Re.蒼碧の艦隊3199 〜黒の剣士よ永遠に〜   作:短号司令官

25 / 34

西暦2207年

地球に侵攻を果たした謎の勢力:デザリアムの本拠地へと到達した一行、しかし彼らは自らを未来人だと言うが大石はそれを否定した。
彼のその根拠を知ることはあるのか……?


第玖話 激闘の果てに

 

日本武尊に戻った大石は早速彼らの歴史の相違点について通信を開いて各艦にも伝わるよう語り出した。

 

大石「さて…俺が言った事を桐ヶ谷君、覚えているか?」

 

キリト「はい、元は人類だったと…でも同じ地球人では無いって」

 

アスナ「一体どういう事ですか…?」

 

一同の視線が大石に集まる。

 

大石「うむ、あの年表には我々『地球連合』という単語が見当たらない代わりに『地球連邦』の単語があった。アレは恐らく別の異なる世界線を歩んだが故の結果やもしれん」

 

レックス「まぁ納得はいきます。ですがそれだけでは説明不足かと?」

 

大石「そうだな、他には矛盾点……無理がある点がある。まず最初にあの年表にはボラー連邦にイスカンダル星とガミラス星が破壊されたことになっているが、イスカンダルはともかくガミラス本星はもう後半世紀も星の寿命がない、にも関わらずアレによると更に先の時代まで星は生きていた」

 

富森「昨年のイスカンダル事変の際の奴らの侵攻で更に星の寿命が加速されてもってあと数年程度………あり得ない話です」

 

大石「その通りだ。そして二つ目にはデスラー総統の寿命が長すぎるという事だ」

 

ユージオ「それは単に長生きなだけでは…?」

 

大石「それも少しは考えたが、ガミラス人の寿命は地球人とさほど差は無い、仮に長生きだとしても総統の座に就き続けるのは無理がある」

 

シノン「確かに、単純計算でいったら軽く100歳は越えてますし…」

 

大石「それとこれは機密事項に当たるのだが……連中は波動エネルギーを捨てたような感じだったが、それなら何故モノポールエネルギーを使用しなかったかという事だ」

 

「「モノポール?」」

 

聞き慣れない単語にキリトらは首を傾げる

 

原「君達が知らんのも無理は無いな、なんせ現在の紺碧艦隊で運用されている艦で発見された未知のエネルギーの事さ」

 

富森「解析が不十分ですが、大凡の原理は波動エンジンと変わらない一方で発生させるエネルギーは数倍以上」

 

レックス「早くも波動エネルギーに変わる新たなエネルギーとして期待されてる」

 

大石「そして連中は何故それを使わなかったのか……そう知らなかったからだ……」

 

キリト「じゃあつまり……」

 

大石「連中はかつて人類だったが、人を辞めた存在……だが我々とは異なる時空の者……という事だ」

 

シリカ「じゃあ…私達の未来は…!」

 

富森「まだ白紙というわけです」

 

リーファ「これでアイツらが嘘吐きってのが分かりましたね!」

 

レックス「でどうします?」

 

大石「案ずるな、もう間も無くお客が来る」

 

 

 

 


 

 

 

スカルダート「やはり拒むというのか……仕方ない、歴史の通り彼らを葬り去るしか無いか……」

 

スカルダートがそう命令を発するのと同時に、地球艦隊の前方に彼らを追ってやってきたグロデーズが僚艦を引き連れてワープした。

 

ランベル「ようやく追いついたぞ」

 

 

雪「敵大型戦艦、前方にワープアウト!」

 

古代「っ‼︎」

 

雪「十一番惑星で会敵したものと同じ敵です!」

 

沖田「総員戦闘配置につけ‼︎」

 

古代「戦闘用意ッ‼︎」

 

 

一行が戦闘準備を進める一方、デザリアム側は砲撃を敢行する。

赤色の重核子砲が艦隊に降り注ぐ。

 

フォートレス「っ……例えどのような未来であろうと、未来は我々の手で……地球人類と手を携えて作り出してみせるッ‼︎」

 

場面は移り変わって再び日本武尊へ

 

