時は少し遡り、先生が重体となってから百日が経過するよりも少し前。
アリウス分校の問題は未解決のまま残され、外では異変が連鎖し、少なくともサオリの目には“名もなき彼”という存在が脅威となっているように見えた。状況は一向に改善されず、複雑に絡まり合い悪化を繰り返している。
薄暗い通路の一角で、四人は足を止めていた。
瓦礫と影に囲まれたその場所で、サオリは仲間たちの顔を一人ずつ見渡す。あらゆる苦難を乗り越えてきた彼女の前に再び苦難が立ちはだかっている。
「……話がある」
短い言葉だったが、全員が背筋を正した。サオリがこの調子で切り出した時、三人は彼女がすでに覚悟を決めたような気迫を感じさせられたのだろう。。
「私は、“彼”を止めに行く。放置すれば被害は広がり続けるだろう。命を奪う行為を……これ以上私は見過ごすことができない」
声は低く、感情を抑えたものだった。だが、その奥には揺るぎのない芯の通った意志を感じさせる。
彼女は続ける。
「だから……ミサキ、アツコ、ヒヨリ。三人でアリウスに戻ってほしい。アリウスの問題はまだ終わっていないからな。放っておいたままでは良くないだろう。……といっても本来、私もやるべきことだが……今は、優先順位を変えざるを得ない」
その言葉はあくまでも責任の放棄ではない事を意味する。むしろ、責任を分割し、託すという選択であった。
最初に口を開いたのはミサキだった。視線を伏せたまま、淡々と言う。
「……役割分担、ってこと?なら、理解はできる。まぁ……どうせ、誰かがやらなきゃいけないんでしょ」
いつものように感情の薄いような淡白な返事。だが、サオリの意見を否定しているわけではない。ヒヨリは不安そうにサオリを見る。
「サ、サオリ姉さん……一人で、ですか……?それって、すごく……危ないですよね……うぅ……」
「ああ、当然危険だ。だが、きっと私がやるべきなのだろう」
即答だった。言い切ることで、自分にも言い聞かせていたのだろうか。
アツコは少しだけ困ったように笑い、肩をすくめる。
「そっか。じゃあ、また別行動だね、サっちゃん。……ミサキ、リーダー代行、もう一度お願いすることになるけど?」
「……はぁ……また?」
ミサキは小さく眉をひそめたが、すぐに溜息をついた。
「まあ、いいよ。」
冗談めいたやり取りだったが、その空気感は決して軽いものではなかった。
サオリは一歩前に出る。
「信頼しているぞ。……私が戻るまで、アリウスを頼む」
その言葉にヒヨリは一瞬だけ目を見開き、そして小さく頷いた。
「……はい。えへへ……任されちゃいましたね……」
アツコは静かに言う。
「必ず、戻ってきて。私たちは……待っているから」
サオリは敢えて言葉では答えなかった。ただ、短く頷く。
彼女の既に別の進行方向の先を見据えていた。
“彼”は、壊すことでしか前に進めない存在だった。
憎悪に身を委ね、命を奪い、自分ごとあらゆるものを削り取っていく。止まれず、戻れず、行動を選び直すこともできない。取り返しのつかない負傷を追い続けてきた。
一方でサオリは、止めることを選んだ。
背負うべき責任を理解した上で、それでもその役割を引き受けるという選択をした。自分が強くなければ、何も守れないと知っているからだ。それに……先生も同じ状況だったらきっと彼を止めようとしたはずだ。奇妙な確信を彼女は感じている。
「……“最善”を尽くす。それだけだ」
誰に向けた言葉でもない独白を残し、サオリは踵を返す。
状況は悪くなる一方だった。それでも、不思議と四人の胸の希望と意思はまだまだ潰えていない。
この別れは逃避ではなく、それぞれが自分の戦場へ向かうための前進を意味する。
サオリは暗闇の向こう側を目指した。
今度は破壊する者ではなく、止める者として。
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そして現在。時は、シャーレの先生が重体となってから100日目。
サオリは名もなき彼を追っていた。だが距離は縮まらない。アリウススクワッドとして培ってきたゲリラ部隊の経験…足跡や弾痕などの交戦跡、空気の変化と人の流れの歪み。あらゆる痕跡を辿ろうとしても、彼はまるで気体に溶け込むかのように現れては消える。神出鬼没。その言葉が、これほど正確に当てはまる存在もいなかった。
追跡を続ける中で、サオリの脳内に一つの疑問が浮上する。
