっと…フェレットって言うのは…ってそんな場合じゃないの!!」

「そうだな…とりあえず警察に…」

僕が言い終わる前に

 

「待ってください!!」

 

台詞を遮られた…フェレットに…

(ん…フェレットに?)

 

「あの、協力してもらえませんか!?」

 

フェレットがしゃ、しゃべっている!?…ああ、フェレットって、もしかしてインコみたいに言葉覚えることができたりするのか、それにしては言葉が流暢だな…

 

「千百合ちゃん、フェレットはインコみたいに言葉は覚えないよ…」

「えっ?そうなの?じゃぁ、なんでこいつしゃべれるの?」

僕はフェレットを指差す。

「それは後で説明していいですか?それよりもアレをどうにかしましょう」

フェレットは続けて話す。

「僕の声に導かれた人よ…」

フェレットがなのはの方を見る。

「なのは、そうなの?」

僕がなのはに聞く。

「うん、なんか頭の中に直接話しかけてくる声が聞こえてきたの…」

そして、ここにいるらしい…

「何が何だか分からないけど、いったい何なの!?何が起きているの!?」

なのはが軽いパニックに陥っている

「君には資質がある…お願い、僕に少しだけ力を貸して…」

「資質?」

なのはがフェレットに質問する。

「僕はある捜し物を探すためにここではない世界からやってきました。でも、僕1人の力じゃ思いを遂げられないかもしれない。迷惑とは分かっているのですが、資質を持った人に協力してほしくて…」

そう言うと、フェレットはなのはの腕から飛び降りる

「お礼はします。必ずします。僕が持っている力をあなたに使ってほしいのです。僕の力を…魔法の力を!!」

「魔法の力?」

僕はその話を聞いた時、

(何言ってんだ、コイツ…)

と、思っていた。

その間に黒い化け物は大きく地を跳びこちらに迫ってきていた。

「なのは!!僕があの化け物を引きつける。その間に、そのフェレットの話を聞いておいて!!」

「うん、分かったの!!」

「えっ、危険だ!!」

なのはは、電柱の陰に隠れる。フェレットは、しぶしぶ理解するとなのはに説明し始めた。

「さて…とりあえず…」

僕は化け物の前に立つ。

「やれるだけやりますか」

(こんな得体の知れない奴に遠慮はいらない…最初から…)

「全力全開だ!!」

神速を使い、思いきり蹴り飛ばす。化け物が悲鳴をあげる。僕は隙を与えずに蹴り、そして殴る。化け物は反撃しようとして触手を鞭のように使い、僕に襲いかかる。だが、

「高町家のみなさんの方が早いよ!!」

僕は襲いかかる触手を全てかわし、アッパーをいれる。化け物は粉々に飛び散った…が、飛び散った欠けらが集まり、化け物は復活した。

「…くっ、キリがないな…」

(このままじゃ、ジリ貧になるだけだ…)

と、僕が思っている時、

 

 

「我、使命を受けし者なり…」

「えっと…我、使命を受けし者なり…」

 

「!!」

 

声が聞こえた方向を見ると、なのはがフェレットの言葉を繰り返していた。

 

「契約の下、その力を解き放て」

「契約の下、その力を解き放て」

 

「風は空に、星は天に。そして、不屈の心はこの胸に」

「風は空に、星は天に。そして、不屈の心はこの胸に」

 

そして、なのはとフェレットが声を合わせる。

「「この手に魔法を。レイジングハート、セット・アップ!」」

 

《stand by ready. set up.》

 

赤い宝石…レイジングハートがなのはの言葉に応じる。そして、光り始めた。

「落ち着いてイメージして…君の魔法を制御する魔法の杖の姿を…君を守る強い衣服の姿を」

フェレットはなのはにそう言うと、

「そんなっ…急に言われても…えっと…えぇっと…」

なのはは、一度目をつぶり…

「とりあえず、これで!!」

次の瞬間、レイジングハートの光がなのはを包み込む。

光が消えるとなのはは、先ほどの服とは違う白い服、そして、赤い宝石がよく目立つ杖を持っていた。

「えっ?えっ?えぇぇぇ~!!」

なのはは自分の服装が変わったことにひどく驚いていた。僕も驚いていた。なのはの服装がまるで、某東23区の内の某区にいそうなコスプレイヤーがしそうな姿だったからである。

