Saga of Creatures   作:hinoki08

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陰陽双滅戦争 16

 

「……揃ったか」

 水の中、電磁の都は沸き返る。

 まるで映画のクライマックスでも見ているかのようだ。これが有象無象の民であれば彼らの呑気な馬鹿さを嗤えるところだが、あいにくと悪魔神バロムに聖霊王アルカディアス、その両者の登場と言う世界を揺るがす恐怖に興奮するのは、惑星一の頭脳を持つ、頭脳が無ければ何もできなかった、頭脳が頼りだけの種族、サイバーロード達。

 彼らはなぜ、騒ぐ? 

 

「あとは……」

 

 闇火連合は狼狽えない。それはなぜ? 心寄せる悪魔神の神成が果たせたからだ。

 光自然連合は狼狽えない。それはなぜ? 心寄せる聖霊王が復活を果たしたからだ。

 心寄せる存在が居ればこそ、この状況でも平常心でいられる。

 

「無事、私の欲しいものが手に入ってくれるか」

 

 サイバーロード達も心を寄せ、信頼しているのだ。

 この戦火の中でも中立状態を維持できる、そのはずの、自分たちの知恵を。

 その誰もの体現者こそ、水の皇帝エンペラー・アクア。彼は楽しそうに地上を眺めていた。千年前と同じ。どうせ自分は生き残る。その圧倒的な確信と共に。

 

「陰(かげ)よ、陽(ひなた)よ、双滅したまえ。水の国にはどちらもないのだから」

 

 ●

「……その方、何者か?」

 現れ出でたる金無垢に光り輝く無礼者に、そっと眉をひそめてバロムは言った。

「……そうか、私のことも覚えてはいないか。いや……覚える、忘れるではない。最早『別の存在』なのだな。お前は」

「……どうやら何か訳ありの様子。そして……」

 聖霊王アルカディアス。千年前に自分たち、そして何よりも、愛するブラックモナークにとどめを刺したその存在の顕現を前に殺意をみなぎらせる闇騎士団の面々に比べて、悪魔神バロムは悠然としたものだった。

「その方、相当の、光の中の光と見える。我は喜び祝福しよう。貴様の存在を」

 彼はくっくっ、と、タンポポ色に輝く聖霊王を見て笑った。その笑みはまさに、神の微笑。

「バロム様、こやつは……」

「いや、最早皆までは言わんでよい、ザガーン」バロムは言った。

「これより消えゆく者の氏素性など詳しく聞けど頭と時間の無駄よ。どうやら奴は我らに何やら因縁があり、そして奴はこの我に対抗し得るのほどの光の中の光、それは分かれた。それさえ理解できれば十分と言うもの」

 バロムはその獣頭に開いた双眸を見開く。その輝きたるや、輝きでありながらまさに闇。世界が闇に定義された中産まれる輝きとは例えばこういうものだと遍く世界に瞼を開くだけで知らしめんばかりの。

「神を信ずる民の格とは、その神の格とも直結する、そうは思わぬか? 丁度よかった、貴様が現れて。たかだか小さき命の数万を殺した程度で威張り腐る小悪党風情を神と担ぎ上げる愚か者共に、我が愛せし闇の民共を貶めずに済んだというもの。無礼の程を許し褒めて遣わす、光の中の光よ」

「神……そうか。お前は……自分が神になったつもりでいるのだな」

「つもりではない。我は事実として神である」

「そうか、然らば」

 その場に、光の剣が展開された。

 

「これより、光の秩序の名の元に、森の命の名の元に、神殺しの戦いを始めようではないか。天よ、森よ、私に力を貸してくれ!」

 

 その彼の言葉が響き渡ると同時に。

「ゆきなさい、ファル・イーガ・カーテン!」

 カティノの命令と共に、現れた。絶対不落の防御網ファル・イーガ・カーテンが、最強の聖霊王を護る防御布陣として立ちはだかる。

「中央深部は汚させぬ! お前たちの行進はこれにて仕舞だ!」アルカディアスは輝く大軍勢を率い、光の剣を投げた。究極の決戦の合図となる一閃。

 

 ……そして。それは。

 数多の死霊を、その圧倒的な浄化力で消し去り。

「……」

 すっ、と差し伸べられたバロムの手にぽっかり空虚に空いた孔、それに引きずり込まれるようにして消えた。

「……なるほど」

 千年前の法輪の騎士は自分の剣の前に一撃で貫かれた……その事実と現状を見比べ改めてアルカディアスが目の前に現れたバロムは自分が知る存在とは明確に格上になっていることを認識し。

