正解です。何がかは、わからないですけど・・・
皆は高校を決める時に、どういった理由で学校を選ぶ。それとも選んだ?
たとえば、『友達と一緒に』とか、『自分のレベル的にちょうどいい』だったりと。
まぁ、いろいろな理由がある。
そして、その理由に少なからず挙げられるのは、『学校が家から近いから』ではないだろうか?
まあつまり、何が言いたいかというと。俺こと、『
「やっぱ、家から十分の所に学校があるのは便利だな」
「そうだね~。たしかに便利だね~」
「でも、世界には何十時間とかけて学校にいる子もいるから、感謝しないとね♪」
「・・・そうだね」
俺のつぶやきに、それぞれ答えたのは俺の姉三人。
上から、順に。
『
その喋り方から、みんなの癒し系になっている。みんなは、ユキちゃんと呼んでいる。俺は雪姉と呼ぶ。
『
そのボーイッシュな性格からクラスのムードメーカーだったりもする。みんなには、雫と呼び捨てで呼ばれている。俺は、雫姉ちゃんと呼んでいる。
『
いつも、冷静沈着でなんかしらの学校行事があるとまとめ役になっていたりする。みんなには、桜さんと呼ばれている。俺は、桜姉さんと呼んでいる。
そして、俺たちが家から近いという理由で通っている学校が・・・私立駒王学園だ。
ここは数年前まで、女子高―しかも、なにげに偏差値は高め―だった。
それが数年前から共学になり、今では少ないけれども男子も通っている。
ちなみに、男女比の目安は、三年が8:2。俺たちの学年二年は、7:3。
発言力も女子の方が上だし、生徒会も女子の方が圧倒的に多い。生徒会長はもちろん女子。
まぁ、それでも男子は厳しい試験を必死に合格している。
理由はそれぞれだが、たまに不純な理由でここを受けている奴もいる。
その代表格は・・・
「おっす!鴉。今、お姉さま方と一緒に登校か?チッ・・・リア充が」
「おはよう、イッセー。会ってそうそう、悪態をつくなよ」
「はっ。知るか。リア充が!あっ、お姉さま方おはようございます」
「おはよう~。イッセーくんは朝から元気だね~」
「おはよう、イッセー。あまり、鴉をいじめないでね♪」
「・・・おはよう」
この、『
こいつは、クラスの『松田』と『元浜』の三人トリオでエロバカ三人組なんて、呼ばれている。
そうこいつは、頭の中の割合が90%がエロ・・・つまりは、煩悩で埋もれているのだ
えっ。残りの10%はなにかって?俺もそれが気になって、このあいだ聞いてみたんだよ。
そしたら、
「えっ。そんなのきまってんじゃん!9%が彼女が欲しいで、残りの1%がお前みたいなリア充は爆発しろ!かな?」
って、言ってた。
だが、こいつ。なかなかすごい奴で、この学校の試験をかわいい女の子を見るためとか言って、その気持ちだけで試験に受かったのだ。
ちなみに、この高校の男子の合格率は―試験が難しいのもあり―25/100。つまり、1/4なのだ。
つまりこいつは、エロが絡むとすごい能力を発揮するのだ!
まぁ、いつでも煩悩解放状態だから女子にはかなり嫌われてっけどな。
まぁ、そんなこんなで雑談していたら教室に着いた。
「おぉ、イッセーと鴉。おはよう」
「やっと来たか。お前ら」
この二人が松田と元浜だ。
「なぁ、鴉。また、ナンパ手伝ってくれよ」
「はぁ?やだよ。お前たち、このあいだ手伝ったら俺に女子が来てめっちゃ悪口いってきたじゃねえかよ!それに、そのナンパがばれて雪姉たちにボッコボッコにされたんだよ・・・」
あれは、ほんとに死ぬかと思った。詳しくは・・・言いたくもない。あれ、トラウマ級だからな。
「ふっ。それはそれで、良かったじゃないか」
「よかねーよ」
「なんでだよ!あんなに可愛い、お姉さん方にお仕置きされんだぞ!最高じゃないか!!」
「そんなに叫ぶな。周りからの視線がイタイ」
「なぁ、イッセー。お前はナンパ行くよな?」
「わりいな、松田。俺も遠慮しとくわ」
「なんでだよ」
「俺・・・実は、彼女ができたんだ!」
そうイッセーが言った瞬間、教室の空気が凍りついた。まさしく、氷河期ってこんな寒さだったんじゃないかと思うくらいに。
俺は、あまり沈黙が苦しく感じる方ではないのに、この凍った時間がつらかった。
最初に動いたのは、元浜だった。
「イッセー。二次元の嫁は彼女に含まないぞ」
「ほんとにできたんだって!」
「いやいやいや。お前に彼女ねぇ」
「なんだよ、松田。その疑いの眼差しは!」
「イッセー」
「か、鴉!お前は信じてくれるよな!?」
俺は、そんな必死になってるイッセーに微笑み・・・
「イッセー。どっちがいいか、選べ」
「な、なんだよ。急に」
「いいから、選べ。脳内外科と精神外科のどっちがいい?あっ、安心しろよ?どちらを選んでも腕のいい医者を紹介するから」
「俺は別に、脳がおかしくなったわけでも精神がやられたわけでもない!」
「そうなのか?」
「つうか!なんでお前、腕のいい医者知ってるんだよ」
「それは・・・聞くな」
「おぉ。悪かった」
「ということは・・・まじなのか。イッセー」
「さっきからそう言ってんじゃねえか」
「イッセー。証拠として、その子と会わせろ!」
