辺境伯は狙われている 作:彼岸花
書きだめとして5話程度は連日更新の予定ですが遅筆につき以降は週更新とする予定です。
宜しければお付き合い頂ければ幸いです。
また、推敲不足による誤字脱字報告などは遠慮なくしていただけると有り難く。
グランマリス歴1408年。
豊かで肥沃な平地を保有するグランマリスに、西方より侵略者来たる。
彼女らは西方の一角を領地とし、拡大に必死な騎馬民族であった。
凡そ百年に渡り幾度となく攻勢を続け、大規模な侵攻はこれで八度目であった。
機動力に長けた軽装騎兵を活かし、前線を食い破る電撃戦。
それ以外の戦術は用いぬ、それ以外必要なかった。
優れた戦術とは『分かっていても対策出来ぬ』モノ。
国境のギリギリまで兵を潜ませ、一気に攻撃を開始する。
開戦から約10日、騎馬民族は国境の守人たる伯爵により領内に留められていた。
国境を破られ、一時は伯爵領を突破されかけたものの決死の防衛により辛うじて停滞。
現状では反抗不可と断じた伯爵は、偉大なる女王に救援を願う事となった。
一方で、騎馬民族は色めき立っていた。
特に若き総大将フンビシ・ハンは初戦にて伯爵軍を蹴散らし、領内に陣を張る事に成功。
小競り合いならいざ知らず、侵略を伴う大戦は初めてのこと。
その初陣にてここまでの快勝となれば、油断するのも無理はない。
勝利の後は宴と相場が決まっている、部下に馬乳酒を振る舞い本人もほろ酔い。
とにかく、浮かれていた。
「フンビシ、気が緩み過ぎじゃないか?」
「何を恐れているのだ姉妹。ここまで攻め込めた事が今まであったか?天は我らの味方よ。」
「そういう話をしているんじゃない、戦場で気を抜く事を咎めている。」
彼女の従姉妹であり、此度の侵攻にて参謀を務めるバートルはそれを諌める。
バートルは今回の将で唯一以前の侵攻に従事しており、そして敗れた。
率いた兵の9割を損耗する大敗の後、野心的であったバートルは東方への進軍を頑なに拒むようになる。
それでも、肥沃な東方への欲望は留まることを知らず。
戦場の栄誉に燃えるフンビシを大将として、最早何度目とも分からぬ遠征軍を送るのだった。
「優勢に見えたとしても、止められてしまったのは事実だ。それに向こうはこれから増え続けるぞ。」
「何、全て一息に貫き穿ってしまえば良いだけのことよ。」
「……甘いんだよ、本当に。」
フンビシは無能ではない、将来は万軍を牽引する大将軍となるも夢ではないだろう。
しかし……あまりに経験が足りぬ。
このような死地に連れてくるべきではなかった。
もっと安全に、堅実に経験を積ませ、長い目で育てるべきなのだ。
私のような死に損ないと違い、彼女は国の未来に必要なのだ。
「かつて初動で奇襲に成功した我らも同じことを思ったよ。この勢いなら次の秋までに首都へ届くと。でもそうはならなかった、ならなかったんだ。何故だか分かるか?」
「季節外れの大嵐に逢い、兵が浮き足立ったところに反抗を受けたのだったか。」
「……そうか、
「?含みのある言い方だな。」
バートルは諦めたような薄笑いを浮かべ、自嘲ぎみに呟く。
「風が吹いたのさ。風が吹いて、その後は……後は骸だけが残っていた。」
「まるで話が掴めんぞ。」
その脳裏には未だに惨劇がこびり付いている。
歴戦の熟練兵も、未来を見据える新兵も、全て纏めて塵芥のように吹き飛ばされた。
グランマリスを侵す者を皆殺しにする凶風は、今なお吹き続けている。
ギリィヤン!
