モブ生徒だけど(多分)神になりました   作:星を見るパイ

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前回のあらすじィ!
先生及びゲーム開発部、逃走成功


第51話 尾ひれが100枚ぐらいついたデータ

(なぁーるほどねぇ...G.Bibleを入手したはいいものの、パスワードが分からずヴェリタスに頼った結果、『鏡』が必要でそれが押収されてたから襲撃した...大体予想通り)

(何度も言うけど納得できない、理解はできた)

(先生って...時々暴走というか...今守るべき対象以外見てない時があるわよね)

(いかに先生とは言え、全能の聖人ではない。手の届く範囲を全力で助ける、優しい心を持つ人間、というわけだ)

 

ヴェリタスの部室を訪ね、襲撃の目的を聞いた

ちなみにゲーム開発部が来る前にソッコー退散した

もう夜遅い、帰って休むとしよう

思えば今日は気が狂うほど忙し...今日?

 

(...今気づいたけど、私たち寝たの何時間前だっけ?)

(えっと確か...38時間、前...ね...)

 

ゲマ会議とケセド戦で夜越してたんか...

そりゃ疲れるわ

 

少しぐらい、長めに休んでも大丈夫だよな?

 

 

 

 

ー数日後ー

 

 

 

 

「ハ〜イ、ゲーム開発部のちびっ子たち!マキちゃんからプレゼントのお届けだよ!」

「遂に!」

「ジャジャーン!」

 

『G.Bible.exe...実行準備完了』

 

「ようやく、G.Bibleが私たちの手に...!」

「よかったわね。みんな。」

「遅れてごめんねー。『鏡』をセミナーに返すことになって、その件でちょっとバタバタしちゃって。」

 

というわけで先生たちが苦労して手に入れたG.Bibleが遂に届きました

てか『鏡』返したんか...わざわざ強奪したのに

 

「ええっ、『鏡』返しちゃったの!?」

「『鏡』はかなり有用な器具なのでしょう?返してよかったのですか?」

 

モモイとフリナもやっぱ気になるみたいだ

 

「実は、ヒマリ先輩は最初から全部知ってたみたい。それくらいあげてもいいから、これからはあんまり無理しないでって。えへへっ。」

 

それくらいって...そういえば、ヒマリ先輩が『鏡』の製作者か

それならそれくらいって言葉にも納得できる

 

「あ、それでね。G.Bibleを開いてた時にこの、〈key〉ってフォルダを見つけたの。」

 

〈key〉...?

 

「何これ...ケイ、って読むのかな?」

「...ケイ?」

「『キー』でしょ!お姉ちゃんは本当に高校受験合格したの!?」

 

keyって...意味合いは『鍵』だよな

私と同じ...

言葉自体はありふれたものだ、偶然だってあり得る

だけど、なにか引っかかるな

 

——みんな!集まって!あらためて...G.Bible、見よっか。」

 

気づくとマキは退出しており、モモイがG.Bibleを起動する準備を始めているのが見えた

 

...考えてても仕方がないか

 

「みんなが知ってる通り、この中に何が入ってるかについては、ほとんど誰も知らない。ただ最後にG.Bibleを見たと噂される、あるカリスマ開発者によると...『ゲーム開発における秘技。みんな知ってるようで、誰も知らなかった奇跡』...って言われてる。」

「私は、それが知りたい。」

「うん...最高のゲームを作るために。」

「そう。それが出来れば、これからもみんなでこの場所にいられる。」

「もし失敗したら...ユズは寮に戻る。それに、アリスは...」

「...もしものことは考えたくないけど。その時はきっとシャーレが助けてくれるよ。」

「シャーレ...?先生と一緒なのは、とっても嬉しいのですが...。」

「アリスはもうここに...みんなと一緒には、いられないのですか?」

「...っ!そんなことない!私たちは絶対に、最高のゲームを作るんだから!」

「大丈夫、『TSC2』もアリスにとっての『神ゲー』になるよ。」

「さて、それじゃあ...始めよう、アリス!」

 

本当に仲がいいね君たち...

 

(言ったでしょう?もう大丈夫だって)

(...私の心配は、杞憂になりそうだな)

(それでいいのよ)

(そうだね...問題なんて起きない方がいい)

 

仮に今、AL-1Sに白装束が接触したとしても、アリスは世界を滅ぼすことはしないだろう

 

「G.Bible...起動!」

 

『G.Bibleの世界へようこそ』

『最高のゲームとは何か...この質問に対して、世界中で様々な答えが捜索され続けてきました』

『作品性、人気、売上、素晴らしいストーリーや爽快感、鳥肌の立つ演出など』

『そういったものが最高のゲームの「条件」として挙げられることが多いですが、それらは全て、あくまでも「真理」の枝葉に過ぎません』

 

『最高のゲームを作る秘訣、それはたった一つです』

 

『………』

 

『...ゲームを愛しなさい』

『ゲームを愛しなさい』

『ゲームを愛しなさい』

 

『これはエラーではありません』

『残念ですが、コレが結論です』

 

『ゲームを愛しなさい!』

 

「「「……………」」」

「?」

「...これは、あんまりね。」

(「みんな知ってるようで」ってこういうことかよ...)

 

「...こんなに落ち込んだのは...『テイルズ・サガ・クロニクル』のプロトタイプをアップロードした時以来...。」

「ふふっ、ふへへへへ、全部終わった!おしまいだぁ!!!」

「…………」

「み、みんな大丈夫ですか!?」

「怒り、破滅、腐食、絶望、虚脱...世界は今、破滅に向かって...」

 

ユズは呪文みたいなの唱え始め、モモイはぶっ壊れ、ミドリの目のハイライトがお釈迦になった

 

「...誰も知らならかった奇跡とか抜かして、こんなことを言うとはね。」

「えっと、G.Bibleは、嘘は言ってないと思いますが...。」

(だからこそ傷つくんだよなぁ...『お前らはゲームを愛して無い』って宣告とほぼ同じだよコレは...)

 

「そ う い う 問 題 じ ゃ な い ! !」




こ れ は ひ ど い

エヴァ民とブルアカ民の割合が気になった

  • どっちも履修済み
  • ブルアカ民
  • エヴァ民
  • 二次創作だけ
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