黎明卿を目指すヒーローアカデミア   作:TSZECT

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〚お久しぶりです皆様、【黎明卿を目指すヒーローアカデミア】へようこそ。さて前回のあらすじは…私が試験で気絶し目が覚めたらなんとそこには仮面を着けた大柄の男がいましてね、彼はどうやら私の個性から生み出された【祈り手】と言うんですよ、不思議ですね。自分がどのような存在か、この世界での祈り手はどんなものなのか軽く説明したあと家に帰っていきましたね、あれは相当目立つはずなのですがなぜ騒ぎにならなかったのでしょうか。そして数日後雄英から荷物が届けられそこには投影機が入っておりなんとそこからはかのオールマイトが映し出され合否を発表するというなんとも奇天烈な発表方法でした、面白いですね。なんと主席で合格し助けた他2人も無事な事も告げられ、友人である緑谷君の合格も知り遂に始まったと新たに身を引き締めていました、さて長くなりましたが本編をそろそろ始めたいと思います。〛



〚さぁ、共にこの物語の深淵に向かいましょう。〛



10スレ

 

【個性把握テスト、なぜ君がここにいる?!】

 

「ここが雄英…」

 

国立雄英高校、数々のヒーローを輩出して来た名門中の名門。

自分はその存在を以前から知っていた、と言っても漫画の第1・2話くらいだが、それでもあの世界に自分がいるということに少なからず静かに感動していた。

 

「周りにいる人たち全員雄英生なんだよな…今日から俺もその1人、くぅ〜!ワクワクすんなぁ!こんな事あるわけないと思ってたけど本当にあるんだな!全然知らない作品だけどそれでも憧れてたものは実在したんだな!」

 

どうやら彼も憧れを止められないらしい。

 

「おはよう!霊士君!」

 

「おはよう緑谷!ってなんだその表情wゆるゆるじゃんか!」

 

「し、仕方ないだろ!本当に雄英に行けるなんて夢みたいなんだから!」

 

「まぁな、なんせ今年の倍率は300倍だったらしいからな、受かっただけでも奇跡みたいなもんだ、ならそのチャンスをしっかりと掴み続けないとな。」

 

「そうだね、ここで僕は…みんなを笑顔にする最高のヒーローになって見せる!」ダダダダッ!

 

「あっおい!俺を置いて行くなー!」

 

 

 

─【教室前】─

 

「うぉでっか…」

 

「大きいね、異形型でも大丈夫な様に出来てるんだ、あの姿の雨宮君も余裕で通れそうだね」

 

「オーゼンはギリ頭ぶつけるな」

 

「あの人はそうだね…、じゃ入ろうか!」

 

ガラッ─

 

「机に足を乗せるな!先輩達が大事に使ってきたものだぞ?!」

 

「うるせぇ!いきなり来て怒鳴ってんじゃねぇ!どこ中だ殺すぞ!!」

 

「口悪くないか君?!」

 

……うん、もう早速だね

 

「かっちゃん…」

 

「ほっとけ、巻き込まれるぞ」

 

「何見てんだ…って、デク!それに白笛野郎!!」

 

「やぁ」

 

「んでてめぇらがここにいんだ!」

 

「受かったから」

 

「運良くね…」

 

「……へっ!どうせまぐれだろ、デク、俺はお前なんか眼中に無ねぇ…んだけど白笛!お前はここでボコボコにしてやるよ!」

 

「俺に対するヘイトヤバない?」

 

「いつも煽ってるからだよ雨宮君」

 

「失礼な、アレはスキンシップだよ」

 

「「だとしたらもっと悪質だよ(だろうが!)」」

 

(おぉ、珍しくハモった。明日は嵐だな)

 

「あっ!」

 

「君はあの時の」

 

「一緒のクラスなんやね、私の名前は【麗日お茶子】、これからよろしくね!」

 

「ぼぼ、僕のなっ名前は【緑谷出久】です!」

 

「落ち着け緑谷」

 

「クソナードにも程があるだろ」

 

なんだかあそこだけ青春ムードに…

あー、なんか甘いな空気、コーヒー欲しくなる〜

 

「おはようございます!あっレイちゃんもおはよう!」

「何故君がここにいる」

「前話した通りですよ?」

 

(前話した通り…?)

