「どわ!!」
叫んで倒れるエグゼドライブ。その隙にポップルも逃げ出す。
「いってて……あっ、ヒューマノイドじゃねーか!」
「大丈夫か? ポップル!」
さっと彼女を庇うゲットを見て、エグゼドライブは「へーえ」と立ち上がりながらもニヤニヤ。
「お前のガールフレンド? ヒューマノイドってマセてんな! だから脆弱なんだぜ!」
「んだと!? トカゲに言われたくねーよ!」
他三人のヒューマノイドたちも、マナを積んだアーマロイドと共に合流する。「聞こえていたぞ」と、ホーバス。
「オレたちのマナを奪おうとは、いい度胸だ」
「ふん、何を我が物顔を」ドラグストライクも前に進み出てきて言った。
「ここはドラゴノイドの聖地! ここに眠るマナなら、我々に権利があるのは当然だ! 泥棒は貴様らの方だろうが!」
「オレ達が、泥棒……だと?」
まずい、空気がピリピリ張りつめている。ポップルは感じた。「あ、あのー……」と、彼女は口を挟もうとする。
「マナならまだたくさん出ますから、あたし、ドラゴノイドの皆さんにも出しますよ……」
だが、そんな言葉、両者共にもう聞こえない。
「ふん、こんなこともあろうかと、一人戦闘用を連れてきてよかったな!!」
ホーバスはピッ、と隣にいたアーマロイド……《走神兵ウルヘリオン》のスイッチを押した。
たちまちウルヘリオンは、輸送モードから戦闘モードに早変わり。かちゃん、と顔面に一つついていた瞼が開き、赤いモノアイが姿を現した。
「おっはよー! ホーバス! ウルヘリオンを呼んだかい!」
「ああ呼んだとも! ウルヘリオン、ドラゴノイドとの戦いだ!」
「りょーかーーーい!!」
そう言うや否や、ウルヘリオンは両手に抱えさせられていた籠を放り投げ、ギィィ、と音を立てて両のアームを持ち上げ……ドスンと振り下ろす。その衝撃で、岩肌が簡単に抉れるほどだ。
「ウルヘリオン、出動ー!!」
そして彼が背中に背負っていたランチャーも、一斉にガチャン、と展開される。そして……砲撃を行うウルヘリオン。
「きゃあ!」
「あぶないから君はどっか行ってろ!!」
ホーバスは叫び、ポップルをぶんと後ろの方向に突き飛ばす。次の瞬間……。
「ヒューーー!! いい砲撃してんなぁ!! でもっ!! でもでもでもでも!! 俺の攻撃の方がもっとアツいぜロボットくぅん! 喰らってみるかぁ!? イィーーハァァーーーッ!!!」
土煙の中からブレイズ・クローがアイアンクローを装着した状態で勢いよく飛びかかってくる。
「一番槍、俺がイタダキ!!」
そしてなんと……飛んできたミサイルを、アイアンクローではじき返した。しかし……。
「そうはさせないよっ!」
ミサイルボーイが砲撃を放ち、ミサイルはあえなく空中で相殺。
「ウルヘリオン、油断しちゃったね! でも今度はそうはいかないから!」
二足歩行で立ち上がり、猛然とウルヘリオンは突撃。ゲットもローラースケートを起動し、銃を構えて突撃しようとしていくが……。
「おっそいんだよ、お前!」
不意にひゅん、と土煙の中、走ってきたエグゼドライブにボディーブローをかまされた。かはっ、と彼はえずく。
「まあ無理もねーけどな! 俺はドラゴノイド最速、音すらぶっち切り!」
「ざ……、ざっけん、なっ!」
ゲットは間合いを詰めてきた彼に至近距離で発砲しようとしたが……次の瞬間撃ったのは岩肌。エグゼドライブは超速で、間合いを取って遠ざかっていった。……と思った次の瞬間には。
「ほらな! 銃弾のスピードにも勝つのよ、俺は!」
二発目のエグゼドライブの攻撃が決まっている。
「おーい! 空から撃っちゃいな!」
エグゼドライブが空を見ながら合図すれば……彼のワイバーン、エグゼズ・ワイバーンは主人の呼び声に合わせて、空から砲撃。ウルヘリオンは慌てて、砲撃からホーバスたちを守ろうとする。
「待ったー! 撃つならウルヘリオンを撃ちなさーい!」
「よそ見してていいのかよぉ!? ロボット君よぉ!!」
あいも変わらずガンガン猛攻を仕掛けるブレイズ・クローをウルヘリオンはアームを一気に振り落とし、必死で振り切る。その甲斐あって、ブレイズ・クローは地面に弾き飛ばされた。ドン、と破裂音。ウルヘリオンとエグゼズ・ワイバーンの砲撃が真っ向から衝突した音だ。
「ってて……だーーもう!! エグゼズ・ワイバーンばっかずりーじゃねえかっ! 俺も戦う! 戦うんだってーのっ!」
「ゴチャゴチャ煩い!」と、その隙にホーバスは彼の脳天に銃を突きつける。