大石「……ユージオ君、艦回頭180度」

 

「「えぇっ⁉︎」」

 

リズ「何言ってるんですか⁉︎」

 

大石「今更ながら気づいた…奴らが我々と異なる人類であるなら、今の地球にあるグランドリバースを起動させてもおかしくは無い…そのコントロール機能を破壊しなくてはならん!」

 

「それについては」

 

そう言って現れたのはエコーとユイだった。

 

エコー「敵のコントロールシステムの中枢はあの母星の核…即ち内部にあります!」

 

アリス「内部?」

 

ユイ「はい。あの星は地球のように見えて実際中は骨格のようになっていてその上に皮が被せてあるような状態です。その内部の空洞の中心部に中枢コンピュータ『マザーデザリアム』があります!」

 

エコー「そのマザーデザリアムがグランドリバースの起爆の鍵でもあります」

 

大石「それは分かった。でそこへ行き着く為の方法は?」

 

エコー「この星の北極と南極に巨大なゲートがあります。そこから侵入すれば中枢まで一直線です」

 

キリト「凄いな…なんでそんなことが分かるんだ⁈」

 

ユイ「さっき盗んできたデータの中にそう記してありました」

 

エコー「連中、管理がガバガバだったから簡単に入手できたんだ」

 

ユージオ「そうと分かれば…!」

 

操縦舵を反転させて日本武尊の艦首を再び敵の母星へと向ける。

情報は直様他艦にも通達され、ヤマト以下春藍も後に続く。

 

ランベル「また逃げるのか…?後を追え!」

 

ランベルはそう命じて艦隊を前進させようとしたその時だった。

 

 

次元断層

 

羅号

 

「敵ヘヴィー級、味方の跡を追う模様!」

 

次元断層内からソナーで様子を伺っていた紺碧艦隊の元に情報が届く。

 

入江「司令、どうやら敵の中枢コンピュータを破壊する為艦隊は南極へと向かうとのことです」

 

前原「そうか……ならば我々のやることは決まったな。各艦に通達!これより我が艦隊は敵艦隊の殲滅戦に移る!」

 

羅号から指示を受けた各艦は個別に目標を補足し、亜空間魚雷を発射。敵艦を次々と葬り去る。

 

前原「よし……狩りを始めるとするか!航海長、機関全速!」

 

「宜候!」

 

羅号のモノポールエンジンが出力を上げ、補機の波動エンジンも回転数を増していく。

 

「敵ヘヴィー級、前方1万5000!」

 

前原「ロケットアンカー、射出ッ‼︎」

 

「発射‼︎」

 

艦首に装備されたロケットアンカーが勢いそのままに次元断層を抜けるとグロデーズの船体に突き刺さる。

 

ランベル「なっ…なんだ⁉︎」

 

前原「急速浮上!砲戦用意ッ‼︎艦首波動ドリル始動!」

 

「艦首波動ドリル始動ッ‼︎」

 

アンカーを巻き取るながら浮上する羅号は艦首ドリルに波動エネルギーを纏わせて回転させる波動ドリルを始動させる。

 

「左舷前方に艦影」

 

ランベル「なにぃ⁉︎」

 

淡々と無機質に喋る乗組員と違ってランベルは驚いた表情でその方向に目をやる。

次の瞬間、次元断層より勢いよく姿を現した羅号の波動ドリルが位相変換装甲を易々と貫通して突き刺さる。

 

ランベル「りっ…離脱ッ!」

 

ランベルは苦し紛れに指示を出すがそうは行かなかった。

 

前原「釣り上げろぉ‼︎」

 

先に刺さっていたロケットアンカーがガッチリと固定されており、羅号を引き剥がすことはできなかった。それに加えて巻き取られているため張力も働いている。

 

前原「砲術長外すなよ‼︎弾種は波動カートリッジ弾だ!」

 

「逆に外せって言う方が無理ですよ‼︎」

 

前部に二基装備された49cm砲が旋回し、その砲口をグロデーズに向ける。

 

前原「主砲 発射ぁッ‼︎」

 

