「落ちて行っちゃいましたね……」
「……ええ」
ヒヨリの心細げな呟きに、リオは頷く。地鳴りは遠ざかり、かつての支配者を飲み込んだ亀裂が不気味な傷跡として平原に刻まれていた。一同は崩落の危険がない場所まで移動し、ようやく足を止める。
「……まぁ、いつ何をしでかすか分かったもんじゃなかったから……いいか」
名もなき存在は奈落の底を見つめることもなく、吐き捨てるように割り切った。元より彼女が同行する意味はなかったのでこれでよかったのかとも思えてしまう。
「うん。正直、やっといなくなって清々した。あんなのと一緒じゃ、いつ誰がどうなるか分かったもんじゃない。……もう二度と、アレに私たちを付き合わせないでほしいんだけど」
ミサキはアツコの肩を抱き、ヒヨリに怪我がないかを確認しながら刺すような視線を名無しに向ける。彼女たちにとって、あの女との旅路は一秒一秒が毒を呑まされるような苦行だったのだ。
「ああ。それに関しちゃ、本当に悪かった。……申し訳ない」
名無しは言い訳をせず、深々と頭を下げた。
そしてその横では相変わらず空気を読まない営業トークが響き渡る。
「いいですか、ネル様! この『存在しない配当金』のキャッシュフローを組み込めば、貴女の戦闘力は実質的に年利15%で向上し続ける計算です! さあ、ここにサインを!」
「うるせぇって言ってんだろ、このクソサラリーマン! 次しゃべったらその顔面にチェーンぶち込むぞッ!」
ネルの堪忍袋の緒が、今度こそ完全に弾け飛ぶ寸前である。
「賑やかなのは結構ですが……。さて、これからどうしましょうか?」
ヒマリが車椅子の向きを変え、一同を見渡しながら問いかける。一人の大人が脱落し、一人の生徒が別行動へ。歪なパーティは、さらなる深淵へと足を踏み入れようとしていた。
「少しいいかしら」
喧騒を切り裂くようにリオが静かに、だが重みのある声で切り出した。
「どうした?」
「ここまで移動して周囲の景色、そして先ほどの地殻変動のデータを分析してきたのだけれど……この世界には一定のパターンの規則性が存在しているわ。それを逆算すれば、特定の個体が留まるべき『座標』が導き出せる」
リオは彼女の脳内にある演算回路で導き出した結論を名無しへと突きつけた。
「名無し。これをもとにすれば、ようやく“彼女”を見つけられるかもしれないわ」
「本当か?」
名無しの声に、隠しきれない驚きが混じる。
「ええ。ついに……アリスを見つけられるわ」
リオの言葉は確信に満ちていた。彼女はこの過酷な旅路の間、ただ歩いていたわけではない。自らの持てる知識、能力、そして執念のすべてをフル活用し、この無秩序に見える死後の世界の構造を徹底的に解析し続けていたのだ。すべては、自分がかつて終焉を防ぐためにという名目で傷つけようとしてしまった少女を救い出すために。
「……さっきの地割れといい、この領域も不安定になっている。長居はできそうにないわね。急ぎましょう」
「ああ、早いとこアリスを見つけねぇとな。……先生は未だに見つかっちゃいないが、あっちの“もう一人”が見つけてくれているかもしれない。今は信じてやれるところから片付けるぞ」
名無しは先を急ぐべく、力強く地を蹴った。その後を、リオが一点を見つめるような鋭い眼差しで追う。
その光景を背後で見守っていたヒマリは、一人、少しだけ複雑そうな表情を浮かべていた。
リオがどれほどの罪悪感を抱き、どれほどの祈りを込めてその座標を導き出したかを察したのだろうか。
「……」
ヒマリは彼方を見つめると、どこか憂いを湛えた瞳で、アリスの待つ彼女の終着点を見据えた。
---------