「なのは…かわいいとは思うけどそんな趣味があったとは…」

「千百合ちゃん!!誤解なの!!っていうか、ツッコムところってそこじゃないでしょ!!」

「あはは、ごめんごめん」

そんな茶番をしていると、

「あっ、やばっ…」

僕がそう呟いたのは、化け物がなのはの方に走り出したからだ。化け物がなのはに体当たりをする体制に入っている。

 

(なのはが危ない!!)

 

「きゃぁ!!」

 

《protection》

 

レイジングハートが呟いた次の瞬間、なのはの目の前に薄い桜色のバリア?みたいなのが展開される。化け物はそれに衝突するが、バリアが固すぎるのか…化け物は反作用を受けたかのように後ろに吹き飛ばされた。

 

「えっ、えぇぇぇ!!」

 

なのはが声をあげる。

 

(さっきから、なのは、驚いているばかりだな…)

 

僕はのんきにそんなことを思う。

「僕らの魔法は発動体に組み込まれたプログラムという方式です。そして、その方式を発動させるために必要なのは、術者の精神エネルギーです。基本的な攻撃や魔法は何も言わずに使えます。しかし、それより大きい魔法を使うときには呪文が必要となります。」

フェレットは魔法について語り始めた。

「呪文?」

なのはが呟く。

「はい、もう、あなたの心にはその呪文が浮かんでいるはずです!!」

フェレットは言う。なのはを目をつぶって考えているようだ。

「おい、それで、あれは何だ?」

僕はなのはが吹き飛ばした化け物を指差す。

「あれは、ジュエルシードの忌まわしき力によって生み出された思念体です。あの化け物の中にあるジュエルシードを摘出して、封印しなければならない…」

(意味分からん!!)

「おい、フェレット!!簡潔に説明してほしいな!!」

僕はフェレットの言っていることについて理解できないので、さらに分かりやすい説明を求める。

「つまり、ジュエルシードっていのをあの化け物から引きずりだして、なのはが持っているレイジングハートと魔法で封印すればあの化け物も消える…納得した?って君は魔力を持っていないから危険だ!!近づいちゃだめだ!!」

僕はゆらゆらと起き上がる化け物に近づく。

「あれから、ジュエルシードってやつを出せばいいんだな…」

その辺に落ちていた木の枝を二本拾い、両手に取り、神速を使う…

 

「くらえ!!美由希さんからの受け入り!!」

 

 

小太刀二刀御神流奥義“射抜・追” 

 

 

化け物が悲鳴をあげながら崩れ落ちる

「…っ!!す、すごい…魔法なしでこのスピードをだせるなんて…」

(そういえば、フェレットはなのはに説明していたから神速見ていなかったな…)

僕が化け物の体を木の枝で引き裂く。すると、青い宝石…のようなものが見えた。

(これがジュエルシードか?)

「なのは!!」

「うん!!」

僕はなのはに呼びかける。なのはが化け物にレイジングハートをむける。

「リリカルマジカル、ジュエルシード封印!!」

《seeing》

すると、レイジングハートから桜色の羽のようなものがてできた。そして、化け物を桜色の光が包み込む。光がだんだん消えていくとそこにはジュエルシードだけが残っていた。

「レイジングハートで触れて…」

「えっ、うん」

レイジングハートがジュエルシードに触れると、ジュエルシードはレイジングハートの赤い宝石に吸い込まれた。

《receipt number XXI》

レイジングハートの声が響く。その後、なのはの服が元に戻った。

「あれ、終わっ…たの?」

「はい、あなたのおかげで…ありがとう…」

そう言うとフェレットは倒れた…

「ちょ、ちょっと!!」

パトカーのサイレンらしい音が聞こえる。よく見れば、僕達の周りの状況は酷い事になっていた。倒れている電柱、全壊の家、ボロボロになっているコンクリートの道路…

「なのは、ここにいたらまずい、僕は帰り道がこっちだから、気をつけて帰ってね!」

「う、うん、って言っている暇じゃなかった!!千百合ちゃん、また明日なの!!それと、とりあえず、ごめんなさ~い!!」

なのはは、すごいスピードでここから退散していった。

 

 

(さて、僕も…帰るか…っつ!!)

