とある稲妻の呪術廻戦 作:ネシエル
今日は特別に作りました。
これも皆さんのおかげです
tako09 コシヒカリR 痺憧(梅茶漬け) ヨシハラカイト ロコンさん
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おかけで評価バーに色を付くことが出来ました。
そして グルッペン閣下 みつばち 金持ちになりたい しのびんさん
前々から投票していだたきありがとうございました。
コシヒカリRさん
感想ありがとうございます。
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これも皆のおかげです。
今後もぜひ、とある稲妻の呪術廻戦を楽しんでください
大都市の戦場
摩天楼が立ち並ぶ大都市・新宿のど真ん中で、
雷電眞は次々と迫り来る呪霊を薙ぎ払っていた。
「これで……500体目。」
――刻み、切り込み、切断、断絶。
雷電眞の刀が空を裂き、次の瞬間、無数の呪霊が肉片と化して地に落ちる。
“御廚子”
これは、雷電眞に刻まれた生得術式の一つ。
不可視の斬撃を生み出し、自在に操る能力。
飛ぶ斬撃を放つ、至ってシンプルな術式。
しかし、彼女の手にかかれば、
それは世界を裁断する刃へと化す。
彼女の異常なまでの呪力量と出力
――それが、この術式の破壊力を極限まで引き上げていた。
数十体もの呪霊はおろか、
特級呪霊や土着神でさえも一刀両断。
もはや敵はサイコロステーキ先輩のような四角い肉片に早変わりしていた。
肉片を踏みしめ、眞は周囲を見渡す。
『……おかしい。』
眞の鋭敏な感覚が異変を捉えた。
『桜が見当たらない。呪力も感じない。』
“百鬼夜行”を起こした張本人である
八重桜の呪力が、この場にはない。
京都へ行った可能性があるが、
それならば皇室側から何かしらの連絡があるはずだ。
だが、何もない。
眞の頭の中で、最悪の可能性が浮かび上がる。
『あの皇室がヘマをした……?
いや、仮にも天照大御神の血を引くものだ。
何もできずに全滅したとは考えられない。』
眞の脳裏に、一つの結論が浮かぶ。
――それは、桜が狙うのは別の場所である可能性。
『……まさか!!』
「そうか、そういうことか。」
眞の表情が険しくなる。
「あのバカ、
前までは正面からぶつかってきたじゃないか。」
今回は姿すら見せない。
桜が考え無しに動くようなタイプではない。
ならば、この状況は――
『桜は私との直接対決を避けている。』
それが意味するのは、
彼女が本当に狙っているのは、東京ではなく別の場所ということ。
――すぐに電話を取り出し、笹百合へ連絡を入れる。
「笹百合!! 大変、説明する時間がない。
私が急いで、高専に戻る。
守柄が危ない……!?」
――ドン!!
轟音とともに、眞がいた地面が爆発した。
爆風があたりの建物を揺るがし、コンクリートが粉々に砕ける。
瓦礫が飛び散り、街は一瞬にして戦場と化した。
爆風により、眞の体は宙へと投げ出される。
だが――
「……チッ。」
彼女は空中で冷静に腕をクロスし、
飛んでくる瓦礫を最小限の動作で弾く。
地面へと降り立ち、爆発の中心へと目を向ける。
――そこにいたのは、一人の男。
埃が晴れ、視界が開ける。
「ソウ簡単ニ行かせるカ。」
男が、不敵に言い放つ。
黒い肌。
鍛え抜かれた肉体。
特徴的な装飾が施された装束。
彼は微笑む。
「おい、将軍サマ。
オマエノ相手ハ、俺ダ。」
雷電眞の前に立ちはだかったのは、
神の挑戦者――ミゲルだった。
「……ごめん、笹百合。あと5分で行くわ。」
電話を切り、ポケットに入れると、
眞は手を組み、印相を結ぶ。
「三秒で捌く」
結びのは閻魔天印。
両手の人差し指と小指の第二関節と
両手の中指と薬指のお腹を合わせて作る。
意味は天上天下唯我独尊。
「領域展開【伏魔御廚子】」
様々な生物の頭骨に象られた寺のお堂が出現し、
地獄の門が切り開いていく。
▲▲▲
人々の反応
一般市民A
『な、なんなんだ。あれ……? お寺か?』
一般市民B
『何かの新技名か? にしても、ネーミングセンスがすごくいい。
人生何週分すれば思いつくんだ、あんなカッコいい名前。』
一般市民C
『後ろにあるのは……鳴神神社か?
