英雄《ヒーロー 》が如く  龍を継ぐもの   作:0101シュート

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サブクエスト編 パート2

ヴィランの事件から2日後、学校の授業が再開された。そして朝の

ホームルームで雄英体育祭の開催が迫っていることを知らされる。

全員体育祭に向けて気を引き締めるのだった。

 

 

 

 

放課後の時間が訪れる。切島はいつも通り校舎内を歩き回ることにした。

そしてその道中。彼は軽音部の部室へと訪れる。そして部室の椅子に座っている

耳郎に話しかけた。

 

「あ!切島来てくれたんだ!何か歌って行く?それとも誰かに歌ってもらう?」

 

自分が歌う

誰かに歌わせる ⇐

 

 

「ああ。誰かに歌ってもらおう」

 

「いいね!じゃあ誰にボーカル頼もうか?」

 

「そうだな……」

 

 

緑谷出久 

耳郎響香

上鳴電気

相澤消太 ⇐

 

「よしこの人にしよう」

 

 

それからしばらくして部室に相澤先生が現れた。

 

「俺が歌うのか?合理的じゃない気がするが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、相澤先生は嫌々ステージに立たされる。

 

「仕方ない……今回は特別だからな」

 

会場には物珍しさ目当てに生徒だけではなく教師陣も観に来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

TONIGHT-restart from this night-

 

その瞬間穏やかなギターの音と共に音楽が響き始める。

 

「夢中で~貫いた~偽り~のジャスティス~。握って~いたはずの~手はいつしかはぐれてた~」

 

リズムに乗り始めたのか腕をゆっくりと振りながら体を揺らす。

そして歌声に力が入り始めた。

 

「巡る季節~刻む時計道をたがえたふーたーり~」

 

 

 

その時先生の頭によぎったのは自身のかつての青春時代。亡くなってしまった

親友との思い出。

 

「そうTONIGHT今夜も~。またTONIGHTため息つく一人きりじゃあ~。

うわ~がけない~思い出~」

 

共に駆け抜けた青春の数々。それは今の同僚山田と今なき白雲がいたから

こそ輝いていた。

 

「なあTONIGHT誓いの~。そうTONIGHT場所で待つよ。こんな夜は~。

お前に会える~気がして~。二人また歩いて行けるなら~。胸~の古傷も~頬伝う涙も~。

笑い話に~変えて見せるさ~」

 

曲の終盤に相澤先生が思い浮かべたのは三人で取った集合写真。

カメラに向かってうまく笑えない自分を見て笑う二人の笑顔がその写真に

焼き付けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様です相澤先生!」

 

「ああ。意外と楽しかったよ」

 

「いやーすごかったね切島!どう?もう一曲やってかない?」

 

もう一曲歌う ⇐

終了する

 

「よし次は俺が歌おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては切島のステージだ。

 

「最高の音楽を奏でてやるぜ!!」

 

 

 

 

 

ばかみたい 哀愁

 

椅子に座っりアコースティックギターを手に持った

上鳴が弦を弾き始める。すると耳郎がフルートを口にくわえ

哀愁漂う音楽を奏で始めた。

 

「ばかみたい~。子供なのね~夢を~追って傷ついて~嘘が~

下手な癖~にぃ。笑えないー笑顔見せた~。アイラブユーも。

ろくに~言わな~い。口下手で、ほんまに不器用~。

なのに~なのにどうして~さよならはー言えたぁの~」

 

 

 

その時切島の頭に浮かんできたのはの自室でウィスキー……じゃないや

コーラの入ったコップを持っている自分の姿。

 

「ダメだね~ダメよ~ダメなのよ~」

 

切なそうに歌う切島。そして視線はテーブルに置いた写真に向けられる。

 

「あんたが~好きでー好きすぎて~」

 

その写真は古牧と弟子のホームレス集団と一緒に取った集合写真。

 

「どれだけ~強いお酒で~も~」

 

コーラを飲み干す切島。

 

「歪まない~思い出が~、バカみたい……」

 

最後に消えそうな切ない声で呟き歌いきる切島。その後ろ姿はとても

悲しそうなものだった。

 

 

 

 

 

 

 

曲の披露が終了し切島は部室に戻った。

 

「はいお疲れ切島!今日の披露もすごくよかったよ。

じゃあね。今日の総合評価は……Cだね!

