司書補の私の生きる意味   作:ボプ!!!!!!!!!

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司書補が持ってるの警棒なのに今更気づきました。

黒剣て


全てを覆う砂漠

「アビドス高等学校に行く…ですか?」

 

「うん、要請が出てね。着いてきてくれる?」

 

シャーレの生活が始まって数日。ある程度、先生の人柄などが分かってきて、扱い方もわかってきた頃に、先生にそんな事を言われた。…まあ、護衛という名目でシャーレにいる訳だから断ることも無く。

 

「私は大丈夫ですけど…アビドス自治区って、結構な場所が砂漠って聞いたんですけど。先生の方は大丈夫なんですか?」

 

「うん?大丈夫、地図もあるし、お水もある程度持ったから!」

 

「…分かりました。じゃあ、私も準備してきますね」

 

そう言って、シャーレにあるコンビニに向かう。多分、先生が持ってるのは水数本程度だろう。……砂漠と聞くと心配なので、とりあえず非常食と普通サイズの水を3個ぐらい──────

 

『足りないわよ。』

 

「え?…ダメですかね、これじゃあ」

 

『足りるわけないでしょ!そんなちっちゃい鞄じゃなくて、背負える物にしなさい!!』

 

「あ、はーい…」

 

…こういう時、遠出の仕事などもあるフィクサーが居ると便利だなぁ、とか思う。

 

『ったく…。アンタ、行ったことのない場所に、地図だけで行くことのリスクが分かってるわけ?』

 

「えー…迷うリスクとかですか?」

 

『そう。しかも、それで水分が減ってきたら焦るでしょう?砂漠に行く前でも、水は飲むわけじゃない?』

 

「あー…確かに…?」

 

…確かに、そう言われてみたら水は多いに越したことはないと思えてきた。

 

「じゃあ、この1番大きいやつ3個持っていきますね」

 

『持てるわけないでしょ、まさかしなくてもバカ?』

 

片手で持てなさそうな大きさのものを指さしてみたけど、当然却下された。

 

……ある程度は親密になれているのかなと、思った。

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そして、アビドス自治区。

 

『ね、予想的中したでしょう?』

 

「…本当にそうですね…。」

 

「…ぅ…あつぃ…しんじゃう…」

 

めちゃくちゃな迷子になった。水や食料は予測していたから余裕があるのだが、総記の階の司書補の服は黒いし首元にも装飾があるとかいう、砂漠には適していない服なので私も死にそうだ。

 

一応、ルルの本に着替えて上着を脱ぐ選択もあったが。

 

『え、暑いのヤダ』

 

とか言われてしまったので、熱さと暑さに耐えながら歩いているわけである。

 

「…喉乾いたな。先生も水飲みます?」

 

「う゛ん゛…ちょうだい…」

 

それを聞いて、先生に水のボトルを手渡す。

 

「…ぁ」

 

先生が水のボトルを落とした。落ちたボトルを取ろうと、ノロノロと動く先生を見て。

 

「…水、飲ませましょうか?」

 

「…おねがい…」

 

普通に辛そうなので、一旦座らせて水を飲ませてあげるが。

 

「あ、れ……?」

 

ふらっ、と何故か私も先生の隣に倒れてしまう。

 

『……塩分不足ね。アンタ、携帯食に塩分あるもの持ってきてなかったでしょ。』

 

 

脳内のローランさんに、頭が冷やせない…具体的に言うと、暑さで頭にに熱が入ったらどうすればいいですか?と聞いてみる。

何言ってんだお前って返事が帰ってきた。

 

『……はぁ。アンタ、マスの本は?普通に殺すわよ?』

 

「…ぅ…ごめんなさい………」

 

『貸しなさい、とりあえず私も手伝うから、日陰に──────あ、無理だ』

 

「なにやってんですか…ぁ…暑い……」

 

さっきの熱気を保ったまま、モコモコのルルの本に変化したせいで本当に意識が飛ぶ。

 

「…しねないの……に」

 

約束を破りたくない。そう思いながら、私の意識は消えていった。

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『アイツを止めれるのは俺しかいないんだ、力が出せなくても、ある程度はやるさ』

 

『管理人。魔弾を。……俺ごとでいい、やれ』

 

『ごめんね、ヴァンちゃん。私達の分も、生きて。』

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「……づっ…」

 

頭が凄く重い。……寝ている間に、体から水分が抜けたようで、喉が張り付く。

 

「……あれ、起きたかな?」

 

「げほっ……ぅ゛……ごほっ……」

 

身体を動かすのも怠い。……聞き覚えのない声に対する受け答えも、面倒な程。

 

「……おーい、大丈夫ー?……この感じ、お水かな……?……はい。ミネラルウォーター飲んで。」

 

