前回の『黎明卿を目指すヒーローアカデミア』は。
ヴィランによって散らされたA組だが偽・祈手の助けもありながら自らの個性を使って危機を脱した、一方雨宮は今回の主犯であるヴィランの説得をってあいつ説得とかしたのかよくそんなこと出来たな…、まぁ一時は圧倒したと思ったが思いの外敵がしぶとく大怪我を負うことに、ヴィランは梅雨を狙ったが無理やり体を動かしてそれを阻止、その後すぐにオールマイトが来たのを皮切りに気絶したっと……
お前お人好しな上に無茶し過ぎだろ緑谷の事言えねぇぞ、…いや開き直るなよ…。そんじゃ第15スレ始めるぞ
つーか渡我すげーな俺の個性使えるんだな、えっ?ちょっと違う?どういう事だ?
【目が覚めたら真っ先に知らない天井って言いたくなるよね】
─………あれからどのくらい経った?
わからない
そもそも俺は何時からここにいる?
暗い、というより見えない
でも堕ちてるような感覚はある…
何があったんだっけ……
………思い出せない…。
「─…」
ん?、誰かそこにいるのか?
「─な───して─」
なんか言ってるけど聴こえない…
「君は───!」
わかんね…顔の部分がモヤって見えねえ、俺がなんだって?
「ど─し─君──も──」
「ど───────だ!」
そこで目が覚めた─
ピッ
ピッ
ピッ
「……知らない天井だ」
目が覚めたら真っ白な天井とご対面、首だけ動かすと朝日が差し込む部屋に電子的な音が鳴っている、
部屋の隅には。
〖病院ですよ旦那〗
グェイラが壁によりかかって立っていた。
「グェイラか…こうするのも2度目だな…」
〖そッスね〗
「怒ってんのか?…いや怒るかあれは」
〖当たり前でしょうがなんであんな無茶したんすか〗
「皆の安全を確保する為ですから…じゃ足りませんかね?」
〖…まぁそれでいいですよ、それよりもですよ〗
「なんでしょうか?」
〖なんで手紙に〘 仮面の下はのっぺらぼう〙なんて嘘を書いたんですか?、確かにあれは誰に届くかはランダムですけどどうしてそんなことを書いたんですか?〗
「もしかしたら見られる可能性も考えてあえて見たく無くなるように仕向けました」
〖だとしてもっすよ、もしあの仮面の下を見せるようなこともしくは見られたらどう説明するんすか?〗
「その時はその時だ、後で考える。俺だってまだ整理ついてないんだからさ」
〖はぁ…後でどうなっても知りませんよ…、あと俺が前に覚えてるかって聞いたの覚えてますか?〗
「勿論、まぁ肝心の事はサッパリだけどな」
〖……でも薄々勘づいてるよな〗
「あの演習でな、あん時は動揺して上手く操作出来なかったけど今回は何とかなったなら問題は無い、でももっと強くなったり調べたりしないといけないな、退院したらやる事は多いな…ははっ」
〖本当に旦那は旦那っすわ〗
「言っとくが俺はあんなやべー事はしないからな絶対に」
〖アビスに行けばわかりますよ?〗
「現実にあっても絶対に行かないからな」
〖んー、やっぱり大分違うっすわ〗
「それよりもだグェイラ、あれからどのくらい経った?」
〖ざっと1週間〗
「………は?!1週かっ!痛ててて……」
俺は驚いて起き上がりそうになったが体が軋んだのでそのまま寝転がった
〖あーあー言わんこっちゃない、旦那骨何本か折れててそのうち肋の1本が肺片方貫通してあわや心臓串刺しになる所だったんでよ?〗
「って〜…俺そんな瀕死だったのか、よく生きてたな」
〖いやほぼ死んでましたよ〗
「怖すぎんだろじゃあなんで1週間でこんなに喋れんだ?」
〖まぁ偏にこれのおかげですね〗
コトッ
そう言ってグェイラは緑色に光る液体が入った小瓶を出した
「なにこれ、なんか光ってんだけど…」
〖あの時脳無ってやつの腕をら吹き飛ばしたでしょ、それを回収して前線基地で再生の個性を取り出す為に解剖、解析、実験して生まれたものなんですよ〗
「サラッと凄いことしてないか?なんて?、個性を取り出す?」
〖
「お前は何処ぞのドイツ軍か、つかそれを俺に使ったのか?大丈夫なのか?」
〖
「そうか、しかし1週間かァ…大分寝てたんだな」
〖最初は大変でしたよ緊急手術をして医療の個性をフル活用しても死ぬかもしれないって感じで完全隔離の状態なんで、この薬をバレずに仕込むの苦労したんですよ〗
「それは苦労かけたな」
〖あと見舞いの対応も大変でしたからね、特にトガちゃん〗
「あー…」