「ってぇぇー‼︎」

 

発射された8発の波動カートリッジ弾はグロデーズの船体に突き刺さると後部の共鳴装置が羅号のエンジンより伝達された波動エネルギーをグロデーズに流し込み始める。

 

前原「アンカー解除!急速離脱‼︎」

 

ロケットアンカーのロックを外して後退した羅号、一方でグロデーズにはもはやなす術は無かった。

 

ランベル「面白かった……お前は、誰なんだ…?」

 

そう言い残すとランベルは爆炎に包まれ、宇宙に散っていった。

 

 

入江「やりました……撃破しました、司令!」

 

艦橋内が活気に包まれる中、前原は静かに頷く。

 

前原「だがまだ終わったわけではない……我々も長官達の後を追うぞ!」

 

「「はッ‼︎」」

 

 

大石「伍長、南極にゲートがあると言ったが開けられるのか?」

 

エコー「それについても対策済みです。実はちょいとした置き土産を」

 

リズ「置き土産…?」

 

ユイ「はい!とっておきの置き土産を置いて来ました」

 

シノン「なんだろう……ユイちゃんとんでもない事してるような気がする……」

 

アスナ「因みにその置き土産っていうのは…?」

 

ユイ「はい!エコーさんとこっそり作ってたコンピュータウイルスです」

 

リズ「コ…コンピュータウイルスゥ⁉︎」

 

キリト「待てユイ、()()()()()()()…って言わなかったか…?」

 

ユイ「はい、言いましたよ。何かあった時の為にと思って」

 

原「しかし伍長、何故そんなものを?」

 

エコー「地球からの情報によると奴さん達はサイボーグみたいだそうです。ですから地球で天然痘が死滅したように奴らの文明でもコンピュータウイルスが死滅してるんじゃないかって考えたんです」

 

大石「なるほど、流石は君の娘だな」

 

キリト「はは……ありがとうございます…」

 

アスナ「後方2万5千に敵です!」

 

メインスクリーンに無数の敵艦が写し出される。

どうやら敵も動員できる兵力は全て動員してきたようだ。

 

そこに坂本中将の乗る春藍から通信が入る。

 

坂本『大石君、聞こえるか?ここは我々に任せて君達はヤマトと共に内部は突入するんだ!』

 

大石「坂本司令…!」

 

坂本『ここで全滅するよりも、手堅く君達を送り込む方が先決だ。行くんだ‼︎』

 

大石「……了解、ご武運を!」

 

交信を終えると日本武尊とヤマトはそのまま進み、坂本艦隊は反転して敵に挑む。

 

坂本「全艦砲雷撃戦用意ッ!」

 

状況はマキシマス艦内にも伝わっていた。

 

フォートレス「皆、2隻の支援に行くんだ。ここは私が引き受ける」

 

「「⁉︎」」

 

クロームドーム「司令官⁉︎何を言ってるんです⁈」

 

フォートレス「坂本司令にだけいい格好をさせるわけにはいかん。それに2隻だけでは私とて心許ない、だが坂本司令も見捨てられんからな」

 

ハードヘッド「司令官……」

 

フォートレスの言葉に一同は言葉に詰まる。

 

スターセイバー「……分かりました。彼らの援護に向かいます」

 

ダイアトラス「自分も行きます。この戦いの決着を見届けに」

 

ブレインストーム「スターセイバー…」

 

ハイブロウ「ダイアトラス……」

 

クロームドーム「……分かりました。俺達も行きます!」

 

フォートレス「あぁ、頼むぞ!」

 

そしてフォートレスと別れたサイバトロン戦士達は遅れて2隻の跡を追う。

 

 

 

 

その頃様子を伺っていたスカルダートの元に凶報が入る。

 

サーダ「聖総統…!」

 

スカルダート「何事だ?」

 

サーダ「先程から、本星の防御システムに不具合が発生し始めまたした!」

 

スカルダート「なんだと…⁉︎」

 

サーダ「調査を進めておりますが、これはコンピュータウイルスによるものかと……」

 

スカルダート「コンピュータウイルスだと…⁉︎対抗策は……⁈」

 