 バロムは、バロムで。

「光の中の光、と言う言葉すらも使うのが惜しいな」

 その力の程を認識し、体中に闇の瘴気をみなぎらせた。

「よいよい、実によい。この悪魔神の神話の第一幕を飾るには不足のなき千両役者よ」

 そして、放たれる。悪魔の闇の瘴気の弾丸が。

「悪魔神を援護せよ!」と、闇軍からも声が上がり、最強格のダークロードとして戦場に君臨するグレゴリアは唱える。闇の、確殺の呪文。

「デーモン・ハンド……」

 だが。

 ふと、その闇が、闇の呪文が、薄れ消えた。

「……! なんと……」

 ……しかも、バロムは同時に観測した。闇軍だけではない。自分に協力する火文明軍が放った強化攻撃もアルカディアスの光の前に無と化し、彼らは攻撃が空振りし狼狽えている。

 それはまるで、聖霊王の圧倒的な浄化の力を前に、凶暴な邪念の力などは存在を恥じてしまうかのように。

 ……もっとも。

「ゆきますよ、アルカディアス」

 たった一つを除いては、だが。

 

「ホーリー・スパーク!!」

 

 ファル・イーガが放ったホーリー・スパークの嵐が、闇火同盟の隙をついて彼らに直撃した。ザガーンがすんでのところで身を挺し、バロムを直撃から庇う。だが、バロムもバロムでその光をわずかながら喰らい、体の動きが鈍った。

 アルカディアスの世界……全てを照らす光の世界に、光のテクノロジー呪文だけは生き残れない謂れはない。アルカディアスもやはり奇跡の存在とはいえ、五元の浮世に生まれし一個の命であるからには、その生命の宿すマナと呼応する者は彼の世界からはじき出されずして当然であった。

「……っ、悪魔神、さん、よおっ!」体中痺れたボーグは叫ぶ。

「わかっちゃいると言われりゃそれまでだが!! こいつが奴らのやり口だ!! 行動も制限して!! 物量でも守り切って!! 隙見せりゃ回復技まで使ってきやがる!! とにかく傷一つ本陣には入れさせやしねえ、究極の防戦のプロフェッショナルだ、あいつらぁ!!」

「礼を言う、火の者……」

 バロムはボーグに端的に礼を告げつつ、鋭い目つきで見つめる。隙ありとばかり突っ込んでくる。ファル・イーガ・カーテンにがっちりと守りを固めさせながら迫りくる、聖霊王アルカディアスの、光の剣。

「しからば」

 アルカディアスにしてもとにかく外せぬ一撃、彼は純白の翼を羽ばたかせ全力で突撃した。遠距離では受け止められてしまった剣であったが、体も痺れた状況でかつ、至近距離であれば……。

「寧ろ『この瞬間』は狙い目か」

 ……至近距離であれば、と、アルカディアスが踏んだ瞬間だった。

 光の剣……いや、「アルカディアスの力」自体が、バロムに押し負ける感触を彼は味わった。

「……ッ!」

 光の剣が腐り落ち、これ以上の深追いは危険と一旦飛びのいたアルカディアスは……目を見張る。バロムの腕に輝くは、漆黒のリング。

 ……グレゴリアの強化術の証だ。

「大儀であった、邪妃よ」

「身に過ぎたるお言葉でございます。悪魔神」

 邪妃グレゴリア、あれは悪魔を強化するにかけてはブラックモナーク自ら賜った力すら振るう白眉の天才。悪魔神と言えども悪魔は悪魔、彼女の術の適用範囲内であるのかと、アルカディアスはじめ光文明軍は悟った。

 さすがにそんな彼女であれどもアルカディアスの浄化の力があるこの状況で永続的な維持は難しいのか黒の強化リングはボロリ、と崩れるが……むしろ浄化の力が至近距離で働いており、グレゴリア自身もホーリー・スパークを喰らっているこの状況下で、攻撃を喰らうその瞬間的確にバロムの力を増したとあれば……寧ろ物語るのは彼女の魔術の恐ろしいほどの練度だ。そしてよく見れば、彼女の側にはバロムの瘴気で朽ち果てたイニシエートの姿。……グレゴリアを狙いに突撃した者だろう。それからバロムはグレゴリアを護り、グレゴリアは彼を正確に強化する。

 実存が変われども、阿吽の呼吸か。アルカディアスは悟る。リングに結び付けられた夫婦の絆は変わらない、などと安っぽく片付けていいものですらない。悪魔を誰より操る魔術師と神にすらなった悪魔の中の悪魔の息など、初対面であろうが合わぬはずはないという、闇文明そのものの結束を物語ろうもの。

 アルカディアスが引いた瞬間、バロムはさらに闇のエネルギーをため込み、浄化の光すら通用しきれないほど凝縮された闇のオーラの砲撃を放つ……だが光側も光側。それらも、すんでのところでアルカディアスを守りに入った百体近いガーディアンの犠牲と共に、どうにか鎮圧された。

 