陣幕の外、騎馬民族軍の陣幕の端から奇妙な音が響く。
その音を聞いたバートルは蒼白し、フンビシの胸ぐらを掴む。
「……クソ!あの時と同じか……!お前は逃げろ、死ぬには若い!」
「何がだ!?急過ぎて分からないぞ!?」
切羽詰まったバートルの様子に、さしものフンビシも酔いが覚める。
金属が破壊され、捻じ曲がる音に続き遠くから悲鳴が聞こえて漸く。
漸くフンビシにも敵の襲来であると理解出来たのだ。
「ここまで来て引いてたまるか……!私の剣を持って来い!」
「……最早逃げ切れん、仕方あるまい。」
フンビシは側仕えから片手剣を受け取ると二、三度素振りして戦いに備える。
バートルもまた、愛用の蛮刀を背負っていつ敵が襲ってきても打ち返す構えを取る。
そんな中、酒宴の端にいた巨女が立ち上がる。
身の丈は2mは超えているだろうか、巨大な身体に巨大な棍棒を担いだ女である。
「偉大なる将軍よ、大ハーンの子孫フンビシよ、私めに任せて頂けるか?」
「おおそうだ、お前なら良いだろう。この陣に切り込む不届き者を始末する事を命ず!」
「御意に。」
ニヤリと笑って陣幕から出ていく。
粗暴な見た目通り、女は戦好きの乱暴者であった。
故に従軍という道を選ぶのは当然の結果であり、いくつか武功を挙げて今の地位にまで上り詰めた。
フンビシの事は担ぎやすい神輿としてバカにしているが、嫌いでもない。
せいぜい自分の為に扱ってやろうと考えているのだ。
少しして、巨大なナニカがぶつかり合う轟音。
それがたった一度だけ響いて、それきり。
不気味な程の静寂が辺りを支配していた。
「終わったのか……?」
先程口では強く出たフンビシだが、内心は不安で仕方ないのだろう。
軍才はあっても武才はない。
個としての強さは精々が並程度でしかないのだ。
先程出ていったあの野蛮そうな女……ノガイとかいったか。
アレにすらフンビシは勝てないだろう。
そんな事を考えていた私に、何かが飛んでくる。
丸い球体のような、やや大きめの何かだった。
判別するには僅かな時が必要である。
それがノガイと呼ばれた女の首であると気付いた時には、陣幕ごと殆どの将兵が切り刻まれていた。
瞬き一つの間に、悉くを切り捨てた影が此方に迫る。
咄嗟に担ぐ蛮刀を諸手で支え、凶刃を受け止めて吹き飛ばされる。
明滅する意識の中聞こえた。
「大将首か?」
女子とは思えぬ野太く、低い声。
混乱と恐怖で泣きだしたフンビシの金切り声と相反して一層低く感じる。
先の巨女すら霞む全身鎧の異様な巨漢が、慈悲もなく従姉妹の首を刎ねた。
だから来たくなかったのだ。
こうなると頭のどこかで分かっていたから。
僅かな後、グランマリス軍の後方拠点。
負傷兵らを引き上げ、治療、撤退させるための陣。
グランマリスの要たる拠点に、死兵と化した騎馬兵らが突貫する。
戦線は遥か前方故、ここには精強とは言い難い食い詰め兵や新兵ばかり。
不意の強襲により、陣内は狂乱となった。
あわや凶刃が初陣の第三王女に振り下ろされんとしたその時、風が吹いた。
柔らかな嵐が頬を撫で、瞬く間に敵三人を両断する。
巨躯の騎士であった。
身の丈は2.5mを超えるだろうか。
見たことのない異形の剣を携えた騎士だった。
「お怪我は?殿下。」
「いえ、それよりも前線は……」
「敵将はこの通り、あとは放っていても瓦解する。第二王女殿下のお下知だ。」
「そう、ならそれで良いわ。」
声質が低い。
男か?
