The world's strongest redo 作:Boston Ham
襲撃から3日が経った頃
取り敢えず桜さんに端的に状況を伝えて家に帰らせ、報復が来るとオーナーに失礼だと言った悠矢と妹を俺の家で保護した筈なんだが...
「くらえ、スナイパー」
「甘いよ、桜さんこっちにもスナイパーがある事を忘れずに」
「なにぃ⁉︎」
何でまだ痣が残ってるのに元気いっぱいにゲームやってるんですかね相棒は...てか桜さんなんで居るの...今、真昼間だよ学校はどうした学校は!
「...お兄ちゃんと桜さん?」
ああーまた2人とも癒奈ちゃんに怒られるよこれで何回目だ?いい加減学習しろ。
「「...あのー優しめの説教だと嬉しいんですが...」」
「...2人ともガチで説教されたい?」
やばいよ2人とも癒奈ちゃん覇気で出てるよ...ご愁傷様...
「まずお兄ちゃんは、慎介お兄さんの家で療養中でしょ?まだ痣も残ってるのに、何で元気にはしゃげるの?
そして、桜お姉ちゃんは何でお昼なのに学校に行ってないのかな?」
「それは...ゲームをやりたくなって」
「...慎介くんや悠矢くんが心配で」
2人は言い訳を並べていくが、今やこの家の俺に続いて偉い癒奈ちゃんには何を言っても通じない。
「2人とも今日は2人が嫌いなピーマンを使った野菜炒めだからね〜」
うわぁ、地味に嫌な嫌がらせしてくる。
「っと悠矢、これからの事について話して良いか?だから桜さんは癒奈ちゃんとリビングに行ってくれないか?」
「ちょ、また何で?」
「おけ〜」
と桜さんの服の袖を引っ張りながら去っていく癒奈ちゃんにウィンクして悠矢の方に振り返る。
「後、6日後にある事件が起こるって事は知ってるな?」
「...あぁ、教えてもらったからな」
「それは変えられない結果なんだか、早めに仲良くなっておきたい派閥がある。それは「森林」ティルヴィングだ奴らの派閥は北海道地方を勢力圏にしているが前の時間では俺の派閥と同盟を組むぐらいには仲が良かった。」
俺が死んだ後は知らないが、ティルヴィングのトップとは仲が良く、とてもいい奴だった。まぁお互い男子で歳も同じだったから気があったのだろう。
そして俺がいる中部地方は「逆鱗」グラムの勢力圏になる予定だ。正直グラムは強い奴が多いので余り相手にしたくない、そして何よりもグラムは派閥に攻める時は女子供関係なしに殺していく程残虐だった。
俺の派閥の「冷徹」バルムンクはそんな事はしなかった。
流石に女子供を殺すほど落ちぶれていない。
自分で言うのは何だが、悠矢のおかげでバルムンクは一番優しい派閥だったと思う。
グラムのトップは方針が狂ってやがる、進行する時にいた他派閥の住人は殺すのが正義とするサイコキラーだからな。
関東地方は、俺達の派閥バルムンクの勢力圏だ。
隣の東北の「秘匿」クォデネンツのトップは余り派閥争いに興味が無く、どこも遠征に行かなかったため、グラムに集中できて良かった。
まぁあいつの性格上家でゴロゴロしたいのだろう、でも防衛は何十回もしている。隣の国のロシアから何十回も攻められたりしているからな。
「あの事件」で被害を喰らったのは日本だけじゃないって事だ、俺も何度か援軍を送ったが何もする事なく終わってた。普通にあの引きこもりは強い。
残りの中国・四国地方は「絶望」ダーインスレイブの勢力圏、九州は「爆炎」レーヴァテインの勢力圏だ。
ダーインスレイブは...何というか動物大好きな派閥だな。あまり悪い噂は聞かなかったし、こちらから手を出さなければ結構温厚な派閥だと思う。
レーヴァテインは...バリバリの武闘派で戦闘狂が多かったが、グラムのやつと違って無差別に殺しはしない。
しかも、何でかレーヴァテインのトップが、1人でいきなりバルムンクの本拠地に来た時は流石に焦った、いきなり、タイマン張れって来たな...結構強かった。」
「...その言い方は負けたの?」
「...悠矢、俺のこと誰だと思ってる?まぁ結局勝ったのは俺だがな。まじでレーヴァテインのトップは困った戦闘狂だよ。」
と俺達以外の派閥について悠矢に説明した訳だが。
「悠矢、人を助けたいなんて考えは殺し合いでは捨てろ、殺さないとこっちが殺されるんだからな。」
「...わかったけど、何で僕の頬をムニムニ触ってるの?」
やべ、バレた。
「...そこに悠矢のムニムニほっぺがあったからだ。」
「...やっぱり慎介のこと信じなくて良い?」
「それだけは、やめてください。」
やっぱり血は繋がってるんだな癒奈ちゃんと同じオーラ感じるぞ。
「...リビングに降りてご飯食べようぜ!」
「はぁ...切り替え早いのは良いことだよ。」
まだ皆んな食べていなかった昼ご飯は、冷めてしまったが1人で食べるよりも美味しかった。
次回は戦闘回ですお楽しみに〜