はいコレ景品!」

 

 

 

【スタミナンXを手に入れた】

 

「得点が高ければもっといいものが貰えるよ。

景品の内容が知りたければあそこの上鳴に聞いてね」

 

「わかった。さっそく聞いてみよう」

 

耳郎の話が終わると切島は一人でギターの練習をしている

上鳴に話しかける。

 

「よう切島!景品一覧見てくか?」

 

「ああ見せてくれ」

 

「よしこれだ!」

 

 

 

 

 

 

 

SSS  幻のマイク

SS 強度の高い黄金

S   高級な布

A  スタミナンロイヤル

B  強化材(ランクC)

C  スタミナンX

D  スタミナンライト

E  ティッシュ

 

 

 

「豪華景品ゲットのために頑張ってくれよな!!」

 

「ああ。また顔を出しに行くるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽音部の活動を楽しんだ切島は部室を出る。そして緑谷出久の

いる訓練所へと向かった。しかし彼はその道中でトラブルに巻き込まれてしまう。

 

「おら!!立てよ!!クソモブどもが!!」

 

「も、もう許してくれ!!」

 

(ん?一体何事だ?)

 

訓練所へと続く廊下を歩いていると切島の耳に突然に怒声と悲鳴が入ってくる。

一体何事かと思った切島はその声の方へと走っていく。するとそこにいたのは力なく

倒れる数人の普通科の男たちと胸ぐらを爆豪に捕まれて怯えている男だった。

 

 

 

サブストーリー 成長しろボンバーボーイ

 

「テメーもう一回言ってみろ!?誰がA組のなかでも中堅クラスの実力だって?

誰があの半分野郎とヤクザ野郎よりは弱いって?」

 

「わ、悪かったって!!もう勘弁してくれよ!?もう戦えないって!!」

 

「ダメだ!ここでぶっ殺してやる!!」

 

「ひ!?」

 

爆豪が拳を握り締めて彼に向かって振ろうとする。しかし拳を振りかぶり

彼に振ろうとした瞬間、切島が後ろから手首を掴んでそれを止めた。

 

「な!?て、テメー!?」

 

爆豪が後ろを振り向き切島の姿を確認する。彼の顔には静かながら

真剣な怒りの表情が張り付いていた。

 

「爆豪お前一体何してる?」

 

「ああん!?放せや!!くそ!?外せねぇ!?」

 

爆豪が必死に腕を振り払おうとするが切島の圧倒的な握力に

よって全く外すことができない。

 

「何をしてるのかって聞いてんだ!!」

 

「ッ!?う、うるせぇ!!普通科の奴らが襲って来たから

ルールに従って返り討ちにしてただけだろうが!!」

 

爆豪は普通科男子を開放し全力で切島の手を外しに行く。

すると爆豪は自分の手を強引に振りほどいた。

 

「そうじゃねぇよ。戦意を失った無抵抗な相手に何してるかって

俺は聞いたんだよ..........!」

 

「チ!んなもん知るか!!この俺を舐めやがったんだ。もう絶対に許さねぇ!