三十人に一人と言われる男子はいつだって戦いの引き金だ。
小さく、弱く、愛おしい。
それがこの国に於ける一般的な男の姿である。
希少で、弱い男。
それを戦わせるなど聞いたことがない。
「しかし、咄嗟に身を盾とし主君を守るとは。ハハ!騎士たるものかくあらねばな!」
剣を取り落とし、後ろ手に遊牧民二人の頭蓋を握り潰しながら騎士は笑う。
縦のみならず横にも大きい。
そして根本から先端まで余すことなく練り上げられている。
大きいという表現は訂正すべきだろう。
敢えて言うならばそう、『厚い』身体であった。
「さて、殿は私が務めよう。王女殿下は早急に引かれる様。」
「そうね……そうさせて貰うわ。」
そう言って王女は飛び上がり、騎士の兜を叩く。
「おわっ!?」
「……ああ、やっぱりね。この怪我、どうしたの?」
「何、先程膠着した前線を崩す為単騎で突貫し、敵将の首を落とした。
その時に頭をカチ割られてな。何、放っておけば治る。」
兜越しには分からなかった、濃密な血の香りが辺りに充満する。
医療に明るくは無いが、常人ならとうに命を落としてるであろう傷なのは間違いない。
湿った黒髪が血を含んで散らばり、その顔には乾いた血が張り付いて朱に染まる。
肌と血の違いすら分からぬ程に酷い傷の向こうに、翡翠のような眼が光っているのが見える。
男は短く刈り込んだ赤毛の第一王女殿や、美しい金髪を編み込んだ第三王女殿の姿とは似ても似つかぬ厳しい顔つきであったが、ただ一つ。深い翠の瞳だけが彼女たちと同じだった。
「……貴方は馬鹿ね、本当に。」
「何、全く頭が痛い。先程全く同じ事を姉御達にも言われたよ。」
傷に触れた殿下の指先が微かに光る。
『魔法』と呼ばれる力。
それは比喩やハッタリではなく、実際に存在するのだ。
ほんの僅か、その殆どが各地の王族諸侯に受け継がれ、血によってのみ遺伝する。
癒しの力はグランマリス王族にだけ与えられた異能。
特に彼女のそれは、歴代でも比類なきモノであった。
足の千切れた死兵を再び戦場へと送り出し、全身余すことなく焼かれた傷を瞬く間に癒す。
古今東西、あらゆる脅威に晒されてきたグランマリスを守ってきた奇跡の力。
「傷のこと、言ってないでしょ?」
「使える力には限りがある。私よりも優先すべき兵が幾らでもいる。」
「嘘ね、知ってたらまた二人は貴方を出陣させなくするから。」
見る間に傷は癒え、言葉からも少しばかり力が抜ける。
巌のように険しく、恐ろしげとさえ感じる顔が少年のように綻んだ。
なるほど、やはり美形とは言い難い。
一般にこの国で美しいとされる男子の理想像とは大きく異なる。
しかしそれを感じさせない程に精悍な男である。
「……貸し一つよ。全く、死にたがりは治せないか。」
「ハハ、それこそ信条、それが生き方。身焦がす狂奔と死に狂う!その力こそ誉れ!傷の治療感謝する、後は任されよ。」
拳を突き上げ、再び素顔を隠すように兜を被ると巨躯の騎士は陣幕の外へ出ていった。
全てを吹き飛ばす、嵐のような人物であった。
しかし不思議と不快さはまるでない。
災禍が過ぎ去った後には碧空が広がるように。
「…………あげないわよ?」
「へぁ!?」
じっとりとした目で殿下が私を見ている。
誤解だ。
私の賢いとは言えぬ頭脳はすぐさま言い訳を考えることにリソースを割かれ、
この新たな主に愛想を尽かされない方法を思案する事となった。
失敗した___
「なぁ、そろそろ止めても良いのではないか?」
「動くな。」
「……承知。」
家柄、正座には慣れている。
慣れているのだが……そろそろ一時間になる。
「そもそも、私の膝では寝心地が悪いでしょう。高枕と言えど高過ぎる。
それに第一王女たる者がこんな姿を晒すのを見られたらどうするのだ……」
「これはお前への罰だ、ならば構わないだろう?