「何か言い残すことを……聞いていたらきりがなさそうだな!」
「言い残すこと? そんなん、『もっと戦いたい』以外有るわけねーじゃん! アホだなぁ! やっぱヒューマノイドって、アホだなぁ!!」
だがその砲撃を、ブレイズ・クローはひょいとホーバスの身長ほど一瞬で飛び上がり、避けた。そして彼の脳天に着地し……思いきり、アイアンクローの攻撃を浴びせる。
「貴様ほど頭イかれた奴に、言われたくないわっ!」
ホーバスは自分の体を思い切りゆすって、またぞろ彼を振り落とした。
ダダダ、と、また別の砲撃の音。
「遅い、とろい、鈍すぎる! 人面爆弾撃っちゃうぜ!」
ボンバットだ。彼の両足はジャンプをするのに適している。エグゼズ・ワイバーンと同じほどの高さまで飛び上がり、ランチャーから人面爆弾こと、小型爆弾を連射する。
地面に命中し、地表がさらに抉れる。だがその轟音の中、真直ぐに飛んでくる回転刃付きヨーヨーが彼の足を鋭くえぐり、さらにからめ捕る。ボンバットを捕まえたジョーは、一気に彼を地表に引き寄せた。
「痛った!」
「てめえらは生身だからな、こんな攻撃が良く効くぜ!」
ずざざ、と地表に引っ張られたボンバット……だが、その鎖がガチャン、と言う音と共に勢いよく断ち切られる。足を負傷したボンバットは後ろ側に庇われた。
「ドラグストライクのアニキ!」
「下がれ、ボンバット! あとは俺たちに任せろ! ……ボルザード様の授けしマナは、俺たちの物だ、ヒューマノイドなぞに渡さん!」
「ああん!? オレ達の味方が出してくれたマナだぞ! オレ達の物じゃなかったら何なんだよ!」
……もはやてんやわんやである。
ポップルは一歩下がった所から「あ、あの……そんな喧嘩しなくても、マナなら、まだ、たくさん……」と言うことしかできなかった。間に入っていって戦いを止めろと言うのも、土台無理な話だった。
ヒューマノイドもドラゴノイドも完全に頭に血が上りきっていて、もう止まりっこない。
「お願い、聞いてよぉ……マナはまだあるんだからぁ……」
ましてや喧嘩とはいえ実弾やミサイル、爆弾がバンバン飛び交う中、彼女の蚊の泣きそうな声なんて聞こえるわけがない。
ポップルはどうしていいか分からず、泣きそうになっていた。と。そんな時だった。
「よお、何事だ? 嬢ちゃん」
妙に低い声が、ポップルの下の方から聞こえた。
振り向いてみれば、そこにはマントを着た毛玉のような種族。マシン・イーター……放浪の勇者ジージョだ。
「だれ?」と言う彼女の問いに「あん、ヒューマノイドなのに、マシン・イーターを知らねえのか?」と返すジージョ。
「ま、いいか。景気よくおっぱじめてんのに何泣きそうになってんだよ、喧嘩に入んねえのか」
「だってぇ……喧嘩してほしくないのに、皆聞いてくれないんです……」
少なくとも話せそうな相手だとは認識し、ポップルは諸々の事情を話した。この山には十分、両者ともにたっぷり持って帰れるマナがまだあるし自分はそれを出せるのに、マナの奪い合いなんてしてほしくない、それなのに話す暇もないまま喧嘩が始まってしまった、と。
「なるほど、なるほど」ジージョはうなずく。
「なら、おれが何とかしてやるぜ」
「ほんとですか!」
「出動だ、《トンカチ》」
と、彼が手元のスイッチを押す。すると……ウイン、と音を立てて、彼の後ろにいつの間にか来ていた大きな機械が動き出す。小柄な彼の何倍もあるそれは……がしゃんと変形し、彼が呼んだ通り巨大な赤いトンカチになった。
《ゼノパーツ》の一体、《ジージョのトンカチ》。ゼノパーツとは、アーマロイドとはまた一味違う、火文明に住む生きた機械種族。マシン・イーターをアシストする意志持つ工具だ。
「ゴ主人、準備完了シマシタ」
「突撃」
低く短くジージョが告げると「了解」と言ってジージョのトンカチはドシン、と足を踏み鳴らす。するとその足の裏には球体タイヤが出現し……トンカチの頭を前に突き出しながら、物凄いスピードで喧嘩の真っただ中に突っ走っていく。
「え……?」
「うわ」
「アヒ!?」
そしてヒューマノイド四人にドラゴノイド四人、それにウルヘリオンとエグゼズ・ワイバーンまでもまとめて巻き込み、岩肌にたたきつけた。
シュウウ、とあがる土煙の音も薄れ、静寂の戻っていくボルザード連山。茫然とするポップルに「ま、こんなもんよ」とジージョは返した。
「ってーな! なにすんだ!」と、ゲット。