 

『『あ』』

 

俺と緑谷の声がハモったなんか今日はよくハモるな、じゃなくて。

 

「えへへ〜、コレで皆と一緒ですね!」

 

『『………。』』

 

「oh(´・ω・`)...」俺は天を仰ぎ

 

「あぁ…」緑谷は頭を抱えた

 

「2人共どうしたんですか?あっ!君かあいいですね!名前はなんて言うんですか?」

 

「麗日お茶子だよ!よろしくね!」

 

「お茶子さんですね!よろしくです!」

 

ここに1個上のはずのトガちゃんがいるのなら、【あの話】はマジという事になる。

 

((マジかぁ…))

 

「……お友達ごっこなら他所でやれ、ここはヒーロー科だぞ…」

 

「ん?」

 

「へ?」

 

「およ?」

 

「おや?今何処から?」

 

「ココだ」

 

声の出処はなんといつからそこにあったのか寝袋がありそこから人が出て来た

 

「はい、全員いるな、これからA組は体力テストを行う体操着に着替えたらグラウンドαに集合」

 

「先生!入学のガイダンスは?」

 

「ヒーローはいつだって突然の脅威に対処し合理的にならなければならない、よってそんなものに出てる暇は無しだ。分かったらさっさと用意しろ」

 

そう言って出て行った……

 

 

「流石雄英だ…!凄いプロ意識だ!」

 

「流石に違うと思うぞ。」

 

 

 

 

 

「揃ったな、まずはボール投げだ。おい雨宮、お前中学は何mだ。」

 

「確か、75mです」

 

「よし、じゃあ個性を発動して投げてみろ、円の中から出ないようにな」

 

「しっぽはみ出るんですが」

 

「何とかしろ」

 

えぇー(´・ω・`)

 

「よし、じゃ早速。」

 

フォォォォォォォンンンーー………

 

「んえ?!」

 

「なんか黒いのに飲み込まれた!?」

 

「どうなるんでしょうか?」

 

「!」

 

「この音色…まさか彼が」

 

「ケロ」

 

 

〚発現完了〛

 

「姿が変わった!」

 

「デカっ!」

 

「全身真っ黒…でも顔の当たりが光ってる?」

 

「カッケェ!でもなんか…怖いな。」

 

〚では早速、飛ばすとするならコレで〛

 

肘の先に上手くボールが乗るよう水平にして構える

 

キィィィィィンンン……

 

(威力設定最弱、出力全開)

 

カッ!!

 

枢機へ返す光(スパラグモス)

 

ボールはあっという間に消えた、そして。

 

「記録、5555m」

 

「「「「「「5キロオーバー??!!」」」」」」

 

〚おやおや、意外に飛びませんでしたね〛

 

「あれでもまだ不服??!!」

 

「なんて威力だ、さながら流星のような光だ」

 

「ねぇ、あれって」

 

「ケロ、間違いないわ」

 

(それにしても5のゾロ目か)

 

何かしらの意図を感じるのは気の所為だろうか?。

 

「とまぁこんな感じだ、お前らには自分の個性を使って今どのくらいできるか確かめさせてもらう」

 

「個性使ってできるなんて…」

 

「あぁ、こんなことはじめてだしね」

 

(;・`д・́)───!×2(雨宮、緑谷)

 

その時!2人に電流走る!

 

『『面白そう!!』』

 

Σ(゚д゚;)!!!!!!!!!×2

 

((その台詞はダメだ!!!))

 

「あちゃー…言ってしまいましたね…。」

 

「ほう…、【面白そう】…か、お前らそんな覚悟で3年間やってくつもりか?、ならひとつ加えよう、この体力テストで最下位の奴は【除籍】な。」

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ???!!!!!!!