もっと痛めつけてやる!!だからそこをど..........」

 

「何を言っても!!..........無駄か?無抵抗な奴をいたぶるのはただの外道だぞ?」

 

「うるせえ!邪魔するならぶっ殺す!!」

 

「そうか..........じゃあお前がただの外道に成り下がる前に俺が叩き直してやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

1年A組

爆豪 勝己

 

 

「行くぞこの野郎!!爆速ターボ!!」

 

爆豪が両手の平を後ろに向ける。すると爆破させその勢いを利用して

切島に向かって突っ込んで行く。切島はすぐさま腕をクロスさせ

ガードの姿勢を取る。しかし爆豪は冷静に地面に爆破を放ち切島の

頭上を越していった。

 

「!?」

 

「おら死ねぇ!!」

 

「ぐわ!?」

 

地面に着地し切島の後ろを取った。そして彼の背中に爆破を叩き込む。

すると切島は勢いよく吹き飛ばされてしまう。

 

「クソ..........」

 

切島は素早くたちが上がり爆豪の方を見る。すると爆豪は

再び彼に向かって突っ込み爆破を叩き込もうとする。しかし

それよりも彼は爆豪の胸ぐらを掴む。

 

「な!?」

 

「おら!おら!おりゃー!!」

 

「グァ!?」

 

胸ぐらを掴んだ奴の顔を二発殴り、そして最後に強烈なパンチで

爆豪を殴り飛ばす。殴り飛ばされた爆豪は仰向けに倒れる。

 

△極

 

切島が倒れた爆豪の髪を掴み無理やり上体を起こさ、拳を強く握りしめる。

そしてその拳を容赦なく爆豪の顔面に叩きつけた。

 

「おら!!」

 

「ガ..........!?」

 

追い打ちの極み・表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「く..........そ……が..........」

 

爆豪は顔を痣だらけにしながらその場に倒れ気絶してしまった。

 

「全く……ヒーロー志望にしては狂暴すぎるな……」

 

爆豪の性格に少し呆れる切島。すると先ほど爆豪に暴力を振るわれそうになった

普通科生徒が切島に話しかけた。

 

「すまない。あんたには助けられちまったな……ありがとうよ。やっぱり

ヒーロー科の戦闘力は違うな。これお礼だ。受け取ってくれ」

 

 

【”通常ランクの火薬”を手に入れた】

 

 

「じゃあ俺はこれで。アンタには今後喧嘩は売らない方がよさそうだな」

 

最後にそう言って男は去っていった。さてまだ問題が残っている。

気絶した爆豪についてだ。

 

(近くに空き教室がある。そこに連れて行くか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後切島は気絶した爆豪を空き教室に運ぶ。そして適当に椅子をならべそこに

彼を寝かせる。その後しばらくして爆豪が目を覚ました。

 

「んん……ここは?」

 

「おう目が覚めたか」

 

「ッ!?て、テメー..........」

 

「ハア……なんだよ?また喧嘩がしたいなら俺は構わないが?」

 

「……」

 

切島の言葉に爆豪は黙り込んでしまう。彼の拳による痛みが

爆豪の頭の中を駆け巡ったのだ。たとえ自身のプライドが傷つこうとも

彼ともう一戦交えるには心が憔悴しきっている。その時爆豪がどこか

怯えたような口調で話し始めた。

 

「なんでお前……そんなに強いんだよ?」

 

「何?」

 

「なんでお前はそんなに強いんだよ!?ただ体を硬くするだけの個性なんだろ!?

没個性のくせに!才能もそんなあるようには感じねぇ!!なのになんでお前に勝てる気が

全くしないんだよ!?」

 

爆豪の叫びが空き教室に響き渡る。切島はその質問に答えることができない。

爆豪の意外な本音に呆然としてしまったのだ。すると爆豪はしょんぼりと

肩をおろし下を見始めてしまう。

 

「クソが..........俺は……ナンバー1ヒーローになれる男のはずなんだ..........。

オールマイトを超えていけるはずなんだ。なのに俺はテメーだけじゃなく

訓練でデクにも負けた..........こんなのおかしいじゃねぇか。なあ教えてくれよ!!

