モブ生徒だけど(多分)神になりました   作:星を見るパイ

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モンハンやりたいけどプレステもPCも無い!
チャアクを使わせてくれぇー!

前回のあらすじィ!
アリスとゲーム初体験することになりました
やるゲームはテイルズ・サガ・クロニクルだそうです


第38話 SANチェック1d20/1d100のゲーム

「あ、コントローラーは二つあるけど基本1人用ゲームだから2人で喧嘩しないようにね。」

「わかったわ。じゃあ基本アリスが操作してね。」

「このゲームは童話テイストで、色彩豊かな王道ファンタジーRPGなの。」

 

でも奥さん、クソゲーランキング1位なんでしょう?

 

コスモス世紀2315年、人類は劫火の炎に包まれた...

 

「...?」

「これが王道ファンタジー...?」

「王道とは言っても、色々な要素を混ぜてるから...。」

(ファンタジーどこいった?)

 

「ボタンを押します...。」

 

チュートリアルを開始します

 

まずはBボタンを押して、目の前の武器を装備してみてください

 

(おっ、ちゃんとチュートリアルあるじゃん)

「Bボタン...」

 

(ドカーーーン!!)

 

〈GAME OVER〉

 

(??????????)

「???」

「(ポカーン)...」

 

いやナニコレ

フリナの空いた口が閉じなくなっちゃったよ

 

「あははははっ!予想できる展開ほどつまらないものはないよね!本当はここで指示通りじゃなくて、Aボタンを押さなきゃいけないの。」

 

チュートリアルってなんだっけ...

 

「お姉ちゃん?学生証作りに行くって言ってなかった?」

「遅い時間だったから誰もいなかったの。」

「それはさておき、あらためて見てもこの部分はちょっと酷いと思う。」

「ゲームとはこんなにも理不尽なものなんですね...。」

(マズイフリナの中のゲーム概念が壊れる)

 

「も、もう一度始めます...。」

「再開...テキストでは説明不可能な感情が発生しています。」

(そうじゃんアリスの中のゲーム概念もやられるじゃん!その感情なに?!表現ないのコワイ!)

「あっ、私それ分かるかも!きっと『興味』とか『期待』とか、そういう感情だと思う!」

「どう考えても『怒り』か『困惑』だと思うけど...。」

「私が表現するなら『困惑』ですかね...。」

 

武器を装備しました

 

「装備完了...。」

「お、いい感じ。そのまま進めば、RPGの花である戦闘が...」

 

エンカウントが発生しました!

 

野生のプニプニが現れた!

 

「緊張、高揚、興味。」

(思ってたより+の感情だったわ、プニプニ...スライム枠かな?)

「Aボタンを押して!今度は嘘じゃないから!」

「Aボタン...『秘剣つばめ返し:敵に対して2回攻撃をする』」

「行きます、プニプニに対して...秘剣!つばめ———

 

ッダーン!

 

攻撃が命中、即死しました

 

〈GAME OVER〉

 

プニプニ:どれだけ剣術を鍛えたところで、我が銃の前では無力...ふっ。

 

((絶句))

「!?!?」

「主人公には銃は無いのですね...。」

 

「うーん、やっぱりプニプニが『ふっ』って言うのは不自然か。」

「ツッコミどころはそこじゃ無いと思う。」

 

「思考停止、演算処理が追いつきません。」

(このゲームやば過ぎてアリスレベルの演算処理間に合わないのかよ)

「あ、アリスちゃん?大丈夫?」

「リブート...今度は銃の射程距離把握に努めながら、接近し過ぎないようにプニプニを排除します。」

「そう、まさにそれ!諦めずに繰り返し挑戦して、試行錯誤の末に答えを見つける!それがレトロチックなゲームのロマンだよ!」

(否定はしない、否定はしないけどレトロチックは免罪符じゃないからね!?)

「頑張ってくださいアリスさん。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(2時間後...)