 

「除籍ってそんな?!」

 

「嘘だよな!嘘ですよね?!」

 

「これなら手加減無しで全力でいけるだろ、なに【Plus・Ultra】だ、乗り越えてみせろ。」

 

すっごいニヒルな笑みを浮かべてる相澤先生、どうやら本気みたいだ、

いや、本気なんだろうな。

 

俺達は互いに目を合わせ、覚悟を決めた。

 

何故僕らが除籍云々を知っているのか、何故トガちゃんがいるのか、何故知ってるのは僕ら2人だけなのかァ!それは入学前まで遡る。

 

 

 

 

 

 

──入学一ヶ月前──

 

「トガちゃん、それほんと?」

 

「そうですよォ、私は最下位だったんですけど見込があるって言われて除籍されなかったんですよ!褒めてください!」

 

「うん、それは凄いよ、良かったね」ナデナデ

 

「うぇへへへ〜」

 

「……それで、他の人は?」

 

「他の人?」

 

「うん他の人、トガちゃん以外にも何人かいるでしょ?」

 

「いませんよ」

 

「へ?」

 

「いませんよ、私以外」

 

「………( ᐛ)ドユコト?」

 

「つまり、除籍したんですよ、私以外全員。」

 

………は?

 

つまりあれか?ニキ達が言ってた去年全員除籍ってやつ?

マジで????

 

「それで私一応1年通ったんです、B組と合同で、でもA組としてきちんと出たかったので先生に頼んだら今年のA組に入れてくれたんです!嬉しいです!コレでレイちゃんともっと一緒にいられるんですからお姉ちゃん感激です!」

 

 

「………。」

 

俺はあまりのショックに動転し、そのまま緑谷に伝えたら最初は信じなかったけど本人から話を聞き俺と同じ反応をしていた。

 

 

 

 

 

─それが1ヶ月前の出来事である─

 

俺達は警戒こそしていたが未だどこかで【そんな訳ない】と思ってたんだろう。

 

「緑谷。」

 

「うん」

 

 

「「絶対に回避しよう」」

 

地獄の体力テストの幕開けである。

 

50m走

〘 記録3,75秒〙

〚おやおや、予想以上ですね〛

 

「早っ!」

 

「流石だ…」

 

「ケッ!」

 

走り幅跳び

〘 記録27m〙

〚【月に触れる(ファーカレス)】を上手く使えばもっと行けそうですね、今回は高いところに掴むものがなかったですので残念です〛

 

反復横跳び

74回

〚この格好では不向きですね〛

 

「ひゅーっ!!!」

峰田 274回

 

〚…あれには勝てませんね〛

 

跳躍測定

30.5m

〚ブーツの機能を使っても誤差程度…いえ、これでも中々〛

 

お茶子

無限

 

〚おやおや、上には上がいますね。〛

 

握力

バキッ!

「あ!」

 

〚おやおや、壊れてしまいましたか。〛

 

「凄っ!掴むとこバキバキじゃん!」

 

〚先生この場合は〛

 

「ん、測定不能で」

 

記録

測定不能

 

「先生、私が創造したプレス機は約1トンです。」

 

「ならそれで」

 

八百万百

記録

1トン

 

〚それはズルくないですか?〛

 

持久走

 

〚便利ですねぇ〛≡≡≡⊂(│ ⊃)⊃ズザザザザザザザー

 

「いつの間に私のバイクに?!」

 

「あれ大丈夫なのか?」

 

持久走

記録2位

 

 

多種多様な個性が活躍してる中、1人普通の記録を出してる者が1人いた

 

「はぁ、はぁ…」

 

〚緑谷さん…〛

 

そう緑谷だ、まだ上手くワンフォーオールが使えないのか四苦八苦していた。

 

そして最後である2回目のハンドボール投げ

 

(緑谷、お前ならできる…)

 

だが

 

〘 記録47m〙

 

「あっあれ?!今、確かに個性を使おうと…」

 

「体を壊すようなマネを俺が許すわけないだろ。」

 

どうやら相澤先生が個性【抹消】を使って止めたようだ。

 

「ハッ!どうすることも出来ねーだろ!デクは【無個性】なんだからよ!」

 

「無個性?!君、彼が受験で何をしたのか知らないのか?!」

 

「あぁん?知るわけないだろボケ。」

 

「……。」

緑谷は自分の手をじっと見ていた

 

(どうすればいい…どうすれば個性を、託された【ワンフォーオール】を使えるんだ…)

 

頭の中でグルグルと思案が回っていたその時

 

〚出久〛

 

「!、雨宮君。」

 

〚集中するのです、あの時の訓練を思い出して。〛

 

「あの時…」

 

〚そうです、ただ闇雲に使えば自らを痛めつけるだけでなく他者も傷つけてしまう恐れがある。〛

 

「ならどうしたら…」

 

〚答えは簡単です、【集中】するのです。〛

 

「集中…集中…………、あっ!!そうか!!」

 

(なにか閃いたようだな)

 

(指先に…力を込めて…!)

