超昂大戦SS フェイクルビー参戦! 聖夜に降り立つ淫夢の戦士 作:環 藍河
びーっ、びーっ、びーっ!
『市街地に敵勢力出現! パトロール中の超昂戦士は、至急ポイントC-8に急行してください!』
「C-8…ちょっと遠いかな。でも…!
私、行きますねっ!」
「おう、アカリちゃん、頑張れよっ!」
巡回中の商店街で、声を掛けて呼び止めてくれた雑貨店のおじさん。
見知った人々のいつもの優しさと、周囲から見守る市民の激励を背に、足取り軽く悪の現場へ駆け出すエスカ・ルビー。
ばっ! たたたたたたっ…!
「わあ…」「ホントにサンタみたい…!」
聖夜フォームのブーツで、トナカイ引きの橇のように、人混みを空からひとっ飛び。
年の瀬迫る閂市。ダイビート旗揚げから4度目の冬も、残念ながら敵全てを退けた平和なクリスマスを迎えることは叶わなかった。
ルビーは今年も聖夜フォームで街を巡回。敢えて戦闘以外の任務で市民への露出を増やし、不純異性交遊などのゴシップを防ぐアリバイを作る…トキサダの作戦であった。
(ちょっと大変だけど…みんなの笑顔を、クリスマスを護るんだ…!)
まだ見ぬ敵を早く一掃し、恐怖に怯えているであろう市民を安心させたい。
決意を新たに、雲を蹴るブーツに力を込めた。
だが。
『エスカ・ルビー、間もなく現着します!』
「…えっ!?」
ありえない。
「ちょ…ちょっと、本部!? 私、到着までまだ時間かかりますよ?」
『えっ…? で、でも映像では…』
「映像?」
『あ…ちょ、ちょっと待って…?
…ルビー! 何をして…
きゃあああああっっ!!』
(な…何があったの…?)
ぴっ。「…えええーーーっ!?」
悪の現場へと空を駆け抜けながら、ルビーは端末を視界の端で覗くが…
〘…あっ…あふっ…んふうっ…!〙
しゅっ、くちゅっ、じゅぷっ。
〘あ…ああんっ…! いいっ、気持ちいいよおっ…!!〙
ノーマルフォームのエスカ・ルビーが…
敵の目前で路地裏に隠れ、自らを慰めていた。
「な…何っ…? これ…私じゃ…!」
きゅうううっ…つぷっ、ぺちゃっ。
〘くううっ…スーツ越しでもっ、感じるよおっ…!〙
アスファルトに手足を投げうち、冬の寒空を仰ぎながら腰をくねらせ、時折ぴくんぴくんと跳ね上がる。
紅蓮の超昂戦士は戦闘服のまま…グローブをはめたままの左手で自らの胸を揉みしだき、右手でスカートの下をまさぐり続けていた。
ぐちゅっ、ふるふるっ、ぴいんっ…。
〘はあっ、はあっ、はあっ…
……あはああ〜〜〜っ……!!〙
胸のジュエルは滝のような汗と、快楽を貪るよだれと吐息でじっとり湿り、淫靡に煌めく。
バストを覆うスーツ生地は、その下から痛々しいほどの突起に突き上げられ、ぴんと皺を作る。したたる雫に濡れそぼるシルクホワイトのキャンバスは、戦士の乳房と乳輪の桜色で裏から染め上げられていた。
しゅっ、しゅっ、しゅっ…
くりくりっ…ぎゅううううっ…!
〘ひゃああああんっ!!〙
さらにルビー(?)は、左の親指と人差し指で乳首をしごき上げ、残った3本の指で真珠色の丘陵を、大きな円を描くように揉み回す。
ぴいい…ん…、たぷっ、ふるるっ…
左指で突起をいたぶられた刺激で、そのまま右の突起も天にまっすぐ衝き上げられる。
だが、右のグローブはプリーツスカートの下で、クロッチ越しに秘密のくぼみを擦り上げる営みに夢中。
〘ああっ…あんっ…右の、おっぱいもぉ…いじりたいのにい…っ〙
慰めたい右胸の噴火口まで手が回らず、僅かに二の腕で時折、乳房を内側に押しつぶすばかり。
そのもどかしさが、放置プレイのように右胸の頂をさらに尖らせる。
〘うう…あっ、あっあっあっ…!
敵のぉ…前なのにい…!