〖大泣きな上に頑なに離れようとしませんでしたからね、あと緑谷と響香と梅雨って子も毎日来てましたよ、他にも皆も、来る人来る人暗ーい顔しててキツかったすわ、3日目あたりは医療と薬でほぼ完治してましたけど旦那目が覚めなかったですし〗
思いの外大変な事なってるな、いやそれよりもだ
「対応って言ったか?」
〖言いましたけど?〗
「お前が?」
〖ほかに誰がいるんですか?〗
「オーゼンはどうしてる?」
〖ご両親と対談してます〗
「じゃあ2人のことは」
〖あの事件でとっくにバレてますよ、最も世間にはまだって所ですが〗
( ˙꒳˙ )oh......少なくとも友人と学校、そしてヴィランにはバレたってことやんけ
「お前らの事はなるべく出したくなかったんだけどなぁ…」
〖でも思いっきり俺達のこと呼んだじゃないですか〗
「あれしか無かったたというかなんというか…」
〖まぁそんなことは置いといて、今日ご両親が見舞いにくるんで元気なところ見せたらいいんじゃないんですか?あんまり会わないんでしょ〗
「包帯ぐるぐる巻きなのにどう元気そうに見せるんだよ…わかった、あとは俺に任せて休んでてくれ」
〖んじゃお言葉に甘えて〗
そう言ってグェイラはスっと消えたらそしてそれに入れ替わるように病室の扉が開きオーゼンとナガン、両親が入ってきた。
「霊士!」
真っ先に駆け寄ってきたのは母の雨宮 リコ
「ごめんなさい、貴方がこんな大怪我をしてるのに何もしてあげられなくて」
涙を浮かべながら謝っていたのを見て申し訳ない気持ちになる
「心配かけでごめん、でもさもう体も動くし大丈夫だよ」
「でも…」
人一倍優しい性格で怪我をしてたり心に闇を落としてる人には敏感でよく相談をしてあげたり、何とかしようとして個性虐待を受けた児童を保護する施設を作ったりと中々の行動力がある。
「霊士」
「父さん」
次に入ってきたのは父である雨宮 レグ、国際レスキューフォース(通称IRF)の日本支部第1部隊のリーダーを勤めていて毎日何処かで救助活動に勤しんでいる
「グェイラという人物から聞いたぞ、お前、仲間がいたとはいえほぼ1人で挑んだらしいな」
「……そう、です」
「お前は昔から周りのことばかり考えて自分を顧みない癖がある、自分1人でなんでも出来ると思ったら大間違いだぞ。」
「分かってる…」
父さんはレスキュー隊にいるため常に一分一秒を争う現場に立っている、故に冷静な判断が常日頃重要視される仕事なのでだいたいこんな喋り方、仕事では。
「あなた、ここには他に人はいないんだから普通にしてていいのよ」
「そうか…なら、( '-' )スゥゥゥ↑……本っ当に心配したぞ霊士〜!休憩時間にお前がヴィランに襲われて救急搬送&大手術してるなんて聞いたから父さんもう気が気じゃなかったよ!、それで中々目を開けないしもう本当に本当に!etc……」
そう、仕事の時は凛として頼りがいがあるけど休憩時間や(本当に偶に)家に帰ると途端にふにゃふにゃになる。
正直言ってかなり情けない顔になってるがそれだけ心配したんだろう
「レ"イ"ぢゃん"が目を"覚ま"じだん"でずが!!!!」
今度はトガちゃんが泣きながら飛び込んで来た、君学校じゃないの?あっ臨時休校してるんですかそうですか、でも部屋に飛び込むのは危ないから他ではしないようにね。
「う"え"え"え"え"え"〜〜よ"がっだ〜よ"がっだよ"〜」
「あらあらせっかくのお顔がぐしゃぐしゃね、拭いてあげるからこっちおいで」
「は"い"〜」
「……泣かせちまったな」
「ならもう泣かせないようにする事だ」
「そうするよ」
「フフっ」
「なんだよオーゼン…」
「いえ、何も」
「気になるじゃんか…」
ポス
ナデナデ
「んえ?」
「んな事よりもさ、雨宮。」
「?」
「お前は守りたかった物は守れたか?」
「勿論さナガン、何一つ欠けちゃいないさ」
「ならアタシからも何も言うことは無いな」
意味深()に微笑むオーゼンと優しく頭を撫でる火伊那
「……あっそういえば他の皆は?」
あの後気絶したので何が起きたか確認をしたかった、何せあの後誰かが怪我しましたとかあったら目も当てられない
「それなら大丈夫だ、オールマイトがあの黒い巨人をぶっ飛ばしてヴィラン達は退散、相澤先生は怪我をしたものの後遺症は無し、A組全員無事だよ」
「そっか…なら良かった〜」
父さんがそう言うのを聞いて俺は体の力が抜けた。
「全くこの子は直ぐに他人のことばかり気にするんだから…そういう所はお父さんそっくりね、悪いことじやないけど自分の事もちゃんと見ないと駄目よ」