「お前……放浪の勇者ジージョ!」と、ドラグストライク。
ジージョは落ち着き払った態度で「お前ら、落ちつけ。このお嬢ちゃんが話したいことあるってよ」と、ポップルの方を指さした。
「ほら、早く」
「は……はい、ありがとうございます、ジージョさん! あ、あの……」
こほんと咳払いし、ポップルは一所懸命言葉を整理してその場の面々に言う。
「け、喧嘩なんかしないでください! マナはどちらのものでもないです、皆のものなんです! あたしたちは……自然文明のマナの魔術師は……誰かが独り占めするためにマナを出すことは、できないんです!」
「え?」と首を傾げるエグゼドライブ。「は? ヒューマノイドじゃないの? 自然文明って……?」
「マナの魔術師が一番に教えられるのが……それなんです! マナは大地からの贈り物です、誰のものでもなくて、誰のものでもあるんです! この星では、どんな所に住む誰でも、マナがほしいですから……だからこそ、あたしたちは誰かの欲張りの味方をしちゃダメだって、何よりも早く教えられます! マナを独り占めして、嫌いな人には渡さない、そんな人のためだけにマナを出す魔術師にはなるなって! だから……マナを取り合って喧嘩して、どっちかだけが独り占めするのは、見過ごしたら駄目なんです! ドラゴノイドの人たちがほしいなら、あたしはマナを出します! この山にはまだまだ、皆さんじゃ持ち帰れないくらい、いいマナが沢山唸ってるんですよ……! あたし、しっかりどっちにもマナを出します! 喧嘩なんかしなくても、マナは皆で分け合うものです!」
「だ、そうだ」
彼女の言葉が終わったのを聞き届けて、ジージョはダメ押しに言った。
「まあ、おれ達は火文明、おれ達にもおれ達の流儀はあるし、ちっとそぐわない思想のようにも聞こえる……だが、自然文明の技術でマナを貰う以上は、自然文明の流儀の方に従う。それが通すべき筋ってもんなんじゃねえのか?」
「……まあ、確かにな」と、ホーバスが言う。
「お客さんとはいえ、助けてもらったのはオレ達の方だ。引くべきは、オレ達か」
「いや……ちょっと待て。俺たちの方は話についてけんぞ」と、ドラグストライクが口をはさむ。
「自然文明……? それにマナを出すだと……? 少々、初めて聞くことが多すぎて……」
「ちょっと、見ててください」
話すよりも、見せたほうが早い。ポップルは彼らの前で、フェアリー・ライフを詠唱する。するとほどなくして……またしても湧き上がる、大量の、真紅のマナ。
「えー! すっげー!!」素直に叫んだのは、エグゼドライブだった。
「じ……地面を掘らないのにマナが!」と、ボンバット。
「スッゲェェーーーなこりゃたしかに!! ヒョー、キレーーーなマナがこんなにたくさん!!!」と、踊り狂うブレイズ・クロー。
「これは、ドラゴノイドの皆さんのぶんですよ!! 沢山持って帰ってあげて下さいね!!」
「む……よいのか」ドラグストライクはまだ混乱が冷めやらないようだったが、ひとまず冷静に言った。
「ヒューマノイドの味方なのだろう?」
「いいえ、ヒューマノイドの皆さんの事は大好きです。でもマナの魔術師としては、ドラゴノイドの皆さんにも良いマナを出すのが仕事ですから!」
「……そうか」
ドラグストライクも、ドラゴノイドの若き実力者としてプライドは高い。ヒューマノイドに与する、しかも少女に施しなど受けるのはプライドが許さない、と言う気持ちもある。しかし、ジージョの言葉ももっともだ、とも思った。自分たちが戦士の道に誇りを持っているのと同様に、彼女たちもマナの魔術師、とやらとして守るべき道を持っていればこそ、こう言っているのだとも分かる。
「……かたじけない。ありがたく、好意にあずかろう」
少なくとも今この場合は無駄な意地を張るよりも、むしろ彼女の好意を素直に受けとり、自然文明流の信念に敬意を払う事こそ、ドラゴンの末裔に相応しい誇りの道と言えよう。そうドラグストライクは判断し、ぺこりと頭を下げた。
「一件落着だな」と、笑うジージョ。
「はい……本当に、ありがとうございます。ジージョさん! トンカチさんも!」
「礼はいらねえぜ。困ってるかわい子ちゃんを助けんのは、おれの趣味だ」
「あれ? そう言えばジージョ、なんでここに……」
と言うゲットの一言に、ジージョは「ああ、待たせたな。前の仕事が長引いちまってよ、お前らんとこに来る途中だったんだ。ついでだ、一緒に紅戦線に連れてってくれよ。他の奴らも来てるからよ」と、後ろを指さした。そして、後ろからは。