来るっ、来ちゃう…来ちゃうよおおっ…!!〙
胸のマッサージとリンクするように、切ない瞳を左右に揺らし、欲しがる唇を上に下に舐めずり回す。
エクスタシーが込み上げるたび、うつむき、のけぞり、あるいはイヤイヤのように頭部を振るルビー。
その都度、真紅のツーサイドアップがぴくんぴくんと縦横無尽に跳ね回り、ギャロップを愉しむ仔馬のたてがみのように、快感を雄弁に物語る。
〘もっとお……! もっと、激しくっ…!〙
スカートの下で秘裂を虐め、じんじん伝わる快楽の刺激を胸で増幅させ…
がくんっ!
びくんっ、どくんっ、どくっどくっどくっどくっどくっ……!!
〘きゃ…きゃふうううっ…!
ああっ、あふうっ、あんっ!
……~~~っっっ!!〙
頬を紅に染め、刺激をこらえきれず、両脚をじたばたさせ、ブーツの踵をタップダンスのように何度も何度も地面に打ち据える。
全身に電流をびりびりと巡らせ、喉から艶やかな声を搾り出し、ルビーは喘ぐ。
やがて、理性で歯を食いしばることを、本能に抗うことを止め…紅蓮の超昂戦士は恍惚に悶え、堕ちていく。
その紅潮は最後に、いよいよ高みに打ち上げられ…
びくううっ!!
びくびくびくうううっっ!!!
〘あっあっあっ…!!
…あああーーー〜〜っ!!〙
どくんっ! どぷっ、どくどくっ!
…がくんっ。どさっ。
……
…
「そ…そんな…私っ、こんなの…!」
敵出現ポイントへ急ぐことも忘れ、本物のルビーは端末越しの映像に目を奪われていた。
見ないでと本部を制止することも忘れ、見ちゃダメだと自らを律する理性も機能しなかった。
ぴくん。…ぴくぴくっ。
〘……あ~~~っ……。〙
自家発電のオルガズムで全身を灼き尽くし、焦点の合わない瞳で空の蒼を仰ぐ。
偽物のルビーは両手両脚を寒空の下に投げ打ち、なおも尖る双丘で、鍛え抜いた腹筋と背筋で、とろとろの蜜に濡れるショーツの下で…エレクトの余韻を堪能する。
〘…イッ…たあ…。〙
ビーッビーッビーッ!!
『…!! 高エネルギー反応!』
「えっ…?」
ぱあああ……っ!
本部からの通信音声と前後して、営みでしっとり濡れる胸のジュエルが眩しく輝く。
黒く光沢を放つ首筋のインナー。ルビーの両肩で燃えさかるレッドのカラー。桜色に染まるバストの谷間。
3色の台座に君臨する宝石が、エナジーで満たされていくかのように轟炎を放つと…!
〘…フラックスプロージョン・ビート・エヴォリューション…!〙
かっ…!!
愉悦に蕩ける超昂戦士は、うわ言のように最強変身のコードを囁き、超昂進化を自らに施す。
……
…
…ざっ。
「ははっ、ようやくお出ましかあ、アステライズ!」
〘…違います。〙「ああん?」
聖夜ルビーに先んじてコマンダーたちに対峙する偽ルビーが、遂に自らを名乗る。
〘真紅の炎は賢者の奇跡。闇を砕いて勝利を掴む。
…エスカルビー・ソーサラー。悪の現場に只今参上…!〙
「は…はああ?」
その姿はルビーのアステライズフォームそのもの。
だが、本物の…アカリのような燃え盛る闘志はそこに無く、偽者が覗かせる柔和な表情はむしろ悟りの境地。
〘…一撃で、決めます。〙
ざっ。
〘星の智慧と神秘を込めて…!
ホロスコープ・エスカレーション。〙
「なっ…!?」「ブブーーっ!?」
ぽおおっ…ぴしいっ!!
偽ルビー…いや、ソーサラーが右の掌を空に高くかざすと、巨大な水晶球が敵部隊すべてを飲み込む。
天球上で数多の星々が軌道を描き、水晶球はさながら一個の小宇宙。もはやコマンダーたちは、深淵の中の小惑星に過ぎなかった。
どどどどどどどどどどおーーーーっ!