なんでテメーはそんなに強いんだよ!!何がお前をそんな強くしたんだよ!!」

 

「..........別に。俺はそんな自分を強い男だなんて思ってねぇよ。俺は

ただ大好きな恩人の背中を追いかけてひたすら走って来ただけだ」

 

「は?」

 

「俺は今も追いかけ続けている。だが今でもあの人に近づけたとは

到底思えない。体を鍛えるたび..........技を磨くたびに……精神を統一するたびに

俺はそう感じてきた。そもそも..........あの人が死んじまった今、超える事なんて

もうできないのかもな」

 

「…………」

 

「だが俺が本当に憧れたのはあの人の強さじゃない。その生き方だったんだ」

 

「生き方だ?」

 

「あの人はいつも誰かのためにその拳を振るっていた。常に大切な人たちの

ために走り続けていた。その生き様に魅入られて多くの人達がおじさんの

仲間になっていった。俺はそんな姿に……その生き様に尊敬するべき親の

背中を見たんだ」

 

「尊敬すべき背中..........」

 

「人間生きてれば一人は尊敬する大人と出会えるはずだ。お前にも

そんな大人か知り合いでもいるんじゃねぇのか?そいつに相談でもしてみろ。

ちゃんと敬意をもってな。そうすればお前が成長するために助言。聞かせてもらえるさ」

 

「..........世話になった。俺はもう行く」

 

爆豪は何か考え込みながら空き教室から出て行った。

 

(..........これで少しは大人しくなっているといいんだがな)

 

 

サブストーリー 成長しろボンバーボーイ 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後切島は緑谷出久のいる訓練所に顔を出した。何故か

緑谷のとなりに上鳴もいる。

 

「あ!切島君!また特訓に付き合ってくれる?」

 

いいだろう

今は忙しい

 

「ああ。いいだろう」

 

「本当!?ありがとう!じゃあお願いします!」

 

 

サブストーリー 熱血道場その2

 

 

 

 

 

 

 

「ん?なんで上鳴がここにいるんだ?」

 

「ああ気にしないでくれ。俺はただ見学に来ただけだ。ちょっと

俺なりに考えがあってな」

 

両手を組みながら真剣な表情で二人を見つめる上鳴。そんな彼には

いつものおちゃらけさがなかった。

 

「どういうことだ?まあいいか。じゃあ緑谷。さっそく俺と戦ってみるか」

 

「うん!前回までの僕とは違うよ!それを見せてあげる!!」

 

そういって緑谷身軽なフットワークと共に拳を構え始めた。

 

 

 

 

 

1年A組

緑谷 出久

 

 

先に先手を打ってきたのは緑谷。彼は素早く移動し切島の懐を侵略する。

そして素早いジャブを数発放ちアッパーやフックをリズミカルに打ち込み始めた。

切島の口角が少しだけ上がる。彼は緑谷の成長を感じながらガードした。切島は

軽くローキックを放つ。緑谷はそれを足を上げて防いだ。そして一旦距離を取る。

 

「おらー!!」

 

次の瞬間緑谷が雄たけびをあげながら個性によって強化した

拳を振るう。その気迫とオーラには切島と似たようなものがあった。

 

「えい!おら!!」

 

緑谷が何回もその拳を振るう。しかし切島はそれを冷静に回避していく。

 

 

 

△極

 

緑谷がボディパンチを決めようとした次の瞬間!切島が

それよりも早く拳を彼の腹に打ち付けた。一瞬怯んだ隙に

緑谷の担ぎ上げ後ろにターンしながら地面に彼の体を叩きつけた。

 

「おら!!」

 

「うわ!?」

 

 

古牧流・無手返し(玄武砕け)

 

 

「う!?」

 

緑谷の体に激痛が走り動けなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハア……もうちょっとできると思ったんだけどなー。

どうだった切島君?前よりはできるようになったと思うけど?」

 

「ああ。以前とは見違えるほど強くなった。それに最後の

お前の攻撃。もしかして個性で結構強化されてなかったか?」

 

「うん!!ボクシングとか空手とかのパンチの練習をたくさんしているうちに

集中力がついてきたんだ!君の言う通り戦闘技術を磨くうちに自分の潜在能力も

理解できてきたんだ」

 

「なるほどな..........だが少しだけ気になるところがあったな」

 

「え?」

 