 

腕を振りかぶり……

 

 

『SMASH!!!』

 

 

投げた!!

 

ボールはどんどん遠ざかり!

 

〘 記録975m〙

 

「まだまだ…!いけますよ…!先生!!」

 

「コイツ…!」

 

右手の中指を腫らしながらも出した記録、それは正しく個性を使った証

 

〚なんと…なんと素晴らしい!!、出久君!君はようやくスタートラインに立てました!!!〛

 

「やったよ雨宮君!」

 

「良かったんよ!」

 

「流石出久君です!お姉ちゃんも鼻が高いです!」

 

君、緑谷の姉じゃないからね?、なんなら俺の姉でもないからな?

 

みんなが盛り上がってた、その時。

 

「どぉいうことだぁぁぁぁ!!デクゥゥゥ!!!」

 

爆豪が両手で爆発を起こしながらその威力を利用して緑谷に突っ込んで行った!!

 

「な?!」

 

 

「ふっ!」

ヒュバッ!

 

間一髪相澤先生が捕縛布と個性を使って爆豪をがんじがらめにした。

 

「んだ!クソ!離しやがれ!!」

 

「変に暴れんじゃねぇ…俺はドライアイなんだ!」

 

(((凄い個性なのに勿体ない!)))

 

「爆豪、お前次に暴れたら問答無用で除籍だからな」

 

「…ッ!、…クソ!」

 

〚なんと素早い反応、勉強になります〛

 

「ストイックだねぇキミ」

 

〚君は煌びやかですね、まるで星のようです。〛

 

「ウィ☆ありがとう。」

 

 

 

 

「さて結果なんだが」

順位は出た俺は総合で1位

爆豪は3位

緑谷は最下位だった

 

「緑谷…」

 

「へっ!」

 

「……。」

 

「えー、合理的に判断して─」

 

ゴクリ(`・ω・´;)

 

「除籍は嘘、よって無し」

 

『ええええええええええええええ?!』

 

「でも良かったー!」

 

「ヒヤヒヤしたよ〜」

 

「初っ端から除籍とか言われたから焦ったよ」

 

「何言ってるんですかちょっと考えれば嘘だって分かりますよ」

 

「合理的虚偽ってやつだ、今日はこれで終わりだまた明日よろしく」

 

「……緑谷」

 

「うん」

 

「「最後の絶対嘘だよね」」

 

今年は全員見込みありってか…

 

「ハハッ…見込み無ければ1位だろうが容赦なく除籍するくせに…」

 

「本当に怖かったよ…」

 

「まぁなんにせよ、認められたんだ。気張ってこうぜ」

 

「そうだね!力の使い方ちょっとわかったし!」

 

「おう!その意気だ!」

 

その前に指何とかしないとな

 

うん、凄い痛い

 

だろうなぁ…

 

 

緑谷はリカバリーガールの所に行ったので先に帰ることにした

 

─帰り道─

 

「ふぅ…なんにせよ初日はクリアかな」

 

158:人類最後の眼魂マスター

そうだな

 

159:鬼滅の響鬼

いやーまさかトガちゃんがA組入りするとは

 

160:アンドロメダ指揮官

てぇてぇ…尊ぇてぇよぉ…

 

161:ヤマトT督

本編で叶わなかったことが現実に起きるっていいもんだな

 

162:シン・ELS

それにしてもイッチ大丈夫なのか?めっちゃ引き摺られてたぞ

『あれのせいで吹き出しちゃったからユナとルナマリアに変な目で見られたぞ』

 

163:進撃の光の蛮族

あそこめっちゃシュールで笑ったよなw

 

「案外大丈夫だったよ、アレ相当丈夫だったからボードに乗ってるのと変わんなかったよ」

 

 

「あっあの!」

 

「ん?」

 

164:アンドロメダ指揮官

お?