僕は左足に履いている靴を脱ぐ。

(…やっぱり…か…)

僕の左足は大きく腫れていた。原因は分かっている。

(…神速を使いすぎた)

無意識の内に何回も神速を使っていたせいで、僕の左足は炎症を起こしていたのだ。

「…左足が使えなければ…右足だけ使えばいいか…」

僕は右足一本…つまり、片足けんけんで、家まで歩いたのであった…

 

 

「ただいま~」

「ちぃ君、遅かったじゃないか…って左足どうしたの!!」

ん…言い訳めんどい…けど、

「バスケでダンクをやっと成功する事が出来たんだけど、着地に失敗したんだ…ははは…」

「…全く、これだからちぃ君は…って、説教は後にするからお風呂入れるから入ってきて…怪我が痛いなら無理しなくてもいいけど…」

「いや、疲れているから、お風呂は入るよ」

僕は足を引きずりながら風呂場へ向かう…

 

 

「…ちぃ君、その嘘は…バレバレだよ…ちぃ君がそんなミスするはずないじゃないか…」

お父さんが何か言ったようだが、あまり、僕は聞きとれなかった。

 

「お父さん、何か言った?」

「いや、何でもないよ、それより、早く入りなさい」

「は~い…」

 

僕は体をお風呂にゆっくり浸かる。

そして、今日見た化け物を思い出す…

そして僕はいつの間にか涙を流していた…

 

「…あれ、なんで…」

 

僕は腕で涙を拭う。しかし、また目から涙が溢れる…

 

(別にあの化け物が怖くて泣いているのではない…)

 

(別に左足の激痛に耐えられなくて泣いているのではない…)

 

(じゃぁ、なんで…)

 

答えは…もう分かっている…

 

(守るって決めたのに…なのはを危険な目に遭わせてしまった…)

 

(僕は間接的に関わっただけだ…僕は魔法は使えない…)

 

当事者であるなのはは、そんな事は気にしていないかもしれない。

 

(だけど、もし、また同じような状況にあったら…?)

 

(僕がいない間に、なのはにあの化け物が襲ってきたら…?)

 

そう思うと、僕の心はひどく不安に掻き立てられた。

 

「…何のために…お母さんが残してくれた武術を習ったんだよ…」

 

(魔法なんて使わなくてもあの化け物は倒せる…)

 

それは今日、分かったこと。

 

(問題は魔法でしか解決できない封印のこと…これは、もう、なのはに頼むしかない…)

 

だが、安全にジュエルシードを封印するためには非の打ち所がないくらいにあの化け物を倒さないといけない。

 

(…なのに、僕はこの有り様だ…)

 

(僕はこれ以上、自分がどうすれば強くなれるかは知らない…)

 

(けど、僕は守りたいんだ…なのはを…大切な友達を!!)

 

(義務じゃない…)

 

(使命じゃない…)

 

(これは…僕の…一方的な願いだ!)

 

僕は決意した。

 

その後、止まらない涙にイラつき、自分の顔面めがけて、シャワーを噴射させるのであった。





結構シリアス…にしました…

今回は、オリ主つぇぇぇ系にはしませんでした。しかし、千百合は今でも強いし、これから、強くなろうと頑張ります。
そんな千百合を応援してもらえると嬉しいです。

それと今回出た技はとらいあんぐるハート3の美由希ちゃんの技です。
分からない人はOVAを見れば分かるでしょう…

誤字、脱字がありましたら報告してください。
分かりにくい表現のご指摘がありましたら教えてください。
そして、感想がありましたら、ください。

それでは、次回お会いしましょう…
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