貴方は忘れたいものはありますか?
逆に忘れたくないものってありますか?
今日はそんな話を送ります。
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ここはどこかの研究施設
そこはもう寂れに寂れ人はおろか動物や虫一匹も見当たらない
そんな所に男が1人巨大な塔の真下にある装置に向かってなにかしていた
『俺を倒せるのは…【真の英雄だけだっ!!】』
あぁ…まただ…憂いがまた1つこの世に生まれた…。
一体どれ程の憂いが生まれれば気が済むのか
最早人類に残された時間は少ない、そろそろ計画を実行せねばならない。
私の────生涯を掛けた計画に失敗は許されない
何故ならこれは旧世代前からの【楽園】への片道切符なのだ
「さぁ…始めよう。」
男はコンソールを叩く
塔は息を吹き返すように動き出す
「これは人類に対するほんのささやかな」
男の顔は伺えない、だが声の感じから笑ってるように聞こえる
「【楽園】への手向けだ」
これは、誰にも記憶に残ることの無い。
夢と憧れを掛けた戦いの記録である。
【黎明卿を目指すヒーローアカデミア】
LOST・EPISODE
【忘れるもの/忘れないもの】
梅雨明けが近くなり夏がもう少しで到来する合間の季節、職場体験を終え登校している緑谷、今日の天気は晴れの絶好の日である。
「ふわぁ〜…やっとの思いで買えたから夜更かししちゃった…」
僕の名前は緑谷出久、訳あって無個性から個性持ちとなりあの屈指の名門雄英高校に通う1年生だ。
「最近ヴィランの事件がパタッと無くなっててヒーローの話が全然無いし…でも平和だからいい事なんだろうけど…。」
最近あの事件以来ヴィランの犯罪が著しく下がりたった2日の間に聞くことも無くなってしまった、世間ではそれほど大きく取り扱ってないけど。
「よっ緑谷、夜更かしでもしたか?」
「雨宮君、おはよう。オールマイトの写真集が出てたからついね」
「あのバカ高い雑誌買ったのか?!」
「うん!」
「いや「うん!」って…本人学校にいんだから頼めば…」
「いやいや雨宮君!、写真集だからこその味があってね!!」
「おうおうわかったわかった!わかったから目をガンギマらせて詰めてくんな!あと朝っぱらから写真集を連呼するなせめて前にオールマイトを付けろ!峰田みたいに思われるだろ!*1」
この人は雨宮霊士、僕が中学三年生の時に転校してきた人でかっちゃんの次に親友と言える。
個性は【黎明卿】って言ってネックレスのように首から下がっている気持ちわ……………か、かなり個性的な白い笛を吹くと全身真っ黒のフルアーマーに変身して光線とか触手とか出して攻撃出来たり空を飛んだりと凄い個性なんだ!、しかもそれだけじゃないんだ!なんとこの個性の真髄は【仲間を呼び出すことが出来る事なんだ!!】、多くの人(?)達は偽・祈手と呼ばれていて、雨宮くんと同じような仮面をつけた集団なんだけどこれが凄い!彼らは意思は持たずとも雨宮君の命令には忠実にこなすしある程度自由に行動ができるんだ!USJの時はピンチの時にこの人達に助けられて切り抜けたんだ。
そして偽・祈手の中には特別な存在がいる、その名は【死装束】と呼ばれる二人、雨宮君の個性解説と研究担当のグェイラさんと技術と戦闘専門のギャリケーさん、2人ともかなり身長が高くて特にグェイラさんはオールマイト位の身長がある人なんだ。
彼らは意志を持っていて自由に行動ができ、雨宮君が彼らとタッグを組んだら敵無しだと思う!。
「─い」
彼は中学の最後の1年から今まで1年と6ヶ月とちょっとの付き合いだけどかなり仲はいいと思う、僕にこんなに話をしてくれる人っていなかったし。
「お─」
でも雄英高校に入って色んな友達が増えたなぁ…世の中色んな人がいてワクワクするよ
「なぁみどり──」
そういえば雨宮君って何故か変身すると【ボンドルド】っていう名前を使ってるけど由来が何なのか知らないんだよね…。
「……」
黎明卿となにか関係が──
「ていっ」
ゴスッ
「(><)あ痛っ!?」
直後脳天に鈍い音が響き思わず頭を抑える
「まーたブツブツしてたな?声に出さなくても表情でわかんぞ」
「いてて…だからってチョップはやめてよ…」
僕は頭をさすりながら抗議すると雨宮くんは「はっはっはっ」と笑った
「そんだけ隙だらけになってるって事だよ、緑谷は観察と解説が鋭い代わりにその長考が仇になってんだよ。一点ばかり見てたらまたさっきみたいに喰らうぞ」