「う…うぎゃああーーーっ!!」
「ブブッ、ブーーーーッ!!」
遂に彗星が、隕石が、流星群が…
惨めな敗残兵たちに裁きの鉄槌となって降り注ぐ。
逃走も降参も許されず…
「ショーテ〜〜〜ン!!!」
ぐちゃっ…しゅううう…ぷつん。
コマンダーたちは、寿命を終えた白色矮星となり、宇宙の塵と消えた。
…
……
『エ…エスカルビー・ソーサラー…敵を殲滅…!』
『す…凄いエナジーだ…。』
『解析班! ソーサラーの正体、まだ出ないかっ?』
『…トキサダ…!』
『待ってて長官さん、あと2分!』
『聖夜ルビー、現場到着しました!!』
「『!!』」
……
…
ざっ!
「あなたは誰?! 私のフリをして、何が目的なの?!」
はやる心を抑え、今度は本物のルビーがソーサラーに正対する。
…ふらっ。
〘私は…みんなが望む、あなたの姿…。〙
「なっ…?!」
〘エナジー…また、溜めなきゃ…〙
ばっ…どおおおおお……っ!
「あっ…待ってっ!!」
呼び止める声も、伸ばす右手も届かず…
エスカルビー・ソーサラーを名乗る戦士はアステライズの翼で羽ばたき、空の彼方へ消えた。
「…ソーサラー…!」
びーっ、びーっ、びーっ!
『新たな敵出現反応! ヘルスフラストです!
ポイントE―2、閂市民アリーナ!』
「えっ?」
ソーサラーの不可解な行動を整理する暇も与えず、敵の波状攻撃の報せがもたらされた。
「…わかりました!
長官! エスカルビー、急行します!」
今は目の前の任務だ。
気丈に気持ちを切り替え、次なる悪の現場に向けてきびすを返した瞬間。
《きゃあああああーーーっ!!》
「なっ!?」
通信越しに響く悲鳴。
『エ…エスカ・ルビー、既に現着しています! そのまま戦闘に入りました!』
「そ…そんな…バカなっ!?」
どごっ! ばきっ!!
《あうっ! うああああーーーっ!》
筋骨隆々、ヘルスフラストの拳が、3人目のエスカ・ルビーを無慈悲に襲う。
左右のフックで両頬を撃ち抜き、がら空きになったボディのレオタードに…
どすんっ! どすっ、ぐしゃっっ!
《はぐっ! あはああーっ!
がは…あっ…!》
太く鋭いブローを3連発。
お腹をえぐられるたびに、偽ルビーの喉からは声にならない空気が漏れ、戦場に戦士の喘ぎが響く…!
【ふんっ!】 ばきいっっ!
《うああーーー〜〜っ!!》
ふわっ…どしゃっ!
6連コンボの締め、地面深くから戦士の顎に突き刺さるアッパー。
小柄な偽ルビーは脳天を揺さぶられ…虚ろな瞳のまま、背面跳びのポーズで頭から墜落した。
ぴくん。びくんっ、どくんっ。
《あ…ああ〜〜っ……。》
『ル…ルビー、敵攻撃を受け続けています!
腹部と頭部のダメージ、深刻です!』
「そんな…!」
……
…
たたたたたたっ…!
「はあっ、はあっ…」
2人目の偽物が現れ、勝手に戦い、そして追い詰められている…?
本物のルビーは、今なお事態が飲み込めなかった。
「な…何が起こっているの…?」
確かめなくちゃ、とルビーは足取りを速める。
だが、彼女たち偽者の誕生に秘められた真実を、まだルビーは知らない。【続く】
年の瀬迫り、誰もが本業に学業に、コミケにソシャゲにご多忙な中、拙文にお時間を割いてくださり誠にありがとうございます。
作者の環藍河より御礼申し上げます。
さて、二次創作クリエイターの底辺たる不肖・環さんですが、曲がりなりにも超昂大戦オンリーでSS書いて3年目。
年末またぎ投稿SSも3本目です…が、今回は本人のルビー偏愛がこじれた、ちょっと特殊嗜好な物語をお届けします。
(※これまで年またぎSSは
・双葉三つ葉と雅さんの心の交流
・縁切りの破魔矢ディスリンとアカリの想い
…とほっこり系で来たのですが、台無し。)
フェイクルビー(黄色いマフラーしてそう…?)は目下のところ2人。果たして3人目のシャイダーは出るのか!? フェチなトキサダに刺さる以外の彼女たちの目的は?!
年内に第2話がお届けできるよう、ぼちぼち頑張ります! ふんす!