もし彼が、ただ憎悪に突き動かされ、殺害を繰り返しているのだとしたら。本当に、こんな殺し方を選ぶだろうか。
サオリは知っている。
憎悪に呑まれた彼を。理性を失い、荒れ狂い、慟哭と共に暴力を振るう姿を。そこには一欠片の善意もなく、ただ破壊と怒りだけがあった。衝動のままに周囲の者を傷つけようとする。
この状況下見つかる遺体は泥に汚れ、確かに返り血を浴びてはいる。だが、肉体そのものに目立った無惨な損壊はない。骨は砕かれておらず、皮膚も裂けていないのだ。まるで、魂だけが静かに引き抜かれ、器だけが残されたかのように。致命傷はなく、どこを見ても痛ぶられた跡がない。死に様が安らかだとすら言える。
おかしい。
暴走の末に生まれた結果にはどうしても見えない。
さらに異様なのは、その姿勢だ。
遺体はどれも、無造作に捨てられてはいない。壁にもたれかかるように、あるいは座り込むように、そっと置かれている。倒れ伏すのではなく、休んでいるかのように。まるで介錯された後のようにも思えてならない。
サオリは足を止め、遺体を見下ろす。
問いが浮かぶ。
殺すとは、何だ。
命を奪う行為は、必ずしも憎悪から生まれるものなのか。
必要に迫られた殺しと、衝動による殺しに、違いは存在するのか。
もし彼がただ壊れてしまった存在なら、ここまで整った状態で残すはずがない。
もし彼が理性を失った怪物なら、遺体に配慮のようなものが見て取れるはずがない。
ならば、これは何だ。
彼は今も、考えているのか。選んでいるのか。
何かを守るために、何かを終わらせているのか?
サオリの胸に疑念が芽生え始める。
彼は完全には壊れてなどおらず、“その必要性”があったからこのような行動を取っているという可能性。
そしてそれは希望であると同時に、最悪の恐れでもあった。
理性を保ったまま殺すという行為はずっと残酷なものだろう。
それは経緯がどうであれ己の導いた“選択”だからだ。
正しいと信じて行う行為ほど、止めるのは難しい。
もしそうであったとしても依然としてサオリに歩みを止めるつもりはさらさらない。
もし彼が必要に迫られて殺しているのだとしたら。
もし彼が自分なりの理由を抱えたまま、引き返せずにいるのだとしたら。
それでも止めなければならないだろう。
理由があろうと、意味があろうと、命を奪う行為を肯定してしまえば、その先に待つのは彼と同じ場所だ。
彼女が止める者として在る事を決意した以上、この問いから逃げることはできなかった。
一度、誰かを殺してしまえば、その瞬間から“殺さない”という選択肢が自身の世界から消えるわけではない。だが同時に、“殺す”という選択肢が、当たり前に並び立つようになる。
彼はおそらく、そうなってしまったのだろう。
サオリは歩きながら、その考えを否定しきれずにいた。
殺害が目的ではなく、あくまでも手段。そうだとすれば、彼はすでに“一線”を越えたのではなく、“線そのもの”を引き直してしまった存在だ。手を汚す精神的ハードルが低く、常にその選択肢が候補に入っている。サオリや、他の者にとっての行動基準と大いに異なったものを彼は持っているのだろう。
サオリは、自身を罪人だと思っている。
エデン条約で行った過ち。どれほどの事情があり、どれほど追い詰められていようとも、自分が引き金を引いたという事実は消えない。あの瞬間に、自分は“してはならないこと”を行った。それを、彼女は理解している。
だからこそ、サオリは決めたのだ。
罪とは何かを知っている者にしか、示せない道がある。
裁かれるべきものが何かを知っている者にしか、与えられない役割がある。
彼女は自分を正しい側の人間だとは思っていない。
むしろ逆だ。自分は間違えた。取り返しのつかない選択をした。その自覚があるからこそ、彼を放置することは怠慢であるとすら思っている。
もし彼が、このまま殺しを重ね続ければ。
もし彼が、“必要だった”という理由を屍を積み上げ続ければ。
やがて彼自身が、決して償うことのできない罪を背負う事をサオリは知っている。
それは、彼女自身が通りかけた道だったからだ。
救うのか。
止めるのか。
それとも、裁くのか。
その答えは、まだ定まっていない。
だが一つだけ、確かなことがある。
彼女は逃げない。目を逸らさない。
そして同時に、選択を放棄しない。
罪を知っている者として。
引き金の重さを知っている者として。
彼が進もうとしている道の先に立ち、問いを突きつける。
お前は殺し続けるのか。
それとも、ここで止まるか?