「お前なんでパンチばかりにこだわるんだ?それじゃあ戦闘中に敵に動きを悟られちまう。

現にそれで俺にカウンターを決められたからな。なんか理由でもあるのか?」

 

「…………」

 

切島に自身の核心を突かれてしまったか緑谷は黙り込んで下を向いてしまう。

それからしばらくして緑谷は重い口を開く。

 

「パンチにこだわるか。確かにそうかも..........。実は僕小さいころからオールマイトに憧れていてさ。

無個性だった時でもあの人みたいになりたいとずっと思ってさ。けどある日

個性が出て僕はオールマイトみたいになれるかもって思ってただひたすら

体を鍛え続けた..........オールマイトみたいなスマッシュを放つために」

 

「なるほどな。その気持ちはよくわかるぜ。俺にも超えたかった人がいたからな」

 

「そうなの?切島君にも憧れの人がいたんだね」

 

「ああ。俺もあの人みたいになりたくて必死に頑張って来た。でも

ある日俺の師匠が言ってくれたんだ。お前はお前であって桐生ではないってな。

それを聞いて俺は思ったんだ。俺が憧れたのはその人の強さじゃない。

その生き様だって。お前もそうなんじゃないのか?」

 

「…………そうだ。僕が本当に憧れたのはオールマイトの強いところじゃない。

どんな状況でも笑って多くの人達を助けるその姿に憧れたんだ!なにも

僕はオールマイトみたいな力を今すぐに求めなくていいんだ!

切島君。僕なんか掴んだ気がするよ!僕自身の道が!!」

 

「フッ。そうみたいだな。いい顔するようになったじゃねぇか緑谷」

 

「…………俺もなんか掴めた気がするぜ!!二人とも!!」

 

「ん?」

 

「上鳴君?どうしたの急に?」

 

上鳴の突然の先日に二人は首をかしげながら反応する。しかし

上鳴の表情も何故か緑谷と同じくいい顔をしていた。

 

「実はさ切島。俺はお前に惚れていたんだ」

 

「…………なに?」

 

「え!?上鳴君まさか!?」

 

「え!?いや違う!!恋愛的な意味じゃない!!あくまで同じ男としてだよ!

実はUSJの事件の時にお前の戦いぶりを見て俺も切島みたいに戦えたらなって思ってさ。

けどいざそう思って特訓してみたらよ。全然うまくいかなくってな。お前みたいに

パンチで相手を吹き飛ばすなんてできないしソファーとか持ち上げるなんてとてもできなかった」

 

「…………」

 

「まあそりゃね..........」

 

「でも緑谷の言葉を聞いて俺も見えたぜ!俺の進むべき道を!切島!」

 

「ん?」

 

「俺はやってやるぜ!俺にしかなれない強くてカッコイイ男になるために

俺は俺の道を行く!体育祭でその形を見せてやるぜ!だからその時は俺と勝負だ!」

 

「フフフ……いいだろ。その時は俺も手加減しねぇぞ?」

 

「望むところだ!」

 

「ぼ、僕だって!僕だって見せてやる!僕も君に挑戦するよ切島君!」

 

「ああ緑谷との戦いも楽しみにしてる。強くなれよ。2人とも」

 

 

 

 

サブストーリー 熱血道場その2 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さて。まだ帰るには時間が早いな。まだ行ってないところがある。

そこに言ってみるか)

 

切島にまだ言ったことないエリアがある。それはサポート科の

部屋が密集し様々な研究施設が集まっている研究ラボエリアである。

切島はそのエリアへと向かった。

 

 

 

 

普通科生徒たちとの戦闘が何回かあったが切島は問題なく

研究ラボエリアへとたどり着いた。

 

「ここが研究エリアか……色んな部屋から金属音やマシンのアナウンスの

音が鳴り響いているな」

 

切島は様々な部屋の作業風景を覗きながらエリアを散策していく。

すると突然爆発音共に切島の近くにあった部屋の扉が吹き飛んだ。

 

「ん?」

 

 

 

 

 

