遅くなってしまったが明けましておめでとうございます。
今年初めの投稿でもあり今回の今回でプロローグが終わります。
前回、何故3つプロローグがあるのかはそれぞれに意味があったからです。
まず一つ目が『決意』二つ目が『覚醒』、そして今回のキーパーソンである3つ目の『成長』となっています。
何故『成長』かと言うと、彼にもキヴォトスの住人だけではなく、様々な魔獣に立ち向かうための準備として、今回はインスタンスダンジョンを攻略してもらおうと思ったからです。
前書き長くなってしまったが、本編へ。
システムに目覚め、学園都市『シャーレ』で属してから約4日の月日が過ぎていった。
あの事件からはデイリークエストを毎日欠かさず行なっていった。腕立てと腹筋で10回、最後にようやくランニングを走り終えてようやくクエスト報酬を受け取っていく。
『システム』についての理解を深めるため色々と弄ってみて、今の所いくつか判明してきた。
一つ目はインベントリ。これは自分専用の倉庫の様な物。どんな物でも無条件で瞬時に出し入れできる優れもので長旅の時に十分に活躍出来そうだ。
二つ目はショップ。これはゴールドと言う専用の通貨で物を売買出来るシステムの一環だ。ダンジョンで役立つ武器から回復ポーションなど様々な品が揃っている。
ワカモの時のクエスト報酬で1000ゴールド手に入れて、後で新しい武器と回復ポーションを買っておこうと思う。
そして最後にクエストと報酬の件に戻るが、今のところデイリークエスト《初級》なので報酬は3つ全てを選ぶことが出来る。
報酬の一つ目は『状態の回復』はその名の通り自身の体調を一瞬で万全に整えてくれる優れものだ。
二つ目は『能力値ポイント』は自身の能力を上げてくれるポイントを獲特することが出来るが、今は《初級》なのか1つしかもられてないが無いよりかマシだ。
最後に『ランダムボックス』に関しても名前の通りとしか言いようがなく何が出てくるか分からない宝箱様な物だ。この数日間でペンとか飴などが出てきたけど。
今日は状態の回復以外の報酬を受け取って、ランダムバッスクを開封したら鍵を手に入れた。
手に入れたのはただの鍵では無く、何でもダンジョンの鍵が出てきたのだ。
『アイテム:ダンジョンの鍵』 入手難易度:E 種類:鍵 インスタンスダンジョン*1に移動できる鍵です。 ハバラ駅4番出入り口で使用します。 |
(…ハバラ駅。確か俺が初めてキヴォトスに来た時に降りた駅だ。)
そして、彼は思う。
そこに行けば今の自分が強くなれる様な兆しが見れた。
早速ダンジョンに向かう為、まずリンに外出する様事前に報告しておこう。そう思いながら探していると丁度リンを見つけた。
「…リンさん。今ちょっと外出しても良いですか?」
「それは構いませんが何処にいかれるんですか?また書類が増えていくので出来る限り早めに戻って来るなら良いですが…」
「息抜きの散歩だから。」
そう言って彼は目的の場所へ走っていった。
一体何処に行かれるのだろかとリンは彼の後ろ姿を見てそう思った。
シャーレを出た後、目的地のハバラ駅4番出入り口に着いた。
「何事も挑戦みる価値ありだな。」
そう言うと出入り口付近の空間の鍵穴に鍵を掛けると、青いブラックホールの様な扉が徐々に広がり、彼は勇気を持って空間に入り始めていった。
インスタンスダンジョンに入場しました |
メッセージウインドウが表示すると出口が塞がれてしまった。どうやらこのダンジョンボスを倒さなきゃ出れない様だ。
だが、そのためにダンジョンに入ったから最後までやり遂げるしか無いと思い、彼は階段を降りていった。
降りた先は誰も居なかった様に静かだった。一先ずインベントリから鉄剣を出して、奥に進んで行った。
そうすると突然天井からゴブリンが3体出ていた。
[ゴブリン] |
「ギャギャァ!」
一斉に3体のゴブリンが彼に襲いかかった。
ゴブリンは魔獣の中では一番弱いのだが戦闘経験が浅い者は油断して致命傷を与えてしまうほどだ。
彼もあまり戦闘経験はたった一回だが、能力値を主に筋力重視に上げた為苦戦する事なく一瞬にしてバラバラに切り裂いていった。
[ゴブリン]を倒しました |
レベルアップしました |
ウインドウからレベルアップしたことが報告された。ステータスを見ると全ての能力値が1ポイントずつ加算された。デイリークエストで貰えるより狩っていく方が得である。
そう感じていると後方から何かが此方に襲ってきた。
間一髪で避けると襲いかかった魔獣が闇から現る。
