ブラックマーケットキャンセルして古聖堂いったら変な所に呼ばれた
「ヨウコソオ越シクダサイマシタ、ナブー様」
(....なんで名前知ってるんですかねぇ...)
(本当に何も知らないのよね?)
(マジ
ゴゴゴゴゴゴ
行き止まりと思われた壁が動く
見た目はただの石の壁だか、扉のようだ
扉の先には下へ続く階段があり、明らかに雰囲気が変わった
扉の先も確かに廃墟らしく、壁に傷、足元に少しの瓦礫が落ちているが今までの石材とは違う素材が使われており、光沢があることから金属の部類だろう
灰色と緑の中間色で塗装されており、放棄された施設のようにも見える...というかまんまそれである
(じゃあ...行きましょうか)
フリナが足を進める
「警告、ナブー様以外ノ入室ハ許可サレテオリマセン」
「入室シタ場合、即座ニ脅威ト認識、警備システムヲ起動シマス」
(...ナブーじゃないとダメみたいね)
(どうやって私とフリナを区別してんだ?てか私ここに来てからまだ一回も表に出てないんだが...どうやって認識した?)
(わからない...とりあえず、お望み通りあなたが行って)
肉体の制御権が移る
「ほら、お望みのナブー様だぞ。」
「データ一致、入室ヲ許可」
(どうやらデタラメではなく本当に私とフリナを区別してるようだな)
(まあ、進めるなら良いでしょう)
というかこの音声って機械ぽいけどただのシステムなのか?それともAIなのか?聞けばわかるかな?
「あー、あんたはなんて呼べばいいんだ?」
「回答...コノ施設ノ"管理人"トデモオ呼ビクダサイ」
少しラグがあったな、おそらくAIと考えて良いだろう
「じゃあ管理人、ここはなんの施設だ?」
「回答、イツノ日カ到来スル"鍵"...ナブー様ノ為ノ施設デス」
鍵...?私のことか?
「ここには何があるんだ?」
「回答、実際ニ観測スルコトヲ推奨シマス」
どうやら行くしかないらしい
銃を構え、階段を降りる
「ココニ安置サレテイルモノ、ソレハキヴォトスノ外ノモノ」
「本来、コノ世界ニハ存在シ得ナイモノ」
管理人の言葉を聞きながら階段を降りて行くと、少し開けた空間へと繋がった
「コノ物達ノ使イ方ヲ知リエル、ナブー様ヲ信ジテ託サントスル...
神具デス」
存在してしまった
存在してほしくなかった
(なに...?これは...?)
そこには2mほどの大きさの白い石像があった
人の上半身のような形で装甲のような物を纏い、顔であろうところには角とバイザーのようなものがついている
その人型は、自身に2本の赤い槍を突き刺していた
「Mark.6、ということはその2本の槍は...」
(槍...?前言ってた、ロンギヌスってやつ?)
「そうでもあるし、そうでもないとも言える。」
(どういうこと?)
「現在のあの槍は、槍としか言いようがない。」
「...まずは一本だ。」
石像の上へ登り、両手で片方の槍を引き抜く
引き抜かれたその槍は、形を変え、先端が二股に分かれた自身の身長よりも少し長い二重螺旋の槍になった
「...ロンギヌスか...管理人、本当に私を信頼できるのか?」
「槍ノ形ハ心ノ形、ナブー様ガ自身ノ本質ヲ掴メバ、槍ノ形ナドドウトデモナリマス」
(その槍はなんなの?)
「現在の槍はロンギヌス、"絶望"を冠する
(マイナス...プラスもあるの?)
「存在する。カシウスという"希望"を冠する槍。」
「管理人が言っていたように、槍は持ち主によって形を変える。持ち主の感情に呼応し、
(マイナスでロンギヌス...ナブーは、今何か不安だったり嫌だったりすることがあるの?)
「そんなことはないはずなんだが...何か理由がありそうなんだよな。」
(そういえば、『まずは一本』って言っていたけど、2本目は何か問題があるの?)