「シルヴァー・グローリーよ。こちら、カティノ。ファル・イーガ・カーテンへさらなる増援を要請致します。ラルバ・ギアとラディア・パーレのカタパルト内に転移術を」

 

 闇に闇の結束があるならば、光には予言の力がある。中央深部のカティノが間一髪予言を降ろし、バロムにこのタイミングでの接近戦は通用しないことを見抜き、ガーディアン達を守りに入らせた。アルカディアスの浄化の力で、バーサーカー部隊も再び機能するようになっている。遠隔からの指示は十分可能だった。

『アルカディアス!』彼はアルカディアスのブレインに通信を入れる。

『ファル・イーガ・カーテンを最大に本領発揮させます。あなたと今現在のバロムはほぼ互角、決闘を早まらず、今は彼らの軍勢の力をそぎ落とすことを考えて下さい!』

「……承知した、予言者」

 ……事実。

 闇騎士団は千年前、騎士団長をアルカディアスに切り殺された。それが悪魔神として神成した今……その剣技を二度も難なくいなした。それを見た彼らの戦意が……ホーリー・スパークをも貫通する勢いで上がらぬわけがあろうてか。

「バロム様、お見事でございます……さすがは我々が千年求めし悪魔神! デスライガーよ、我らも手を抜いてはいられぬぞ!」

「ウガルルッ!!」

「私も忘れるな、ザガーン……クエイクスとジェノサイドにも!! わけてやるのだ!! アルカディアスの死の味をなァ!!」

 死霊の群生もだ。ジャックバイパーが叫ぶ。

「貴様ら、絶望するな!! 絶望は森の民にのみ与えられれば良いっ!! われらは不死を成し遂げた、その希望となるお方様と共に在る今この時に絶望など刻んでは成らぬ!!」

 死皇帝の愛を受けし死霊の王の一言で、死んでも死なぬゴースト軍の目には一斉に生気が灯る。死霊の生気……ダークロードが求めた者の原点が。

 火文明とてもそうだ。

「チイ! なんだってんだ、こんなしゃらくせえ光!!」

「負けて、らんねーよ……」

 膨大なマナを消費する火力攻撃は使えないと分かった今なればこそ、寧ろ彼らは、動ける。

「テメェら!! 撃って撃って撃ちまくれ、もう芋引いていいことはなんもねぇんだ、遠慮なくパアッと行けやぁ!!」

「ヒューマノイドたちに負けるな、ドラゴノイド達よ! ワイバーンを駆使しろ、ゴーストたちの空中戦を援護するのだ!」

 そうだ、彼らは一番、「マナ無くして動ける」のだ。一番荒れ果てた土地に住まい、「元からマナを潤沢に使うことはそうない」彼らにとっては、重火器等の単純なパワー頼りの戦法はかえって肌になじむもの。火力不足は否めないにしても動きやすさはむしろ十分に軍配が上がる。

「……ケッ、こんな中でみすみす斃されっかよ、なぁ!?」ジョーが炎のヨーヨーでイニシエートを相手取りつつ、紅戦線のメンバーたちに声をかけた。

「オレらの弟分がよ、闇の覇王様なんかにお褒めの言葉を賜ったんだ。伝えられずしてこの世の果てに逝けっかよ!!」

 ……力を使い果たしてしまったゲットは後方支援のマシン・イーター達に預け前線に残った彼らは、その言葉に応える。

「ふん……別に、お前は消えてもいいと思うが?」とホーバスが。

「ったく、兄貴ったら……兄弟分の絆誰より知ってんの兄貴でしょ! ジョーに譲ってやんなきゃ! 兄貴も、オイラがそうなったときは自分が伝えたいっしょ!?」とミサイルボーイが。

「……この状況じゃ流石に闇の姫様引き合いに出さねぇ理性は残ってたんだな、一応な」と聞こえないように言ったのはタイラー。

「たりめーだコラァ! くらえ、必殺・絶対真空一文字切りぃぃぃ!!!」何のテンションも変わらず、コンセントと共に大暴れするムラマサ。

 誰もかれも、元の武器やゼノパーツを駆使し、一切の戦意を失わず戦い続ける。

 悪魔神バロムは聖霊王に十分抵抗可能。そう知った闇火連合の戦意は天井知らず。そこに……光自然連合から投入されるものがないわけがない。森を守るため、アルカディアスを護るため。

 

 タイラーのライターが再び火を噴いた。そして……それを受け止めたのは、ガーディアンでも、イニシエートでもなかった。

「なっ……!?」

 タイラーが驚いて目を見張る。ゼノパーツの超火力を……まるで「ボヤを踏んづけて消すように」で消し去る集団が現れた。

 それはなんとも、強く、そして美しい獣たち。

「フィオナ様からのお達しだ。フィオナの森の霊獣の名に懸け、我らホーン・ビースト、光文明の皆様と共に貴様らを森より追い出さん」

《跳躍するトルネード・ホーン》があっさりとゼノパーツの火を鎮火し言った通り。ホーン・ビーストたちがいよいよ、森の霊獣の戦闘力をもって前線に打って出た。

 そして。

 信ずる神のため戦う自然の援軍は、それだけでは終わらない。

 