サーダ「現状ありません……」

 

それを聞いたスカルダートの表情は徐々に強張っていく。

 

スカルダート「っ………おのれぇ……‼︎」

 

 

 

 

ユイ「コンピュータウイルス起動しました!効果は抜群です!」

 

アリス「お手柄です。ユイ!」

 

キリト「このまま突っ込むぞ‼︎」

 

2隻は大気圏に突入して南極大陸のど真ん中にある巨大な入口に向かって降下していく。

ウイルスのお陰かゲートは半開きになっており、2隻が通るには十分だった。

しかし、内部には更に別のハッチがあり外側のと違ってこちらはハッチが閉じられていた。

 

シノン「っ‼︎」

 

主砲のショックカノンを発射するも、ここにも位相変換装甲が使われているのか弾かれる。

 

古代「ここにも装甲が…!」

 

 

ダイアトラス「俺に任せろッ‼︎トランスフォームッ‼︎」

 

ダイアトラスがシャトルに変形し、機首部のドリルを起動させてハッチの中央部に風穴を開ける。

開けた箇所に再びショックカノンを発射すると容易く破壊する。

ハッチはまだ幾つか存在した為、そのままダイアトラスを先にを突き進んでいく。

 

ハッチを全て破壊し、彼らは遂に中枢部へと突入した。

 

古代「これが……敵の中枢……」

 

内部には説明通り確かに空洞が存在し、その中央にクリスタル状の敵の中枢コンピュータ『マザーデザリアム』が存在した。

 

キリト「大石さん、さっさと波動砲で…」

 

大石「うむ」

 

2隻はポジションにつくと波動砲をスタンバイさせ、発射態勢に入る。

 

 

富森「エネルギー充填120%‼︎」

 

 

沖田「発射10秒前、総員耐ショック・耐閃光防御ッ‼︎」

 

 

両艦の主電源が落ち、艦首の発射口のエネルギーが蓄積されていく。

 

シノン「5…4…3…2…1!」

 

古代・キリト「「波動砲 発射ぁぁぁ‼︎」」

 

2隻から発射された波動エネルギーは二つが捩れるように一本のエネルギーになるとコアに向かって直進する。

コアに光が灯り爆発が起きたかと思ったが、爆炎が晴れた直後にはバリアのようなものが見え、そこに穴が空いていた。

 

リーファ「バ…バリア⁉︎」

 

大石「しぶとい……!」

 

 

古代「もう一度…!」

 

真田「駄目だ、再充電までにもう後数分は掛かる!それまでに恐らくあのバリアも修復される……」

 

島「じゃあどうすれば⁉︎」

 

雪「そんな……」

 

沖田「万事休す…か……」

 

 

 

スカルダート「ふっ…流石に超位相変換装甲を破るだけで済んだか……この隙に北極側から艦隊を送り込んで奴らを殲滅するのだ」

 

サーダ「はッ」

 

 

 

2隻はエネルギーを消耗し、回復までにあと数分を要する。

しかしその間に敵は能力を回復させ、自分達を殲滅しに来る。

果たしてここまでなのか…………

 

ダイアトラス「いや……まだだ、まだ終わらんよ‼︎」

 

彼は所持していた『超新星エネルギー:ゾディアック』を掲げる。

 

ダイアトラス「地球の魂よ 我らに 宇宙創造の力を与えたまえ……‼︎」

 

刹那、ゾディアックから眩い輝きが放たれ辺りを包み込む。すると異変が起きた。

 

シノン「こっこれは…!」

 

計器を見ると先程消費した筈のエネルギーがものすごい勢いで回復していくではないか。

 

シノン「エネルギーがどんどん回復してます!」

 

大石「なんだと⁉︎」

 

シノン「この分ならもう1発、今すぐにでも撃てるわ!」

 

キリト「っ‼︎ ならッ‼︎」

 

それを聞いたキリトはすぐに発射桿に手を掛ける。

 

キリト「もう一度撃つぞ‼︎」

 

それを聞いて皆固唾を飲んで見守る。

状況はヤマトも同じらしく古代も構えていた。

 