「……どう、も」

 

動きたくはなかったけれど、コップを手渡されたので仕方なく起き上がり、水を飲む。

 

「……!…んくっ、んく……っ」

 

「ちょっ、一気に飲みすぎじゃない?お水、変なところに入っちゃわない?」

 

「……げほっ!?!?」

 

「ほら言わんこっちゃない……大丈夫?」

 

「げほっ、げほ……だ、大丈夫です。ありがとうございます」

 

……恵みの水だったとはいえ、ちょっと勢いよく飲みすぎた……。……でも、おかげで喉は潤すことが出来た。

 

「……それで、あなた達は何しに来たの?こんなところに何か用?」

 

「……あぁ。えっと……申請があったって聞いて…」

 

ピンクの髪の彼女がそう聞いてくるので、ある程度事情を話す。

 

「……ふぅん。はーあ、私もビックリしたよ…。ここでお昼寝してたら、急にアヤネちゃん達と知らない大人が入ってくるんだからさぁ……指揮の技術はあるみたいだけどさぁ……?」

 

私が寝ている間に、色々ゴタゴタがあったみたいで。護衛失格だな、とか思っていると、ふと。疑問が生まれた。

 

「……先生と会ったんですよね?なら、ある程度説明を受けてるんじゃ?」

 

私がそうやって聞くと、少し彼女の雰囲気が変わって。

 

「……大人は信用出来ない。いつ裏切ってもおかしくないから。……まあ、あなたが本当だって言うなら、そうなんだろうけど。」

 

「信用、ですか。……私、なんで信用されてるんですか?」

 

信用されるにしたって、まだ話して数分もしていないはずだけれど。そう思い聞いてみたのだが、

 

「私は認めないからっ!!!」

 

という大きな声とバタバタと走り去る音。

 

「……うへ、セリカちゃんがお怒りだ……。まあ、その理由はおいおい話すよ。私も、そろそろ皆の方に行こうかな。」

 

……いい感じに流されてしまった。……まあでも、信用してくれているに越したことはない。

 

「わかりました、私も行きます。体調が回復したこと、先生にも伝えなきゃなので。」

 

「うん、それじゃあ行こうか?」

 

ガラガラっ、と扉を開ける彼女に、私はついて行った。

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あの後、私の自己紹介だったり、私達を助けてくれた本人や、他のアビドスの生徒の自己、或いは他己紹介を受けた。

 

…まず、分かったのが幾つかある。

 

1つ目は、この人達が強いということ。

 

キヴォトスの人間が丈夫であるとはいえ、ここの5人のメンバーだけで都市疾病…いや、都市悪夢は対応できるのではないか。

 

そして特に、さっき水をくれた人──────小鳥遊ホシノさんが異常だ。

 

軽く見積っても一級フィクサー。下手をすると上澄みぐらいなんじゃないかと思う。

 

今の私だと…どうだろう。切り傷とか、ルルで大火傷させるぐらいがやっとだろう。

 

そして2つ目。そんな強い彼女達でも、金銭面にはどうにもならなかった、ということ。

 

彼女達…アビドス高等学校には9億の借金があるそうで、それを何とかするべく活動していたのだとか。

 

しかし、連邦生徒会長の失踪から連邦生徒会から援助を打ち切られ、カタカタヘルメット団という暴力団のような集団に攻撃を仕掛けられていて、存続も厳しくなっている…とのことらしい。

 

ちなみに、先程出ていった人……セリカさんは部外者にその話をするのを嫌がっていたらしく、あのような行動に出たんだとか。ちなみにノノミさんはそのセリカさんを探しているらしく、ここにはいなかった。

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その説明を聞き終わって、まず行った事は先生への平謝りだった。

 

「……ほんっとうにもうしわけないです…………」

 

「大丈夫、みんなが居たから。ヴァンちゃんこそ大丈夫?」

 

「私は起きた時にホシノさんが居て、いろいろしてもらったので大丈夫でした」

 

「そっか……ありがとう、ホシノちゃん」

 

「うへ、おじさんは特に何もしてないよ〜」

 

おじさん……?