 ●

「……そうなのか。うん」

 中央深部。孤高の願はまた、「何か」の声を聴いていた。

「何話してんだい、あたしにも通訳しとくれよ」

「……ああ、いいぜ、泥棒猫」

 孤高の願が語った内容に盗賊の盾もふっとほほ笑む。「あぁ……そうさね、うん」と彼女は呟き、「ところで、あたしの声『あっち』には聞こえてんのかい?」と問うた。

「大丈夫、聞こえてるってよ」

「そうか……じゃ、遠慮なく話すけどさ。うん。あたしはね。あの『凶星王の秘宝』もアルカディア・ハートも、この魔術バカの至宝も全部見たからさ、もう、わかっちまってた。何が何だったか。どこに間違いが生じたんだろうね? 今こうして傷つけられたあたしらがけじめをつけながら自分らしく怒るのに必要なもんって、なんだろうね? それはさ、きっと」

 自然文明。千年前闇文明の不老不死を侮蔑し暴走した者。そして今間違いなく、一方的な侵略を受け苦しむ者。二面の顔を両方持つ文明に住まう黒豹の冒険家は、そんな存在がどうすればよいのか……一つの答えを出した。彼女はただの俗。神の声でも何でもないが、俗なりの一つの答えを。

 

「最初の間違いを、見直す事じゃねぇかね。あたしらはきっと間違えたんだよ。不死は間違いだ、なんて、そんなしゃらくさい哲学に自分らの正義を見出しちまった。そこが間違いだったんだ。もっと根本的で、良かったじゃないか。もっと『自然』で良かったじゃないか。一番最初の間違いは『嗤った』ことじゃねぇのかね」

 

 ……その声を聴き。

 森の土が、またぞわぞわと動き出す。また、森が超人を生み出す。

 

 

 ●

「そうだ。漸うに思い出した。吾(あ)たちは、怒りを間違えた、のか」

 闇火連合も、さすがにその姿にはっとした。何ならホーン・ビーストたちですらだ。動揺しないのはバロムと、感情持たぬファル・イーガ・カーテンくらいのもの。

 

「不死。それも確かに恐ろしきものではあった。だが……吾たちは、間違えた。吾たちが汝らを最初に拒絶したは、間違った思想への軽蔑に非ず。……もっと、単純、そしてもっと、『自然』」

 闇文明。アザガーストすら生まれる前、叶わぬ不老不死にもがいていた彼ら。

 彼らは不老不死を生み出すため、自然のあらゆるものを犠牲にした。

 犠牲にされた苦しみと痛みに苦しんだ者たちが、「歪んだ救い」を見出してしまった……きっとそれが、最初の過ちだった。

 その超人は「その感情」から再び、再構成される。

 

「吾たちは汝らを恐れている。汝らに与えられる破壊を、恐れている。この身に宿りし屍たちが、吾にひしひしとその情を告げる」

 

 恐怖する相手の失敗を嘲笑う形で心を護ってしまった。だから実際に不老不死が実現したときに、どれほど恐ろしい手段を使えども構わぬほど、後に引けなくなってしまっていた。

 きっと、もっと根源だけでよかったのだ。

「無関係なそちらの都合にこちらを巻き込まないで」という恐怖、ただそれだけで。

 

「故に吾は森の全てが持つ、光文明の神様がた、聖霊王アルカディアス様への感謝の心の下……再びここに降り立とう。恐れに向きあいし者として、森の恐れを取り払い、光に照らされる森を作って下すった神々のため、吾は再び汝らの前に立ちはだかる」

 

 そこに現れ出でたるは……森が持つ「闇への拒絶」ではなく、「光への感謝」で再構成されたいにしえの超人……もとい。

 

「アルカディアス様、不肖、力をお貸し致しましょうぞ。吾が名は《こもれびの超人(サニーウッズ・ジャイアント)》」

 

「……感謝する。自然の民よ! 共に私と戦ってくれ!! 彼らを止めるのだ!!」

 

 聖霊王アルカディアスの傍に難攻不落のファル・イーガ・カーテンに加え、自然文明の援軍までもが出揃った。

 

 




※あとがき
今更ながらオリキャラ超獣ってオリキャラですよってわかるような印付けた方がいいんですかね?(よく考えたら初期のカードを隅から隅まで知っているわけじゃない人の方が多いから、何がオリジナルなのかわかりづらい気が今更してきました)
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