古代「これで…‼︎」

 

キリト「終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

トリガーを引いて二つの砲口から再び波動エネルギーがコアに向かって伸び、炸裂すると『マザーデザリアム』は崩壊し始める。

そして女性の叫び声と共に爆発が起きるがそれが連鎖してあちこちで起き始める。

 

シリカ「これって……まずいじゃないですか……?」

 

大石「全艦急速離脱!この宙域から離脱する‼︎」

 

艦首を反転させて2隻は来た道を逆に戻る。

外では戦っていた坂本艦隊も状況を察して緊急ワープで離脱を命ずる。

 

坂本「全艦ワープッ‼︎」

 

超長距離連続ワープで離脱した彼らが到着したのは二つの銀河を抜けた場所であった。

 

大石「見ろ、二つの銀河が崩壊して新たなる銀河が誕生する」

 

一面が眩しくも暖かな光に包まれて光の渦が徐々に形成されていく様子が目の前に広がっていた。

 

ユージオ「終わった……これで……終わったんだね……」

 

大石「あぁ……これで地球も…皆、救われる……」

 

皆がこの長い旅の終わりに安堵の息を漏らす中、キリトの顔はどこか思うところがあった。

 

アスナ「キリト君、どうかしたの?」

 

キリト「うん?…あぁいや……確かに俺達は地球の人達を救う事はできた。でも……いつになったら人は血を流さず、争いのない時代を迎えられるのかなって……」

 

アスナ「キリト君……」

 

キリト「相手から来たとはいえ、俺達はデザリアムを倒した。本当にそれでよかったのかって……もっと他に解決策があったんじゃないかって………」

 

アスナ「……」

 

シノン「難しいわね…人を守る為に人を殺す……矛盾してるわね……」

 

大石「我々を責められる者はこの世におらんよ……だが桐ヶ谷君、君は今血を流す事の恐ろしさや己の罪を理解している。その心が大事なんだ」

 

キリト「大石さん……」

 

レックス「例え今は駄目でも、その想いが受け継がれ積み重なり、多くの人々の心に広がり続ける事で、いつかは他者との共存やその命を大事にする人類が生まれる筈だ」

 

大石「我々はそれを信じて、今を戦い、今を生きているのだ」

 

ユージオ「僕は、この世界で一番美しいのは地球だと思います。勿論地球が特別という訳ではありません、僕達は何かを直向きに信じる事ができるからです」

 

アリス「私もユージオに同感です。今は無理でも、いつかは必ずやって来ると信じます…この宇宙の全てが平和に営まれるその日が来ること」

 

シリカ「私も信じます!塵も積もれば山となる…そう言う風に、平和を祈る人がたくさん増えて、祈りが紡がれていったらきっといい未来が来ます!」

 

リズ「さぁ、帰りましょう。私たちの故郷に!」 

 

アスナ「行きましょう、キリト君」

 

キリト「あぁ……ありがとう 皆。帰ろう!俺たちの地球に!」

 

 

〜THE END〜

 





こうして突如として始まったデザリアムとの戦いは終わりを告げた。
地球に残ったグランドリバースはコマンダーコーディ麾下の第7空挺兵団などのクローントルーパーらによって無効化され、残存する敵兵も本星の消失により機能を失う。

艦隊の帰還は地球連合に盛大に迎えられた。
坂本艦隊は一年半ぶりの帰投となった。

同伴していたトランスフォーマー・艦娘はどうなったであろうか?

艦娘は軍の管理下のもと、異世界についての調査に協力してもらうことになる。

トランスフォーマー:サイバトロン戦士達は当初こそ警戒されるたが、坂本中将らの証言で徐々に受け入れられていった。
彼らの持つ技術力は凄まじい物があり、更に数百年分技術力の加速が起きるだろうとの予想が立てられた。
無力化されたグランドリバースは彼らが解体を請け負った。



こうして地球圏は再び平和を取り戻すに至るのだった。





蒼碧の艦隊3199 〜黒の剣士よ永遠に〜

暗黒編:完結
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。