 

 

「お、おじさん……?」

 

「ん、ホシノ先輩は自分のことをよくおじさんって呼ぶ。私より1個だけしか年変わらないのに。」

 

そ、そうなんですね。」

 

おじさんに少し心を乱されて危うく変な方向に脱線するところだった。

 

「それで、ですけど。先生はどうするんですか?」

 

支援を受けられる状態になった今、もうここに居座る必要は無い。……だが、このお人好しは多分……

 

「この子達を助けるよ。見捨てる訳には行かないでしょ?」

 

まあ、そうだろうと思った。……本当に類稀なお人好しだ。

 

「……という訳なので。私も先生の護衛として雇われてるので。しばらくお世話になります。」

 

「ん。よろしく、ヴァン。」

 

「うへ……さわがしくなりそうだなぁ〜……」

 

「ヴァンさん、よろしくお願いしますね!」

 

三者三様の返事を聞いて、先生と私は苦笑いを浮かべたのだった。

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『……お前だけが失ったと思うなよ、ヴァン。……確かに精神が摩耗する時はある。だから……。

 

それはそれ、これはこれ。…そう考えてないと、やってられないぞ。お前は俺は考え方が似ているから。』

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そして、翌日。

 

他の部屋は特に掃除していなかったらしく、ホシノさんが寝ていたお昼寝部屋に居させてもらうことになった私は、結果的にホシノさんと過ごすことが増えることになった。

 

「……それはそれ、これはこれ……。」

 

「うん?何が〜?」

 

そして、今日見ていた夢の内容が声に出ていたらしく。ホシノさんが聞き返してきた。

 

「いえ、なんでもないです。……先生はセリカさんの様子を見に行っているらしいです。」

 

起きたのは私の方が早かったはずなのだが……。いつの間にか消えていた。こういう所はローランさんと同じだな……。と思ったのは内緒である。

 

「ふーん、そうなんだ。……その言葉、先生は言わなそうだけど。」

 

「……えぇ。先生じゃなくて、上司の言葉なんです。それはそれで、これはこれだって考えろって、自暴自棄になってた私のことを叩きのめした後にそう言ったんです。」

 

……私とあの人が同じような境遇だったからか、それとも、あの計画を円滑に進行するためだったのか。……どちらにしても、その言葉に救われたのは確かだった。

 

「へぇ……。先生とはまた違うタイプなんだね?」

 

「あの人がおかしいんですよ。あんなお人好し、見たことないですから。」

 

そうやって話していると、その話の当人である先生がモモトーク……メッセージが来た。

 

『セリカちゃんを見失った!!!皆にセリカちゃんがどこにいるか心当たりあるか聞いて!!』

 

「……。セリカさんが何処にいるか教えて欲しいって、先生から来たんですけど。ってか、あの人何してるんですか?」

 

「え?セリカちゃん?……そうだなぁ……うん、心当たりはあるよ。みんなも連れていこうか。」

 

「は、はぁ……。」

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そうやってシロコさん達を呼び出して、ホシノさんが向かった先はというと。

 

「……柴関らーめん……?」

 

「そうそう、多分ここだと思うよ。お店の前で話すのも何だし、入ろっか。」

 

ガラガラっ、と扉を開く。…実は、私セリカさんと話したことないんですけど。と口を挟むも、「大丈夫ですよ〜♪」とノノミさんに背中を押される。

 

「いらっしゃいませー!順番にお伺いしますので少々お待ちくださァァァ──────ッ!??」

 

「セリカちゃんみーつけた!!」

 

「な、なななっ…なんでここがっ…!?」

 

赤面してふるふると震えるセリカさん。服も店の制服に着替えていて、とても似合っているのでは、と思った。…が。

 

「うへへ、やっぱりここにいると思った。」

 

「ホシノ先輩か…!!うぅっ…!!」

 

…なんか、やっぱり申し訳ない気分になってきた私を横目に、大将さんが私達を案内して、とセリカさんに言い。

 

それで広い席に案内されたわけだけれど。

 

「先生!私の隣、空いてます!」

 

「…ん、私の隣も空いてる。」

 

「えっ、えっと…!?…ヴァンちゃん、どっちに座る?」

 

「私に聞かないでくれませんか?…はぁ。ノノミさん、隣失礼します。」

 

選べないならそうと言え。そう思ったが先生という立場上無理なのだろう。

 

「わー♪どうぞどうぞ〜♪」

 

ノノミさんの隣にすとんっ、と座る。理由は特にない。

 

「じゃあ私はシロコちゃんの方で。」

 

「…ふむ。」

 

「狭すぎ!そんなにくっついてたら先生が窮屈でしょ!」

 

「いや、私は平気──────」

 

向かいではなんだか2人が漫才をしているが。…私には一つ懸念点があって。

 

(…らーめんってなんだろうか………。)

 

私はらーめんというものを知らないのだ。

 

らーめん、というのだから麺の類なのだろうが、そもそも私はL社の食事以外まともな食事を摂っていないわけで。

 

そのL社でも、栄養補給のための手段の為、あまり固形のものが出てこない。何日かに1回出る固形の食べ物の日も、別の職員の顔を見ると顔が死んでいたり、別のチームの後輩に至っては「ふぃくさーにもどらせて…もうやだ…しぬ…」とか言っているので、あまり良いものとは言えないようで。