 

165:ヤマトT督

このハスキーボイスは…

 

「君は…、確か試験の時に怪我してた」

 

「そ、あの時はありがとう、おかげで捻挫しただけですんだよ」

 

 

「私からも改めてお礼を言うわ、本当に助かったわ」

 

「こうしてお互いに無事入学出来たから別にいいよ、でもありがとう、俺の名前は雨宮霊士、個性は【黎明卿】だ」

 

「アタシの名前は耳郎響香、個性は【イヤホンジャック】」

 

「私の名前は蛙吹梅雨、個性は【蛙】よ」

 

「耳郎さんに蛙吹さんだね、よろしくな」

 

「ケロ!」

 

「うん!」

 

166:シン・ELS

うらやまシネ

『おい』

 

167:進撃の光の蛮族

落ち着け

 

168:ヤマトT督

もちつけ

 

169:アンドロメダ指揮官

ペッタンペッタン

 

170:人類最後の眼魂マスター

おっそれは響香ちゃんへの当て付けかい?

 

171:鬼滅の響鬼

それ以上言うなら殺す

 

172:アンドロメダ指揮官

すんませんでした

 

 

「しっかし凄いよね!雨宮の個性、なんでも出来そうじゃん!」

 

「ケロ、確かに凄い個性よね、変身して光線出したり色々声も変えたり出来るもん、一体どこまでできるのかしら」

 

「実の言う所、自分でもどこまで出来るかわからないんだよね」

 

「えっそうなの?」

 

「でも珍しい事じゃないわね、それだけ伸びしろがあるって事よ」

 

「そう言ってくれると嬉しいよ…、正直この【黎明卿】っていうのはなんかまだヤバイのがありそうな気がするし」

 

「でもウチらのこと助けてくれたじゃん」

 

「そうよ?、だからそんなに不安になることは無いと思うの」

 

「そっか…ならそれでいいかな…」

 

「そうそう!クヨクヨするなんてロックじゃないし!」

 

「ロッ、ロック?」

 

「響香ちゃんはロック音楽が好きなのよ」

 

「(´・∀・`)ヘー」

 

「ちょっと何その顔」

 

「いやー、いいなーって」

 

「ふーん…なら教えようか?ロックの素晴らしさを」

 

「是非、と言いたいけど今日は遅いし明日でいいかな?」

 

「その時は私も一緒でいいかしら?」

 

「もちろん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─校長室─

 

「例の子、どうだった?」

 

「人格、成績、個性の鍛え方共に問題ないですね。」

 

「ならよかったよ、あんな事があったらからさ、心配してたんだ」

 

相澤先生がネズミ(?)に話しかけていた、別にこれは相澤先生がどうにかなった訳ではなくこの小さいネズミが雄英の校長なのである、名前は根津、人間以外に個性が発現した唯一の存在である。

 

「アイツの個性は謎だらけです。…とても1つの個性で出来るようなもんじゃない、逸脱している」

 

「まぁ個性自体がフワッとした存在だからね…」

 

彼ら(?)二人が話していたのは雨宮の個性である【黎明卿】だった、二人が話題にするの持つのは無理も無い、何せ変身するだけでなく仮面から反射する光線群をだしたり腕から触手を出したり挙げ句の果てにはガントレットの肘側の穴から光波熱戦を射出するといった、それだけならともかく。

 

〖まぁお二人共に旦那には悪意は無いんだから大丈夫ですよ〗

 

コイツだ、コイツの存在が雨宮の個性の逸脱さを強調させている、名は【グェイラ】雨宮の個性から生まれた存在、傍から見れば常闇のダークシャドウと似たようなもんだがこいつは違う、完全に独立し行動できる、最早1つの生き物だ。

 

「お前は何者なんだ」

相澤が睨みつける

 

〖さっきも言ったろ、俺は旦那によって生み出された存在、いわば個性の一部なんだ、俺の存在理由は全部旦那なのさ〗

 

「まぁそうだろうな…」

 

「受験の時、彼らを運び、治療を施したのは君で間違いないんだね?」

 

〖おう、それで間違いないぜ。つっても知ってるのは俺以外にあんたら2人だけだけどな〗

 

「………」

コイツは飄々としてるが強かな所もある、油断すれば足元を救われるかもしれない…

 

「まぁ大事な生徒が無事で済んで何よりだよ、それで話って言うのはなんだい?」

 

〖実はな───〗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─自宅─

 

「………もしそれが事実なら、俺は何がなんでもあいつを…アイツらを守らなくちゃならないな、教師としてヒーローとして」

 

「そして大人として」

 

相澤は誰もいない部屋で覚悟を決めた。

 

 

 

 

 

 

──翌日──

 

「私がぁぁ…普通にドアから来たぁ!!」

 

「ほんとに教師やるんだ…」

(ちゃんと出来んのかな?)