「うっ、お、俺は無鉄砲じゃないぞ母さん!」
「あら、そう言って3ヶ月前の山火事の時に突っ込んで行ったのはどこの誰かしら?」
「あれは救助に行けるのが自分しかいなかったし」
「でも行き先には既に救助隊がいて丁度脱出をし始めていましたよね?しかも貴方が先導しなくてもあっさり行けるくらいに」
「え、ええと」
「レスキューが悪いとは言いません、ですがしっかりと情報を見た上で行動して欲しいですよね〜リーダーなんですから〜、あとそういえば私達の秘蔵のお菓子が無いんだけど…食べた?」
「ハッ((((;゚Д゚)))))))!!!」
「どうして黙るのかな〜?、もしかして…」
「まっ、待ってくr─」
ボキッボキッ
「………。」
無言で拳を鳴らすリコ
「お、オーゼン、弁解の余地を…」
「嫌です」ズバッ
何時になく黒いオーラを出すオーゼン
「ナガンさ…」
「そういえば的当て最近やってないな〜」ニブニブニブニブニブニブ
暗黒微笑を浮かべ青筋が立つレディ・ナガン(筒美火伊那)
「た…助けて霊士…」
「僕からは何も言えません」
「レ〜グ〜?」
「はい…」
「ごめんなさいね〜霊士〜トガちゃん〜、お母さん達ちょっとお父さんと話してくるから〜」
「どうぞどうぞ〜」
「レイジー!オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
そうして父は母(+2人)にドナドナされて行った。
病室に残ったのは俺とトガちゃんの2人
「行っちゃいましたね」
「毎度毎度飽きずによくやるよ父さんも、かえってきたら必ず何かしらやらかすんだから」
「数えるくらいしか会ってないのにお二人共すごい仲良かったですね」
「まぁ、あんなんだから夫婦仲は続くんだろうね…」
「ちょっと羨ましいです…」
「……そっか、でもトガちゃんももう家族だからな」
「そうですか?」
「そうさ、何も血の繋がりだけが人を結ぶ訳じゃない、【親愛】【友愛】そういったものがあればそれだけで繋がることができるんだ、少なくとも俺はそう思う」
「それはナガンさんもですか?」
「あの人も勿論家族だね、まぁ居候ではあるけど守るって決めてるから」
「それならワタシも護ってくれますか?」
「当たり前だ」
「じゃあワタシも霊士君を守ります、家族みんなで守ります!だから霊士君も1人で何とかしようとしないでください!」
「善処するよ」
「それ絶対に守らないデスよね?」
「さぁ、どうだろうね、時と場合による…かな」
「ダメじゃないですか!」
「HAHAHA!まぁほんとにやばかったらね。」
「もぅ〜あっそうだ!響香ちゃんと梅雨ちゃんと緑谷ちゃんからメッセージ預かってるんですよ!」
「えっそうなんだ、どんな?」
トガちゃんはカバンからスマホを取りだし画面を見せたそこには
《雨宮〜アンタのおかげでみんな無事に帰ることが出来たよありがとう!》
《ケロ、本当に助かったわ》
《これで入試の時と併せてふたつ借りが出来ちゃったね…でもちゃんと返すよ!》
《みんな待ってるから早くに治るといいわね》
《雨宮君、君には本当に助けられたよ、まだコントロール出来てないけど頑張るよ!早く治るといいね!》
「です!」
「ありがたいな…本当に…」
「はい!、みんないい人でワタシも嬉しいです!」
そう言ってケラケラ笑うトガちゃんを横目に窓に写った自分を見て
ほんのちょっと
ほんのちょっとだけ
響香に、梅雨に、トガちゃんに、緑谷に。
申し訳なく感じた。
はい、あとがき。
これにてUSJ編は終わり、いやー長かった!14スレなんか1万字超えましたからね!マジで辛かった!今回初の両親登場でしたね、如何でしたか?名前見てびっくりしたんじゃないでしょうか、最初は全く違う設定だったんですがふと「あれ?、レグを父親にリコを母親にしたら面白くね?」という天啓のようなアイデアが浮かんだので変更しました、細かい設定は設定1に後で載せようと思うので活動報告を確認してくださると嬉しいです、さて次回から体育祭編に入りますがここで1話挟んでから行きたいと思います、小休憩とも言います、まだまだ続けていきますのでどんどん感想や評価してくれるととても嬉しいです!、EX・EPのリクエストも随時募集してますので是非!
それではまた次回。
カードリッジって…
-
いる
-
いらない
-
愛、愛ですよ
-
ゲス外道がァーーーッ!!!!!