「キャー!!!!マシンが暴走を!?」

 

「発目!?お前またやらかしたな!?」

 

吹き飛んだ扉の部屋からピンク髪の女子が両手に小さなロケットを

持って飛び出してきた。そのロケットからは炎が噴き出ており

彼女の手から飛び出そうとしている。

 

「こ、このベイビーちゃん止まりません!?」

 

「おい何やってるんだ!?早くスイッチを..........」

 

「あ!?キャーー!!??」

 

小さなロケットの炎が更に噴き出る。その勢いのせいで彼女の体が

ベーゴマのように回転し始める。

 

「お、おい!?ギャーー!!??」

 

「うわーー!!??」

 

 

 

シャッターチャンス!! カシャ!!

 

 

 

周りに人達はベーゴマのように回転する彼女に吹き飛ばされてしまう。

そして彼女はついにロケットを放してしまう。するとはロケットの炎は収まったものの

超回転しながら宙に高く飛び回転そのままで地面に落ち粉々に粉砕してしまう。

 

「目が……回ります..........ガク」

 

(相手を巻き込みつつマシンを回転して地面に叩きつけることで粉砕!

なんて威力だ!?)

 

 

 

 

「ひらめいた!!」

 

その時切島の頭に電気が走るが如くのアイディアが走った。

彼は神速のようにスマホで自身のブログに文字を打っていく。

そして最後に勢いよく写真をアップした。

 

「天啓が……来たッ!!」

 

切島の頭に浮かび上がったのは敵を掴んで自身の体を回転させ相手も巻き込んだ後

その回転のまま地面に敵を放り投げるイメージ。

 

 

『回転の力によってマシンを粉砕とは……ぶつかり合ったコマの間の衝撃波

とてつもないものだろうな。我天啓を得たり』

 

 

 

【ベーゴマの極みを覚えた】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って!?いかんいかん……おい大丈夫か?」

 

ブログに夢中になった彼はなんとハッと我に返り彼女の所へと向かう。

そして起き上がれるように手を貸す。

 

「は、はい。すいません..........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後切島は彼女にとある研究室に案内された。

 

「いやーご迷惑おかけして申し訳ありません!私は発目 明!

ここで色んなベイビー。発明品を作成しています。あなた素材をいくつか

持ってますよね?」

 

「ああ。持っているが?」

 

「よろしければ私にその素材を貸してください!それであなたのために武器を作ります!」

 

「武器?サポートアイテム的なものか?」

 

「はい!あなたの持ち物で作れそうなのは…………丈夫な刀ですね!やってみますか?」

 

 

 

頼む    ⇐

今はいい

 

 

 

「ああ。頼む」

 

「はいでは素材を!」

 

【”上級ランクの鉄くず”を渡した】

 

「よしでは作ってきます!!」

 

 

 

 

 

※作成中

 

 

 

 

 

 

「できました!!最高の出来です!!」

 

【”日本刀・吉行”を手に入れた】

 

「ほう?これが..........」

 

「日本刀と言えば銃もかかせませんよね!よろしければお造りしましょうか?

火薬ともう一つ素材が必要なんですけど……まあさっきのお詫びと言うことで

こちらで用意させていだきますよ!どうですか?」

 

「ああ。頼む」

 

【”通常ランクの火薬”を渡した】

 

「はい!じゃあお待ちください!!」

 

 

 

 

 

※作成中

 

 

 

 

 

「できました!これはまあまあですね」

 

【”普通のリボルバー式の銃”を手に入れた】

 

「ほう、いいな。だがこの武器は人には向けられないな」

 

 

【刀と拳銃は特定の敵にしか使えません。通常装備では使えないので注意しましょう】

 

 

「日常で使う武器とかもここでは素材さえあれば作れるのでいつでも来てください!!」

 

「わかった。素材が集まったらここに来させてもらおう」

 

【発目に素材を渡すと役立つアイテムを作ってもらえます】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、B組の副委員長。鉄哲徹鐵

 

 

 

 

 

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