しかしウインドウに映っている名前の色だけ違った。
[青革のリザードマン] |
青色の鱗で覆われた蜥蜴人間が彼の前に現れた。
先程のゴブリン3体より明らかに強い。
だが、勝てない相手では無い。
リザードマンの鋭い爪や尻尾を避けつつ生物の弱点でもある心臓部分を狙い定めて勢い良く突き刺した。
「…ガァアッ!」
[青革のリザードマン]を倒しました |
レベルアップしました |
[IT:リザードマンの鱗]を見つけました |
また、レベルアップした。
モンスターを倒して強くなる人間はこの世界に俺だけだろう。
「…俺、強くなれるんだ。」
そう感想を漏らして次に備えて武器を買っておこう。
先程のリザードマンの戦いで今使っている鉄剣をそろそろ寿命なので、新しく買う必要があるのでストアである武器を購入した。
[鋼鉄の剣]を購入しました |
「…これで少しは楽に戦えるな。」
[鋼鉄の剣] 入手難易度::D 種類:片手剣 攻撃力:+25 職人が丁寧に鍛え上げた鋼鉄で作られた剣です。 |
先程まで使っていた剣の2倍の攻撃力を持つ剣を待ち構えて奥にいるモンスターの気配を感じて、その方向を見る。
さっき倒した[青革のリザードマン]に[剛鉄牙のライカン]の大群が目の前に現れた。だが、今の彼にはもう怖がる必要は無い。
──ただ、熱くなれ。
「うおおおぉぉっ───!」
そして彼はモンスターの大群に向かっていった。
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
[称号: 狼虐殺者]*2を得ました |
──────────────── 名前:朝倉駿 レベル:11 職業:なし 疲労度:21 称号: 狼虐殺者
HP:915 ──────────────── MP:120 ──────────────── 筋力:40 体力:22 速度:23 知能:26 感覚:22 ──────────────── 分配可能ポイント:0 ──────────────── |
モンスターの大群との戦いにて大幅にレベルアップして新しく[狼虐殺者]をと言う称号を手に入れた。
[狼虐殺者]の効果のお陰で狩りが今までより効率よく倒して行った。
倒した[剛鉄牙のライカン]の表示されている名前を見るとオレンジから白色になっていた。如何やらモンスターの強さによって表示される名前の色が変わると言う。
白は比較的に弱く、オレンジは自分同等の強さを持つ事が判明した。
そして、ついにボスがいると思われる階段を見つけた。
自身の感覚が計画している様に鳥肌が立つ。
この先に自分と同等かそれ以上の実力を持つ怪物がいる事を。
けど彼はその階段を降りて行く。
ただ、強くなりに行く為だけに。
降りていくと先にはホームが広がっていた。
その柱にそびえ立つ影が見えた。
その影の正体は青革のリザードマンだがその姿は明らかに鎧を纏っていた。片角は折れ、手には青龍刀を持った
[青革の竜戦士リヴァル] |
「…結構レベル上げてもオレンジか。」
「つまり、お前が此処の主なんだな…」
そう彼は言うとお互いに剣を構えつつ、水滴が駅全体に合図を出した様に二つの剣は突撃した──
「「───ッ!」」
交わる二つの剣が火花を散る。
彼の剣が──
戦士の刀が──
稲妻の様に剣を舞い続けている。
お互い一方に剣を引かない。
片方は弱き自分に勝つ為に強くなる者。
もう片方は自身より強者と戦う為に待ち続けた者。
──両者、互いの目標の為に戦っている。
時間が数分経過した頃か彼の攻撃速度が少しずつ遅くなってきている。
その原因が疲労度が40を丁度過ぎた事で
そこから戦士が優勢となった。彼もその
戦士は止めとして自身の尾を勢いよく彼にぶつけて、柱の方に吹っ飛んでいった。
彼が行動不能になったのか戦士はその場を立ち去ろうとした時、後方から眩しい光が当たる。
その光の正体は『状態の回復』。
念には保険を付けて最後の切り札を発動させた。
今まで傷付かれた所は一瞬にして消え、疲労まで回復した。
何故、此処までして立ち上がるのか──。
戦士は彼の立ち上がろうとする姿を見つつそう思った。
──彼は自身の弱さを克服する為に此処まで来た。
──ただ、それだけの理由で立ち上がった。
この場で死ぬのなら、何のためにこの数日間鍛え上げてきたと言うのだ。
──瞬間、彼は先程にも無い
だか、一方も勝利を譲らず残った片方の腕で刀を持ち替えお互い再び剣を交えたが、一種にして押されていた。先程までは此処までの力を持っていなかった。
