個人的にはアオハルの最後スライドが青と紫になるのがとても良かった
みんなもやろう、チュウニズム
トリニティ本校舎から遠く離れた別館
それがこれから1週間、私たちで合宿を行う場所だ
体育館にプールもあり、まさかの地下に食堂
校舎自体も埃こそあるがかなり綺麗
まあ前2つは合宿に関係しなさそうだけど
で、ここがこれから寝泊まりする部屋か
「——まだ明るいですし、そういうことにしておきましょう。夜は長いですからね...♡」
「えっ、は、ど、どういう意味!?!!?」
扉越しにハナコ先輩とコハルの声が聞こえる
既にぶちこんで行ってるようだ
...この人とひとつ屋根の下とか大丈夫かな
保健体育は試験科目ではないですよ
寝室に入り、予想通り微笑んでいるハナコ先輩と顔を赤く染めているコハルはスルーし、少し離れたところにいるヒフミ先輩と先生の方へと向かう
「一通り見て回ってきたけど、しばらく使われていないにしては綺麗に管理されてるわね。」
「そ、そうですね。これなら勉強に集中できそうです。」
「って、あれ?アズサちゃんは一緒ではないんですか?」
アズサ先輩?
そういえばこの部屋にも居ないな
と思ったがタイミング良く扉が開き、アズサ先輩が入ってくる
「偵察完了だ。幾つかセキュリティ上の脆弱性も確認できたけど、改修すれば問題ない範囲だった。」
「いざという時は片方の入口を封鎖し、襲撃者を体育館へ誘導して殲滅が有効になるかな。」
どうして一周見て回ってきただけでそんな具体的な戦術が組み立てられるんですか?
そういえば、これで補習授業部全員か
あんまり疑う目をみんなに向けたくは無いが、あの話の前と後で同じ顔をするのは難しい
先生はこのことを知っているのだろうか?
私達とナギサ様の他に裏切り者の存在を知っている人はいるのか?
なぜナギサ様は協力者に
たかだか補修授業でこんな疑心暗鬼になるとは思わなかった
だが一度承諾した以上、やるしかない
...先生なら、どうしただろうか
あのお人好しの先生だ、"裏切り者も私の生徒だ!”なんて言いそうだな
「...というわけで、あらためて。」
「残念ながら第一次特別学力試験に落ちてしまいましたので...二次試験までの1週間、この別館で合宿をすることになりました。」
「私たちがここにいる間、先生もずっと一緒にいてくれる予定ですので、何があっても大丈夫だと思います!」
"うん、任せて。"
ヒフミ先輩が現状の説明とこれからの目標について話してくれた
第二次特別学力試験の合格を目標に、ここで1週間かけて勉強する
その間先生もここにいるらしい
シャーレの仕事の心配をした私は重症かもしれない
「えっと、通路を挟んで向かい側にもお部屋があるのですが、先生は——
「……♪
「ダメっ、絶対ダメ!!同衾とかエッチじゃん!!!!死刑!!!」
えっと、コハルちゃん?私、まだ何も言ってませんが...?」
ハナコ先輩が何か思いついた顔をした瞬間、コハルが死刑判決を下した
推定無罪、疑わしきは罰せず
でも前科たっぷりなら罰しても許されそう
"私はその向かい側の部屋を使うよ。"
"何かあったら呼んでね。"
「で、では一旦そういうことで。そうしたら、荷物を片付けて早速お勉強を...」
「あら、でもその前にやることがあると思いませんか?ヒフミちゃん?」
「え...?」
「!?」
「なるほど、敵襲を想定してトラップの設置を?」
「いえ、そうではなく...」
「お掃除、ですよ♡」
雑草抜きやガラクタの片付け、埃を取った後にモップがけなどなどを行った合宿所は来た時より綺麗になった
掃除が終わったころには日が暮れてしまった
正直プールや体育館まで掃除するか?とは思ったがスッキリしたので意味はあったということにしておく
今日は特にハナコ先輩に振り回されたなぁ
校舎の掃除で水着着てくるわ、プールの掃除で制服着てくるわでツッコミが絶えなかった
まあ表に出てないので誰にも聞こえてないんですが
「では、おやすみなさい。」
寝室が暗くなり、カーテンの隙間からの月明かりのみが部屋を照らす
(こうしてナブー以外と同じ部屋で寝るのは、始めて)
(そうなんだ...明日から本格的に合宿だ)
(しっかり体と意識、どっちも休めて頑張ろう)
(ええ、それじゃあおやすみ、ナブー)
(おやすみ、フリナ)
フリナの意思によって視界が閉じ、体が眠りにつく
...ああは言ったものの、まだ私は寝るつもりはない
フリナには勉強に集中して欲しい
そのためには私が裏切り者を探す必要がある
1番怪しいのはやはりハナコ先輩だろうか
1番賢いのに、1番点数が低い
明らかにわざと点を落としている
次点でアズサ先輩
転校生という点がやはりどうしても気になる
...ん?