 

「ごめんなさい。私は植物人間ですので、女性に対して気軽に声をかけることはできません。」

 

「...電算処理系統、および意思表示システムに致命的なエラーが発生。」

「珍しい表現の仕方ね。なるほど、ゲームとは芸術なのね。」

(くぁwせdrftgyふじこlp)

 

「今のはどう考えても『草食系』って言葉が思い出せないからって、それを『植物人間』って書いたお姉ちゃんのせいでしょ!?あのテキストを読んだ瞬間にアリスちゃんが一瞬意識を失ってたじゃん!」

 

「...質問。どうして母親がヒロインで、それでいて実は前世の妻で、さらにどうしてその妻の元に、子供の頃に別れたきりの腹違いの友人がタイムリープしてきてるのか...いえ、そもそも『腹違いの友人』という表現はキヴォトスの辞書データに登録されていな———エラー発生、エラー発生!」

 

ナブーはゲームを辞めることはできなかった...

肉体制御権のあるフリナがゲームを辞めないため、この理解不能なクソゲーを中断せずにやり続けるのだ。

そしてやりたくないと思ってもやり続けてしまうため———そのうちナブーは、理解するのをやめた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(一時間後...)

 

「こ、ろ、し、て...」

「...何一つ理解できなかったけど、理解できないことこそがこのゲームという芸術なのね...。」

(かゆ うま)

 

「すごいよアリス!開発者2人と協力者1人が一緒とはいえ、3時間でトゥルーエンドなんて!」

「それもそうだけど...本当に、ゲームをやればやるほど...アリスちゃんの喋り方のパターンが、どんどん多彩になってきてる...!?」

 

(メヘエエエデエエエエ...)

(そろそろ起きなさいナブー)

(にくに...く?あれ?私は一体何を...)

(ゲームクリアしたわよ)

(解放された...!)

 

「勇者よ。汝が同意を求めるならば、私はこれを肯定しよう。」

(なんかアリスの喋り方変わってる...ゲーム効果あるんだ...)

 

「と、ところでその...こう言うことを面と向かって聞くのは緊張するんだけど...私たちのゲーム、どうだった?面白かった!?」

 

知りうる限りの中で最もクソゲーでした

 

「...説明不可。ロード中...『面白さ』、それは明確に存在...プレイを進めれば進めるほど...まるで、別の世界を旅しているような...夢を見ているような...そんな気分...もう一度...もう一度...」

 

アリスの目が塩水が溢れる

 

...効果アリ、結果良ければ全て良し、ってやつかな

 

「ええっ!?」

「アリスちゃん!?どうして泣いてるの!?」

「決まってるじゃん!それくらい、私たちのゲームが感動的だったってことでしょ!」

「いくらなんでもそれは...」

「ありがとうアリス!あー、早くユズにも教えてあげたい...!」

 

「...ちゃ、ちゃんと、全部見てた。」

 

ロッカーが勝手に開く

 

(...敵意がないけど視線を感じてた、ようやくご登場ってわけか)

 

「きゃあああっ!お、お、お化け!」

「落ち着いてミドリ!プライステーションはダメ!」

 

ロッカーから出てきたのはゲーム開発部のみんなと大体同じぐらいの体格の、赤髪の少女

 

「ユズ!」

「ユズちゃん、あれだけ探しても見つからなかったのに!いつからロッカーの中にいたの?」

「み、みんなが、廃墟から帰ってきた時から...。」

 

帰ってきた時からいたね

ユズって確か...部長さんか

 

「えっと、あの、その...あ、あ、あ...ありがとう。」

「ゲーム、面白いって言ってくれて...もう一度やりたいって言ってくれて...。」

「泣いてくれて...本当に、ありがとう。」

 

...あーなんか急に神ゲーに感じてきたー

誰だよあれクソゲーって言ってたやつ(手のひら大回転)

 

「面白いとか、もう一度とか...そういう言葉が、ずっと聞きたかったの。」




テイルズ・サガ・クロニクル評価値0〜5
・フリナ 4 考察が楽しそう
・ナブー 3 ユズちゃん悲しませなくない
・アリス 5 まるで夢のようでした

・ナブー(ゲームのみ) 0 フロヌソフトウェアが作った(´・ω・)みたい(理不尽さ+初見殺し性)

エヴァ民とブルアカ民の割合が気になった

  • どっちも履修済み
  • ブルアカ民
  • エヴァ民
  • 二次創作だけ
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