俺は、グレイフィアとともに人間界・日本の京都にやってきた。
俺たちはまず、俺が十数年前までバカ弟子と二人で暮らしていた、京都のとある山の中に建てた家に行こうと京都の大通りを歩いていた。
俺は隣を歩いているグレイフィアを見ていた。
彼女は、京都の町並みを物珍しそうに見ていた。
まぁ、それは仕方がないことだろう。
何せ冥界で生まれ育った彼女は日本特有の建築物や文化は全くの未知の部分なので興味がわくものも仕方がないだろう。
「なぁ、グレイフィア。」
「何ですか?」
「あのさぁ。これから行く目的地まではまだまだかかる。だから休憩がてらに少し京の町を散策しないか?」
「えっ!!いいのですか辰巳。それは嬉しいですが、貴方は人間と関わるのは嫌いだと言っていたじゃないですか。」
「まぁ。確かに俺は人間だころから人間と関わること嫌いだが、お前はこれから一緒に暮らしていくんだ。その間にお前は何度もここに来る機会があるだろう。その時のためにもここのこと知っておいたほうがいいと思ってな。」
「わかりました。ではよろしくお願いします。その前に・・・」
「どうしたんだ?」
俺は気になってグレイフィアのほうを見た。
すると彼女は、俺の腕に抱きついてきた。
「私のことはフィアと呼んでください。いつまでのグレイフィアじゃなんだか他人行儀なので。」
「わかった。じゃぁまずはどこから行くか?」
「そうですね。ではまずは服を売っている場所に行きたいです。」
「服か、でもお前服なら持っているじゃないか。」
「確かに持ってはいますけど、私が持っているものは、今着ているものも合わせてこの街にはまったくあっていないと思うんです。それに・・・」
「それに?どうしたんだ。」
グレイフィアは少し恥ずかしそうに、手を前に組んで指をもじもじさせていた。
「それに・・・私!貴方が着ているような服を着てみたいんです!」
「そうか。じゃぁあそこかな。俺が着ているようなものは『西陣織り』と言って京を代表する織物でな。そこらの店では、扱っていないんだよ。」
「そうなんですか。貴方が羽織っている白マンもその『西陣織り』出来ているんですか?」
フィアは不思議そうに俺が羽織っている白外套を指で軽くひっぱりながら聞いてきた。
「まぁ、そうだな。これもこれと同じ記事でできているものだ。」
そう言って俺は、外套の下に来ている緋色の服を指差した。」
「さぁ、着いたぞここがお前のご所望の西陣織りの物を扱っている店だ。」
そして俺たちは、フィアの服をえ選ぶために店の中に入って行った。
グレイフィアside
私は清十郎、いや辰巳に選んでもらった藍色を基調とした和服を買ってもらった。
その後いろいろな場所を回った。
どのくらい京都じゅうをを散策したのだろうか。
最後に辰巳は酒屋さんに立ち寄って一ついいお酒を買ってきた。
どうして買ったのか気になった私は、どうして買ったのか聞いてみると、辰巳は私がこっちの世界に来た祝いだと言っていた。
私はとてもうれしかった。
私のためになれない人と関わりながら、私に京都のことを教えてくれた、そして私に服を買ってくれた、そして私がこっちの世界に来たことを祝ってくれた。
私は、今日のことは、一生忘れないだろう。
そして彼とともにこれからを歩んでいくだろう。
どうも本当にお久しぶりです。
今年も頑張って更新しようと思いますので。
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