答えがどれほど残酷であろうと。
サオリは、その結末を引き受ける覚悟をすでに決めていた。
その時、街頭モニターが視界に滑り込んだ。見ない、そう彼女は思ったのに目は勝手に文字を追ってしまう。
『先生の意識がなくなってから、100日が経過した本日——病院より緊急発表がありましたーー』
『医療関係者は回復は見込めないと判断……蘇生は不可能とーー』
『これ以上の延命治療はーー無意味であると——』
「……っ」
理解してしまった。情報を拒絶する前に、脳が結論へ辿り着いてしまった。先生は、もう助からない。
だめだ。考えるな。今は追跡中だ。使命がある。彼女はそう自身に言い聞かせても、思考は止まらない。延命治療は無意味。それは猶予が尽きたという意味だ。時間の問題だという死の宣告である。
彼女の内に思考が巡る。
……死ぬ。先生が死ぬ。私たちを拾い、導き、罪深い私たちに“選択”を与えた人が。まだ何も終わっていないのに。アリウスの問題も、私自身の贖罪も、何一つ片付いていないのに。
「……やめろ」
声に出しても、想像は侵入してくる。白い病室、動かない胸、二度と開かれない目。勝手に浮かぶ情景に奥歯がきしんだ。
「考えるな……集中しろ、サオリ」
彼女は自分の頬を叩いた。乾いた音が路地に響く。痛みで思考を縛りつける。それでも一歩踏み出すたび、顔が強張っていくのが分かる。口元が歪み、呼吸が浅くなる。熱が、目に溜まっていく。
「……先生……」
誰もいないせいか、自然に呟いていた。下唇を噛み、壁に額を預ける。声を必死に押し殺した。それでも、涙は一筋、勝手に零れた。
彼女は思う。
私は罪人だ。まだ泣く資格などない。だが、それでも先生が助からない未来を思うと、胸の奥が削られる。事実をすぐには受け入れられない自分がここにいる
「……立て」
彼女は壁から離れ、背筋を伸ばす。悲しみは消えない。だから押し込める。悲しみは帰って彼女の決意を強めた。その激情を任務に変換する。
先生の意思を、私が継ぐ。覚悟は更に硬化していく。まるで盲信のようだ。
私がやらねばならない。私が終わらせる。そう彼女は心の中で何度も重ねがけるように呟く。
決意は祈りとなった。強いそれは、呼び寄せた。
女神が彼女に応えた。
——————-
重体のシャーレの先生の蘇生はもはや不可能だった。現在、集中治療室で複数の医師たちが最後の協議を重ねている。
「心拍は維持できていますが、これはもはや意味をなさない延命です」
「脳機能は……不可逆的です。反応はありません」
「腹部の損傷が致命的です。爆発時の破片で主要臓器が広範囲に欠損しています」
「再生医療も限界です。代替臓器がなければ、蘇生は理論上も成立しない」
「……結論は同じだな」
誰かが静かに言った。
「回復の見込みはない。蘇生は不可能だ」
それを否定せず広がる沈黙。誰も反論しなかった。すでに全員の間に諦めるしかないという空気感が広がっていた。窓の外に広がる景色は暗く、重い雲がキヴォトスを覆っている。まるで世界が答えを出しているかのようだとすら思える悪天候。
バタン、と音がする。
扉が乱暴にこじ開けられた音だ。
医師たちは一斉に振り向き、そして言葉を失う。そこに立っていたのは、かろうじて人の形をした黒ずんだ何か。出血を抑えるためでなく、ただ“こぼれないように”包帯が乱雑に巻き付けられてある。どう見てもまともではない。
驚愕、恐怖、そして本能的な嫌悪感が医師たちを襲う。後ずさる者もいれば、声すら出せずに固まる者もいた。
黒いそれはゆっくりと彼らに近づいた。圧倒的な威圧がまき散らされる。逃げ場を与えない距離まで詰め、そして低く掠れた声で問う。
