「ふーん、学級崩壊ねぇー…。ま、
翼先輩を蛍、委員長、野乃子ちゃん達に紹介しながら悩み相談会をしてました☆
「あ…あの…っ、先輩」
「ん?何固まってんだ?お前ら」
べ…ベアが…
「茶運んでるーっっ」
大人しくお盆にお茶を乗せてもってきてくれていた。
「ああ、大丈夫大丈夫。
そ、それでもあの時のことが思い出される……!敵…!!
「話は戻るけど、お前のクラスの学級崩壊は棗のせいっつーよりはクラスの行き場のないストレスがそーゆー形で現れたってとこだな」
行き場のないストレス…。
「多かれ少なかれ学園にいる奴でこの学園に不満や不安を抱かねー奴はいねーし、学園にとったら所詮生徒なんてコマだかんなー。それを感じとれば取る程俺や棗みたいにむやみに反抗して問題児のレッテル貼られる奴がでるってわけさ」
翼先輩って問題児なん?『落ちこぼれ』とは言われてたけど…
「コレ何だか分かるか?」
そう言って翼先輩が左目の下にある星の刺青のようなものを指差した。
「おしゃれ?」
思い付かずそう答えると、翼先輩となぜか蛍からもブー、と言われる。
「これは’’罰則印’’だよ。まあ簡単に言えば軽い’’呪い’’だな。
そんなアリスもあるんや…。
「この印はそいつにしか消せないしそいつ次第で激痛を走らせることもできる」
棗の罰則面も…。
「お前んとこの学級崩壊だって同じだよ。奴らにとってストレス発散が’’悪さ’’ならお前がそれを別のものにすり替えてやればいい。何にしたって、楽しいにこしたこたねーだろ」
ストレスをたのしいことにすりかえる…!おもしろそうっ!!
——というわけで、早速実践です!
「はあ?ドッジボールだあ?」
「そ!みんなで楽しく運動するといろんな事忘れてすっきりするよー」
ドッジボールに誘っているが…
「はあ?何言ってんだこいつ。気色わり」
「だれがやるかバーーカ」
「ボケ」
「キエロブス」
こんな風に言ってきたり、物まで投げてきますっ☆
「ふ〜〜〜ん…そっかそっかぁー…遊びといえどウチとの勝負に勝つ自信がないからそうやって逃げるわけねぇー」
イライラしながらそう煽ってみると、やはり思った通り挑発に乗ってきた。
ルールは公式で、アリスの使用は一切不可で、B組みんなを巻き込んだドッジボールが開催された。
「俺らに負けたらお前らチーム一生俺らの下僕だからな!」
さっき挑発したヤツが言ってくる。
「ねえ!棗さん?」
「…そーだな。それくらいのリスクしょってもらわねーとやる気でねーな…」
問題の棗は1番やる気がなさそうで、1人マンガを読んでいる。
「勿論みんながどっちのチームに入るかは個人の自由だ」
「ウチ1人でもやるもんねっ!!」
ここで引くわけにはいかずそう言うが、クラスメイトみんな棗のチームに行ってしまう。
分かってはいたけど…!!
「み、蜜柑ちゃん。僕…蜜柑ちゃんのチームに入るよ」
い…委員長っ!うわーん!嬉しいよー!!
すると、野乃子ちゃんやアンナちゃん、他にも少しクラスメイトの子が蜜柑のチームに入ってくれた。
みんな…うち…頑張るよ〜…っ!!
「あれ?蛍ちゃんは?」
委員長の声で気づく。
そういえば…と思い見渡すと、蛍の開発した芋虫の寝袋に引きこもっているのを発見した。
ちょい蛍ー!全員参加やのにー!!
むりやり蛍を引きずり出していると、蜜柑の方へ跳ねてきた流架のウサギを流架が追いかけてきた。…のを、捕まえる。
「えーー♡♡ルカぴょん!!うちに入ってくれるの!」
そのままルカぴょんの腕をみんなで掴み、チームに引き入れる。
「と、いうわけで蜜柑チーム総勢7人でーす!」
ルカぴょんが逃げないように腕をガッチリ掴みながら宣言する。
「おい…棗さん殺気が…」
「チームとしてはやる気になってくれて心強いけど…」
「でも相手チームにルカ君だろ?もし間違ってでもルカ君にボール当てたりしたらどーなるんだ?」
「どうって…棗さんのあのカンジからしてタダじゃすまねーだろ…」
『この勝負…わからなくなってきたぞ…』
蜜柑がニヤニヤと流架を見ていると、少し照れくさそうにしながら睨んでくる。
「…何だよ、気色わるい」
「ルカぴょんて、何だかんだ言ってやっぱいい奴ーって思て!!」
「は!?」
「だってしぶしぶでもこっちに残ってくれたのってウチらやクラスの子達少しは心配してくれたかrやろ?ありがとうなっ!今日は一緒に頑張ろーね!!」
そんな会話をしていると、頭に衝撃が走る。
い…痛ーーー!!!!!
「ナイッス棗さん!!」
「頭はセーフかぁーっ!残念っす!」
棗が投げたボールがウチの頭に思い切り当たったらしい。
「ちんたらしてんじゃねーよ」
その後試合は意外に白熱。その後アリスを使って姑息なことをしている奴らもおったけど、蛍が片っ端から処分してくれてたので助かった。
そのまましばらくやっていたが、やがてエンドレスになりいつまで経ってもの勝負がつかなかったので