足音がする、人が動いている気配がする
誰だ?
悪いと思いつつ、フリナの体を借りて視界を確保する
ヒフミ先輩?どうしてこんな時間に?
...そういえば、ヒフミ先輩ってナギサ様と仲が良かったよな
それならもしかして、裏切り者探しについて知っている?
通路に出て行ったな...すぐ戻ってくるのかな?
って、こんどはアズサ先輩?
てかいつのまにか制服に着替えてるし、いつも通り銃持ってるし
あっアズサ先輩も出て行った
...ハナコ先輩まで起きたんですけど
逆にコハルちゃんは起きないのね
さて、追跡すべきか否か
考慮するべき点は大きく2つ
・本当に何か隠し事があって動いているのかどうか
・単純に体を休めてあげたい
あっそうだ、RSホッパー使えば良いじゃん
フリナと違って2つをバラバラに動かせるわけじゃないから誰か1人を追跡する形になるな
...ハナコ先輩を追ってみるか
警戒心が高そうだから無理はしないようにしよう
バックの中に入れていたRSホッパーに接続し、視界を共有する
高速巡行じゃなければ薄っぺらくできて良かった
ギリギリ扉の下の隙間を通せる
ハナコ先輩はどこにいったのかな?
ていうかまだ先生起きてるんだ...部屋の電気ついてる
とりあえず外に出るように動いてみるか
廊下を進んでいき、曲がり角での警戒を挟みながらロビーへ向かう
とと、人だ
白髪に翼にあの銃...アズサ先輩か
ハナコ先輩ではないけど、追ってみよう
アズサ先輩は周囲を警戒しながらロビーのほうへと向かっていく
こちらもなるべく音を立てず、警戒が薄くなる天井付近を飛んでついていく
ロビーへと続く扉を開けると、そこでアズサ先輩の足が止まる
「ハナコ?こんなところで何を?」
ハナコ先輩?先回して待ってたんだ
えっこわ、今の道が最短じゃないの?
「あらっ、アズサちゃん。まだ起きてたんですか?」
「もうある程度寝た。だから見張りでもしておこうかと。」
アズサ先輩らしいな
いつどこでも敵を警戒している
その後もアズサ先輩とハナコ先輩の会話は続き、しばらくアズサ先輩はロビーから別の廊下へと進んで行った
別のところの見回りをしに行ったのだろう
「...」
ハナコ先輩はアズサ先輩が行った方向を見つめた後、寝室の方へ帰って行った
一瞬目線が合った、どうやらバレていたらしい
いつぞやのネル先輩にもバレていたあたり、あんまり隠れられてないのかもしれない
体をフリナに返し、休ませる
まだ補習授業部の合宿は始まったばかりだ
何も焦ることはない
更新頻度上げたい(n回目)
エヴァ民とブルアカ民の割合が気になった
-
どっちも履修済み
-
ブルアカ民
-
エヴァ民
-
二次創作だけ