それとここには我々しか居ないのだ、呼び方は分かるな?」
「……分かった、私が悪かった。そろそろ許してくれアンジェ。」
「…………駄目だ。」
グランマリス王城、第一王女の私室。
煌びやかな王城に似合わぬ大柄の騎士と美しい王女。
吟遊詩人が居たならばすぐさま千年歌われる詩を紡いだ情景で、男は足を痺れさせていた。
グランマリス王国辺境伯
足が痛い……ビリビリして感覚が無くなってきた。
助けを求めるように古馴染みの親衛隊長へ目配せする。
くそ、微笑んではぐらかされた。
「今回の戦功褒賞式まで後一時間だな。」
「待て、まさかそれまで続けろと言うのか!?」
「……?」
何を言っているんだコイツは。
「冗談だよな?」
「ハハハ……王女命令だ。」
「ダメか。」
「言っただろう、これはお前への罰だと。独断専行、負傷の隠蔽、私を心配させた罪、重罪だな。」
「私情が含まれてないか?」
「クラウから聞いた時は二人して背筋が凍ったぞ……だから、あまり心配させないでくれ。」
「……殿下はバラしたのか。」
ううむ、困った。
それを引き合いに出されると私はどうしようもない。
一度本気で死にかけてから過剰に心配されている。
過剰ではあるが……そんな顔をされると困るのだ。
「すまなかった。」
「アンジェ。」
「すまなかったアンジェ。もう居なくならない、約束する。」
「ならそのまま続けろ、それで許す。」
「……寛大な御処置、感謝致します。」
然し足が痺れてきたのだ。
そろそろ感覚が薄れて冷たくなる。
「待て、アンジェ。褒賞について母上から改めて話がある。
アマツカゼ卿を虐めて楽しんでる所悪いが一度中断したまえ。」
「虐めてはない。」
「そろそろ足の感覚も無くなってきた頃だろう。
卿もだ、如何に次代の女王とはいえあまり甘やかすな。」
「助かった……」
「後で私にもして貰うからなな。」
「助かってない……!」
「第二王女としての命令だ。」
頭を抱えて寝台に突っ伏す男騎士を放置し、二人の王女は部屋を去る。
「ご愁傷さま。」
親衛隊長からの全く気の毒に思ってないであろう言葉が突き刺さった。
「今回のアマツカゼ卿への褒賞についてだが……」
「私。」
「お前は一度黙れ。」
「何故です!?」
「褒美にならないだろうが……少なくと彼はそれを望まないだろう。」
「私は望んでいますが!?!?!?」
「黙ってろ!」
偉大なるグランマリス女王は頭を抱えた。
これが自らの娘であり、次代の女王である事を嘆いた。
「取り敢えず姉上は捨て置いて、私の方からご報告させて頂きます。」
「……ああ、頼む。」
「此度の派兵、此方の損害は兵が200と少し。幸い将官には被害はなく。
特に被害が大きかったのは騎馬民族との境界を監視する伯爵の軍でした。
しかし伯爵は次回の侵攻までに必ず立て直すと意気込んでいます。」
「士気は十分か。彼女には難しい役割を押し付けてしまったな。
金に、人手。必要なら幾らでも送ると文を出しておこう。」
賢王は即座に今回の被害の見積もりを計算する。
伯爵領までの距離はそう遠くない、つまり抜かれたら首都が危うい。
また、彼女は若かりし頃から戦場を共にした戦友だ。出来る限りの事はしたかった。
「反対に騎馬民族側の被害は甚大、少なくとも兵900と大将の一人を討ち取りました。
その半分と将をたった一人で討ちとったのが、アマツカゼ卿です。」
「聞いている。『嵐の如し武勇。』とな。」
「実際、我が国の武力は彼一人に傾向していると言わざるを得ないのが実情です。」