「槍は1人につき一本しか持つことができないんだ。」
(1人につき一本...それってさ、"一つの体につき一本"?)
「いや、"魂一つにつき一本"だが...なるほど、私とフリナなら2本持てるだろうな...。」
「だが...第12使徒が目覚める可能性も...いやキヴォトスに使徒は存在するのか?」
「...もう一本の槍は保険だ。抜くわけにはいかない。」
「...管理人、私が許可すれば私以外の存在でも問題ないか?」
「回答...可能デスガ、推奨シマセン」
「百山フリナの入室を許可。私が信用できる存在だ。」
「...了承。百山フリナノ入室ヲ許可」
持っていたロンギヌスを床に突き刺し、所持権を放棄する
ロンギヌスは変わり、再び分岐前の槍へ戻る
「フリナは、どちらになる?」
体をフリナに返し、彼女を見守る
「私が持ってみてどうなるか、そういうことね。」
「これが槍...なんだか神秘的だけど不気味ね。」
フリナが両手で槍を掴み、全力で槍を抜く
「んん...!重い...!」
フリナにより引き抜かれた槍は分かれることなく、二重螺旋は融合し先端に刃を持つ一本の槍となった
「さっきのロンギヌスとは違う...これがカシウスの槍?」
(フリナはカシウスか...)
(本当に、私なのか?託されるべき存在は)
「...管理人さんがナブーを信頼したのは力ではなく、知恵。」
「私はこの槍がなんなのかはわからない。人の為の力でも、間違った使い方をすれば人を傷つける。でも、知恵があれば人を傷つける力でも、人の為の力になれるはずよ。」
(フリナ...)
「だから、槍はナブーが管理するべきよ。あなたが、危険性と有用性を一番理解してるはずだから。」
(...ありがとう)
(管理人と、話したい)
「百山フリナ、ナブー様ガ信用デキル存在...」
「フリナ...イエ、フリナ様ノ認識ノ変更。ナブー様ト同一ノ存在へ」
「私モ、フリナ様ヲ信用シマス」
「管理人。」
「ハイ、ナブー様」
「槍は2本とも、私達が受け持つ事にした。そこで質問がある。」
「2本目の槍を抜いた時、第12使徒は目覚めるか?」
「アレハ石像デアリ、エヴァンゲリオンデハゴザイマセン」
「故ニ、使徒ハ眠ッテオリマセン」
良かった、第12使徒というと全身コアとかいう実質無敵な使徒だから存在されると面倒だったからいないのは助かる
さて...これで槍を抜かない理由は無くなった
「2本目も、貰って行くぞ。」
先程までカシウスであったロンギヌスの槍を置き、2本目の槍を抜く
...石像に変化はなく、問題はなかった
二本のロンギヌスを同時に握る
自身の身長以上のものを二本持つのは少し扱いが難しいが、二本目を持った瞬間体が暴走することはなくてよかった
...そういえばロンギヌスって伸びたりしたことあったよな...*1
短くすることってできるのかな?
ふとそんなことを考えた時、二本のロンギヌスの槍は縮んでいき、約7cmほどのまるで爪楊枝のようなサイズになった
ええ...(困惑)
いくらなんでも小さくなりすぎでは?と思ったがこんな得体の知れない物丸出しで持ち運ぶ方が困るので助かる
どうやら槍のサイズは可変らしい
基本サイズは先ほどの2mほどだがそこから縮小させることができ、基本サイズまで拡大もできた 基本サイズ以上には出来なかったが
「さて、そろそろ帰るとしようか。」
「ナブー様、フリナ様、槍ノ力ハ正シイコトニオ使イ下サイ」
「うん、分かっているよ。」
(ええ、下手に使うことはないと約束するわ)
槍は持ち主の心の中心、及び本質を認識し、見合った形をとる
爪楊枝レベルのロンギヌス...?ピ○のコラボの時のピックじゃねぇか!
ちなみに先生が槍を持つと基本いつでもカシウス化します
エヴァ民とブルアカ民の割合が気になった
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どっちも履修済み
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ブルアカ民
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エヴァ民
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二次創作だけ