進んだ先。そこには、ミレニアム自治区の片隅に広がるはずの廃墟地帯が、剥製のようにそのままの姿で鎮座していた。
この光景がある事実を突きつける。
多次元解釈の果て、選ばれなかった道、あるいは棄却された可能性。それらは『死』と同じようにこの世界へと掃き溜められる。元の世界線に存在した物体が、残滓として再構成されるという仮説はいまや確定したも同然だった。
「待て。今、何か感じた……」
名もなき彼が足を止める。
「……知った気配だ。この先にいる」
彼は迷いなく錆び付いた廃工場の中へと踏み込んでいく。広がる“暗闇”などお構いなしに。
彼は『長子』。
自分の後世代として造られた『王女』の気配。それは、どれほど時間が過ぎ、どれほど魂が摩耗しようとも、本能に刻まれた固有の波長として彼にその存在を知らせた。
進むにつれ、周囲の景色がより鮮明にミレニアムの廃墟地帯そのものの地形であることが分かる。
その歩みと反比例するように、リオの足取りは重くなり、表情には深い曇りが生じ始めていた。
かつてアリスを“キヴォトスを滅ぼす魔王”と断じ、その命を奪おうとした自分。何度も向き合ってきた過去。
「(……私は、彼女にどんな顔をして会えばいいの?)」
導き出した座標。探し求めていた償いの機会。
だが、いざその扉を目の前にした時、リオの心には自らが犯した過ちに対する痛烈な恐れが押し寄せる。
暗い工場の奥、機械の死骸が積み上がったその先に自分たちの目的地はある。名もなき存在はただ真っ直ぐに、自身の子孫の元へと突き進んでいった。
突き当たりの分厚い錆びた扉。名無しがそれを力任せに蹴り破ると、重々しい金属音と共に埃っぽい匂いが肺を突く。物理的に存在しない死後の世界で形式的に再現されたに過ぎないその匂い。それを感じ取れた名無しは自身の久々の嗅覚に内心では少し驚いていた。
「うわぁっ!?」
その部屋の中心から、およそこの世の終わりには似つかわしくない素っ頓狂な叫び声が響き渡る。
「なんだ? その声は……」
「モモイ? モモイなのか?」
名無しにとってこれは全くの予想外であった。
暗い廃工場の一室、廃材を積み上げて即席の拠点のようになっているその場所にいたのは、ピンク色の双耳のヘッドフォンを揺らして飛び上がっている、才羽モモイその人だった。
それだけではない。驚きに目を見開く妹の才羽ミドリ。そして、段ボールの中に身を隠そうとしながらも、おずおずと顔を出す花岡ユズ。
「え、えええええっ!? リオ会長に、ヒマリ先輩!? なんで、なんでここにいるの!?」
「それに、名無しさんまで……」
まさかの、ゲーム開発部の面々。この広大で無秩序な死後の世界において、彼女たちが欠けることなく勢ぞろいしているのは、確率論を超えた奇跡という他ない。だが、再会の喜びに浸るより先に、一同の視線は部屋の中央へと釘付けになった。
彼女たちが守るように囲んでいたのは、見覚えのある冷たい石の感触。
かつて、ゲーム開発部がアリスを最初に発見し、目覚めさせたあの台座。
そして、かつて名無しが彼女の『王女』としての機能を停止させ、眠りに就かせたはずの、あの場所。
その上に、一人の少女が横たわっていた。
「アリス……」
リオの絞り出すような声が、静寂に消える。
長い髪を広げ、安らかな表情で目を閉じているアリス。彼女はあの日のまま、まるで時が止まったかのように棄却された世界の中心で静かに眠り続けていた。
死後の世界に、かつての始まりと終わりの場所が再現されている。
「あぁん? チビどもが勢ぞろいじゃねえか。こんなとこで何してんだ?」
名無しの背後から、肩を回しながらネルが現れる。
「ね、ネル先輩まで!? なんで……あ、もしかしてこれ、ミレニアムの合同合宿か何か!?」