 

「オールマイトだ!」

 

「ほんとに先生なんだ…」

 

「【銀の時代(シルバーエイジ)】のコスチュームだ!なんか画風も違う!!」

 

「HAHAHA!!午後でもパワフルだね!実にGREATだ!私が受け持つ授業はヒーロー基礎学!最初の授業は実践演習!」

 

続けて指を鳴らすとなんと教室の壁が開きそこから人数分のスーツケースが出てきた!

 

「うわぁ!」

 

「スーツケース?」

 

「そう!その中には入学前に申請、もしくは持参した【コスチューム】が入っている、早速それに着替えたら演習場に集合だ!!」

 

 

─演習場─

「やぁ!よく来たね!今回の授業ではヴィランとの戦闘について学んでもらうぞ!飯田少年!《真に賢しいヴィランはどこに潜む?》」

 

「はい!主に暗がりや時には民衆に紛れ込む存在!」

 

「YES!確かにその通りさ!という訳で演習は室内戦!ヴィランチームとヒーローチームに別れて対戦してもらうぞ!」

 

「確かに人質取られて立てこもりがいちばん厄介だもんな」

 

「雨宮君はどっちが得意なの?」

 

「俺は室内戦、かな?【明星へ登る(ギャングウェイ)】とかは壁とか天井があると有利だし、そういう緑谷はどうなんだ?」

 

「うーん、僕も近接格闘だから場所にはそんなに左右されないかな」

 

「徒手空拳は環境にあまり左右されないオールラウンダーな戦闘スタイルだからな、それに応用がものを言うスタイルでもあるから緑谷みたいに分析が得意で作戦立てられるやつがそういうスタイルだと苦戦するしね」

 

「買い被りすぎだよ」

 

「実際そうだろ」

 

「さて!チーム決めなんだがこれはくじ引き決めるぞ!」

 

「先生!なんでくじ引きなのですか?」

 

「いい質問だね八百少女!これはプロになったら急なチームアップもあるからさ!今回はそれの簡易版という訳さ!」

 

(なるほどな、どんな状況になるか分からないし知らない人とでも連携をとっていくスキルはとても重要だ、たとえウマが合わない奴だとしても)

 

そうして俺たちはくじを引いた、結果はこうだ

 

障子&轟VS葉隠&青山

 

麗日&緑谷VS爆豪&飯田

 

耳郎&蛙吹VS上鳴&切島

 

八百&芦戸VS瀬呂&峰田

 

口田&砂藤VS常闇&尾白

 

雨宮VS渡我&???&???

 

 

 

 

 

 

 

「なんで俺だけ1人?」

 

 

しかも3対1って……

 

 

(〖残当だと思うぜ旦那ァ…〗)LIVE前線基地(イド・フロント)なう

 

 

…… ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ




はいあとがき、遅れて申し訳ありません、一気に詰め込もうとしたら余計に時間がかかった割には大した出来にはなりませんでした、さて次回から実践演習が始まります、???には誰が入るのか是非感想で予想してみてください、あと前回のアンケートはそのまま9スレでそのままにしてあるので是非投票してください、皆さんネタ枠で入れたのに好きすぎませんかね?笑っちゃいましたよw、あとUAが2万超えてたりお気に入りが300越えしてて凄くビックリしました、こんなにもたくさんの人が見てくれて感激でございます、これからも精進していきますので何卒よろしくお願いします、それではまた次回。

番外(EX・EP)について

  • 思いつく限りだして欲しい
  • 気が向いた時に偶〜にな頻度で
  • 別にいらなくね?
  • そんな事より最新話投稿だ!
  • 耳郎ちゃんはカワイイ
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