「やっほー! いい戦いだったね!」
「いやあ、マジでいいマナだな! オレたちも使いてーな!」と、ピーポとピーカプが出てきた。そしてぴょこんと飛んでくるピコラも。
「ゲットー! 待たせちゃってごめんね! あっ、ポップルちゃん! すっかり元気になったんだね! 良かった!!」
あの後、ピコラはマシン・イーターの仲間を呼びに紅戦線基地を一旦離れていたのだ。
クルトが機械の体で、現在は損傷していると言うことを知って、なんとか治せないかと思った手前、火文明の技術者を呼ぼうと言う運びとなったのだ。
そして、夕方。
アーマロイドに、アーマード・ワイバーンに大量にマナを積み込み、ヒューマノイドは西へ、ドラゴノイドは東へ、それぞれ自分たちの基地まで帰っていく。見晴らしのいい火文明の大地に沈む夕日をいくつもいくつも載せたように、赤いマナが光っていた。
「基地の奴ら、びっくりするぜ!」ゲットは嬉しそうにポップルに話しかける。
「うんっ! 楽しみだね」ポップルは答える。「ゲットが連れてきてくれたからだよ、ありがと!」
「んなことねーよ! ポップルがすごいからだぜ!」ゲットは言った。「それにさ、できるわけないって最初っから決めつけられんの、嫌じゃんか!」
「……確かに、それってすごく分かる!」ポップルは深くうなずく。
「あたしのお姉ちゃんもね、女の子にはこんなことできない、あんなことできないって……」
ボルザード連山は、戦いさえなければ静かな山なのだ。子供二人の会話に、マシン・イーターたちとヒューマノイドの会話。それを響かせて、夜の帳は下りていく。
●
「……なるほど」
そして、日がとっぷり暮れた頃。ボルシャック渓谷にて、ユーカーンはドラグストライクからの報告を聞いた。ワイバーンを操る彼らの移動技術なら、数時間で基地につく。
マナの採掘に出したとはいえ、量、質ともに想像をはるか上回るものをたっぷり抱えて帰ってきた彼らに、ボルシャック渓谷基地は大盛り上がりだ。早速、朝まで待っているのも惜しいと松明片手に畑に撒きに行った者もいる。食料不足の折、大分足しになることは確かだ。
しかし、それほどのものをどうして持って帰れたのか。そのことを説明させて、それらをすっかり聞き終えたところだ。
「……ドラグストライクよ、お前の判断は正しい。意固地にならねばこそ、輝く誇りもある。精進したな」
「ありがとうございます、ユーカーンさん」
「今日はもう、帰って寝ろ。ご苦労だった」
ドラグストライクの足音が遠ざかっていく。ユーカーンは窓を開けた。まだ皆、大量のマナを囲んでお祭り騒ぎ。しばらく寝る様子もない。
それを、一番の高みに造られた自分の部屋から眺め、ドラグストライクの報告を思い返しながら……ユーカーンは思う。
「マナは大地からの贈り物」「マナは誰のものでもなく、誰のものでもある」「誰かがマナを独占する味方はできない」……マナを齎してくれた自然文明から来た少女とやらは、そう言ったらしい。
間違っていると言うほど間違っている思想でもない。ただ……それは。
「(持つ者の思想、だ)」
間違いはない。ただ……誰もがマナに潤うことのできる土地でこそ、芽生える思想と言えるだろう。
今日は、たまたま運が良かっただけだ。たまたま良質なマナを大量に内蔵する場所に、マナの魔術師とやらが居合わせた。そしてドラグストライクたちも。
だがやはり全体的に見れば、火文明は痩せた土地なのだ。マナを掘り出す技術にも遅れている。
誰も飢えない豊かな土地なら、分け合おうとやっていける。だが資源も、食料も足りない土地でそれをやろうものなら、待っているのは全員の死だ。
だから、自分たちは奪い合う。だから、自分たちは戦う。分け合うだけの余裕など、ないから。大爆発以降、さらにマナは汚染され、土地は痩せ果てた。なおさらだ。
……自然とは本当に、そこまでに豊かな土地なのか。
自分はドラゴノイドの王。ドラゴノイドたちを幸福にし、一人でも飢えに苦しむドラゴノイドたちを減らすことこそ、自分の役目。
もしも、自然がそこまで……奪い合わずとも、分け合うだけで生きていけるほどの、豊かな土地だと言うのなら……そうだ、先日やってきたあの男が言った通りの土地だと言うのなら……。
「(考えてみる必要が……あるやもしれん)」
闇侯爵ハウクス。あの男の申し出を……。