「そんなわけないでしょ、お姉ちゃん……」
混乱するモモイをミドリが宥めつつ、彼女たちはこれまでの経緯を話し始めた。
この空のない世界で目覚めてから、導かれるようにこの廃墟へと辿り着いたこと。そこで偶然にも三人が合流できたこと。そして、この場所で眠り続けているアリスを見つけたこと。
「でも、どうやってもアリスが起きないんです。前みたいに『G.Bible』があるわけじゃないし、揺すっても呼んでも、全然……。だから、私たちがここで見守ってなきゃって」
ユズが消え入りそうな声で台座の上の少女を見つめる。
それを聞き、名無しもまた自分たちがここに来た理由を淡々と告げた。キヴォトス全域を巻き込んだ『死』の現状。生徒たちを回収し、文字通り全員を生き返らせるという、途方もない我儘な計画。そして。
「……“彼女”の償いも、兼ねてな」
その名が出た瞬間、リオはびくりと肩を揺らし視線をアリスから外して床へとうつむいた。
それを聞いたモモイは、数秒間、口をパクパクとさせて固まっていたが、やがてその顔が驚愕に染まっていく。
「えええええええっ!? 私たち、死んじゃってたの!? 今さら!? 嘘でしょ、お腹も空かないし、なんかやけに静かだと思ったーーー!!」
「……気づくのが遅すぎます。」
ヒマリが呆れたように溜息を吐くが、その視線はすぐに台座のアリスへと向けられた。
かつての『勇者』の眠りと、それを守ろうとする仲間たち。そして、立ちはだかったかつての
役者は揃った。だが、鍵となる『G.Bible』はこの世界には存在しない。
「俺なら起こせる」
名無しは迷いのない足取りで、アリスが横たわる台座へと近づいた。
「えっ? どうやって? 鍵とか別のゲームソフトとか要らないの?」
モモイが首をかしげて尋ねる。名もなき存在は、眠る少女の穏やかな寝顔を見つめたまま、静かに、だが重く言葉を継いだ。
「……もう一度、起こしにきてやるって“約束”したんだ。できない道理はない」
その瞳に宿る、確かな決意。
「(それ質問の答えになってないんじゃ……気合でどうにかするつもりなのかな……?)」
と、ユズは段ボールの中から内心でツッコミを入れたが、あまりに真剣な彼の背中を前にそれを口に出すことはしなかった。
いよいよ目覚めの儀式が始まろうという張り詰めた空気。
その時、リオが耐えきれなくなったように声を上ずらせて後退し出す。
「……そ、それなら、私は外に出ておくわ。私の顔なんて、彼女は見たくないでしょうし……。無事に完了したのなら、後で報告して頂戴」
自嘲気味に、逃げるように踵を返そうとするリオ。
だが、その背中に鋭い声が飛ぶ。
「待って! リオ会長!」
モモイだった。彼女はいつになく真剣な、それでいてどこか悪戯っぽく含みのある笑みを浮かべて一同を見渡す。
「私に良いアイデアがあるんだ!」
--------
「アリス…… アリス……」
「わたしの声が きこえますか……。」
深い静寂に包まれた空間に、かつてないほど穏やかで震えるような精霊の声が響く。勇者アリスの意識は、その声に導かれるようにゆっくりと、まどろみの淵から浮上していった。
「(こ、これでいいのかしら……。)」
精霊は内心で心臓が爆発しそうなほどの緊張に耐えながら、必死に役を演じ続けていた。
「あなたは……」
アリスがおぼろげに、その青い瞳を開く。
「アリス……。アリス……。わたしの声が きこえていますね……。」
「私は すべてを つかさどる者。あなたは やがて 真の勇者としてーー」
「……リオ……会長?」
静かな廃工場に、きょとんとした声が落ちる。
「……」
「……あなたは やがて 真の勇者としてーー」