「なぜソイツは蘇生できない」
言葉を話す、意思の疎通を試みている。その事実に医師たちは再び動揺した。だが職業的な理性が恐怖を押しとどめる。代表して一人が、震える声で説明した。
「……全身に重度の熱傷がありますが、最大の問題は腹部です」
「爆発による損傷で、複数の臓器が致命的に欠損しています」
「現行の医療技術では、内臓を丸ごと置換しない限り蘇生は不可能です。どこを治療しても、根本が欠けていては……」
黒いそれは俯いた。しばらくの間、沈黙が続く。やがて、絞り出すように言葉を続けた。
「……」
「俺の臓器を使え。全部だ。全て摘出し、移植しろ」
喉が裂けたかのようなおぞましい声。命令に近い響きで、拒否を想定していない。
医師たちは顔を見合わせ、首を振る。
「それはできません」
「……あなたは生きています。移植すれば、あなた自身が死亡します」
少なくとも目の前の怪物を人であると仮定した上で話したのだろう。
「また、本人の生前意思が確認されていない臓器移植は、原則として認められていません」
医師たちは淡々と話す。
「……なら、これでどうだ」
次の瞬間、黒いそれは懐から拳銃を取り出した。医師たちは脅迫だと理解するより早く、異形は自らの側頭に銃口を当て、ためらいなく引き金を引いた。
乾いた音が響き、黒いそれは床に崩れ落ちる。肉片と液体を飛び散らせ、動かなくなる。まるで、これで条件は満たされたと言わんばかりに。
医師たちは凍りついたまま立ち尽くした。誰もすぐには動けなかった。倫理、規則、恐怖、そして希望。そのすべてが胸の内で衝突していたのか。
長い沈黙の末、誰かが呟いた。
「……キヴォトスを救えるのなら」
別の誰かが苦渋の表情で頷く。
「我々が背負うべき罪だ」
こうして彼らは決断したのだ。
もはや彼らも正気を失い始めていたのかもしれない。名も知れぬ侵入者の腹を裂き、臓器を再利用しようなどと。
だが学園都市に救世主を蘇らせるため、メスを手に取った。
それが正しかったのかどうかを知る者は、誰もいない。
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『“シャーレの先生”が重体になってから、75日が経過しました。』
『あの事件以降、破壊されたシャーレの建物ではーー蘇生の可能性についての数々の議論が行われーー各医療従事者はーー』
『一方、キヴォトスでは奇妙な事件がーー』
「ただいま……」
返事はない。いつものことだと分かっていても、声に出した瞬間に現実が襲い掛かってくる。教室は静まり返っていて、机も椅子もみんながいた頃と同じ配置のまま。
「……」
机に置かれた書類の山に視線を落とす。整理しきれていない請求書、滞納通知、数字の羅列。分かっていたはずなのに、改めて見ると息が詰まる。
「……まだ、こんなに……借金が……」
「……」
「……だめ……私が、頑張らないと……」
自分に言い聞かせるように、ゆっくり言葉を紡ぐ。気持ちを押し込めるみたいに。
「一人でも……がんばらないと……」
声が震えた。弱音を吐いている暇なんてない。頑張らないと。
「……」
「……先生、」
「私……」
喉が詰まる。呼吸が浅くなる。
「私は……どうしたら……!」
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『「先生の意識がなくなってから、100日が経過した本日ーー病院より緊急発表がありましたーー』
『世論はこの事に関してーー』
『医療関係者は先生の回復は見込めないと判断ーー蘇生は不可能とーー』