でもよ……人の骨が散乱してるって、ちょっと気味が悪すぎるぜ……。』
一般市民D
『それより、将軍様の服も突然白い浴衣へと変わった……!?
“領域展開”……なんでこんなに語呂のいい技名なんだ?』
団子を売る人
『御廚子……厨房のことか?
お寺なのか厨房なのか、どっちなんだ……?』
雷電将軍に憧れている人
『ふむ、あの装飾……どこかナタのデザインに似ているな。
皆は注目していないが、
あの空間内で縦横無尽に駆け抜ける将軍様が警戒している。
明らかに危険な状態にも関わらず、
あの呪術師を無視できない理由があるはず……。
直接対処しなければならないほど、あの呪術師は
かなりの実力者なんじゃないか?』
パイモン
『あれってもしかして……一心浄土なのか?』
旅人
『見た目はかなり暗いけど……鳴神神社だよね?
でも、あんな骨だらけの鳴神神社なんて見たことない……。』
パイモン
『ていうか、一心浄土って将軍様の精神世界だったよな!?
それって、アニメの眞の頭の中は
……あんな感じなのか!?!?』
八重神子
『領域展開……。
ふむ、なんと素晴らしい響きじゃろうか。
今度、影に一心浄土を開くときに、試しに言ってもらおうかの。』
影
『……意識空間の展開ですか。
私の“一心浄土”と何か違う?』
▲▲▲
高専の敷地内。
地面には血が広がり、冷たい夜風がその匂いを運ぶ。
血に塗れた九条沙良。
倒れた彼女を、八重桜は無慈悲な瞳で見下ろしていた。
「ごめんね。」
静かに、しかし感情を欠いた声で桜は言う。
「君に罪はない。
呪力を持たない君に、私が恨みを抱く理由もない。
だけど……“仕方がなかった。”」
淡々とした口調。
「誰かが血に染まらなければならない。」
「誰かが罪を背負わなければならない。」
その言葉は、決して後悔を滲ませるものではなかった。
それは――使命として受け入れた者の言葉。
「眞は優しい。
優しすぎる。」
八重桜は、血の匂いをかき消すように振り返る。
「国を守ると言っておきながら、
肝心な所で爪が甘くなる。
情に弱いのよ。」
「だから、いつも裏目に出る。」
雷電眞は強い。
間違いなく、神の領域に立つ者。
だが――
それでも、眞は「人間」としての心を捨てきれない。
それが、雷電眞の「弱点」だった。
「……沙良、先輩……」
微かに震える声。
守柄の瞳は、かつてないほどに揺れていた。
八重桜は、ゆっくりと彼へと視線を向ける。
「そうだろう、七葉守柄。」
「何で……なんで……ナンデ……」
声が震え、言葉が詰まる。
その瞳に映るのは、許しがたい現実。
彼の目の前には、
大切な先輩が血に塗れ、倒れている。
そして、それをやったのは――
「お前か……」
記録 ― 人歴2013年12月24日
彼は拳を握り、口を開いた。
「――召喚。」
「丹羽久秀!!!!」
怒りと共に現れたのは血迷えし亡霊。
特級変異呪霊 丹羽久秀
二度目の完全顕現である。
▲▲▲
空気が揺らぎ、空が赤く染まる。
辺りに、異様なまでの呪力の波動が広がっていく。
まるで、テイワットを血と炎が満ちた第一次世界大戦の記憶が
具現化するかのように。
そして――
ズシンッッ!!!
巨大な影が、地に降り立つ。
特級変異呪霊『丹羽久秀』
鎧に包まれた体躯。
燃え盛る炎。
「GAAAAAAAAAAAAAA!!」
雄叫びを上げる異形の戦鬼。
亡霊がここに降臨した。
二度目の完全顕現――
八重桜は、悠然とした態度でそれを見つめる。
「さあ――
新世界の幕開けだ。」
夜風に髪をなびかせながら、八重桜は微かに微笑む。
守柄は、振り上げた拳を握り締める。
「ぶっ殺してやる。雑魚が。」
次回投稿2/14
もしかしたら13日にも投稿するかもしれません