偽トリアがゆく雁夜おじさん救出劇?   作:破戒すべき全ての鬱(うつブレイカー)

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4日更新…だなギリギリ、


頭良い人の会話って短いですよねー

「なぁ騎士王?祖国の救済とか言ったな……それは…過去の歴史を覆したいということか? 」

イスカンダルの真面目モードって威圧感あって怖いよね、正直言ってメチャクチャ緊張で心臓バクバクいってるし背中がムズムズするよ

 

「そうだ、今や遥か過去の事であろうと真に聖杯が万能であるならば私は祖国の救済を願う。それだけの話です」

 

…祖国だとかを思うその心、マジ尊敬するよー。

「ククッ…」

あーあ自分もその願いにしようかな〜?まぁ聖杯は汚染されまくってるから叶うことないし私の願いの大部分は雁夜おじの救済だからもう叶ってるし?

 

「……聞いておくがそのブリテンとかいう国が滅んだのは貴様が王であった時だろう?貴様が治世だったのであろう?」

 

「そうだ!だからこそ悔やむのだ、だからこそ願うのだ!あの結末を変えたいのだ…他でもない……私が王であるがゆえに!」

 

くぅー!カッコいいねホント!後で握手してほしいよ!

「クッ……フッ……フハハハハハハ!」

ギル様?!なんかツボに入った?!……いやなんか王はどうたらこうたらみたいな話があったような?

……AUОは笑いのセンスが変な感じだから何が原因で笑うのかよく分からないよね?

多分『我が名は借金のハサン!我キング破産なり!』とかで笑うでしょ?あー変な事考えたら背中がかゆい〜

 

「なぜ笑うアーチャー!」

ほらセイバーオコじゃん!視線だけで人殺せそうな目してるよ!コッチ向かれたら私死にそうだもん!

 

……コレが本当の直視の魔眼ってな?………………はい。真面目な場でこんな事考えるのはさすがに気まずい…

 

 

「クッ…クククッ…自ら王を名乗り……皆から王と慕われ…そんな者が悔やむだと?フッ……フハハ!

コレが笑わずしていられるか!セイバー紛いの方もなかなかに愉快だったがそれ以上に………フハハハハハ!」

 

だぁれがセイバーモドキじゃ!ちゃんと剣使えるからセイバーですぅ!ギル様は弓使ってないけど私は剣使ってますからセイバーですけどぉ?!

 

「セイバーよ……それは…己が歩んだ道のりを、己が刻んだ歴史を否定するということか?」

 

「なぜ笑う?!なぜ訝しむ?!

私は国に身命を捧げた身、祖国の悲惨な結末に胸を痛めるのは当然のこと!」

 

確かに……大切な家族が死んだら悲しいよな!私も桜ちゃんとか雁夜おじさんとか死んだらなんか絶望してオルタ化するかも?もしくは母の日スティンガーした切嗣みたいに泣くかも

 

 

「フハハハハハ!」

 

…まーだ笑ってるよギル様。笑い過ぎでは?……この人アレだな?面白いことあったら一日中ニヤニヤしてるタイプだわ。

 

「聞いたか?……ライダー…ククッ…この騎士王とやらは…よりにもよって……故国に身命を捧げたのだとさぁ?……フッ…フハハハハハハハ!」

…なんだこの英雄王笑い過ぎて若干声裏返ってるし…本格的に心配になってきたな。何かよくないものでも食べたのか?

「笑わられる筋合いがどこにある!」

 

……ハッ!それとも奇病にかかってしまったとか!?変な宝具の原点とかも持ってそうだからそういうのにやられて?

 

ギル様のことだ…なんかあんまり使ったことない宝具使おうみたいな感覚でヤバいもの使ったとか……あるな!

 

「王ならば民の幸せを願い、国の繁栄を願い!この身を捧げソレを行動に起こすのが当然であろう!」

うん私もそう思う!幸せなのは大切だもんねぇ?!きっと王様は皆そう思ってるよ!そうですよね征服王!