「どうしてリオ先輩がここにいるのでしょうか?」
「……」
「ええと……」
リオはもはや、自分の中の論理的な防壁が崩壊する音を聞いた。数秒の気まずい沈黙の後、彼女はゆっくりと憑き物が落ちたような顔で、その名を呼んだ。
「久しぶりね……アリス……」
「もしかして……」
「それはかの有名なゲームのセリフですね! リオ会長もあのRPGが好きなんですか?」
いつもの太陽のような明るい調子でアリスが台座から起き上がる。リオは少しだけ視線を泳がせながら言葉を続けようとする。。
「ええ……好きというほどではないけれど、少しくらいなら知見はあるわ。」
「……」
ふとリオの顔が強張る。アリスが真っ直ぐに自分を見ていることに気づき、かつての冷徹な『ビッグシスター』の仮面が剥がれ落ちていく。
「アリス……私は……貴女に……」
謝罪の言葉か、それとも懺悔か。言葉が唇の間で渋滞を起こしたその瞬間。
「はい、分かっています」
アリスはすべてを包み込むような微笑みで、リオの言葉を優しく遮った。
「アリスは、リオ先輩と会いたかったです」
「アリス、私は……」
「私、は……自らの選択で、貴女を……」
リオの声は震え、言葉は途切れ途絶えになる。論理的で冷静だった彼女が、今は迷子の子供のよう。
「リオ先輩……。アリスに謝る必要はありません」
「……貴女は私を許さないでしょうけど」
「はい。許す必要はありません」
アリスはきっぱりと、だが残酷な響きを一切含まずに言った。
「なぜならリオ先輩は、アリスの『仲間』になるはずですから!」
「私が……貴女の、仲間……?」
「はい。リオ先輩は、アリスの仲間です。リオ先輩は外にいるヒマリ先輩やみんなの役に立とうとしているのですから。だから、アリスたちはもう『仲間』のはずです」
「……気づいていたのですか」
外の部屋で漏れ聞こえてくる声にヒマリが小さく呟き、静かに目をつむる。その全知をもってしても予測しきれなかった、あまりに真っ直ぐな勇者の裁定。
「役に立とうと……?」
「はい。だって……その、前よりもくたびれた服装と、頑張ってきた跡が残っていますから」
アリスはそう言って、リオのスーツの端についた灰の汚れや、旅の道中でついた綻びを指し示した。かつて完璧な身だしなみで効率のみを説いていたビッグシスターが、泥にまみれて自分を探しにきた。その事実だけで、アリスには十分だった。
「でも私は、貴女を……」
「序盤のボスが、後半で仲間になるのはよくあることです。お約束の展開だって聞きました。だから、大丈夫です」
「……」
「きっと同じく外にいるであろうアベルは、前は『Null』というモンスターでもありました。でも今は『仲間』です! だからアリスは、すごい人であるリオ先輩とちゃんと話し合って、仲間になってほしかったんです」
「私は……」
リオの心の奥底に溜まっていた暗い膿が、温かな光に晒されて溶け出していく。
長年彼女を縛り付けていた、正しさという名の鎖がアリスの言葉一つで氷のように溶けて消えていく。その温かさにリオは言葉を失う。
外で聞き守っていたヒマリは、憑き物が落ちたような親友の気配を感じ、安堵の息をつく。
アベルと故障された、今は名もなき存在は……『仲間』という、自分にはもっとも縁遠くなってしまったと思っていた言葉を耳にし、深く、深く息を吸い込んだ。
「『仲間』、か……」
--------
「なーんかさ……」
「どうしたの? お姉ちゃん」
「アリスと名無しの人って……ちょっと似てる?」
瓦礫の山を乗り越えながら、モモイが首を傾げて呟いた。
「……そうかな。私にはそうは見えないけど。背丈も髪の色も全然違うし、顔つきだって……」
