英雄《ヒーロー 》が如く  龍を継ぐもの   作:0101シュート

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第三章 雄英体育祭 パート1

(さて。そろそろアジトに帰るか?)

 

アジトに帰る   ⇐

まだ校舎にいる

 

(そろそろ帰るか)

 

発目の騒動からしばらくし切島は校舎の出口に立っていた。

少しだけ悩んだ後彼は今日はもう帰ろうと決め校舎を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「切島鋭児郎さんでんな?」

 

「ん?」

 

校門の前に4人の男たちが立ちふさがっていた。切島はその足を止め

四人の前に立つ。制服を着ているが雰囲気からして普通科の生徒の様には

思えない。

 

「…………誰だ?お前ら」

 

「おうおう。そんな警戒しなさんなや。ワシは雄英高校1年B組

副学級委員長の鉄哲徹鐵ってモンですわ」

 

1年B組副委員長

鉄哲 徹鐵

 

 

「で、こいつらは俺のクラスメイトたちや」

 

 

 

1年B組 

鎌切尖

 

 

1年B組 

回原旋

 

 

1年B組 

宍田獣郎太

  

 

 

 

警戒するなとういう言葉とは裏腹に全員切島に敵意溢れる目線を

送っていた。切島の警戒も自然と上がっていく。

 

「ほう……あんたから感じるこの闘気……本物や!

さすがあの桐生一馬に育てられた男って感じやのう」

 

「なに?お前おじさんを知ってるのか!?」

 

突然出てきた桐生一馬の名前に切島は目を見開いて驚く。

そのことを知っている人間は相澤先生くらいなはずだからだ。

 

「ああ。一度しかこの目で見たことないがよう知っとるわ。

なんせ俺がお前にこうして顔を出した理由は..........」

 

鉄哲が何かを言おうとしたその時甲高い声が響き渡る。

そしてオレンジ髪の女子が現れた。

 

「コラー!!徹鐵!あんたたち何校門の前に立ってるの!?

これじゃあみんなの通行の邪魔になるじゃん!!」

 

 

1年B組 学級委員長

拳藤 一佳

 

「あらら……今日はこれでお開きやな。切島鋭児郎」

 

「..........なんだ?」

 

「体育祭での勝負楽しみにしとるわ」

 

鉄哲は不敵に笑いながら3人を連れてその場から去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(鉄哲 徹鐵。奴からはとてつもない程の覇気を感じた。

奴はきっとただ者ではない)

 

「切島だっけ?ごめんねうちの男子たちが。あいつら本当に

血気盛んなやつらだからさ。まあ悪い奴らではないんだ」

 

「気にしないでくれ。俺は別に何もされてない。それに

血気盛んなのは俺も一緒さ」

 

「そう?じゃあよかった!私はもう行くね」

 

拳藤は一礼して去っていった。

 

(俺も帰るか)

 

切島もアジトへと帰っていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数週間後、運命の日が訪れた。そう雄英高校体育祭の日である。

年に1度に開催される大規模なイベント。雄英スタジアムの観客席には既に

全国のいたる所から訪れたヒーローや一般人で埋め尽くされていた。

全員開会式を心待ちにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃1年A組の控室では選手たちが様々な思いを胸に秘めながら

入場の時間を待っていた。すると突然一人の男が緑谷に話しかけた。

 

 

「緑谷ちょっといいか?」

 

 

1年A組

轟 焦凍

 

「どうしたの?轟君」

 

「客観的に見ても俺は緑谷より強いと思う。でも緑谷お前オールマイトに目つけられてるよな。

そこ詮索する気はねえがお前には勝つぞ」

 

轟の突然の宣戦布告に周りはザワザワし始める。彼の発言に緑谷も少し

驚いた表情を見せるがすぐに真剣な表情で轟を見つめ返す。

 

「うん。僕も簡単に負けるつもりはない。僕の全力を持って

君とも戦うよ」

 

「みんなー!そろそろ入場だ!ゲートの方に向いたまえ!」

 

時間がきた!ついに選手入場が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

『雄英体育祭!! ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!

どうせてめーらアレだろ!?こいつらだろ!!?敵ヴィランの襲撃を受けたにも拘わらず

鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!ヒーロー科!!1年!!!A組だろぉぉ!?』

 

プレゼントマイク先生のナレーションと共に僕たちA組が入場を開始した。

 

『B組に続いて普通科C・D・E組!!サポート科F・G・H組も来たぞー!そして経営科!』

 

そして続々と他のクラスたちも入場していく。そしてしばらくして入場が終わり

選手宣誓の時間が来た。選手代表に選ばれたのはあの爆豪である。

 

(爆豪が選手宣誓か……乱暴な言葉を言わなければいいんだが……)

 

「選手宣誓..........俺が一位になる……!俺はもう誰にも負けるつもりはねぇ」

 

爆豪の宣誓を聞いた選手たちは一斉にブーイングを始めた。一方で

切島の口角は少し上がっていた。

 

(フッ。なんか雰囲気変わったんじゃないか?爆豪)

 

 

 

 

 

 

『さーて!それじゃ第一種目を始めましょう!いわゆる予選よ!!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!さて運命の第一種目は.....これ!』

 

ミッドナイトの後ろに映し出されたのは障害物競走。

 

『計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周、約4km!我が校は自由さが売り文句!ウフフフフ.......!コースさえ守れば何をしたって構わないわ!先着40名が第二種目に行けるわ』

 

突然ミッドナイトの背後の壁が組み替えられ、入り口の形へと変化する。ここがスタート地点のようだ。

 

『さあさあ....位置につきまくりなさい.....』

 

俺たちスタートラインに立ち開始の合図を待つ。息が詰まりそうな空気感のなか

 

ついに合図が来た!

 

『スターーーーーート!!』

 

切島たちがスタートを切ろうとしたのそう瞬間!彼らの足場が突然凍りだした!

そう!その事象を引き起こした者は轟焦凍である。

 

「クソ!!」

 

切島は凍ついた足を無理矢理引き抜き先頭集団に向かって走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切島の個性は硬化である。そのため機動力のある個性をもつ者たちには

正直言ってスピード勝負では敵わない。飯田や爆豪をはじめとした者たちが

一位を争っている状態だ。しかし切島は全力で走り続けあらゆる障害物を

乗り越えていった。そしてなんとか10位ほどの順位で突破することに成功する。

その他にも 鉄哲徹鐵の一行もゴールしていた。

 

 

 

 

「切島君!」

 

「切島!」

 

その時切島より早くゴールした緑谷と先ほどゴールした上鳴が切島に話しかけに来た。

 

「おう。お前らもゴールできたんだな」

 

「うん!運がよかったのもあったけどね!」

 

「おうよ!お前と戦う前に負けるわけにはいかないからな」

 

そんな風に3人で話していると40人目突破者が現れ第一種目が

終了する。

 

 

『さーて、第二種目よ!私はもう知ってるけど。何かしら!!?言ってるそばからコレ!!』」

 

 

 

 

 

 

 

ミッドナイト先生の言葉と共に会場全体が揺れ始めた。選手だけではなく

観客たちもざわめくなかなんとフィールドが轟音を立てながら真っ二つに

割れていく。そして割れたフィールドから新たな地面が出現。その地面には

10個の扉が用意されていた。

 

『4人1チームになって地下のダンジョンを攻略する!!その名も

雄英地下バトルダンジョン!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、バトルダンジョンを攻略せよ!!

 

 

 

 

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