 

「いや違う」

……私もそう思いますよ征服王!違いますよねぇ?!王様が頑張るじゃなくて王様が統治しつつも民が頑張るのが理想ですよね!

 

「王が国に身を捧げるのではない。

国が、民草が王に身を捧げるのだ…断じてその逆ではないぞ、セイバー」

 

「そんな世迷い言を!それは暴君の理屈だ!」

 

うんうん分かりますよセイバーさん!言いたいことはハッキリ言いますよね!私もそう思うし!

「しかり……我らは暴君であるが故に英雄だ。だがなセイバー…自らの治世を悔やみ…ましてややり直したいなどと言う王はただの暗君にすぎぬ。

暗君は暴君よりなお始末が悪い」

 

「違う!国を守れず何が王か!イスカンダル…貴様こそ世継ぎを葬られ、築いた帝国は三つに割かれ終わったはずだ!その結末に貴様はなんの悔いも無いというのか?!」

 

「ない…余の決断、余の生き様の果てにたどり着いた結末を悔やむなど…それは共に歩んだ臣達を侮辱するのと同然」

セイバーさん?!ライダーさんもヒートアップしすぎです!落ち着いて!……こういう時はどうすれば?!

 

……あっ、お酒!お酌でもして落ち着いてもらおう!

「……セイバー、言いたいことは分かります…ですがいったん…まずは落ち着いてください。落ち着いて……酒でも注ぎましょう」

お酒入れますぜ王様……傍から見たら同じ人見た目の人が二人いて片方が片方に酒酌してるとかいうよく分からない光景なんだよな。

 

「……………少し熱くなりすぎましたね。申し訳ありません」

うんうん!分かってくれて嬉しいよ!ここは問答する場であって討論する場じゃないから!

「――ありがとうございますモルガン。貴女に窘められる日が来ようとは…」

 

気にしないでっ……て――ん?なんて?

…えっ?モルガンって言った?私モルガン違うよ?NOTモルガンだよ!

私は貴女だよ?!誰かに似てるかと言われれば貴女にそっくりだよ?!モーさんなら間違えられても仕方ないけどモルガンだけは勘弁してほしいよ!あー指摘したいけどココで指摘したら空気悪くなるよなぁ?

あーなんか蚊に噛まれたところかきたいけど悪化するからかけないみたいな気分だわ。

 

「……イスカンダル、貴方の言い分は分かります…滅びの時を迎えても立ち上がる騎士達の行いを無きものにする…それは許されざる行為でしょう。

ですが私は国を、民を救いたい。王としてブリテンの破滅を免れたい……この願いは間違っているでしょうか?」

 

……国を救う為に王様として頑張るのが間違いなのか?うーん私にはよくわかんないけど……でも国が滅びたら民は悲しいよね。

 

「貴様の願いは王として正道なものの一つやもしれぬ……だがなセイバー、ただ救われるだけの者の末路を知らぬ貴様ではあるまい?

仮に戻った所でどうやって国の崩壊を避ける?滅びた原因を理解していなければまた同じ結末を辿る事だろうよ」

 

成る程なー…確かに…そういえばブリテンは土地的なアレで破滅確定演出されてたんだよね、なら戻れてもまた滅びそう……

 

「…なんだと?」

「貴様は救うばかりで民を導こうとはしなかった……道を見失った臣下を捨て置いてただ1人すまし顔で進んできた!」

 

しゃーない、ブリテンの王様は人の心分からないらしいから……誰にでも苦手分野あるし、征服王にはあってセイバーさんにあってないのは仕方ないよ。

 

「小綺麗な理想を掲げ!臣達を捨て進み続けた貴様は真の王ではない!民を思う王という自らの偶像に縛られただけの憐れな小娘よ!」

 

 

「…わ、私は……ただ…」

くぅ~…征服王の本質を捉えてそうな言葉が右ストレート並みにセイバーさんの胸に突き刺さってるー…

 

…もうやめたげてよぉ!セイバーのマスターは二人とも心が硝子なんだからセイバーの心も多分硝子なんだよ!そんな強く殴ったら壊れちゃうだろー!