「確かに表情は全然違うけど……なんか、“目”が似てる気がするんだよねぇ~」
「気のせいじゃない? だってほら、彼の瞳は真っ黒だし……。ほら、足元気をつけて」
「う~ん……じゃあやっぱり気のせいかも?」
双子の他愛もない会話が、乾いた風に乗って後方へ流れていく。
廃墟の外。また仲間が増えた。
『勇者』であり『魔王』でもある、名もなき神々の王女。
そして『人間』であり『怪物』である、遠い遠い先祖である『長子』。
二人が並んで歩きながら言葉を交わしていた。
「……それで、アベルがアリスを起こしてくれたんですね?」
「ああ」
名もなき存在は短く応えたが、どこか落ち着かない様子で視線を逸らした。
「……なぁ。俺はアベルじゃないんだ。もう、そう呼ぶ必要はねえんだぞ」
彼はかつて、便宜上その名で呼ばれたこともあった。だが、彼と『アベル』の間には複雑に入り組んだ相関があり、完全に同一人物とは言い難い。自分は名前のない“俺”。それが、それこそが自分なのだという自覚。
「そうでしょうか?」
「では……あなたはどう呼ばれたいですか? 何になりたいのですか?」
アリスは純粋な、一点の曇りもない瞳で彼を見上げた。
彼女はかつて、ゲーム開発部の仲間たちから『アリス』という名を授かり、兵器ではなく勇者として生きる道を与えられた。だからこそ、目の前の彼にも“定義”が必要だと考えたのだ。
「何になりたいか……か……」
「そうだな……」
長い時、壮絶な経験、そして幾度もの忘却を経て。
今、この瞬間、彼の中で一つの変革が起きていた。
自分は救世主でもなければ、神でもない。ただ、今ここにあるこの存在を、そのまま世界に適応させるために。
「決めた。決めたぞ」
彼は一度足を止め、アリスの瞳を真正面から見返した。
「『ニル』だ。名無しのニル。これからそう呼んでくれ」
「ニル……」
「はい! 分かりました! 私はアリス! 勇者アリスです! 改めてよろしくお願いします!」
「ああ。俺はニルだ。改めてよろしくな」
その名はかつての虚無を指す言葉ではなく、自らの意志で選び取った『名』へと昇華した。同時にその名は名がないことを意味する。己のアイデンティティへの誇りを彼は忘れなかった。
「はい! それではナナシノ!」
「ナナシノって苗字みてえだな。……ななしの、ニル……。
「それで、あなたのジョブは何ですか?」
「……ジョブ? そうだな……格闘家に盗賊、強盗や車上荒らし、暗殺にスカベンジャー。なんでもできるぜ」
「それはもう、ただの犯罪者なような……!?」
「そうだ。実際ほぼそんな感じだからな。ハハッ」
名前はない。だが同時に彼は名を得た。『無い』という意味の名を。
矛盾まみれの、かつて孤独だった存在は勇者アリスの隣で高らかに笑った。
[補足]
-
名無しであり、無の名。彼の決めた、これからも限られた数少ない仲間にのみ打ち明けられるであろう実名。主に“他の自分”との区別に用いられるだろう。
ニル(Nil)という言葉は「無」「ゼロ」「存在しない」という意味で、サッカーやゲームでの0点を表すときにも使われる。ラテン語のNihilという言葉が由来になっており、要するに“無い名前”なのだ。この矛盾こそ彼を表している。
新しい世界でもきっと『異物』のままだろう。だが……?
-時系列
プレナパテス世界線側の住民なので生徒たちは最終章前を想定しています。逆に本編世界線(アロナがいるほう)はデカグラマトン編後を想定。
彼らはこの本編世界線の空間を拝借しようとしています。
自分の作品の何がダメかとかウケないとこは比較的に自己分析しやすいのに、どの場面や展開が好ましく見られてるかは全然わからないんだ これは差別ではない差異だ