何が起こったと言うのか──。
その
「あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛────!」
その答を遮る様に彼の咆哮が駅全体に響き広がっていた。
ダンジョンの主 [青革の竜戦士リヴァル]を倒しました。 |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
レベルアップしました |
[IT:リヴァルの鱗牙]を見つけました |
[IT:リヴァルの血液]を見つけました |
ピチョンっと水溜りの水飛沫が聞こえた。
一人の少年が先程の力を振り絞って疲れたのか柱に背を向けて座っていた。
「…奇跡的に倒せたけど、結構体張ったな。」
「まぁ…お陰でいいのを手に入れたし良いかな。」
[リヴァルの 入手難易度: C 種類:片手剣 攻撃力::+50 [青革の竜戦士リヴァル]から所持していた 剣と牙、鱗を使って作られた片手剣です。 リヴァルの呪いが纏っていて攻撃すると相手に麻痺と肉体損傷の症状が現れます。 インベントリに保管したりストアで販売できます。 効果: ー「麻痺」:攻撃された相手は一定の確率で動きが封じられます。 ー「肉体損傷」:攻撃された相手は1秒に1%ずつ 受けるダメージが増加します。 |
鋭い牙の形をした鍔の片手剣を手に持ってそう言った。
鋼鉄の剣の3倍の攻撃力を誇り、さらには麻痺と肉体損傷を引き出す効果まであるのだ。
そしてもう一つのアイテムはポーションの容器に中には青紫色の液体が入っており少々使うのに怖過ぎた。
『アイテム:リヴァルの血液』 入手難易度:A 種類:秘薬 精製されたリヴァルの血液が入っています。 リヴァルを倒せば手に入るアイテムです。 血液を飲むと移動速度が速くなりますが自身の 肉体が受けるダメージ増加をもたらします。 効果: ー「青革の敏俊」 攻撃・移動速度20%増加 一剛作用「肉体の損傷」 受けるダメージ30%増加 |
「…取り敢えずコレは保留にしとこう。」
一先ず『リヴァルの血液』はヤバそうなので保留にして、インベントリに保管していった。
ボスを倒したのでダンジョン内が 元に戻ります |
そう報告するとダンジョン全体が徐々に光の粒子になって元のハバラ駅の4番ホームに復元していった。如何やらダンジョンボスを倒すと元に戻る仕組みになっている様だ。
…そろそろ帰るかと4番出口を出ると日が暮れていた。
ダンジョンに入る前はまだ昼前だったが、時間のズレがあるのだろう。
だが一通り自分の用事は終わった。
後は帰ってシャーレで書類を纏めなきゃならない仕事があると思うと面倒くさいが最近知能を上げて来てるから少しは楽に作業している。
…この
そして彼はこの世界から来て以来の綺麗な夕日を見つつシャーレに向かって帰宅して行った。
──彼の物語の始発点が此処から始まって行く。
──────────────── 名前:朝倉駿 レベル:15 職業:なし 疲労度:0 称号:狼虐殺者
HP:1281 ──────────────── MP:216 ──────────────── 筋力:44 体力:26 速度:27 知能:30 感覚:26 ──────────────── 分配可能ポイント:0 ──────────────── 《スキル》 [バッシブ] ・測定不明 Lv.MAX ・剣術 Lv. 1 |
今回オリジナル展開とオリジナルボスを登場させてみました。
その
面白くないので、『俺アラ』序盤に出てくるリザードマンがボスが良いなと思ったのでならば武装してらどうだ!と構想を練って出来たのが今回のボスの誕生秘話でした。
因みにキヴォトスの強さランキング
(ハンターランク形式)
今回はプロローグと対策委員会編
S級:・ホシノおじさん
A級:
B級:・羽川ハスミ
・ん。メインヒロインは私
・ショッピングです〜☆
・ツンデレバイト猫
C級:・早瀬ユウカ ・守月スズミ
・シュン君(今回)
E級:・火宮チナツ ・眼鏡っ娘ちゃん
・シュン君(覚醒後)
まとめて行くとオリ主君このまま大丈夫か⁈と薄々思ったが、彼も熱くなっている(ダンジョンで)はずなのでどんどん強くなっていくと思うので優しく見守ってくれれば此方も嬉しいぐらいです。
ようやくプロローグが終わって次章始められる…!
その為にネタを考えつつ燃え尽きるまで頑張るぅ…!
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