…ギル様?喋らずにニヤニヤ笑ってるだけなのまじキモいっすよ?

「…クククッ」

「何を笑うアーチャー?!」

 

…ギル様?!これ以上騎士王に言葉の暴力を振るったら私が泣きますよ?!

「いやなに……苦悩する貴様の顔が見物だったというだけさ――」

 

うーん見た目少女の苦悩する顔見てニヤニヤするギル様ただの変態。

…なんかZeroギル様はStaynightギル様よりもキモかった記憶があるような?

 

んー…そんな記憶ないような気もするな。英雄王は大体一定のキモさを保ってるから覚えてないなぁ………でもZeroはなんか色々テンションのバランスがおかしかったような……?

 

「――まるで(しとね)で花を散らされる処女のような顔だった………実に(オレ)好みだ。」

ウォッ?!キモすぎて鳥肌立ってるって!そのきも過ぎる発言はイケボイケメン補正でもカバーしきれないキモさだって!

 

マジでただの変態王じゃん?!『AUО!キャストオフ!』とか言って全裸になるしガチ変態なのかコイツ?!

 

「貴様ッ!」

ウオッ!騎士王、剣を構えた!英雄王に斬りかかるか?それなら私も同行しましょう!流石にこのキモさは擁護できない!

 

 

 

 

ウァ背中ムズムズするぞぉ?!マジでヤバい!なんかチクチクする感じ!夜中歩いてる時後ろ気になるレベル100みたいな?!

 

「うわぁぁ!!」

大丈夫かウェイバー君?!……いや大丈夫じゃない!普通に百貌さんがいる!あーもう色んな事起きすぎてわけ分からなくなるからもうちょっとゆっくりしてよ!

 

「…我らは分断された……」「我らは軍にして個、個にして軍のサーヴァント」

 

思い、出した!ココで【王の軍勢 (アイオニオン・ヘタイロイ)】の初お披露目だったわ!

 

「ら、ライダー……なぁ――「そう狼狽えるな坊主、宴の客を御す度量でも王の器は問われるのだぞ?」

「ほう?あんな奴までも宴に迎え入れるのか?征服王…」

 

「当然だ!わざわざ姿を見せに来たのだし、王たるもの…語り場には民も居なければ成り立つまい?」

 

くうー!征服王カッケェっす!まじ尊敬してますよー!会話が理解できずに一言も発してなかった自分とは大違い!

 

「さぁ!遠慮は要らぬ!我らの問答を吹聴したいと言うものが居るならば共に語らおうではないか!」

 

……速攻でナイフ飛んできてヒビった、普通に身体ビクってなったわ

「………残念だ!」

 

おぉ!大決戦ってデカデカ書いてある服が消えていつもの礼装に変化した!そして原因不明の光が征服王を包む!

つまりココからイスカンダルの宝具が見れるってこと!結構真面目に大好きな宝具なんだよね!

 

「セイバーよ…王とはッ!誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉!ならば魅せてやろうではないか!この征服王の在り方を!」

 

……目を開けてみれば一面砂漠、間違いなくライダーさんの宝具の中にいる!

 

「これはかつて我が軍勢が駆け抜けた大地!苦楽を共にした勇者たちが等しく心に焼き付けた景色!」

 

奥を見れば征服王の軍勢がこっちに来てる!うーむ……最高かよ……感慨深いというかなんというかこう!なんかいいわぁ!

分かってたけどやっぱりイスカンダルはカッコイイなぁ!!

 

「この広大なる世界を、覇を謳い廻った彼方の時代……今一度見せようッ!我が軍勢を!」




今度こそ3日更新したいなー
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