「そうだぞ、イッセー。会わせろ。スリーサイズ図りたいから」
「わかったよ。会わせてやるよ」
「まじで!?」
「今日会えんの!?」
「いや、今日とは言ってねえから」
「イッセー。俺にも少し見してくれよな?」
「あぁ。いいぜ」
そんなこと言い合っている間に・・・キンコーン、カンコーン。
チャイムが鳴った。
「あっ、そうだ出会った理由とか、教えろよな!」
「あぁ、いいぜ!休み時間にな」
そして、休み時間。も
「えっとそれじゃ、なに。まとめると、校門の前で待ち伏せされていきなり、告白されたと」
「俺も、びっくりしたよ。最初は、なんのドッキリだよ!って思ったよ。でも、ドッキリじゃなさそうだったから、そく受けたよ」
「もう、ほんと『それなんて、ギャルゲー』だよ」
「ほんとだよな」
そんな話をしていたら、残り時間が少なくなっていた。
「鴉。ごはん食べに行くよ♪」
「はいよ。今いくよ、雫姉ちゃん。じゃあ、そいうことで」
「お~い、イッセー。あんなお姉さま方と一緒に食事できる幸せにきずけない奴は、ほおっておいて飯食おうぜ」
「おう、いいぜ。飯食おう」
屋上にて。
「それにしても、イッセーに彼女かぁ」
「あら~?鴉はまだ疑ってるの~?」
「いや雪姉、そういうことじゃなくて」
「じゃあ、何が気にかかってるのさ?」
「雫姉ちゃんも気にならない」
「なにが?桜は、なんか気になることある」
「・・・私は、あるかな」
「やっぱり、桜姉さんも気になるの?あのイッセーに告る、物好きは誰なのか」
「まぁそれは~、気になるわねぇ~」
「鴉、その話は置いといて、ご飯食べよ♪」
「・・・食べよ」
「そうだな。食べるか」
そして、放課後・・・
俺、イッセー、松田、元浜の四人で帰っている。
姉たちは、今日料理担当の日だから先に帰っている。
「イッセーくん」
「ん?おい、イッセー。俺なんか、幻が見えるぞ。美少女がお前を呼んでいる、幻が・・・」
「ほんとだ、松田。俺も幻が見えるよ」
「あれ?夕麻ちゃん!?どうしたの!?」
「一緒に帰りたいから、来ちゃった☆」
「「おい。イッセー」」
「な、なんだよ二人とも」
「「この、超絶可愛い子は誰だ!?説明しろ!」」
「お前ら、落ち着け」
「「鴉、だってよ!!」」
「いいから。で、この人は誰なんだ。イッセー」
「えっと、俺の彼女の・・・」
「どうもはじめまして、イッセーくんの彼女の『
「な、なんだとおぉぉぉぉぉぉぉ!」
「イッセーにこんな、可愛い女の子が告白したなんて・・・」
「そ、そんな可愛いなんて・・・」
「よかったな、イッセー。こんな可愛い彼女ができて」
「おう!生きてて、良かったと思ったよ」
「それでえっと、イッセーくん。そちらの方たちは?」
「あぁ、紹介が遅れてごめんね夕麻ちゃん。えっと右から、松田、元浜、鴉だよ」
「ど、どうも松田です」
「こんにちわ。元浜です」
「はじめまして、鴉です」
「みなさん、改めてよろしくお願いします」
「「「よろしく」」」
プルルル
「おっと、失礼」
「あぁ、いいぞ」
ガチャ
「どうしたの?雫姉ちゃん」
『そろそろ、買い出しが終わるから帰ってきて♪」
「はいよ。じゃあね」
「どうした、鴉」
「わりぃ、そろそろ帰らなきゃ」
「わかった、じゃあな」
「元浜たちも、二人の邪魔だし帰ろうぜ」
「べ、別に。邪魔だなんて」
「まぁいいや。じゃあな」
「「「じゃあな」」」
「さよなら」
そうして、俺は帰路についた。
「にしても、あの子・・・いやでも、気配がなぁ。もしかしたらあいつ、殺されっかも」
そして、家に着いた。
「ただいまー」
「・・・鴉。お帰り」
「おう、ただいま。桜姉さん」
「あら~。鴉お帰り~」
「ただいま。雪姉」
「みんなー。ご飯できたよー」
「「「はーい」」」」
そして、ご飯も食べ終わり午後11時。
「そろそろ、寝るかな」
プルルルル。
「電話か」
ガチャ。
「はい、もしもし。何でも屋ですけど。あぁ、このあいだはどうも。報酬?ちゃんと受け取りましたよ。それで、今日は何の依頼で?」
どうやら、電話相手は前回と同じ人物のようだ。
「・・・わかりました。にっしても、部下の管理ぐらいしっかり、やってくれよ。いや、忙しいのはわかってるけど。まあ、いいや。報酬はまた貰いに行くから。その依頼引き受けました。じゃあ、失礼しまーす」
「姉ちゃんたち、仕事が入ったよ」
「なんですか~?」
「こんどの仕事は、なにかな♪」
「・・・めんどくさいのは、嫌」
「まあまあ、桜姉さん。そう言わないで、ね?」
「・・・わかった」
「今回は、この地区で堕天使の動きが少し、活発すぎるらしいから、その調査だな」
「あの、クソおやじは~。自分の部下の面倒も見れないんですかね~」
「・・・しょうがない」
「まぁ、たしかにしょうがないね♪」
「と言うわけで、さっそく今日から開始!」
「おぉー」
このとき、俺はまだ思っていなかった。俺の予想が当たって、親友のあいつがあんなことになるなんて・・・
今回は少し長めです。
あと、後半雑になったのは、作者がめんどくさくなった訳ではないです。
・・・たぶん。