とある稲妻の呪術廻戦 作:ネシエル
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第一話 アニメ【呪術廻戦0】
「神無き世界の雷鳴」
魔神戦争――
それは原初の存在、
「あの方」によって天理の名のもと命じられた、
神聖なる計画の一環であった。
しかし、命じられた戦いに虚無と無常、
血と殺戮しか見いだせなかった魔神たちは、
天理に反旗を翻し、剣を向けた。
その結果、
彼らは天空の主の怒りを買い、容赦なく処刑された。
時は流れ、一万六千年が過ぎ去った。
人々は神を忘れ、神無き世界が続く中、
歴史は今なお語り継がれることなく影となっていた。
▲▲▲
人々の反応集
一般市民A『つまり、どういうことだ』
一般市民B『なるほど、そういう世界感か』
一般市民C『雷電将軍は!?まさか、処刑されたのか』
一般市民D『何て、不謹慎極まりない内容だ。
今すぐ、放送をやめろ!』
一般市民E『ふむ、設定的に悪くないかもしれない』
団子を売る人『そ、そんな、
じゃあ稲妻はどうなってしまうのだ。』
雷電将軍にあこがれる人
『稲妻は滅んでしまうだろう。
雷電将軍無き稲妻を想像することができないな』
何時の間にか話題の中心になった雷電将軍というと
雷電将軍『どうやって、
動いているのですか?』
単純な原理について驚き、
魔神たちが処刑されたことに驚かなかった。
後のインタビューで彼女はこう答えた。
雷電将軍『え、別に驚く必要はありません。
当時、天理の命令に反感を覚えた魔神も多くいます。
私もその一人でした。
ですか、同時の魔神たちは天理の命令を受け入れ、
アニメのように手を組みませんでした。
それに、全ての魔神を処刑したって、
あの方ならやりかねませんから。』
▲▲▲
稲妻幕府の四十七代目将軍・雷電眞が資料を見下ろしていた。
その目の前には、
鎖に包まれ、息も絶え絶えな様子の少年がソファに座っている。
少年の名は七葉守柄。
青紫がかった黒髪に鋭い紫の瞳、繊細な輪郭が特徴的だった。
だが、その目は虚ろで、
震える手足は精神の深い傷を物語っていた。
「七葉守柄――東京都○○区に住む高校生。
ある日、家族が謎の昏睡状態に陥り、
親友の丹羽久秀の家に身を寄せた。
その際、呪霊に遭遇し、友人は特級呪物に触れたことで変貌を遂げた……」
眞は静かに読み上げた。
「・・・・」
「なかなか、凄いことを経験したね
外部要因とはいえ特級呪霊を倒せるとは恐れいった」
「・・・」
何も反応しない守柄に対し、眞は言った
「・・・仕方ないな」
眞は微笑みながら言った。
「!?」
そのとき、何の反応もしなかった守柄は初めて目に光が入った。
それと同時に眞は腕を振った。
すると、部屋全体に斬撃に切り刻まれた。
部屋全体に貼っていた札も、守柄を拘束した鎖も解けた。
「やはり、見えたか」
守柄の後ろには鎧武者の亡霊が出てきて、
拳を構えて、眞を睨みつける。
「Guuuu」
赤い甲冑、血でしまった鎧。
全長2メートルの鎧武者。
眼の青い灯を照らし、
雷電眞を見詰める
「特級変異呪霊、丹羽久秀。
初見で御廚子に対応したのか。
なかなかやるね。」
「あんまり、丹羽を虐めないでください。
どうなって知りませんから。」
「ああ、笹百合からも聞いている。
君を捕まえるのに、とても苦労したからな。
で、何時までもここにいるつもりだ」
「ずっと、です。
じゃないと丹羽は他の人を傷つけてしまう。
元々、僕のせいでこうなってしまったのだ」
「親友を思う気持ちは尊いものだ。
でも、それは問題を先送りにするだけだ。」
「わかっています。
でも、どうしようもないです」
「じゃあ、こうしよう。
君の親友は元に戻ると言えば、どうだ」
▲▲▲
人々の反応集
一般市民A『今の何だったのだ』
一般市民B『わからん、将軍様が手を振った瞬間。
部屋がズタズタになったぞ』
一般市民『あの鎧武者の何なんだ』
スクリーンを見ている観客たちは目の前の映像に夢中だった。
映画と異なる表現方法。
さらに、現代的な映像技術によって、
10分にも満たない映像で、
日々娯楽に飢えていた稲妻の民の心をワシ掴みにした。
雷電将軍にあこがれる人
『ふむ、節穴共め、
今の見えなかったのか、あのとき、雷電将軍が手を振った瞬間。
僅かの輝きを放った。
おそらく、斬撃の類いだろう
恐ろしくほどの神業。
俺でなきゃ見逃しちゃうね』
そのとき、
雷電将軍の苗字が出てくる。
雷電将軍にあこがれる人
『稲妻幕府、第47代目将軍。
何代目だから、代変わりにしているのか。
神無き世界と宣伝しているから、
この雷電将軍は人間なのか?
それにしても、雷電眞。・・・眞か。
確か、八重堂で出版した本に出てきたよな。
雷電将軍が二人いるわけないと九条家によって廃版にされたが、
それを参考にしたのか』
パイモン『やっぱり、散兵だ』
旅人『確かに似ている。でも、おどおどしているみたいだ。
イメージとは全然違う』
パイモンと旅人は散兵とのイメージのギャップに驚き。
八重神子『これが、アニメか。
原理について教えてもらったが、
極めてばこれほど繊細な動きを表現できるのか。
そうだ、これを娯楽小説の宣伝に使えばいいだろう』
八重神子はアニメの使い道とその経済効果を予測した。
雷電将軍『眞・・・
え・・・』
目を開き、無意識に口を空けてしまうほどの衝撃を覚える。
雷電将軍『いや、眞はこんな性格じゃない。
あの誰にも優しくて、凛々しい眞がこんな・・・』
次回投稿1/20
ついたちさん。
感想ありがとうございました。
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