 

(…食べ方とか、よくわかんないんですよね…どうするんだろう…)

 

『何アホみたいな事で悩んでんのよ』

 

(…びっくりした。…珍しいですね、人がいる時に話しかけてくるの)

 

『アンタがアホみたいなこと考えてるからでしょ。とりあえず他の人の食べ方みてから食べればいいでしょ。』

 

(…確かに。それでいいですね)

 

『…アホ?』

 

(アホでいいですから。ていうか、同じようなこと言い続けたらそっちの方が馬鹿に見えますよ)

 

『アンタちょっと表出ろおいコラ!!!!!』

 

「ちょっと、注文は?えーっと、名前なんだっけ。」

 

喚いているルルを放置し、セリカさんに注文内容を聞かれたので。

 

「ヴァンっていいます。注文ですよね?…とりあえず、先生のと同じので。お金は…」

 

前をちらりと見ると、先生がにこにこ笑いながら。

 

「大丈夫、私が出すよ。」

 

「じゃあ、それでお願いします。」

 

「はいはい、柴関ラーメンね。少々お待ちくださーい」

 

と、セリカさんが言ってカウンターの方に消えていく。

 

「えぇー!先生、奢ってくれるの〜〜〜?おじさん助かっちゃう〜♪」

 

 

 

 

 

 

「えっ」

 

「今日は先生の奢りだってさ、皆〜」

 

「ちょっ待っ、そこまでは聞いてなっっ」

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「お待たせしました!柴関ラーメンです!先生達はちょっと待ってて!」

 

「わー、来たね〜♪」

 

どんっ、と置かれる丼に、思わず声が漏れた。

 

「うへ、美味しそうだねぇ…」

 

「…すごい」

 

…肉と、麺と…色々なものが乗っている。食欲を増させるような匂いも相まって、唾液が口内に溜まっているのを感じる。

箸が少し苦手ではあるけれど、それ以外は懸念点もなく。

 

「ヴァンちゃん、先食べちゃってもいいよ?」

 

「…いいんですか?」

 

少し前に食べ方がわからないとか、そういうことを考えていた事も忘れて。

 

「いただきます…!!!」

 

箸で麺を掴んで、麺を口に含む。

 

「…!?!!」

 

「…啜っても大丈夫だよ?」

 

「…!!!!」

 

「…た、食べるスピードすごぉい…」

 

おいしい。

こんなの、たべたことない。

 

「…ん゛っ、げほっ…ずず、ずずず」

 

「ちょっと!むせてるのに啜らないの!」

 

セリカさんが止めに来るけど、まだ箸で持っている麺が残っているので。

 

「ん……ずず」

 

「申し訳なさそうにして食べない!!!」

 

「…ぷは…ご、ごめんなさい、あまりにも美味しかったもので…」

 

「…ん、んんっ。」

 

ようやく箸で掴んだ麺がなくなったのでセリカさんにそう言うと、セリカさんがなんとも言えない顔をする。

 

他の人達も、ラーメンを食べながらも、なんだか嬉しそうな感じで。

 

「…おいしい?」

 

「はい、とっても。」

 

「そう?なら替え玉準備してくるわね!勿論、先生のお金で!」

 

「なんでぇ!?」

 

「替え玉…?…お、お願いします?」

 

「お願いするのね…。流石、食べ盛り…」

 

替え玉、がよく分からないけど一応お願いしておいたら、その少し後で麺が来た。その麺は少し硬くてさっきとは違う感覚で美味しかった。

 

(嗚呼、これを──────)

 

あの人達とたべることができたのなら。と心の中で呟く。

 

『…ちょっと。私も食べたかったんだけど。』

 

(え、食べれるんですか?)

 

『アンタが気絶した時にアンタの体動かせそうだったからいけるかなって。』

 

(…なら、また来ましょう。何回でも来れますし。今度はマスさんたちも一緒に来ましょう?)

 

『…その時は、アンタの奢りね。』

 

(…わ、分かりました。)

 

あんなに美味しいものだから、相当高いんだろうなとか思って少し硬直する。

そしたら、ここでバイトしているセリカさんとは仲良くなっておくべきだなぁとか、そんな事を思って。

 

(…明日にでも、声掛けてみようかな)

 

なんなら、どうやって美味しいラーメンを作るのかとかも教えて貰おうかな…?とか思っていた。

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「セリカちゃんが家に帰ってない…!?…うん、詳しく聞かせて!」

 

「──────。」

 

そう思った矢先、セリカさんにこんなことが起きるなんて想定すらしていなかったけど。

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