むむむ…確かに雨宮君の言う通りだ。
「なら今度は相手を見ながら…」
「それはやめとけ、フリじゃないぞ。」
「だよね、そういえばトガちゃんは?」
渡我 被身子、通称トガちゃん。
小学校の頃から雨宮君の家で訳あって世話になってる人で自称雨宮君のお姉ちゃん。*2
彼女は僕達より一学年上なんだけど雄英の計らいで同じA組で通ってるクラスメイトでもあるんだ、明るくてよく喋るけど何かにつけて血をもらおうとしてる事がちらほら。まぁ日常的に雨宮君から血を貰って吸血衝動は抑えられてるみたいだからただ単に個性を使う時に欲しいって意味らしいけど。
「あー、なんか友達と一緒に行くって言って先に。こっちとしてはどんどん周りと関わり持って過ごすことが出来てるから嬉しいんだけどね…。」
そう言う雨宮君は何処と無く寂しそうな感じがした、雨宮君自身僕と同じ一人っ子だったみたいだから自称とはいえ姉として接してくるトガちゃんとはなにか思うところがあったのだろうか
(でも僕にも弟認定されてるんだよなぁ…雨宮君に聞いても「どうにもならん、無理」って返されたし)
「まぁ元気でやってるならいいか!、それよりさ─」
そんな他愛のないことを喋って歩いていた
─雄英高校・A組─
ここは雄英高校ヒーロー科のクラスの1つA組。
多種多様の個性を持つ生徒達がヒーローを目指して日々切磋琢磨しているのだ。
ガラッ
「みんなおはよー」
「おっ!、おはよう!」
「おはよう雨宮君!今日もいい天気だな!」メガネキラッ✧︎
「おはようございますですわ」
「おうおはよう、そんで持って雨宮、お前この前見つけたエロ─」
「朝から流石にそれは無いだろ、おはよう雨宮」
雨宮君が先に入り朝の挨拶をすると教室から返しの挨拶が来る、既に何人か登校してて賑やかだった
「おっおはよー↑↑!」
声が上ずった…
「(´^ω^`)ブッフォオオオオオォwwゴホッゴホォゲホオエッ」
雨宮君、そんなに笑わなくてもいいじゃないか。
「いやwだってwおwお前wすぐとなw隣でやられたらwそりゃあwアッハッハッハッハッwww」
「だからってそこまで笑わなくても!」
「はっはっはっ…フーー、で?爆豪は?あいつまだ職場体験?」( ˙-˙)スンッ
「「「「切り替え早?!」」」」
雨宮君のツボはわかりにくい、今みたいに大笑いする時もあれば全く笑わないであさっての方向を見てる時がある。
不思議な人だ。
「あれ?青山くんはいないの?」
何時もだったら朝早くに来てるのに今日はいない
「あぁ、そういえばいないな…誰か知ってる?」
瀬呂君がみんなに聞くけど誰も知らないらしい、お休みなのかな?
「そういう日もあるだろう、さて入口に突っ立ってないで座ろうぜ。じゃなきゃ相澤先生に『合理的じゃ無い』って言われるぜ」
そう言って雨宮君は自分の席に向かっていった、僕も相澤先生には怒られたくなかったので席に着いた。
周りは最近ヴィランの事件が起きてない事に話題が持ち切りだった。
その日はいつも通りの日常だった
だから僕は気付かなかった
既に世界がとてつもない変化が起きている事に
もし気付けたとしても、なにか出来ていただろうか?。
◇ ◇ ◇
─翌日─
「なぁ緑谷」
「うん、雨宮君」
僕らはいつも通り登校する道を歩いていた
そこまでは良かった
「なんかさぁ…ここ最近静かだったじゃん」
「うん」
確かに最近ヴィランの事件が取り上げられなくて世間は嫌に静かだった。
周りを見れば何時もの日常なのに違和感が拭えない
「だからといってテレビとか雑誌とかパトロールとかで昨日までいたヒーローがたった1日で見かけなくなるなんて普通あるか?」
「それは絶対に無い…はず」
そう
影も形も残さずに
ヒーローがいなくなってたのだ。
……To be continued
この話は職場体験と期末試験の間の時間軸です。
大体3~5話以内に終わるようにします。
それと番外ですがLOSTEPISODEはガッツリ本編に関わります。
貴方は忘れたいことはありますか?
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ある
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ない
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(│)〚知らん〛