「うむ……アンジェ、真剣に答えよ。もし卿に叛意あれば」
「不可能です。彼が領地も家も捨てて死兵となれば国一つ落とせましょう。
……ですが、そうですね。もし仮に私が三人居れば必ず刺し違える覚悟ですが。」
卿に野心無きを君主として喜ぶべきか、それとも叔母として嘆くべきか。
アマツカゼ卿。
我が愛弟と腹心の忘れ形見。
男だてらに異様な体格と力に恵まれ、存在そのものが武とさえ呼ばれる武将。
超常の暴力を保有しながら、野心の一つすらなく国に使える忠臣。
その気になればその力だけで天下に手が届くだろうに。
「母上、仮とはいえ有り得ぬ話をするのは良くないでしょう。」
「ああ、そうだな。」
「褒賞ですが……正直思いつかぬというのが実情です。
辺境領の広さは十分、金銭も不要では無いでしょうが……」
この国で唯一海に面している辺境領は漁業と海運の要。
それだけに十分な利益を得ているだろう。
ならば、彼の望みは……
「変わらず。従軍で疲弊した領民にある程度の金銭と労いを。
後は将来妹が領地を継いだ時に良くしてくれればそれで良いと。」
「……無欲は美徳と言えど、卿は度を過ぎている。そういう訳にもいかないのだ。」
「全くです、そこで母上に私から提案がございます。
検討に検討を重ね、このリズベットの頭脳に妙案が浮かびました。」
「聞こう。」
少し嫌な予感がするが、一応聞いてみる。
次女は長女よりはマトモだ、理性的な回答も期待出来る。
騎士然とした態度で跪き、面を上げて告げる。
「私など、如何でしょうか。」
「おい抜け駆けするな殺すぞ!!!」
駄目だった。
偉大なるグランマリス女王は再び頭を抱えた。
これが自らの娘であり、次代の将軍である事を嘆いた。
「うるさい!姉上はもう嫁ぎ遅れだろう!私なら同い歳だ!」
「言ったなテメェ!!!言っちゃならない事を言ったな!?
そもそも歳は一つしか違わないんだから誤差の範囲だろうが!」
「一つ差は大きいだろ!少なくとも私のは姉上と違って蜘蛛の巣は張ってない!」
「かような貧相な身体で彼のモノを受け止めるつもりとは……我が妹ながら浅はかよ!
卿のはそりゃもう凄いぞ!我々の腕くらいは平気であるぞ!!!」
「そんなことはとうに知ってるわ!!!」
酷い会話である。
胃が痛くなってきた。
何より気の毒なのはアマツカゼ卿だ、本人の居ないところで散々な言われ様である。
女王の判断は早い。
目配せ一つで即座に歴戦の親衛隊を招集し、二人を袋叩きにさせる。
意識を失うまでメイスで滅多打ちだ、容赦なく。
このくらいでは死なないという確信がある故に。
気絶した二人を引き摺っていかせ、一人熟考する。
次期女王たる勇猛な第一王女、軍を統括する聡明なる第二王女。
そして、この場に居ないが飛び抜けた癒しの力を持つ第三王女。
皆一様に同じ男に惚れている。
夢か何かであって欲しかった。
男の取り合いで国が割れるなど、冗談でも笑えない。
……褒賞として娘と婚姻させるのでも、良い気がしてきた。
彼は辺境伯の地位も妹が成人したら譲り渡すつもりと聞く。
となればただの一介の騎士、そう解釈することも出来ない事も無いかもしれない。
いっその事三人全員で良いのではないか。
そんな投げやりな思考を頭から排除しながら、女王は彼への褒美を考えるのだった。
偉大なる女王陛下は投げやり。
分かりにくくなってしまいましたが女王陛下から見た辺境伯くんは甥。
なので王女たちから見た辺境伯くんは従兄弟に当たります。