思いついた作品です
プルルルル...プルルルル...
電話の着信音が鳴る
ガチャリ
「はい、こちらフィクサー事務所 黒い森です。
御用件は何ですか」
『君が黄昏かね』
「はいそうですけどなんですか」
『君に依頼があってね』
「どんな依頼ですか、カイザーコーポレーションの理事さん」
『ほう、私のことを知っていたのかね』
「まぁ、なんとなくは、で依頼は」
『カタカタヘルメット団の壊滅とアビドスの制圧を』
「アビドスですか...」
『どうしたかね』
「いえ、少し借りがありましてね」
『そうなのかね、まぁ君はただの便利屋、借りなど
必要ないだろう』
(く、くそ、この事務所のモットーを利用しやがって
しょうがない、まずは受けるしか)
「分かりました、この罰大しんが
その依頼成功させましょう」
『そうそう、便利屋68と呼ばれる者達もこの依頼を
受けている、協力してアビドスを制圧してくれ』
「はい...」
ガチャリ
「ハァ、まずはあいつらと合流しよう」
青年はそう言い支度を始めた
「はぁ...はぁ......」
カタカタヘルメット団のアジトで、1人の少女が息を切らして逃げていた。
「ぐっ......くそっ...なんでだ...うわああっ!!」
ダダダダダダダッ!
ガギギギン
「ぐうっ...!」
現在、カタカタヘルメット団は何者かから襲撃を受けていた。
もちろん迎撃しようとした。
しかし、相手は少人数なのに、
倍近くいたはずの仲間が次々と殲滅されていった。
『あーあー、こっちは終わったよー』
『こっちも制圧完了だよ、社長。』
「う、うぅ...何者だ、貴様らは...!」
「...ふふふ」
「ハァ...」
生き残ったカタカタヘルメット団の目の前にいたのは
朱色のマントを羽ばたかせた少女と
髪に目があり本来目がある場所には包帯が巻かれていて
奇妙な服と包帯を巻いた武器を背負った青年だった
「ま、まさか、アビドスの!? よくも我々を......」
「はあ...こんな不潔で変な匂いのする場所がアジトだなんて。
あなたたちも冴えないわね。」
「いいわ、あなたたちを労働から解放させてあげる。」
「なっ...!? それはどういう......」
「要するにクビってこと。現時刻を持って、
アビドスは私たちが引き受けるわ。」
「ふ、ふざけた真似を! 貴様らは一体───」
ガギギギン
瞬間、包帯で巻かれた武器で殴られ、意識を失った。
「私たちは便利屋68...」
「金さえもらえば何でもする...」
「なんでも屋よ。」
「俺は違うんだけどな」
「ちょ、ちょっといまカッコつけてるんだから
余計なこと言わないでよ」
「クフフ、アルちゃんかっこ悪いー
それはそうと黄昏もいつも変な格好だねー」
「変な格好で悪かったな」
「ま、まぁ次はアビドスを制圧するわよ」
「ハァ、アビドスか」
「黄昏、また溜息ついてる」
「しょうがないだろ、俺は...」
あの頃を思い出し歯を噛み締めながらこう言う
「元アビドスなんだからな」
続くかも