『これ以上の延命治療は無意味であるとーー』
あれからセリカは意識を取り戻した。なのに、行方不明になり、74日も経過している。
アヤネは生命維持装置を外して……もう……
ノノミは、アビドスを離れて“そうなった”と連絡をもらった。そして、先生に蘇生の可能性がないことが分かった。
「……」
「(……うん、もう、いいや)」
「(もう、がんばらなくて、いい)」
砂漠の夜、突風が吹き去った。
「(あ、マフラー……)」
マフラーが飛ばされていく。大事な、大事なものが。
「(ああ……そっか)」
「(……そう)」
手にみんなの学生証を握ったまま、倒れてた。
「(前が、よく見えない……)」
「(血を流し過ぎて……? 傷の手当てもせず、何日も、食べていないから?ーーそれとも……)」
「(このままじゃ、私ーー)」
「……」
風が冷たい。寒い。学生証の紐を握る指の感覚が一つずつ消えてゆく。
「(私、こうやって……終わるんだ)」
「(……そっか)」
「(もう、苦しまなくていいんだ……)」
「(よかった……)」
「(でも……それなら……どうして……)」
「(……先生)」
「(私は……)」
「(どうして、ここに
「……」
「(……そっか)」
「(私も……みんなも、)」
「(……苦しむために、生まれてきたんだ。)」
「……?」
瞼を開く。黒い太陽が。黒い太陽が見える。近づいて来る。朧げに声が聞こえる。
「『色彩』が、ついに
「『色彩』を導いたことが、『苦しみ』なのか『死』をもたらすのかは分からぬーーだが、これで最後。」
「『忘れられた神々』をこの世界から追放できるようになった……この世界に、終焉を呼び寄せられるのだ。」
「ようやく、彼らは我々と同じ運命を辿る。」
「名が無いために呼ばれず、呼ぶことができない故に存在しない『名もなき神』のように。お前たちも終末へ向かうだろう。」
「数多の危険があったが、色彩を呼び寄せられたのは僥倖だった。」
「司祭は神を崇めるがゆえ、『崇高』を所有できる。」
「ここに新たな『崇高』を迎えーー手に入れるのだ。」
「すべての命を『別の場所に』に導く死の神ーー」
「『アヌビスを』」
「これからお前は『色彩』によって顕現した己の『恐怖』で、この世界を塗りつぶしていくだろう。」
「それまでーー死も……安息も、許されぬ。」
「『色彩の嚮導者』となり、あらゆる存在を無に帰すまで。」
「すべての時空の『忘れられた神々』が消滅するまでーー」
-----以下、解説注意------
[解説]
-100日目現在
先生:死の直前。
名無し:生徒のテラー化を未然に防ぐために少しでも兆候が出た生徒のヘイローを破壊して回っている。
サオリ:名無しを止めるためにスクワッドと一時的に別れ、現在、名無しを追跡中。だが追いつけず。
ミサキ、アツコ、ヒヨリ:アリウス分校に戻り、元々取り組んでいた事の再会。
シロコ:アビドス生は彼女を除いて全滅。“狂気”の介在しないテラー化。原作通り。
-世界線
もう流石にお気づきかと思われますが、プレナパテス先生の世界線です。アロナではなく、A.R.O.N.Aだったりと、対策委員会でなかったりと伏線を散りばめていたりしたんですがうまくできていましたかね...。ただプレナパテス世界線で起きたと言われているイベントを多分描写しきれていないので、そこは本当に申し訳ない...。
実は第0章の第0話で、名無しが倒れたシーンは、今回でも描写したブルアカ最終章でプレ先世界線のシロコが倒れたシーンのまんまオマージュだったりします。生きることと苦しみの関係も本作のテーマにしているつもり。